宮崎あおいのサプライズ登場に細田守監督「すてきなお母さんにおなりに」
公開中の映画『竜とそばかすの姫』のヒット記念舞台挨拶が11日、都内にて行われ、女優・宮﨑あおいがサプライズで駆け付け、細田守監督を祝福した。
映画初挑戦のアーティスト中村佳穂と佐藤健がボイスキャストを務め、仮想空間を舞台に、心に傷を抱えた主人公が“竜”と出会い、勇気と希望を見出していくアニメーション映画。
盛大な拍手に迎えられた細田監督は「初日前の舞台挨拶ではカンヌのほうに行っていて、帰ってきて2週間隔離。なかなか皆さんに直接ご挨拶できなかった」と観客を前に感無量の様子。また、9月10日時点で動員423万人、興行収入58.7億円と、『バケモノの子』(58.5億)を抜き、細田監督作品史上ナンバー1興行成績を更新したことに、「もしこれがまた、ロングランになったらうれしいですね」と、さらなるヒットへ向け意気込んだ。
この日は、ティーチインイベントということで客席の観客から質問が続々。中には、今日で10回目の鑑賞という人もおり、熱く鋭い質問の数々に監督も感激。
と、そこにMCからサプライズゲストの来場を告げられ、宮﨑あおいが登場すると、まさかの豪華ゲストに会場もびっくり。『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』で細田作品に参加した宮﨑。「スタッフの方からお声がけいただいて、うれしくて来ちゃいました」と笑顔を見せると、細田監督も「久しぶりですよね!」とうれしそうな笑顔。