フェスティバルでも単独公演でも、彼らにしかできないドラマティックなステージパフォーマンスでオーディエンスを圧倒する、米バンドのザ・フレーミングリップスが再来日を果たす。最新作『ザ・テラー』を携えて行われるもので、単独来日公演としては約3年ぶりだ。
最新作は、ポップでキャッチーとは言い難い、実験的な内容。そのため、世界中のファンがこの作品をどうステージに反映するのか期待と不安の入り混じった気持ちで待っていたが、これまで世界各地で行われたショーの反響を見る限り、その心配はライブが始まるとともに一瞬で吹き飛んでしまうよう。前回のライブでは、大きな風船を使ってのパフォーマンスが取りざたされていたが、今回はまた彼ららしい新たな趣向で楽しませてくれそう。ライブは、基本最新作の楽曲が中心に、代表曲も含めたセットになっているという。
ファンは垂涎。まだ彼らのライブパフォーマンスを見たことがない人ならば「こんな音楽ライブがあるのか?」と良いショックを受けること間違いなし。彼らにしか作れない音楽と音楽が生み出す空間は、音楽ライブの一般的なイメージをがらりと変えてしまうはず。摩訶不思議なザ・フレーミング・リップスの世界を楽しんで!