壽美が改めてK-1王座に照準「KANA選手のことだけ考えて毎日を過ごす」【Krush.124】
第5代Krush女子フライ級王者となった壽美
真優を破り、第5代Krush女子フライ級王座を獲得
「Krush.124」(4月23日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見が4月24日、東京都内で開催された。
ダブルメインイベント第1試合で行われた「第5代Krush女子フライ級王座決定トーナメント」の決勝戦で真優(月心会チーム侍)を破り、第5代王者となった壽美(NEXT LEVEL渋谷)が満を持して同級のK-1王者KANAへの対戦をアピールした。
壽美は「今回の試合は、いつも以上に緊張とか恐怖がすごくて、まずは勝つことができてホッとしているが、試合の動画を見るたびに、“練習でやってきたことの何割が出ただろう”という試合になってしまったので悔しい。それと同時にもっと強くなりたいと思いました」と試合を振り返った。
そして「自分は引かないで前に行くところが自分の良さだと思うが、前に行き過ぎてしまった。距離とかがわけが分からなくなって、野獣のように前に出てしまう、みたいな。練習では技術的なこととかポジション取りといった細かいところまでたくさん練習したのに、また本能になってしまったなというところ」と反省点を挙げた。