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EXILE TETSUYA「DANCEの道」<更新終了> | TOKYO HEADLINE - Part 2
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【EXILE TETSUYA連載 DANCEの道】第83回「ちょっと休憩」

2019.06.11 Vol.719

 ちょっと休憩

 ダンスを初めて踊ってから20年が経ちました。今となってはダンスから学んだ事や好きになった理由はいくらでも文章として書けますが、最初の頃は理由なんてなく、ただただダンスの魅力に取りつかれて、ひたすらに踊っていたと思います。

 当時、仕事が終わってから夜な夜な仲間たちと集まっては、できないステップや動きを、道端のショーウィンドウに映る自分と“にらめっこ”しながら繰り返して、できた!と思ったら新しい動きにワクワクして…

 そんな事を繰り返していたら、EXILEになり、とても幸せなダンスの道を歩いてきましたが、少しだけ無理が蓄積したのか、思いっきり踊れない日々が続きました。

 両側膝蓋骨亜脱臼症候群…
 読めないよ(笑)

 かなり物々しくて、大そうな名前のついた怪我ですが、簡単に言うと左の膝小僧が脱臼しかかってますって事みたいです。

 先日、この怪我による活動制限を発表をさせていただき、ファンの皆様をはじめ、メンバーやスタッフの皆様には、ご心配をおかけしましたが、5月中頃に無事手術も終わり、普通に歩ける段階まで回復してきました。たくさんの温かい応援のお言葉を送っていただきまして本当にうれしかったです。この場をお借りして心からの感謝をお伝えしたいと思います。まだまだ踊るとまではいきませんが、リハビリも始まり、新しい膝と毎日向き合いながら過ごしております。

 先日、リハビリの一環でプールに行って泳いできたのですが、元水泳部部長だった僕には、久しぶりの刺激で、身体がスッキリしましたし、ずっと汗をかけない生活だったので心も身体も、ものすごいリフレッシュになりました! 運動って大事ですね(笑)。

 思えば、2016年に肩の手術をして、2019年に膝の手術と、、、僕のダンスの道は決して平坦な道ではないみたいですが、20年も全力で踊っていれば仕方のない事なのかもしれません。しかしこれからも皆さんの前でなるべく長い時間、ステージの上で大好きなダンスを踊っていきたいので、わがままですが、活動制限をさせていただき、今は目の前のリハビリを頑張って、できるだけ完璧なニューニー↑を手に入れて、復活したいと思っております。引き続き長い目でお待ちいただけると幸いです。

 そして、Eダンスアカデミーも少しだけお休みをいただきまして、キッズと会えなくなってしまいますが、臨時講師にGENERATIONSの小森隼が来てくれる事になり、子どもたちも大喜びです(笑)。ÜSAさんと隼のEダンスアカデミーも、キッズとわちゃわちゃしながら、ダンスの楽しさをお伝えしてくれると思うので、ぜひ皆さん一緒に踊りましょう! 僕もリアルにEXダンス体操の座りバージョンをテレビの前で踊りたいと思います(笑)。

 6月に入り、梅雨入りももう少しですが、それを乗り越えれば、夏はすぐそこまできています。今月末から、お台場では夏の風物詩、『居酒屋えぐざいる』がスタートします。今年で10周年になる居酒屋えぐざいるは、スケールアップして、かなりの規模感でお届けしたいと思っています!! メンバーもLDH kitchenスタッフもかなり気合が入っているので、ぜひぜひ楽しみにしていてください!!

 そして、AMAZING COFFEEも今年の居酒屋えぐざいるで、ブランド立ち上げ「4周年」ということで、昨年のモバイルカフェをアップデートして、『AMAZING Terminal CAFE』となり、ドリンクメニューもグッズもディスプレイも、今までで1番のおもてなしをお届けできそうです!! あんな事やこんな事…かなり言いたい事だらけですが、ネタバレになってしまうので、オープンまでお楽しみに!! ぜひお台場、居酒屋えぐざいるでお会いしましょう↑↑↑

 活動制限で、ちょっと休憩だなって思ったんですけど、踊る以外のお仕事も実はしっかりみっちりあるので、毎日かなり充実しています(笑)。

 なんて幸せなんだ!!
 (^o^)v感謝

【EXILE TETSUYA連載 DANCEの道】第82回「令和元年」

2019.05.14 Vol.718

 5月1日、、、

新しい時代になる瞬間、皆さんはどこで何をされていましたか??

その瞬間を日本中が、笑顔で華やかにお祝いしているニュースやテレビを観ていて、お正月とはまた違う、日本特有の文化を感じる事ができて、気の引き締まる想いと共に、本当にうれしい気持ちになりました。

 こんなにもハッピーに始まった令和の時代は、これからどんな事が待ち受けるのか、本当にワクワクしますね!! もちろん楽しい事ばかりではないかもしれませんが、日本では、2020年東京五輪大会や、2025年大阪万博など、すでに歴史的な祭典も決定していてとても楽しみです。

 5月9日から東京五輪大会のチケット予約もスタートするということで、チケットのエントリーにチャレンジして、世界最高峰のスポーツの祭典を、開催国の一員として思いっきり楽しみたいと思っておりますし、日本人選手へのエールを今から全力で送りたいと思います!

 僕たちLDHの催しとしては、2020年に始まる“LDH PERFECT YEAR 2020”の開催や、2021年には、EXILE が20周年を迎える事になります。

“LDH PERFECT YEAR 2020”は、6年に一度の僕たちのお祭りみたいなもので、さまざまな企画が盛りだくさんで、ライブなどでも皆さんに直接お会いする機会が増える1年になりそうなので、今から準備をしっかりとして気合を入れて臨みたいと思いますので、お楽しみに!

 そしてEXILEも20年という月日の経過の中で、いろいろな人々に支えていただいてきた事を受け止めながら、たくさんの感謝を伝えていける、2021年にしていきたいと思っております!

 未来に向けて、楽しみなスケジュールがいっぱい埋まっているのは、本当に幸せな事ですね。

 自分としては、この先の人生の中で、“楽しみスケジュール”をもっともっと埋めて、一つひとつを大切に楽しんで行こうと思います。

 せっかく新しい時代になったから、自分も何か新しいことでも始めたいなと思っているのですが、そんな時に先日、友人からカメラをいただきました。

【EXILE TETSUYA連載 DANCEの道】第81回「平成に感謝」

2019.04.09 Vol.717

新入生の皆様、ならびに新入社員になられた皆様、おめでとうございます!!

不安や期待を胸に、新しい環境でチャレンジする皆様にとって、2019年度が素敵なスタートになる事を心よりお祈りしております。
そして先日、日本の新しい時代の象徴として、「令和」という素敵な新元号が発表になりました!! 自分もテレビの前で拝見していたのですが、発表の瞬間は鳥肌が立ちましたし、これからの日本の未来にぴったりな響きで、美しさ、重厚感、優しさ、を感じるこの元号に胸がワクワクしました。

 皆さんにとって平成とは、どんな時代でしたか?

 僕は昭和生まれですが、約30年間続いた平成は、自分の人生のほとんどです。

 私事ですが、学生時代も、ダンスを始めたのも、EXILEになったのも、すべて平成の出来事ですし、何より天皇陛下御即位20周年の記念式典でのEXILEとしてのパフォーマンスは、人生の中で忘れる事のできない、素晴らしい出来事でした。

 この30年で、日本にはたくさんの出来事や、災害など、いい事も悪い事も、時代と共に流れがありましたが、1人の国民として、心からの感謝の想いを感じた平成でした。

 5月1日から「令和元年」を迎えますが、平成にいただいたその感謝の想いに、少しずつですが恩返しできるように、そして日本を元気に! できるような活動を、微力ですがこれからも一生懸命にしていきたいと思います。

 みんなで力を合わせて、楽しい時代を築いていけるように、一緒に頑張りましょう↑↑↑

 さてさて、そんな未来への話の中で、少しだけ過去に戻り、前回の連載で話させてもらった、ハワイで開催されたホノルルフェスティバル 2019でのパフォーマンスですが、自分で言うのも何ですがバッチリでした(笑)。

【EXILE TETSUYA連載 DANCEの道】第80回「まだまだ下手くそです」

2019.03.12 Vol.716

 この度、ご卒業された多くの皆様、本当におめでとうございます!! 僕がEXILEの中で大好きな卒業ソングを、ご卒業されるみなさんに改めて贈らせて頂きたいと思いますので聴いてください!!

「思い出が 時間を止めた」
今日の日を忘れるなと
見慣れた景色 二度と並べない
想い出の道

この道で 君と出会い
春が僕らを包んでた
愛と優しさ 教えてくれたね
泣かないで歩こう

空、今日も青空です
泣き笑いしたあの時
あたりまえが未来に変わる
「希望」「夢」「愛」話したい
動くな時間
空に叫ぶ
キミを忘れない

道、キミと歩いた今日まで
かすかに動くくちびる
特別な時間をありがとう
「心」「勇気」「友」「笑顔」
嬉し過ぎて
溢れ出した
涙が とまらない
(EXILE 「道」より)

 僕の歌声、届きましたか?(笑)この卒業が、みなさんの未来にとって素敵な出来事でありますように。

 さて今月は、DANCEARTHスペシャルユニットを組んで、ハワイのホノルルフェスに参加させて頂きます!! このフェスは、ハワイと日本をつなぐ歴史深いイベントで、今回で25回目になります。そのフェスの中にダンスコンテストがあり、そこでのパフォーマンスになるのですが、久しぶりのダンスショーケースという事でかなり緊張しますね(笑)。
 今回はそんなに長い時間を踊るわけではないのですが、EXILE ÜSAさんと、ダンサーの大先輩でもあるU-GEさんと3人だけで踊るので、かなりのパワーが必要になります。3人で振り付けを作っては直し、作っては直し、踊っては直し、踊っては直しの繰り返しです(笑)。それでもいつも踊っているダンスとはと少し違う意味で、踊りがいのあるダンスショーケースが出来上がりました!!
 そして、日本でフラダンスのレッスンにも通い、挑戦してみているのですが、本格的にフラダンスに触れてみると本当に難しくて奥深いです!! 歌詞をそのままダイレクトにダンスに落とし込み、情景を感じてもらう踊りは、普段踊っているダンスとは異なり、ノリと勢いだけではできない、正確さと繊細さが必要になります。以前に手話ダンスを踊った事があるのですが、その感覚にも近いような、、、でも意味合いや、想いや祈りがこもっていて、なんだか新感覚なダンスに出会ってしまった感動がありました!!
 さて本番では、上手く踊れるのか!? 帰ってきたらまたご報告したいと思いますが、まずはハワイアンのみなさんも日本人にも、どんな方々にも、僕らの願いや祈りを伝えられるようなステージをしてきたいと思いますので、日本からでも、温かい応援をよろしくお願い致します。
 19歳からダンスを始めて、約19年くらいが経ちますが、まだまだ知らない踊りは山ほどありますし、どのダンスもまだまだ下手くそだなと改めて感じています。
 これからも自分の心の声の向くままに、ダンスと真摯に向き合って行きたいと思いますので、皆様これからも僕のダンスの道にお付き合いください(^o^)v

【EXILE TETSUYA連載 DANCEの道】第79回「EXILEの道」

2019.02.12 Vol.715

 僕らは今を越えて未来へと向かってく、10年後何をしてるだろ。。。。。
EXILE『Pure』より。

2009年の3月1日に、EXILEは7人から14人体制になり、EXILE第3章がスタートしました。あれから数え切れないほど夢を叶えてきたけれど、2019年3月1日で、第3章のEXILEから加入した自分は、EXILEの道10年が経とうとしております。あの頃の自分には想像もできないような「今」があって、幸せを感じるとともに、日頃支えて下さっているファンの皆様には感謝してもしきれない想いを改めて感じています。改めて、いつも温かい応援を本当にありがとうございます。

 EXILEとしても、皆さんにとっても、ここから先の10年がいったいどんな未来になっているのかは誰にも分かりませんが、きっと自分は今と変わらず、トライ&エラーを繰り返しながら、それでもチャレンジする勇気を忘れずに、何があっても幸せだと感じる、愛すべき未来を創っていきたいと思っています。

 日々何かにトライしていくと、必ずエラーすることってありますよね。それこそ10年前の僕は、エラーし過ぎて自分が嫌になる事が多かったのですが(笑)、そんな時に先輩方の背中を見て、自分なりに感じ取って、EXILEらしさだったり、自分らしさを模索していたように思います。今だからこそ言えますが、自分らしくエラーするなら、それは大したエラーではない。もっと強く勇気をもってチャレンジし続けていきたいと思っております!!

 2018年にEXILEが復活して、ツアーが始まりましたが、もうすぐツアーもファイナルを大阪で迎えようとしています。一つの集大成と10年分の感謝の気持ちを込めて、ステージから全国に想いをお届けしようと思っておりますので、会場に来られる皆様もそうでない皆様も一緒に楽しみましょう!

 ラスト大阪3daysに向けてみんなでリハーサルをしていますが、改めてEXILEのさまざまな楽曲や振り付けたちには、想い出や歴史が詰まっているなぁと感じます。この楽曲を聴いていた頃は、こんな事してたなとか、あの楽曲を初めて踊った時はうれしかったなとか、僕のDANCEの道にはEXILEの楽曲がなくてはならないモノだと思います。
 この10年間、EXILEとしてのDANCEと付き合いながら自分とDANCEの関係性とはなんなのかを勝手に分析してみました。これはあくまでも自分とDANCEの関わり方なのですが、、、、

DANCE=エンターテインメント
DANCE=スポーツ
DANCE=研究
DANCE=教育
DANCE=社会貢献
DANCE=チャレンジ

 DANCEをしているすべての人が、共感できる事ではないかもしれませんが、今まで感じて蓄積した、上記のような事をテーマにこの先の10年も踊っていきたいなぁと思います。とは言え、堅苦しいDANCEは僕も嫌いなので、楽しく踊るために、これからも頑張りますって事です(笑)。

 そんな僕も、今月で38歳になりますが、最近年を重ねる事が楽しくなってきました。まぁ年を重ねると言っても、一般的に社会人として見れば、まだまだ若僧なのは分かっているのですが、なんせLDHの仲間たちを見ると後輩だらけなもので…(笑)。しかし世代が違うと、後輩から学ぶ事もたくさんで毎日が楽しいですし、勢いと才能あふれる仲間たちに刺激をもらってます!

 そんな僕ですが、素敵な年にできるように、そして自分のDANCEを観て、少しでもあなたへ届くように、皆さんの元気になれるように、日々チャレンジして行きたいと思いますので、38歳のEXILE11年目のEXILE TETSUYAもどうぞよろしくお願い致します(^o^)v

【EXILE TETSUYA連載 DANCEの道】第78回「叶えられた祈り」

2019.01.15 Vol.714

 新年明けましておめでとうございます。

本年も自由気ままに、DANCEの道を書いて行きたいと思いますので、どうか宜しくお願いいたします。

 今年のお正月休みは、実家に帰ったり、挨拶回りをしたり、COFFEE農園に行ったり(笑)、ライブに向けてのトレーニングを始めたりと、充実したお休みを頂きましたが、8日に仕事初めを迎えまして、2019年のスイッチがバッチリ入ってきました!!

 元旦に、机に座って、書き初めをしようと筆を取ったのですが、なんだかいい言葉が浮かばずに、書いては捨てて、書いては捨ててを繰り返していたら、とある人生の先輩からお年玉だよと、素敵なお言葉をいただきました。

 無知識な僕は、この言葉は誰が作ったのか、誰にあてたものなのか、本当はどんな意味があるのかはわかりませんが、自分にとって、とにかく意味深くて、考えさせられる、素敵なお言葉でした。

 有名な言葉なのですが、良かったら読んでみてください。
大きな事を成し遂げるために

力を与えて欲しいと神に求めたのに
謙遜を学ぶようにと弱さを授かった

偉大な事を出来るようにと
健康を求めたのに
よりよき事をするようにと病気を賜った

幸せになろうとして
富を求めたのに
賢明であるようにと貧困を授かった

世の人の賞賛を得ようとして
成功を求めたのに
得意にならないようにと失敗を授かった

人生を楽しもうと
あらゆるものを求めたのに
あらゆるものを喜べるようにと
命を授かった

求めたものは一つとして与えられなかったが
願いはすべて聞き届けられた
神の意にそわぬ者であるにもかかわらず
心の中の言い表せない祈りは
すべてかなえられた

私はあらゆる人々の中で
もっとも豊かに祝福されたのだ

 皆さんはどう感じましたか?

 人それぞれ感じ方は違うかもしれませんが、僕は2019年、この言葉の意味を深く考える1年にしようと思います...

 今年も、EXILEを始め、LDHファミリー、各グループ、各メンバー、スタッフ一同、みんなで力を合わせて2019年から2020年に向けて、最高に盛り上げるべく頑張って行きたいと思いますので、本年もどうか変わらぬ温かい応援をよろしくお願い致します。

EXILE TETSUYA (^o^)v感謝
BEST

【EXILE TETSUYA連載 DANCEの道】第77回「行き当たりバッチリ」

2018.12.11 Vol.713

 2018年も最後の月になりました。“最後”と言うとなんだか寂しい感じがしてしまいますが、2018年は皆さんにとってどんな年でしたか? ふと考えると、今年の僕はいったい何を残す事ができたのだろうか。

 EXILEの復活やツアーなど、仕事柄、表面に見える事は分かりやすく残す事ができていますし、大学院の卒業やこのDANCEの道もすべて記録に残っているのですが、自分の中に残る財産はどんなものを残す事ができたのか、知識や経験の蓄積もそうですが、自分以外の人々や地球のために、どんな事ができ、残す事ができたのか、なんて考えだすとどんどん規模感が大きくなっていってしまい、最終的に気がつくのは、まだまだ自分が果たした事や残せているものなんて、1ミリにも達していないんだ、といった答えが出てしまいます(笑)。

 しかし、何かを残そうと思う事自体が、自分のエゴなのではないのでしょうか? 結局、欲求を満たすという事を超越して悟りでも開かない限り、僕はまた2019年も何かを求めて、残そうとするし、踊るし、表現すると思います。…いったい何の話か分からなくなってきてしまいましたね(笑)。話がかなりややこしくなっていますし、少しだけわざとややこしく書いた気がしますが…。

 簡単簡潔にいうと、来年も僕は、僕がやるべき事、やりたい事、求められる事、夢や目標をやり通します!という事です(笑)。他人に何かを求めたり、欲しがったりするのではなく、自分の欲求を自分自身の力で満たす事は、なんて最高なエゴなんだろうと思いませんか?

 自分なりに若い頃から、2年後や10年後は、どんな自分になっているかと、目標を立てながら過ごしてきてはいますが、目標の地までの道中はかなりの行き当たりバッタリです(笑)。

 いくつものトライ&エラーを繰り返しながら、たくさんの人たちに助けてもらい、なんとか目標の地にたどり着くということを繰り返してきましたが、それが本当に正解かも分からずに、またすぐ次の欲求が襲ってくる…なんて欲深い生き物なんだ俺は(笑)。足るを知れ!と言ってやりたいです!!!

 とはいえ、まぁなんだかんだでいつも通りと言える、こんな感じの2018年でもありましたが、今が心から最高に幸せだという事は、間違いなく行き当たりバッチリって事ですね! ちなみにこの、行き当たりバッチリは、僕の今年の流行語大賞です。

 僕たちは、この平和な国で、食べる物や住む所に困らず、安心で安全な欲求を満たして、幸せに暮らすことができていると思います。自分も日々足りている事に心から感謝してもしきれないほどに幸せを感じることができているだけに、ここからたくさんの方々に向けて何かを発信する事は、誰かの笑顔や勇気のためにと本気で覚悟を持って取り組んでいかなければいけないなと、改めて感じる事もできました。

 年が明けて、2019年にやらなければならない事は、幸せなことに盛りだくさんあります。だからこそ、皆さんと一緒に見たい愛すべき未来を見るために、時には行き当たりバッタリで悩む事や上手くいかない事もありますが、軸だけはブラさずに、物事を継続して、行き当たりバッチリにしていきたいと思いますので、2019年もEXILE TETSUYAにどうか温かい応援をよろしくお願い致します!

 今年を締めくくるのは紅白歌合戦、年末までテレビ稼動がたくさんあるので、応援してくださる皆さんと、2018年最高の締めくくりにできるように、最後までEXILE PRIDEで頑張りたいと思います(^o^)v

【EXILE TETSUYA連載 DANCEの道】第76回「HAPPY競争」

2018.11.13 Vol.712

 気づけばこの連載も76回目、今までいろいろなことを好き勝手に喋らせていただいておりますが、あらためて読み返してみると、何だか自分の日記を読んでいるみたいな感覚になります(笑)。ちょうど1年前の、2017年11月は、EXILE THE SECONDのツアーが始まったことが書いてあり、学生だったことも書いてありました! 大学院を卒業してからまだ1年も経っていないことにビックリするとともに、自分の中ではもう何年も前の出来事のような感覚です。

 先日、大学院の同級生である青山学院大学駅伝部の原監督が、出雲駅伝に次いで全日本大学駅伝でも優勝し、大学駅伝2冠を果たしました。 同級生と一言で言うにはかなりおこがましいのですが、活躍されている姿に勇気とパワーをいただきました! 今ではすっかり僕も大学駅伝ファンです(笑)。 お正月の箱根駅伝もしっかりと応援したいと思いますので、監督も選手の皆様も頑張ってください。

 自分も見習って、今まで経験してきたことや勉強したことを、存分に生かしてDANCEの道を切り拓いて行きたいと気合が入りました!

 さてそんな中ですが、先日ツアーの合間に、久しぶりの海外に行ってきました。
 行き先は南国タヒチ。撮影で行ったのですが、僕はコーヒーの他に実はスキューバダイビングのライセンスを持っています。それを知ってくださった雑誌『月刊DIVER』さんから、お話しをいただき、海の中はもちろん、タヒチのたくさんの素敵な場所で撮影をしていただきました。

 ダイビングは久しぶりだったのですが、やはり海の中って宇宙ですね。普段生活している地上では考えられないような光景があたり一面に広がり、間違いなく人間は住むことができない場所だし、長い時間潜ってもいられないからこそ魅力的で何度も潜って見に行きたいと思うんでしょうね。生き物の生活やさまざまな地形、海流に水圧、光と影が織りなす幻想的な景色は、とにかく僕に刺激を与えてくれます。この経験が、直接DANCEにはつながらないかもしれませんが、今まで知らなかった世界を体験することが、これからの自分の表現に何かしらの影響を与えてくれるような気がしてワクワクしています。まだまだ、見たことのない素晴らしい海中がたくさん世界中にあると思うので時間を見つけて潜りに行きたいと思います。なので、どこかオススメのダイビングポイントがあったらぜひ教えてください。

 普段あまり撮らないような写真や、素敵すぎる海の中の世界をお届けできると思いますので、12月10日発売の月刊DIVERをぜひお楽しみに!!

 南国から日本に帰ってきたら、もう紅葉が見頃の季節になっていて、今年ももう残りわずかだと気づかされました。2018年はみなさんにとってどんな年になっていますか? この年末が過ぎれば、平成最後の日までのカウントダウンが始まります。そして、新しい年号になった次の年には、2020年の東京オリンピック、パラリンピックの開催などさまざまなことが次々と起こります。歴史的な瞬間を皆さんと一緒に笑顔で健康に迎えることが、僕の今の目標になっています。

 幸せなことに、やるべきことや成し遂げたいこと、叶えたい夢を並べてみると、たくさんあり過ぎて“時間が全然足りない!”なんて思ってしまいますが、焦らずに一つひとつ形にしていくこと。そして、それを継続することがとても大事だと思います。

 まずは、現在行われているEXILEのLIVEツアーを無事に最後まで踊りきることが、僕にとっての目の前のやるべきことですが、来年も再来年も、そして2020年以降も皆さんと一緒にワクワクし続けて行きたいと思っています。だからこそ今、僕たちが準備していることやチャレンジしていることを、一つひとつ形にし、それを皆さんと共有することこそが、夢に繋がっていると信じています。

 少しだけ熱く語ってしまいましたが、あと少しの2018年をどれだけHAPPYでいられるか、皆さんぜひ一緒に競争しましょう(^o^)v

【EXILE TETSUYA連載 DANCEの道】第75回「手前味噌ではございますが… 」

2018.10.09 Vol.711

 幕が上がるとともに、心も身体も気合が満ちあふれる。たくさんの温かい歓声に包まれ、いよいよEXILEライブツアーが、京セラドーム大阪でスタートしました

 約2年半ぶりのEXILEのステージは、やはり格別なほどに心地良い場所だと感じることができました!  それもやはり、2016年からSECONDの本格活動を始め、2度のツアーを経た経験が、自分をさらに“リアルEXILE”として、ステージに立たせてくれたのだと思います。

 思い起こせば、初めてEXILEのツアーでステージに立ったのが2009年、あれから9年が経ちいろいろなことがありました。加入後初めての楽曲「someday」の歌詞に、“数え切れないほど夢を叶えてきたけど、心はまだ君を想ってるよ”とありますが、2009年の時点でもEXILEの先輩方は、数々の夢を叶えていました。僕らが加入してからも成し遂げられた事はたくさんあり、今でもドームツアーができることは心から幸せな環境であり、いい仲間たちに囲まれているなと思います。だからこそ、調子に乗らずいつも応援してくださる皆さんをこれからも想っていきたいなと、この楽曲を聴くといつも初心に返り、感じます。

 今までEXILEが大切にし、そしてファンの皆さんに大切にされてきた楽曲、そして新しく生まれた楽曲も、ボーカル4人の歌を軸に、僕らパフォーマーも、曲の世界観を彩って、ステージをお届けしています。

 10月は、再び京セラドーム大阪、そしてようやく東京ドームの日程も決定したので、2年半休止していた分、よりたくさんの皆様に観て楽しんでいただけるように、メンバーみんなで来年2月の最終日まで頑張っていきたいと思いますので、足を運んでいただけたらうれしいです。

 話は変わりますが、昔からいろいろなDANCEを踊ったり、観てきましたが、この先のDANCEっていったいどうなっていくのか? かなりざっくりな疑問ですが…(笑)

 踊っていて気持ちいいDANCE、観ていて楽しいDANCE、伝わるDANCE、技術がすごいDANCE、祈りのDANCE、一言でDANCEといってもたくさんのジャンルはありますが、ジャンル関係なく何のために踊るかによって、DANCEは変化するんだなと思います。その中でも、EXILEのDANCEはどんなDANCEなのか、ジャンルとしては、80年代後期のBLACKミュージックであるニュージャックスウィングや、HIP HOPが基本ベースになっていますが、これはジャンルの話であって、この疑問のテーマではありません。

 世界中を見回した時に、バックダンサーではなく、ダンサーがフロントに立ち、アーティストとして、ドーム規模でツアーをしているグループはありません。手前味噌ではございますが、EXILEの形態は世界初と言っても過言ではなく、ごく稀なケースです。だからこそ、今僕たちが、踊っているDANCEを知るために研究する必要があると僕は思います。僕たちが踊るストリートDANCEの起源は、アメリカにありますが、今ではヨーロッパやアジア、アフリカなどの曲やDANCEが流行ったりしています。しかしDANCEが好きで、知識がある人たちがその違いやすごさを理解して観ると分かりますが、ジャンルの違いや、微妙なスキルの違いはなかなか分かりにくいものだと思います。

 EXILE第1章の頃、先輩方はとにかく分かりやすく、伝わりやすいDANCEに徹していたと感じます、その後の2章、3章で観てくださる方々の間口が広がるとともに、多くの方々に伝わりやすく楽しんでもらうために踊るDANCEも少しずつ洗練され、4章、5章は、そのベースを保ちながらも、新しい事にもチャレンジするDANCEになっていると思います。
 DANCE全体のこの先は、とても未知数で、もっとアートになるのか、スポーツ的なものになるのか分かりませんが、とても楽しみですし、その進化に関わっていきたいと思います! そしてEXILEのDANCEのこれからは、やはり観てくださる皆さんとともにあると思います、ツアーのステージからも、客席には、老若男女、健常者、障がい者問わず、さまざまな方々がいらっしゃってくださっていました。そんな皆さんにとにかく、届くDANCEをこれからも踊って行きたいと思いますので、そんなDANCEな角度からも僕らを見守っていただけたら幸いです(^o^)

【EXILE TETSUYA連載 DANCEの道】第74回「オリジナリティーを求めて」

2018.09.11 Vol.710

 久しぶりに、二日酔いで立てなくなるほどお酒をいただいてしまったTETSUYAです…。うれしいお酒ってどうしてあんなに進んでしまうのか? 謎ですね(笑)。

 自分がEXILEになる少し前に踊っていたダンスグループで、久しぶりに集まって少々お酒をいただきました。そのグループは「RAG POUND」といいます。今僕はそこで踊っていませんが、現在でも精力的に活動している日本を代表するKRUMP集団です。僕が踊っていたあの頃、KRUMPというダンスだったり、仲間から教わった事や感じた事があるからこそ、今の自分があるといっても過言ではなく、とても大切な時間でした。そんな「RAG POUND」の現在のメンバーと昔のメンバーが全員集まれば、そりゃ楽しいですね(笑)。立てなくなるほどのお酒は、逆に僕を奮い立たせてくれるエネルギーになりました。今月から始まる、EXILEのドームツアーに向けてさらに気合が入りましたし、準備も万端です!

 先日、実際のステージを立てて、すべてのスタッフの皆さんとの合同リハーサルを行ったのですが、過去1番の順調な進み具合で、終始みんなの笑顔が見られるリハーサルでした。初日から、かなり完成度の高いSHOWをお届けできそうなので、チケットを手にしていただいた全国の皆さん、ぜひ踊って歌って騒ぐ準備をして、楽しみに待っていてください!!

 さて、そんなリハーサルの最中ですが、先月、岩手県釜石市に完成した釜石鵜住居復興スタジアムに「ダンスで日本を元気に!夢の課外授業 中学生Rising Sun Project」で行ってきました。このスタジアムは、来年に日本で行われる、ラグビーワールドカップの会場として、建設されたのですが、この場所には、2011年まで学校がありました。しかし津波で流されてしまい、甚大な被害を受けてしまったのですが、その場所に“街のシンボル”ともいえるスタジアムが遂に完成しました。そのこけら落としとして、ラグビーの試合のハーフタイムのSHOWとして、地元の中学生と一緒に、「Rising Sun」を踊る事ができて本当にうれしかったです! 今回は236名の中学生と一緒に踊ったのですが、ÜSAさんと僕の他にも、EXILEメンバーからケンチ、直己、岩ちゃんも駆け付けてくれて本当に素敵なダンスになりました! 一生懸命に練習してくれた中学生たちが、大人になっても、この経験を誇らしく思ってもらえるように、自分たちもまだまだ頑張っていこうと改めてメンバーで誓った事は忘れません。

 実は前の日の夜に、釜石市に到着したのですが、ホテルに大浴場があったので、メンバーみんなで一緒に裸の付き合いをして、本番に向けて想いを1つにしました(笑)。いい夏の思い出ですね!

 そんな素敵な思い出のある釜石に、またぜひ戻ってきたいですし、この先も本当の意味での復興が実現できるまで、「日本を元気に!」をテーマに継続していきたいと思いますので、引き続き、Rising Sun Projectをよろしくお願い致します!

 いろいろなステージや場所で踊れば踊るほどダンスって奥深いなぁと感じる今日この頃ですが、自分にしかできない表現を改めて考えさせられる出来事がありました。それは先日、「月刊EXILE」の僕の個人企画であるE.P.I.の対談での、車椅子ダンサーの神原健太さんとの出会いでした。その時に神原さんが、撮影現場でオリジナルダンスを披露してくださいました。EXILEの楽曲「STEP UP」に乗せられた、今までに見た事のない技や力強い表現力に心を打たれましたし、まさに神原さんにしかできないオリジナルダンスでした。

 自分の身体の長所や、車椅子を駆使して、繰り出すダンスに、いま一度、僕自身が初心に返らされたといいますか、とにかく衝撃を受けたのです。ダンスを始めて2年足らずの神原さんが、なぜダンスと出会い、リオのパラリンピックの閉会式でのパフォーマーに選ばれたのかなど、貴重なお話をたくさん聞く事ができましたし、いつか一緒に踊らせていただききたいなと心から思いました。ぜひ9月27日発売の「月刊EXILE」の対談を見ていただけたらうれしいです。

 EXILEのドームツアーに向けて、さまざまなインプットをして、自分と向き合うことができたので、今の自分のすべてを込めた、EXILE TETSUYAとしてのオリジナルダンスを、全国の皆様にお届けしたいと思います! 皆様、ぜひライブ会場でお会いしましょう!!

EXILE TETSUYA

【EXILE TETSUYA連載 DANCEの道】第73回 毎日がお祭りのように

2018.08.14 Vol.709

 今年はとてつもなく長い夏、皆さん体調など崩されていませんか? 連日の猛暑や、雨の災害、予測不能な台風の影響で、全国的に自然の厳しさを痛感する夏になっています...。日々ニュースなどを見て、大変な思いをされている方々に、心からお見舞い申し上げます。自分としてもできる事を探しながらこれからの活動もして行きたいと改めて思います。

 そんな中ではありますが、先日100回目となる、全国高校野球選手権記念大会がスタートしました。僕はまったく野球経験が無いのですが、高校時代の自分と照らし合わせながら見ていると、選手の皆さんを本当に尊敬します。高校生という年代に、1つの事にみんなで一致団結して、夢中になっている姿や、テレビに映っている甲子園出場校の他にも、とてつもなくたくさんの野球部があって、その皆さんの想いもすべてが、甲子園に集まっているのを見ていると、やっぱりスポーツの力って、凄まじいパワーを持っているなぁと感じます。プレーする皆さん、そして応援する皆さんにとって素敵な大会になる事を願い、応援しております!

 そして話は変わりますが先日、DANCEのワールドカップが、さいたまスーパーアリーナで開催されたので見に行ってきました! ストリートダンスは、アートやカルチャー、エンターテインメントの要素が強いものですが、ルールがあり勝敗が決まる大会を見ていると、スポーツとしての要素も十分にあって、これがさらに進化し、拡大していけば、もっとたくさんの方々に楽しんでいただけるスポーツになるのではないかなと思いました。いつの日か、オリンピック、パラリンピックの競技になる日がくることも夢ではないのかも知れないと感じる事のできる出来事でした。自分もダンスの普及に、少しでも尽力できるような活動をこれかも続けていきたいです。

 そんなDANCEを愛する僕らですが、LDHアーティストとしては、3グループ目となるドームツアーをGENERATIONSのみんなで、見事に完遂しました!『GENERATIONS LIVE TOUR 2018 “UNITED JOURNEY”』はオープニングから最後まで、内容が本当に素晴らしく、見ていて実に誇らしかったですメンバーの中には、小学生の頃から、知っているメンバーもいるので、なんだか感慨深かったり、感動しましたが、今では堂々と、ドームのステージに立って、来てくださるファンの方々を、心から楽しませている姿に、パワーをもらいました!

 さらにGENERATIONSの東京ドーム最終日に、さいたまスーパーアリーナでは、E-girlsのツアーファイナルも行われ、LDHのアーティストが、日本全国の至る所で、エンターテインメントをしていて、それが少しでも「日本を元気に」するパワーに繋がっていてくれたらうれしいですし、こんな事ができるようになった、LDHファミリーに感謝です。『E-girls LIVE TOUR 2018 〜E.G.11〜』のツアーも、新体制になったメンバーの覚悟と未来を感じる事ができるステージでしたし、EGワールド全開で、彼女たちにしかできない、新感覚な新しいステージを見させていただきました。若い世代のみんなが、新しいチャレンジをして、頑張っているのを見たら、もう踊りたくなって仕方なかったです(笑)。

 さてさて、いよいよ僕らEXILEの出番が近づいてきました!! みんながバトンを渡していくように、繋がるパワーを、僕たちもしっかりと受け取って、盛り上げていきたいと思います! 毎日リハーサルを重ねて、ようやくライブの全貌が見えてきました! 15人になったステージは、初めてという事もあり、今までにない演出やステージングを、みんなで模索して、全国の皆さんの笑顔だけを想像しながら、踊っております。新しさもあり、EXILEの歴史や変わらないものも感じるツアーにしたいと思っておりますので、9月15日から始まる、『EXILE LIVE TOUR 2018-2019 “STAR OF WISH ”』を楽しみにしていてください!

 先日、こんな言葉をいただききました。知り合いのお坊さんから、人生毎日がお祭りです! 日々を全力に楽しみましょうと、お言葉をいただきました!毎日がお祭りだったら楽しいですね(笑)。

 どのグループも、どのメンバーも、想いを一つに全力で頑張っております。自分たちの役割をしっかりと果たして、毎日がお祭りのような日々にしていきたいと思いますので、引き続き温かい応援をよろしくお願い致します。

EXILE TETSUYA (^o^)v

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