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LIVE | TOKYO HEADLINE - Part 10
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『HAPPY』のファレル・ウィリアムスらが出演

2015.05.23 Vol.643

 夏フェスの出演ラインアップが充実してきた。サマソニの愛称で親しまれる人気夏フェス「SUMMER SONIC 2015」には今年も国内外のトップアーティストが集まっている。ヘッドライナーだけでも煌びやかだ。初日がダンスフロアとライブハウスを融合させた英国出身のザ・ケミカル・ブラザーズ、2日目は昨年『HAPPY』で世界を躍らせた米アーティストのファレル・ウィリアムス。さらには、キュートなルックスと迫力のパフォーマンスで人気のアリアナ・グランデ、名盤『ホーリー・バイブル』の完全再現ライブを行う英バンドのマニック・ストリート・プリーチャーズと、とにかく豪華。多くの伝説のライブを生み出してきたサマソニだが、今年も新しい伝説が作られそうだ。

 国内アーティストもすごい。人気爆発中のKANA-BOONを始め、ギター女子のハートをがっちりつかむスリーピースバンドのSHISHAMO、国境を越えて活躍中のきゃりーぱみゅぱみゅ、MAN WITH A MISSIONなどの出演が決定している。

 東京ではまた、ダンサブルなパフォーマンスを展開するアーティストが集まる『ソニックマニア』も開催される。ザ・プロディジーを始め、Perfume、電気グルーヴらが盛り上げる。
 夏の話題を独占すること間違いなしのサマソニ。チケットはローチケで!

まったりゆったり楽しめる 森林浴気分のフェス

2015.05.16 Vol.643

 夏日が続いているものの、本格的な夏というにはまだ少し早い。そんな中、音楽のフィールドでは野外ライブがどんどん増えて、着々と本当の夏へのカウントダウンが始まっている。

 さまざまな野外音楽ライブがあるなかで、イチ推しなのが、トクマルシューゴがキュレ—ションする「トノフォンフェスティバル」だ。緑に恵まれた所沢航空記念公園のなかでも特に緑の濃いエリアにある野外ステージで展開されるもので、森林浴をしているような気分を味わえるのが特徴だ。そう感じられるのはフェスが置かれている環境はもちろんだが、トクマルシューゴを始め、出演アーティストは優しい気分になれるアーティストが勢ぞろいしているからだ。優しいといっても、優しい音を奏でるというのとは少し違っていて、その演奏を“聞く”と優しい気分になれるのがおもしろいところだ(もちろん、優しい音楽を聴かせてくれるアーティストもいる)。

 ライブ以外にもユニークなアイテムが集まるマーケット、優しいご飯など、こじんまりとしたフェスながらも素敵なこだわりが感じられる。

 チケットの半券があれば出入りも自由なので公園内の散歩もできる。とはいえ、すべてのアクトが魅力的なのでそうそう会場を離れる気分にはならないかもしれないが。

柴咲コウ 2年ぶりの全国ツアーが決定!

2015.05.09 Vol.642

 今年は、柴咲コウの歌声を思い切り楽しめそうだ。ここのところ、女優としての活動が目立っていた彼女だが、先日、初のカバーアルバム『こううたう』をリリースすることを発表。それとともに9月からの全国ツアーも決定した。

 前回から約2年ぶりとなるツアーは、ファンにとっても、柴咲にとっても待望のライブ。昨夏行われたフリーライブでは、女優業が忙しく「体はひとつしかないために」ツアーができずにいること、「来年(2015年)はツアーができるかも…」と話していたが、それが現実になったかたちだ。ツアーの日程は、『こううたう』を初夏にリリースした後、一呼吸置いた9月から。9月11日に東京・かつしかシンフォニーヒルズでの公演を皮切りに、ファイナルの10月17日の東京国際フォーラム ホールAまで、全9都市10公演で行われる。

 公式に発表されてはいないが、『こううたう』を携えて行われるツアーであることから、その内容が大きく反映された内容になりそう。柴咲の公式サイトによれば、アルバムタイトルには、名曲の数々を柴咲コウなら“こううたう”という意味がかけられているそうで、アルバムそのものについては「やさしくて、心地よくて、いつまでも聴いていたくなる。柴咲コウのうたと原曲の魅力を再発見できるカバーアルバム」と紹介されている。既に配信中のアルバム収録予定曲、槇原敬之の『素直』は、時を経て色あせるどころか輝きを増している原曲の素晴らしさ、そしてそれを“こううたう”柴咲の歌声や表現力に、ただただ静かに耳を傾けたくなる。ライブではきっと、新旧の楽曲を織り交ぜながら、魅力的な柴咲の“うた”の数々をたっぷりと聴かせてくれるだろう。

 また、柴咲のライブはライブパフォーマンスのみならず、その会場にいることで楽しませてくれる要素が多いことでも知られる。柴咲本人も待望のツアーだけに、より充実したライブを楽しませてくれそうだ。

 ローチケでは、18日から先行(抽選)受付けをスタートする。ソールドアウト必至だけに、いち早く手に入れておくことをおすすめする!

REBECCA 20年ぶりの再結成ライブ

2015.05.09 Vol.642

  REBECCAが帰ってくる! 80年代後半に、『フレンズ』や『Maybe Tomorrow』を筆頭に数々のヒット曲を放って一世を風靡しながらも、人気絶頂のなか、1991年に突如解散を発表して驚かせたロックバンドが今夏再び集結、横浜アリーナで2デイズの単独ライブを行う。解散後は、95年に阪神大震災の復興支援を目的としたライブのために再結成ライブをしたこと、2000年にドラマにREBECCAの楽曲が使用されたことをきっかけに期間限定で活動したことに留まっており、REBECCAとしてファンの前でライブを行うのは実に20年ぶりになる。

 REBECCAは、今となっては珍しくなくなった男性ミュージシャンと紅一点のボーカルというバンド構成を印象づけた存在。1989年にデビューし、解散までにアルバムを11枚リリース。累計700万枚を売り上げた。マドンナなど当時のアメリカのサウンドの影響を受けた楽曲が特徴で、NOKKOのキュートでパワフルなボーカルや、ファッションもあって圧倒的な支持を集めた。他アーティストに与えた影響も大きく、現在活動するアーティストのなかにも、自らその影響を明言する人も。バンドブームをけん引したのはもちろん、後にJ-POPという言葉が作られる礎を作った存在ともいえる。

 ライブは、ボーカルにNOKKO、キーボードに土橋安騎夫、ベースに高橋教之、ドラムに小田原豊と全盛期のメンバーが揃い、ギターの是永巧一、パーカッションの中島オバヲと、ファンにとってはおなじみの顔ぶれがサポートする。

 ファンを公言する著名人が続々とライブに参加することを宣言しており、チケットの争奪戦は凄まじいものになりそう。ローチケでは一般発売に先駆けてさまざまな先行発売を実施する。この夏もっとも見るべきライブの1つ。まずは、チケット予約から!

ジャンルを超えてアーティストが集結する心地いい野外フェス

2015.05.09 Vol.642

「Save The Beach、Save The Ocean」。グリーンルームフェスティバルは、全国で急速に減少しているビーチを守りたいというコンセプトのもと、サーフカルチャーやビーチカルチャーを持つ、音楽と音楽が集まるカルチャーフェスティバルだ。

 毎年、このコンセプトに賛同するアーティストたちが国籍やジャンル、年代も飛び越えて集結し、ライブパフォーマンスを披露する。バンドにシンガーソングライターに、ラップ、DJと、顔ぶれはバラエティーに富んでおり、今回もそれぞれが最高のライブで楽しませてくれることはまず間違いなさそうだ。

 もちろんさまざまなアーティストによるアート、映画も充実している。それぞれの作品を通じて、ビーチや海の素晴らしさや大切さを感じることができるはずだ。

 会場は、海を目の前に臨む横浜赤レンガ倉庫地区に作られる野外特設会場。会場の中には6のステージが設けられ、アーティストは各ステージに分かれて熱いライブを繰り広げる。巨大なフェスと違って各ステージ間の移動も楽にできるので、たくさんのアーティストを見たい人、特定のライブをじっくりと見たい人、フェスティバルに行ってみたいというビギナーも気軽に参加できる。

MTV ZUSHI FES、第1弾出演アーティストにMINMIら4組を発表

2015.04.27 Vol.641
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 音楽イベント「MTV ZUSHI FES 15 supported by RIVIERA」が24日、第1弾出演アーティストを発表し、AK-69、C&K、MINMI、ナオト・インティライミの出演が決定した。今後もラインアップは順次追加される予定。

 同イベントは、リビエラ逗子マリーナを会場に開催されているリゾート型の野外音楽イベント。水着のままライブを楽しめるのが特徴で、毎回多くのオーディエンスを集めている。

 8月7~9日の3日間で開催。5月7日まで3日通し券の「オフィシャルHP先着先行受付」を実施中。料金は特典付き3日通し券・ブロック指定で2万1600円。詳細はオフィシャルサイト(http://zushifes.com/)で。

野外フェスって気持ちがいい!「RHYMESTER presents 人間交差点 2015」

2015.04.24 Vol.641

 日本のヒップホップを黎明期から支え続けて四半世紀。音楽シーンのなかはもちろん、個性的なメンバーそれぞれがグループの枠を飛び出して多方面で活躍しているRHYMESTERが、満を持して野外音楽フェスティバルを主催。ゴールデンウィークも終わりとか思ってるんじゃない、まだまだだよ!って具合に熱いライブで楽しませてくれる。

 9時30分の開場から夜の8時まで。DJセットにライブにと1日中たっぷりライブを楽しめる構成。会場内には2つのステージがあり、それを交互に使って展開するため、より長く、そして時間が重なっていて見逃すなんてこともないのがうれしい。また、チケットをリストバンドに交換することで、開演時間中なら会場の出入りも可能になるので、体調に合わせて会場から少し離れて休憩をとったりも可能だ。参加前には、RHYMESTERによるフェステーマ曲『人間交差点』もチェック!

完全復活したポール、再来日!

2015.04.11 Vol.640

 昨年来日したものの体調不良で公演キャンセルとなった、ポール・マッカートニー。あれから約1年が経ち、完全復活したポールが、約束通りに再び来日。ジャパンツアーを開催する。ポールは、所属レコード会社のサイトに「日本に戻って、再び痛快なロックンロールの夜を過ごせるのが本当に楽しみだ」とメッセージを寄せており、昨年の分も含めて、ロックなライブを展開してくれそうだ。

 今回のツアーは、大阪と東京の2都市で全5公演。東京は4日間で、そのうち3日が東京ドーム、1日が日本武道館が会場になる。なかでも日本ツアーのフィナーレとなる日本武道館での公演はプレミア感あふれる一夜になりそうだ。というのも、ポールにとっても日本武道館はスペシャルな場所。このステージに立つのは、1966年にザ・ビートルズで来日して以来、約半世紀年ぶりとなる。キャンセルになった昨年も、武道館向けに特別なセットリストを用意していたといわれており、今回のツアーでそのセットリストが演奏されるかいなかにも注目が集まっている。それゆえ、チケットは一般的な料金に比べて、お世辞にもリーズナブルとはいえないが、記念すべき夜の対価としては適当。

東北、淡路島、九州!MINMIらが感動を届ける!

2015.04.11 Vol.640

 フェスタイトルは『FREEDOM』。このフェスは自由の名の下に、自然と音楽の融合をテーマに掲げ、毎夏行われている。毎回、その意図に賛同するアーティストが集結、そして何よりも自由と音楽を愛する人々が集まる。今年も例年通り、このフェスの原点となる淡路島、東北(宮城)、そして九州(宮崎)の3カ所を巡る。各会場では、「自由になろう!」とアーティストとオーディエンスが一体化、アツい盛り上がりをみせそうだ。

 フェスが始まるきっかけであり、そのスタートとなったのが2008年に行われた全国のライブハウスZeppを巡るツアーだ。盛り上がりを見せたこのツアーを経て、翌2009年から野外フェスティバルに移行した。フェスは、サーキット形式で展開。軸となるアーティスト陣が各会場を巡りつつ、日程を限定して登場するアーティストも加わってライブを展開する。出演アーティストは今後発表されていく予定になっており、今年もレゲエやヒップホップなどさまざまなジャンルを横断して、実力とエネルギーを兼ね備えたアーティストたちが出演ラインアップに加わっていきそうだ。このフェスのスタート時から中心メンバーとして関わり、出演してきたアーティストのMINMIによれば、大御所スターのステージを体感できるのはもちろん、音楽のフィールド以外、笑いの分野でも共演を考えているという。また、世界で活躍するDJの出演もあるかもしれないという。今年も同フェス史上、最高にアツく、最高に楽しく、最高にフリーダムなフェスになりそうだ。

 出演アーティストの大部分が未発表とはいえ、すでにソールドアウトも必至の勢い。ローチケでは現在、それぞれの会場のチケット各種を先行発売。まずはチケットを確保して、夏休みのプランを考えてみては? みんなで自由を叫ぼう!

豪華アーティスト共演によるアースデイのプレミアムライブ

2015.03.22 Vol.639

「TOKYO FM & JFN present EARTH×HEART LIVE 2015」は、地球について考えて行動する日である4月22日のアースデイに、世界に向けてラジオ放送する一夜限りのプレミアムライブだ。

 1990年にスタートし、今年で26年目と歴史のあるライブで、開催されるたびに豪華なラインアップで楽しませてくれる。今年はTOKYO FMが開局45周年にあたることから、ユーミンこと松任谷由実、秦 基博、JUJUと同局に親しみのあるアーティストが揃う。3人がライブで共演するのは初めてになるものの、秦はシングル『フォーエバーソング』のカップリングで荒井由実の名曲『晩夏(ひとりの季節)』を、JUJUはカバーアルバム『RequestⅡ』で松任谷由実の『ANNIVERSARY』をカバーしている。ユーミンと、ユーミンをリスペクトする2人によるライブは盛り上がりを見せそうだ。また、ライブの演出は松任谷正隆が担当、テクニカルディレクションには、アートから広告までさまざまな創作物を手掛けて注目を集めているライゾマティクスを迎える。当日は、アーティストのパフォーマンスとともに、記憶に刻まれるライブが展開されそうだ。 

 
 ライブの模様はアースデーにTOKYO FMほかで放送するほか、海外のFM局でも放送される予定。

春の訪れは上野で感じる「東京・春・音楽祭−東京のオペラの森2015−」

2015.03.22 Vol.639

 桜の季節が近づいているが、上野にはすでに春が到来! 毎年、この時期に行われる音楽イベント『東京・春・音楽祭−東京のオペラの森2015−』がすでにスタートしている。

 オーケストラ、歌曲、室内楽など国内外から一流アーティストが集結し、約130公演が行われる大型音楽イベント。ワーグナーのオペラを演奏会形式で上演する人気の『東京春祭ワーグナー・シリーズ』、昨年から引き続き開催される『東京春祭 合唱の芸術シリーズ』、さらには生誕100周年を迎えるピアノの巨匠スヴァトラフ・リヒテルをリスペクトする『リヒテルに捧ぐ』をはじめとした有料公演を軸に、国立西洋美術館の庭や旧岩崎庭園の洋館、JR上野駅さらにはカフェやオフィスビルなどで行われる無料のミニコンサート『桜の街の音楽会』、子ども向けの音楽ワークショップや公開リハーサルなどさまざまなプログラムが用意されており、気軽かつ楽しく音楽に触れられるのが特徴だ。

 また、国立科学博物館、東京国立博物館、東京都美術館、国立西洋美術館、上野の森美術館がある上野を舞台とするだけに、開催中の展覧会にひもづいたプログラムが行われているのも、このイベントならではの趣向だ。

 毎年多くの人が参加する人気イベント。まだ未体験の方は、芸術の春、音楽の春で新年度をスタートしてみてはいかが。

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