海人がムエタイの強豪を撃破。「サウスポーでもオーソドックスでも世界を取れるように頑張る」【シュートボクシング】

サウスポーからの海人(右)の左ミドル(撮影・荒木理臣)

チャンスック・バーテックスジムと対戦

 シュートボクシング(SB)の東京・後楽園ホールにて開催されるシリーズ第4戦「SHOOT BOXING 2021 act.4」(9月4日、東京・後楽園ホール)のメインイベントでエースの海人(TEAM F.O.D)がムエタイの強豪チャンスック・バーテックスジム(タイ/VERTEX)を迎え撃ち、3-0の判定で勝利を収めた。

 新型コロナウイルスの影響で外国人選手の入国がままならないなか、前戦では総合格闘技のZSTの現王者・小金翔と対戦するなど、海人の対戦相手探しは難航。海人は4月のモハン・ドラゴン戦後には海外での活動も視野に入れたいという希望も口にしていた。

 今回対戦するチャンスックは数年前にはラジャダムナンのリングで梅野源治に勝利しているサックモンコン、現在ONEトップ戦線で活躍するロッタン、センマニーと対戦経験がある、ムエタイのトップファイターの1人といえる存在。今年6月に来日し、ニュージャパンキックボクシング連盟のリングで元WBCムエタイ日本統一スーパーウェルター級王者のYETI達朗と対戦し、左ヒジ一発で鼻骨骨折に追い込み1R2分23秒でTKO勝ちを収めている。

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