この「おかぼれ」は女優・安藤聖、俳優・尾上寛之、クリエイターの松居大悟の3人が、「70分の初期衝動」をコンセプトに衝動的に結成したユニット。
共演や演出家と俳優という形で作品にかかわった後、別の作品でまた一緒に、とかお互いの出演作に足を運ぶ…といったことはままある。しかし、ユニットまで作ってしまうのはそうはない。
安藤は舞台、テレビ、CMなど多岐に渡り活動中。舞台では岩松了、倉持裕、長塚圭史、前田司郎、福田雄一、福原充則といった演出家の作品で重要なポジションを担う。
尾上は舞台『ロミオ&ジュリエット』『住転』、映画『愛のむきだし』『洋菓子店コアンドル』、TV『カーネーション』『ROOKIES』と多岐にわたり出演。
松居は東京グローブ座、青山円形劇場などのプロデュース公演での作・演出はもちろん、映画『アフロ田中』で監督を務めるなど幅広い分野でクリエイターとして活躍中。
こんな3人がお互いに共鳴しあって作る作品とあって、今からいったいどんなものが出来上がるのか期待は高まる。
また元serial TV dramaの新井弘毅が、劇中での音楽を全面プロデュース、さらには自身も演奏者として出演する。このへんもどのように融合させるのかも気になるところ。