鈴木福、17歳の現在と10歳の夏休みの過ごし方は…「今年も映画館に『スーパーヒーロー戦記』を見に行きたい(笑)」
1971年に放送開始した『仮面ライダー』から50周年を迎えた「仮面ライダーシリーズ」最新作『仮面ライダーセイバー』と、1975年に放送開始した第1作目『秘密戦隊ゴレンジャー』から45作品を数える「スーパー戦隊シリーズ」最新作『機界戦隊ゼンカイジャー』が、クロスオーバーするこの夏の注目映画『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』が7月22日から公開。幼少期から仮面ライダー・スーパー戦隊の熱烈なファンでもある俳優・鈴木福が本作に念願の出演を果たした思いを語る。
特別な役どころで念願の仮面ライダーシリーズ出演!
「実は子供のころにヒーローショーに行ったことがあまり無くて、実際にこんなに間近で仮面ライダーやスーパー戦隊に会えたのが初めてだったんです。しかも今回の映画にはこれまでの仮面ライダー、スーパー戦隊が集結するので、本当に感激しました」と“3歳のころから大大大好き”というヒーローたちの姿に、目を輝かせる鈴木福。
その最新出演作は、仮面ライダー・スーパー戦隊と念願の共演を果たした『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』。
「撮影現場では、いろいろな仮面ライダーやスーパー戦隊を間近に見ることができてうれしかったです。仮面ライダー電王のスーツもちゃんと見たのは初めてでしたし、仮面ライダードライブのスーツのタイヤが思った以上に大きいとか(笑)、実際に見て感動したことがたくさんありました」
長年の“念願”が叶った今回の映画出演。出演情報が解禁されると、鈴木の仮面ライダー・スーパー戦隊好きを知る周囲やファンからも大いに祝福された。
「まさかこのタイミングで呼んでいただけるとは、お話をいただくまで想像もしていなくて本当にうれしかったしびっくりしました。今まで僕がファンとして見てきた世界に自分が入れるなんて。『仮面ライダーオーズ』(2010年 主演・渡部秀)で、手を洗う少年(火野映司に救われた少年)という役で出演させていただいたことがあるんですが、それ以来となります。当初、両親と3人で“ほんの少しだけの出演かもしれないね”と話していたんですが、まさかこんな重要な役どころを演じさせていただけるなんて、本当にうれしかったです」
仮面ライダーシリーズ『仮面ライダーセイバー』の主人公・神山飛羽真(内藤秀一郎)たちがスーパー戦隊シリーズ『機界戦隊ゼンカイジャー』の世界へ、そして『機界戦隊ゼンカイジャー』の主人公・五色田介人(駒木根葵汰)たちが、『仮面ライダーセイバー』の世界へ迷い込み、危機に晒された世界を元通りに戻すべく共闘するというストーリー。鈴木が演じるのは、飛羽真や介人たちが出会う、物語のカギを握る“謎の少年”という役どころ。
「武部直美プロデューサーからは“今までも、これからも無い役だと思う”と言われました。確かにそうだなと思います。その正体は言えませんが(笑)、本当に特別な役なんです。子供のころからずっと好きだったこの世界への思いを込めて、大切に演じさせていただきました。自分がこれほど重要な役を演じさせていただくというのは気持ちとしても不思議なものがありましたが、だからといって自分にできないとは思いませんでしたし、演じさせていただくからには全力で、自分にできることをしようという気持ちが強かったです。ずっと好きだったシリーズだからこそ分かっている部分もあるし、一から勉強しなければならないわけではなかったので、自分が演じる役の重みを受け止めつつ、楽しむことができました」