総勢23カ国の 小学生がSDGsをテーマにアイデア発信!!【「子ども未来国連」第1回 3.27リポート】
社会課題解決のため、企業・個人・団体のさまざまなネットワークや情報を共有し、コミュニケーション本来の力を駆使して平和な社会づくりにチャレンジするアクション&オピニオン参加型プロジェクト「SDGsピースコミュニケーションプロジェクト」。3月27日、東京・有明の「SMALL WORLDS TOKYO」を舞台に、世界の子どもたちが集まる「子ども未来国連」が行われた。
23カ国の子どもたちが集まり、意見交換
子ども未来国連に参加したのは、9〜12歳までの23カ国・約50人の子どもたち。コミュニケーションサポーターに、中山泰秀氏(防衛大臣兼内閣府副大臣)、鈴木隼人氏(外務大臣政務官)、星野俊也氏(大阪大学教授)、堀潤氏(ジャーナリスト)、MIYAVI(アーティスト、UNHCR 国連難民高等弁務官事務所親善大使)を迎え、SDGsを軸に「2030年の世界はどうなっていてほしいか。そのためにはどのようなアイデアが必要か」をテーマにアイデアを出し合った。
はじめにコミュニケーションサポーターからメッセージ。「皆さんの知恵を出し合って、世界を良いものにしていく第一歩にしましょう」と堀氏が呼びかけ、代表幹事の一木広治氏(株式会社ヘッドライン代表)は「皆さんの声を発信したいと思い、子ども未来国連を考えました。これらの声を国連本部に届けたいと思っています。ぜひさまざまな意見を聞かせて下さい」と期待を寄せた。
緊張気味の子どもたちに「朝ごはん食べましたか?」と語りかけたのは中山氏。「私が皆さんに考えていただきたいテーマは、“どうやって戦争を回避することができるのか”。皆さんが出してくれる知恵にルールはありません。どんなアイデアでも出してください」と呼びかけた。鈴木氏はSDGsの事例を紹介。「みんなや友達の家が海に沈んでしまったらどう思うかな」と温暖化を分かりやすく紹介し、「まずはどんな課題があるかを知ることが第一歩。今日は楽しんで下さい」と話した。また、スペシャルサポーター加藤勝信氏(内閣官房長官)からはビデオメッセージも。「友達とコミュニケーションの機会を持って、一緒に未来や将来やりたいことを考えてみて下さい。応援しています」とエールを贈った。