今年も、弊社では来年度の新卒採用説明会が始まりました。
会社自体が女性向けの市場に力を入れているからという理由もあるかもしれませんが、
ここ数年で女性の参加者が続々と増えてきています。
先日は参加者の半数近くが女性でしたし、年に2〜3回は女性だけの説明会も実施しています。
女性向けの事業をやるためには女性の力が必要不可欠なため、女性の参加者は大歓迎です。
それに変わった業界だからこそ、説明会に来る女性、入社する女性は肝が座っている人が多い。
やりたいことが明確だったり、やる気に満ちあふれているので、新卒社員としても男性社員を圧倒していると感じます。
さて、そんな説明会のときや会社外の方によく聞かれるのが、「セクハラはありますか?」という質問。
AV会社ですが、実は弊社にはセクハラって、ほとんどと言っていいほどありません。
商材としてAVを扱っているため、エッチなワードが会議中に飛び出すことはしょっちゅうですし、
「(エッチなことについて)女性ってどう思ってるの?」という質問が男性社員から飛び出すこともよくあります。
ですがそれは個人的な興味ではなく、「いいものを作ろう」「ユーザーに喜ばれるものを作ろう」という目的があって真面目に聞いていることなので、お互い嫌な思いをしません。
そこで、今回のアンケート結果を見て大変驚きました。
なんと7割の方がセクハラを経験してるとのこと!!
まず、「体に触れられた」という意見がとても多い。
正直私は信じられませんでした。
だって、相手の体に触れるなんて、男性の場合は同性同士で絶対にしませんよね。
女性にだけするというのは、その女性を仕事仲間と見ていないのでは?
そして、「俺に従え」「いうことを聞け」「女のくせに」というようなことを言われたという意見。
これも体に触れると同様ですよね、
「女性を物として扱っている」というということが言いたいのではなく、
「女性が働くということを認めていない」のでは、と感じました。
こういった意見は40代・50代の方やその世代の上司を持つ方から多く寄せられていたことも踏まえ、
「女性は働かず家の中にいるものだ」という日本の古い思想がまだまだ残っているようですね。
これらとは違って、しつこく誘うという行為もセクハラと位置づけられているようです。
男性としては、口説いているのをセクハラにとられたらたまったもんじゃない!というご意見もあるのでは。
ですが、残念ながら「いきなりホテルに誘う」「付き合ってもいないのに体に触れる」
というのは相手の気持ちを無視した一方的な行動です。
口説くというのは、相手の気持ちを振り向かせることだと思います。
ですので、相手の気持ちを確認する前に何かしでかしてしまったら、セクハラ、場合によっては、強制わいせつなんてことになってしまうかもしれません。