レスリングの五輪銀メダリスト太田忍が大晦日に所英男と対戦【RIZIN】

大晦日に対戦する太田(左)と所

「不安はあるが負けるつもりはない」


「RIZIN.25」(11月21日、大阪・大阪城ホール)で2016年リオ五輪レスリング男子グレコローマン59kg級銀メダリストの太田忍が総合格闘技(MMA)に転向し、大晦日に所英男(リバーサルジム所プラス)と対戦することが発表された。

 リングに登場した太田は「レスリング界から来ました太田忍です。大晦日のRIZINで所選手と対戦すると最初に聞いた時は驚きました。ずっと小さい頃から戦いを見てきた選手。僕自身、好きな選手だったので戸惑いもあったが、試合となると別。しっかり勝てる準備をしていきたい。最近、総合格闘技の練習をしていて、いろいろな人と練習させてもらっていて、総合格闘技で勝つことは本当に難しいと本当に思っているので、少し不安はあるが、しっかり準備をして、負けるつもりはないので、盛り上げる試合をして、次につなげたい」とMMAデビューに向けての意欲を語った。

 2017年7月の堀口恭司戦以来、約3年5か月ぶりののRIZIN参戦となる所は「ごぶさたしてます。所英男です。自分はアスリートにすごく憧れがあり、ここでレスリングのメダリストの太田さんと試合をさせていただくのは光栄。これから太田さんが格闘技を続けてくれれば、RIZINや日本の格闘技を引っ張ってくれる選手になると思っている。そんな太田さんのデビュー戦の相手をさせてもらうのは光栄。年末、元気の伝わる試合を太田さんとしたいと思う」と語った。