前日の武藤総長のワクチン接種率「把握していない」発言は「事務的なミス」と高谷スポークスパーソンが謝罪
8月16日、四者協議後の会見に臨んだ武藤敏郎事務総長(Tokyo 2020公式ライブ配信より)
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会が8月17日、東京都内でパラリンピックの観戦チケットに関する会見を行った。
その中で高谷正哲スポークスパーソンが前日に行われた東京オリンピック・パラリンピック組織委員会、東京都、政府、国際パラリンピック委員会(IPC)による四者協議後の会見で武藤敏郎事務総長がパラリンピック関係者のワクチン接種率についての質問について「(政府と同様)私どもも詳細を把握していない。パラアスリートの場合にはオリンピアンとは違ってさまざまな事情があって、ワクチンを打てない方もおられるということなので。IPCにおいても、そこまで把握していないと聞いている」などと発言したことについて「事務的なミスで(橋本聖子)会長と総長に伝わっているべき数字が伝わっておらず、お答えすることができなかった。事務的なミスですので、その点お詫び申し上げたい」と説明。
前日に出てこなかった数字について「IPCから伝えられたところによると選手村に居住するアスリート、チームオフィシャルの88%がワクチンを接種して来日する」と話した。東京五輪の選手村に居住するアスリート、チームオフィシャルのワクチン接種率は85%だった。