無国籍な独特なサウンドとグルーヴで幅広い層から支持を集める、CKB。本作はNHKみんなのうたのために書き下ろしたナンバー。昭和の香りがする懐かしさのするメロディーと光沢のあるアレンジメントが施された楽曲がリスナーの心を揺さぶる。夏に向けたアッパーなムードにぐったりしている人を優しく勇気づけてくれそうだ。カップリングには、西友のCMソング『浮いてウキウキ』や『中古自動車販売士のうた』を収録。剣さんのおしゃべりならぬ、CKBの近況が分かるトラックもある。楽しい1枚。
CDカテゴリーの記事一覧
音楽はボーダレス! 国も時代も世代も超える!
音楽はボーダレス! 国も時代も世代も超える!
ピカピカふぁんたじん / きゃりーぱみゅぱみゅ
国内外できゃりーぱみゅぱみゅ旋風を巻き起こし、ボーダレスに活動を展開。名実ともに日本を代表するアーテイストとなった彼女が放つ最新作。『きらきらキラー』『もったいないとらんど』といったシングル曲、『ファミリーパーティー』『ゆめのはじまりんりん』については、アルバムミックスで収録。新曲を含めて、タイトル通り、ぴかぴかでファンタジックなアルバム。CAPSULEのカバー『do do pi do』も収録。通常盤のほか、CD+DVDの初回盤AとBのトータル3タイプで発売。
音楽はボーダレス! 国も時代も世代も超える!
フューチャロロジー<未来派宣言> / マニック・ストリート・プリーチャーズ
フジロックフェスティバルに出演するUKのビッグネーム、マニック・ストリート・プリーチャーズが、来日直前に新作アルバムというハッピーなプレゼントを届けてくれた。本作は、前作とは相反する、完全にエレクトリックな作品になった。フューチャー(未来)というワードがタイトルに入っているし、未来的なジャケットワークからも想像できる。とはいえ、一度聴いたら忘れられない強烈なメロディーを持つ楽曲の数々で世界各地で支持を集めてきた彼ら。そのカラーを生かしたままでのエレクトリックだ。リード曲の『橋まで連れていってくれ(Walk Me To The Bridge)』を聞けば分かる。前作では日本を取り上げていたが最新作ではヨーロッパに視線を向けている。エネルギーあふれるマニックスは永遠。本作で再確認できる。
音楽で感じる夏のグルーヴ NANO-MUGEN COMPILATION 2014
ロックバンドのアジアンカンフージェネレーションが主催する夏フェス、NANO-MUGEN FES. 2014(7月12・13日、横浜アリーナ)に向けたコンピレーションアルバム。開催ごとにリリースされる恒例のコンピで、出演アーティストの楽曲を収録。フェスに参加する人の予習盤として、そして今聴いておきたいイチオシのロックアクトが凝縮された濃い内容の作品だ。全16曲の収録曲のなかには、盟友the HIATUSの『Something Ever After』、同じくストレイテナーの新曲『翌る日のピエロ』のほか、ユニコーンの『KEEP ON ROCK’N ROLL』、東京スカパラダイスオーケストラの『DOWN BEAT STOMP』などそれぞれのバンド/グループの代表曲、これまでCDになっていなかった、くるりの『THOUGHT OF SOUND』などレアトラックも。アジカンは新曲『スタンダード』を収録している。The Rentals、The Young Punks、OWL CITYら海外バンドの楽曲も収録した。夏フェスシーズンを本作からスタートしよう!
音楽で感じる夏のグルーヴ 48:13 / KASABIAN
名実ともにイギリスを代表するロックバンドとなったカサビアンの最新アルバム。グルーヴ感のある楽曲はロック精神とフロアフレンドリーな一面を持ち合わせ、幅広いリスナー層を虜にしている。最新作も、ヒップホップやサイケ、ロックなどジャンルを融合させながら、カラフルかつパワフルなロックサウンドを聴かせてくれる。ちなみに彼らも今年10周年のアニバーサリーイヤー。円熟味も加わった本作は彼らの地位を揺るぎないものにしそうだ。夏にはソニックマニアで来日する。
音楽で感じる夏のグルーヴ KX / KREVA
日本のヒップホップシーンのなかでフラッグシップ的な存在としてさまざまな挑戦をし続けてきたKREVAが今年、ソロデビュー10周年のアニバーサリーイヤーを迎えた。本作はそれを記念してリリースされるベスト盤で、彼が積み重ねてきた10年の年月を音楽や映像で表現する。予約限定生産盤、初回限定盤、そして通常盤の3タイプでそれぞれボリュームが違う。通常盤でもCD2枚組で『アグレッシ部』『イッサイガッサイ』といった代表曲はもちろん、『くればいいのに feat.草野マサムネ from SPITZ』などコラボ曲も収めた。新曲も2曲収録している。
音楽で感じる夏のグルーヴ ラザレット / JACK WHITE
ミュージシャン、ギタリスト、レーベルオーナー、演技にまで挑戦した経験もあるなど、マルチなフィールドで活躍し続ける、米アーティストのジャック・ホワイト。彼を一躍世界に知らしめたホワイトストライプス以降も、さまざまな形で、スタイルのあるグルーヴィーなロックサウンドを響かせている。セカンドソロアルバムとなる本作では、エネルギッシュでうねりのあるロックを鳴らしたかと思えば、吟遊詩人を思わせるシブい楽曲で驚かせてくれる。本作を携え海外の夏フェスにも出演。間違いなく今夏のグルーヴはこのアルバムにあり。
音楽で感じる夏のグルーヴ 10years / 木村カエラ
デビュー10周年を記念したベストアルバム。リクエストを募って構成しており、シングル曲、アルバム曲に関わらず、これまでに木村カエラ名義で発表した曲のなかから選ばれた曲と未発表曲を合わせた19曲を収録。『happiness!!!』『リルラ リルハ』と今もなお愛され続けている楽曲はもちろん、鉄板ウエディングソングとなった『Butterfly』など、代表曲がずらりと並ぶ。楽曲のテイストの変遷も含めて、10年という月日を感じられる。初回限定盤のDVDではそれらの楽曲を映像で振り返ることも。夏にはロックインジャパン、サマソニなどに出演する。
ワールドカップを楽しむ音楽 The World is ours ! / ナオト・インティライミ
この人がいればいつでもどこでもカーニバル! お祭り男のナオト・インティライミがワールドカップを盛り上げる。タイトルトラックはCoca-Cola 2014 FIFA WORLD CUPのキャンペーンアンセム。大地のリズムを思わせるオープニングに始まり、誰もが踊り出したくなるようなアッパーチューン。日本のみならず世界をひとつにする、太陽が似合う楽曲。カップリングに、同曲のリミックスも収録。フロアにフィットするEDMサウンドにハマる。
ワールドカップを楽しむ音楽 NIPPON / 椎名林檎
2014年NHKサッカーのテーマ音楽。椎名が書き下ろした本作は、ピッチを駆けているかのような疾走感にあふれ、聞くほどに自分が選手になって走っているような景色が浮かぶロックチューンだ。ドラムやホイッスルの効果はいうまでもないが、「万歳(フレー!)」や「勝敗はたぶんそこで待っている」といったフレーズが、ダイレクトに訴えかけ、聴く人の魂を燃え上がらせる。カップリング『逆さに数えて』はクールダウンさせてくれそうなサウンドながらも、歌詞はタイトル曲よりも熱く、強かったりもする。
ワールドカップを楽しむ音楽 ワン・ラヴ、ワン・リズム 2014 FIFA ワールドカップ・ブラジル大会公式アルバム
ブラジルでのワールドカップの開幕まであと少し。世界中から集結するスーパースターたちが繰り広げる熱き戦いを、さらに盛り上げるのが音楽だ。本作は、同大会の公式アルバム。ピッチを駆け巡る選手たち同様、豪華なメンバーが勢ぞろいしている。ラテン系ラッパーのピットブルによる公式ソング『ウィー・アー・ワン(オーレ・オーラ)』は、サンバなどラテンサウンドを取り入れたアッパーチューン。彼が『On The Floor』でタッグを組んだジェニファー・ロペス、そしてブラジリアンシンガーのクラウディア・レイチをフィーチャリングし、熱気ムンムンの楽曲に仕上げた。日本代表として中島美嘉と加藤ミリヤも参加している。シグネチャーとなる楽曲の他にも、ブラジルを代表するアーティストや現地のサウンドを体感できる内容。ワールドカップを楽しむためのベストなサウンドトラック。開幕までに手に入れて!