3.14東京ドーム大会の延期を発表。代わって3.21名古屋で2021年開幕戦【RIZIN】

2月4日、会見で2021年のビジョンを語った榊原信行CEO

秋にフェザー級GP開催へ


 RIZINが2月4日、オンラインで会見を開き、榊原信行CEOが3月14日の開催を予定していた東京ドーム大会を延期することを発表した。新型コロナウイルスの感染拡大防止による緊急事態宣言が延長されたため、「収容人数の上限5000人」の規制が解かれるめどが立たず、また入国規制で海外からの外国人選手の参戦が難しいことが理由と考えられる。

 しかし東京ドーム大会については「必ず実現させたいと思っている。なるべく早いタイミング。上期で実現させたい」と開催への意欲を見せた。その時期については「コロナの状況と、世の中を騒がせている東京オリンピックがあるかないか。年間のスケジュールやどこで大会場で大会を開催するかは周りの条件を精査した中で決めていきたい」と話した。

 そしてドーム大会に代わって、3月21日に愛知・名古屋ガイシホールで2021年の開幕戦となる「RIZIN.27」を開催することを発表した。対戦カードは来週発表される。

 また榊原氏は今年のテーマとして「海外」を掲げ、「5年間、磨き上げてきた日本人選手を中心とした戦いの舞台をどうやって世界に広げていくかということが一つのテーマ」として「海外でのライブ配信」「海外での大会の開催」を含め、「海外にマーケットを広げていくようなチャレンジをしていきたい」と語った。

 また今年は秋から外国人選手を含めたワールドワイドなフェザー級のトーナメントを開催し、今年の前半はそれに向けた国内での戦いを進めていきたいという意向を示した。

 フェザー級は昨年、斎藤裕(パラエストラ小岩)が朝倉未来(トライフォース赤坂)を破り、初代王者に就いている。