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アイ・ラブ・アート 11 ハートビート展 時代にキスして

2011.03.28 Vol.503

ワタリウム美術館 開催中〜4月17日(日)

「ハートビート(鼓動)」をテーマに、ワタリウム美術館の現代美術コレクションから14人のアーティストの作品を紹介する展覧会。国内外のコレクション作家14人の作品に加え、特別出品として坂本龍一氏の音楽を交えて、アーティストたちの心の鼓動を届ける。会場では、1991年に発表された坂本龍一のアルバム『heartbeat』より「heartbeat」「Song Lines」などの5曲に加え、デヴィッド・シルビアンのバージョン「heartbeat (Tainai Kaiki II)」が流れる。

 展覧会は3つの章で構成。第一章「時代のハートビート」では河原温やアンディ・ウォーホルら、第二章「時代のポエム」ではルネ・マグリットやマルセル・ブロータスら、第三章「無限のリズム」ではソル・ルウィットらの作品、96点を展示する。

 時代と関わりながら社会の鼓動となったもの、その鼓動で新たな神話を生んだもの、時を超えて鼓動を響かせるもの…。アーティストたちのハートビートを感じとって。

【時間】11〜19時(水曜は21時まで) 【休】月曜 【料金】大人1000円 学生800円(期間中、何度も使えるパスポート制) 【問い合わせ】03-3402-3001 【交通】地下鉄 銀座線 外苑前駅より徒歩8分 【URL】http://www.watarium.co.jp


レンブラント 光の探求/闇の誘惑

2011.03.21 Vol.502

国立西洋美術館 開催中〜6月12日(日)

“光と影の魔術師”“明暗の巨匠”と称えられる、17世紀のオランダ美術を代表する画家、レンブラント・ファン・レイン(1606-1669)。オランダ・アムステルダムのレンブラントハイスの協力のもと、アムステルダム国立美術館、大英博物館、ルーヴル美術館などが所蔵する世界中の重要なレンブラント作品が集結。レンブラントの明暗表現を考察する上で重要な役割を演じた版画と絵画の、初期から晩年にいたる作品までを通して、レンブラントがどのように明暗表現に取り組んだかをたどる。レンブラントがなぜ版画に和紙を使ったか、などレンブラントの時代の日蘭交流の一端が垣間見えるのも興味深い。生涯にわたって探求を続けた、巨匠の努力と情熱をも感じとることができる展覧会。

【時間】9時30分〜17時30分(入館は閉館の30分前まで) 【休】月曜(3/21、5/2は開館)、3/22 【料金】一般1400円 大学生1100円 高校生600円 【問い合わせ】ハローダイヤル:03-5777-8600 【交通】JR上野駅下車(公園口出口)より徒歩1分 【URL】http://www.ntv.co.jp/rembrandt


「ソーシャルダイブ 探検する想像」展

2011.03.14 Vol.501

3331 Arts Chiyoda 3月18日(金)〜4月11日(月)

 自らの身体と想像力を持って社会に積極的にアプローチする、1980年前後生まれのアーティストたちの活動に着目した展覧会。本展は、2010年9月に開校した3331 Arts Chiyodaの教育プログラム「ARTS FIELD TOKYO」の1期生による企画となる。

 世界各地でさまざまなアートプロジェクトが行われている今日、低迷した社会におけるアートの可能性がますます注目されているという。本展では、身近な生活環境に私的な視点を加えるアーティストから、アフリカやインドなどの非西欧地域に赴き現地のコミュニティーなどと連携してプロジェクトを実践するアーティストまで、11名の近作・新作インスタレーションを展示する。

【時間】12〜19時(金土のみ20時まで・最終入場は終了の30分前まで) 【休】火曜 【料金】300円 【問い合わせ】03-6803-2441 【交通】地下鉄 銀座線 末広町駅4番出口より徒歩1分 【URL】http://artsfield.jp/


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