アジアの映画祭で初「男女比平等」に挑む! 第34回東京国際映画祭
フェスティバル・アンバサダーを務める橋本愛と特集上映される𠮷田恵輔監督
第34回東京国際映画祭(TIFF)のラインアップ発表会が28日、都内にて行われ、コロナ禍での開催についてや、SDGsを意識した新たな取り組みが紹介された。
冒頭、安藤裕康チェアマンは、昨年に続き新型コロナウイルス感染症の影響は大きいとし「資金集めや海外ゲストの来日、上映会場の座席数などもいまだ不透明の状況」と話しつつ、16年ぶりとなる日比谷地区での開催に「より幅広い層のお客様に来ていただける」と期待を寄せた。オープニングセレモニーやレッドカーペット、来場ゲストなどの詳細は検討中とのこと。
また今年はSDGsにより積極的に取り組んでいくとし「『The Collectif 50/50』という世界の映画業界の男女平等を推進している活動に、アジアの映画祭で初めて署名しまして、今年の映画祭では審査員やスタッフ、上映作品の監督といった男女比を平等にする予定です」と話した。