東京発のファッションの祭典に220万超が熱狂!【第33回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2021 A/W リポート】

 ファッションイベント『第33回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2021 AUTUMN/WINTER』(以下、TGC)が9月4日、オンラインで開催された。ファッションショー、アーティストによるライブや最新のエンタメコンテンツなどが集まる人気イベントで、毎年2回開催。今回も新型コロナウイルスの影響でオンライン開催に。最先端の映像技術などを駆使した演出を用いて、華々しく行われた。

池田美優(nugu)©マイナビ TGC 2021 A/W

 今回のテーマは「アタラシイ日常着〜ニューリアリティ〜」。ランウェイには、手持ちのアイテムに何かを追加することで、今年風にアップデートするマルチウェイなファッションが続々登場する。女の子なら誰でも一枚は持っているであろうシャツワンピにニットベストやクロップドトップスを追加することで“アプデ”が完成する。より実用的に、かつお気に入りのアイテムをより長く楽しもうという、一種のファッションにおけるサステナブル(持続可能)なアプローチともいえそうだ。

 サステナブルは2010年代以降、ファッションにおける重要なキーワードだ。リサイクル、アップサイクルはもちろん、原材料や材料がどのように生産されているのか、またそうした材料がどのような過程を経て製品になっているか目を配るなど、一言サステナブルといっても幅広いアプローチがある。

 始まって早い段階で「サステナブルステージ for the UN SDGs ACTION」が展開。脱炭素をテーマに、サステナブル・エシカルファッションを提案する「Re:EDIT」と、セレクトショップ「Enter the E」がショーを行い、それぞれのブランドが行っている脱炭素に向けた取り組みも紹介した。

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