エネイブル凱旋門賞3勝目ならず。武豊のジャパンは出走取り消し
2020年の凱旋門賞を制したのはソットサスだった(写真:AP/アフロ)
競馬の「第99回凱旋門賞(2400メートル芝、GⅠ)が10月4日、フランスのロンシャン競馬場で行われ、クリスチャン・デムーロ騎乗のソットサス(牡4、フランス)が優勝した。
史上初の3勝目を目指した英国のエネイブル(牝6)は6着、日本から出走したディアドラ(牝6、橋田満厩舎)は8着に終わった。
またレース当日にアイルランドのエイダン・オブライエン調教師の管理馬であるジャパン、ソヴリン、モーグル、サーペンタインの4頭が摂取していた飼料から禁止薬物のジルパテロールが検出され、尿検査の結果、陽性が判明し、出走取り消しとなった。日本の武豊はジャパンに騎乗予定だった。
ソヴリンとサーペンタインの出走取り消しで逃げ馬不在となったレースはあいにくの不良馬場と相まって極端なスローペースに。道中、一団となってレースが展開する中、エネイブルは4~5番手を追走したが、まとわりつくような馬場に直線になっても伸びきれなかった。後方を追走したディアドラも不良馬場に伸びきれず、見せ場を作ることはできなかった。
勝ちタイムは昨年の2分31秒97に対し、今年は2分39秒30。この数字がタフなレースを物語った。
ジャパンには日本の第一人者・武豊が騎乗予定だった。ジャパンはGⅠ2勝で昨年は4着。今年は近年最強のメンバーともいわれたことから今シーズンは4戦して勝利がないジャパンは伏兵の評価にとどまっていたが、そのなかでの武の騎乗には注目が集まっていた。
武は凱旋門賞のために10月3、4日のJRAのレースには騎乗せず。そして現在、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため帰国後に2週間の待機要請期間があることから日本での騎乗は10月24日の開催からの予定となっている。
史上初の3勝目を目指した英国のエネイブル(牝6)は6着、日本から出走したディアドラ(牝6、橋田満厩舎)は8着に終わった。
またレース当日にアイルランドのエイダン・オブライエン調教師の管理馬であるジャパン、ソヴリン、モーグル、サーペンタインの4頭が摂取していた飼料から禁止薬物のジルパテロールが検出され、尿検査の結果、陽性が判明し、出走取り消しとなった。日本の武豊はジャパンに騎乗予定だった。
ソヴリンとサーペンタインの出走取り消しで逃げ馬不在となったレースはあいにくの不良馬場と相まって極端なスローペースに。道中、一団となってレースが展開する中、エネイブルは4~5番手を追走したが、まとわりつくような馬場に直線になっても伸びきれなかった。後方を追走したディアドラも不良馬場に伸びきれず、見せ場を作ることはできなかった。
勝ちタイムは昨年の2分31秒97に対し、今年は2分39秒30。この数字がタフなレースを物語った。
ジャパンには日本の第一人者・武豊が騎乗予定だった。ジャパンはGⅠ2勝で昨年は4着。今年は近年最強のメンバーともいわれたことから今シーズンは4戦して勝利がないジャパンは伏兵の評価にとどまっていたが、そのなかでの武の騎乗には注目が集まっていた。
武は凱旋門賞のために10月3、4日のJRAのレースには騎乗せず。そして現在、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため帰国後に2週間の待機要請期間があることから日本での騎乗は10月24日の開催からの予定となっている。