フルオーケストラの生演奏で、名作・傑作映画の世界を堪能できるコンサートシリーズ「シネマ・ミーツ・シンフォニー」が帰ってきた。これまで、『ローマの休日』や『インディ・ジョーンズ』などからなる「パラマウント編」や、「海猿編」など5シリーズが行われているが、今回の公演でピックアップするのは、『ロッキー』シリーズ! 満を持しての登場となる。
コンサートでは、シリーズの名場面を特別に編纂した映像をスクリーンに映し出し、骨太な演奏で定評のある読売日本交響楽団が、その劇中曲をドラマティックかつ繊細にプレーする。演奏曲としては、誰もが一度は耳にしたことがあるはずのテーマ曲で吹奏楽部の定番ナンバーでもある『Gonna Fly Now』を始め、ドラマティックな展開が心を揺さぶる『Going The Distance』、そして『Eye of The Tiger』などなど、印象的な楽曲の数々を含めた約2時間のプログラム。サウンドトラックを聴くだけでも目頭が熱くなるロッキーの音楽。フルオーケストラの生演奏で、さらに映像も一緒に楽しめるなんて……! 間違いなく、涙をぬぐうハンカチ必携のコンサートになるだろう。
また、日本語版でスタローンの吹き替えを担当した羽佐間道夫をゲストに招いて、ロッキーを語りつくすトークショーも予定されている。
気持ちを奮い立たせるロッキーチューンを噛みしめながら、いつまでも「ただのゴロツキではない」ことを証明するとともに、新学期や新生活、そして新たなスタートを切ろうじゃないか!