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コラム | TOKYO HEADLINE - Part 217
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EXILE TETSUYA「DANCEの道」第56回「4年前…」

2017.03.27 Vol.687

 NHKのEテレで4年前に「Eダンスアカデミー シーズン1」は始まりました。BLUEのジャージーを着て、ÜSAさんはサンバイザー、僕はメガネをして12人の子供たちと出会い、DANCEを通じて向き合いました。12人の子供たちを前に、僕らやスタッフの大人たちは、あーでもない、こーでもないと打ち合わせを繰り返し、試行錯誤していきながら、毎回新鮮な気持ちで収録に臨んでいて、何か新しいDANCEの形をみんなで模索している感じがして、今でもワクワクします。

 先日シーズン4の子供たちも無事にEダンスアカデミーを卒業していきました。毎年、この時が来るのが分かっていても、FINAL SHOWでのキッズたちのDANCEは格別に感動させられます。紅白歌合戦などでおなじみのNKHホールという大舞台でも、臆することなく堂々と楽しんで踊っている姿はまさに1年間の集大成でした。最初の頃は、ほとんどの子供たちがDANCE初心者で、基本のリズム取りもままならなかったのに、一つひとつ階段を上って、気がついたらみんなが素敵なダンサーになっていました(笑)。

 シーズン4では、初めてクラス分けをしたのですが、DANCE経験者クラスの子供たちが、自分たちで振り付けを作って練習をして、町のコンテストに挑戦しました。そして、なんと予選を突破し、ついに入賞することができました! シーズン3から過去2回の予選敗退を経験していただけに、本当に信じられないくらい感動的なできごとでした。入賞を目指して、練習して喧嘩して涙して、また練習して…みんな、本当によく頑張りました。そして何よりめちゃくちゃDANCEが上手くなっていてすごくうれしかったです。

 1年間のEダンスアカデミーでの経験が、これからのキッズたちの夢を叶える何かのきっかけになってくれたら幸せですし、この先、DANCEを続ける限り、必ずまた一緒に踊りたいと願っています。

 改めまして、4代目Eダンスキッズの皆さん、卒業おめでとうございました!!

 そしてなんと、この4月からEダンスアカデミーはいよいよシーズン5に突入することが決定しました!! もちろん新入生を迎えてリニューアルするのですが、今回はどんなキッズと出会えるのか今からワクワクしています。

 シーズン5は『JOINT』をテーマに、夢の持つ力、DANCEの持つ力を信じて、いろいろな人やDANCEといろいろな形でつなぎ合いながら1年間楽しくお届けしようと思っております。当初は、まさかシーズン5まで番組が続くとは思ってもいませんでしたが、ここまできたら10年続く番組にできるように全力で頑張らせていただきたいと思いますし、DANCEが教育になることや、子供たちにたくさんの素敵な良い影響を与えることができるものだと確信しております。

 今さらですが、国境を越えて、言葉も年も性別も障がいも、全てをひとつなぎにできるDANCEが僕は大好きです。だからこそ、DANCEをやればやるほど、きっとまだまだ自分たちにできることがある気がしているし、そこにチャレンジし続けていきたいと思っています。そしてそんなチャレンジをさせ続けてくれているのが、Eダンスアカデミーだと思っています!

 少し話しが逸れてしまいましたが、4月からまた1年間、皆さんのテレビの前で、ÜSAさんと子供たちと一緒に踊らせて頂きたいと思っております。ぜひ皆さんもテレビの前のリビングや台所をダンスフロアにして踊っていただけたらうれしいです。引き続き「Eダンスアカデミー シーズン5」をどうかよろしくお願いいたします。

【長島昭久のリアリズム】どうなるトランプ政権!? どうする日本の安全保障!

2017.03.27 Vol.687

 トランプ政権がスタートして2か月が過ぎたが、依然として政策の方向性もその決定過程も不透明なまま、いや混沌とした状況にあると言った方がより正確だろう。もちろん、次々に打ち出される大統領令が示す方向性は明瞭だ。選挙戦中に公約したことに忠実なのだ。「まさか、本気でメキシコとの国境に壁なんか造るとは!」と熱烈な支持者たちも驚いたほど忠実なのだ。それはそれで結構なことかもしれないが、大型減税と大規模インフラ投資との財政的な整合性は? 本気で保護主義を貫こうとしているのか? 今さらアメリカ製造業の復活など夢物語ではないか? 結局、物価高騰のあおりを食うのはコアの支持層ではないのか? おまけに、国防費1割増などという予算要求が連邦議会を通るはずもない…。

 この間、閣僚15ポストのうち議会の承認を得て正式に就任したのは国務、国防長官はじめ6名と半数にも満たない。政権交代(とくに、民主党から共和党へ)で約4000人入れ替わるといわれるワシントンでは、その「回転ドア」の仕組み(政府からシンクタンク、そこから政府高官を経て再び民間へといった政策立案コミュニティにおける典型的なキャリア・パスを回転ドアに喩えて)が全く動かなくなっている。なぜなら、エスタブリッシュメントを辛辣に批判してきたトランプ陣営は、これまで米政府で政策立案を担ってきたプロフェッショナル達を徹底的に排除しているからだ。そのため、シンクタンクには就職口も肝心の政策情報も来なくなり、Think Tank(「知」の集団)がSink Tank(「沈む」集団)になったなどと揶揄されている。

 いずれにせよ、ワシントンは深刻な機能停止に陥っているように見える。その中で、ひとり気を吐いているのが国防総省(ペンタゴン)だ。現役時代から将兵の尊敬を集めてきたジェイムズ・マティス退役海兵隊大将を長官に迎え、150万将兵プラス50万人の背広組からなる200万組織は政権が変わろうとも結束を保ち微動だにしないというわけだ。世界中からブーイングの的となった大統領の「入国禁止令」に反発して900人を超える職員が非難文書に署名し、先月末高官が大量辞任した国務省とは大違いだ。(ちなみに各国に派遣される特命全権大使も、議会承認はおろか指名も殆どされていない。)

 そんな中で、北朝鮮の脅威は日に日に高まり、中国やロシアは着々とその影響圏を拡大しつつある。我が国の安全保障を全うするためには、米国の政権がどうのこうの言っている暇はなく、精神的にも態勢面でも「自立」を図る必要がある。その意味で、私は、我が国防衛の基本コンセプトである「専守防衛」を改めて見直す時期が来たと思っている。詳細は次回以降で考えてみたい。

(衆議院議員 長島昭久)

脱こじらせへの道 第43回 あなたのセックスの対価は?

2017.03.24 Vol.687

 以前、「AV出演に興味ある?」というアンケートをとった際、6割以上の方が「興味がある」と回答していました。

 脱こじらせへの道 第41回 AV女優は「ただ裸になればいい」だけなのか?
http://www.tokyoheadline.com/?p=177535

 AV女優という職業は良い面ばかりではありませんが、興味があるという女性の多くが出演の対価に、日常でできない快感や、憧れの男優さんとの体験など、「得難い経験」を求めているようでした。

 その一方で、一般的な会社員やアルバイトでは手にできないような、多額の報酬を得たいという回答はありませんでした。
(前述の回で説明したとおり、実際には誰でも多額の報酬が得られるわけではありませんが……)

 そんなわけで今回は、セックスにおいて報酬を得るとは……ということを考えようと、こんなアンケートをとってみました。

お金をもらってセックスできる?愛人関係はあり?なし?

 日本の法律では、「対償を受け、又は受ける約束で、不特定の相手方と性交すること」が禁止されています。
(売春防止法より)
 世間一般的に考えられている愛人関係というのは、特定の相手と定期的に会い、その対価として一定の金額を受け取るということを指していると思いますので、今回の記事での愛人という表現はその定義で解釈したいと思います。
 不特定の相手ではなく、特定の相手とデートをしたりセックスをしたりするため、そういう意味では恋人同士に近いのですが、法律的にはグレーとも言えるかもしれません。

 今回も、肯定派と否定派が半々という結果になりました。

 私は今三十代前半なのですが、学生時代に「援助交際」という言葉が流行しました。
 いわゆる売春の隠語ですが、当時の援助交際という言葉には”女子高生がオジサンに体を売る”というイメージがあって、なんとなく同世代にとって援助交際は悪いこと、という意識があるのではないでしょうか。
 もちろん、少女がお金につられて体を売り、事件に巻き込まれてしまったり、という危険性もありますので、正しい判断ができない年代が軽はずみな決断をしてしまうというのは社会的にもよくありません。

 ただ、今回の肯定派の方々は、そういったことを理解した上で、「月数百万円なら」「自分がいくらに値付けられるのか興味がある」というご意見をいただきました。
 AV出演のアンケートもそうでしたが、今回も、あくまでもやらないのを前提として、自身の女性の価値をはかりたいという思いがあるのではないでしょうか。

 また、否定派の意見の中には、「セックスは愛する人同士がするもの」という思いがこめられているものも。
 この場合、セックスの対価は”愛”または”安定”と言えるかもしれませんね。

 一方で、今回のアンケートでは、実際に愛人関係にいたことがあるという女性からの回答もありました。
 法的にも、精神の安定的にも、不特定の異性との性交において生計をたてるというのは現実的ではありませんが、セックスの対価を求めるという点においては、愛も安定もお金も、同じと言えるのかもしれません。

一木美里のおいしくたべようの会 vol.30『ココナッツフラワースコーンの朝』#グルテンフリー #わたしのレシピ

2017.03.21 Vol.686

一木美里です。
年度末が近づいて、出逢いと別れの季節だなぁと思う今日この頃です。
今週末はWOMBにて【TAKU TAKAHASHI presents INTERGALACTIC】に出演させtていただきます♪
http://misatoichiki.com/ に出演情報がUPされるので、ぜひチェックしてくださいね☆

一木美里のおいしくたべようの会 vol.29『満月の朝、ピンクパレスでココナッツケーキを』#ハワイ #朝ごパン

2017.03.14 Vol.686

一木美里です。
先週撮影でハワイ、オアフ島へ。
東京にいるとき以上に
偶然知り合いにばったり会い
やっぱりみんなが好きな場所なんだな、
と実感していました。

特別な場所な気がする、
ロイヤルハワイアンの中の朝ごパンをご紹介します。

【江戸瓦版的落語案内】王子の狐(おうじのきつね)

2017.03.14 Vol.686

 王子稲荷の狐といえば、昔から人を化かすことで有名だ。ある男が王子稲荷の参詣の帰り道、若い女に化ける一匹の狐を見た。辺りを見回してみたが誰もいない。化かす相手は自分だということが分かり、ちょっとしたイタズラ心が芽生えてきた。

「ここはひとつ、化かされた振りをしてみよう」。そこで狐に「お玉ちゃんじゃないか」と声をかけた。すると狐「あら、久しぶり。こんなところで思いがけず会えてうれしいわ」と、そつのない返事。そこで男が王子でも有名な料理屋・扇屋へ誘ってみた。素直についてきた狐と、2階の座敷に上がると、油揚げの代わりに天ぷらを頼み、他にもつまみを数品。それに酒を頼んで、差しつ差されつ。飲みなれない酒にすっかり酔ってしまった狐は、そのまま酔いつぶれ、眠りこけてしまった。男はそれを見て、土産に名物の卵焼きを頼み「勘定は2階に残っているやつが払うから」と言い残し、帰ってしまった。

 やがて女中が2階に女を起こしに行くと、勘定を請求された狐は驚きのあまり耳がピンと立ち、口は裂け、尻尾が飛び出した。それを見た女中はもっとびっくりして、階下へ真っ逆さま。それを聞いた店の者、狐退治と2階に上がり、寄ってたかって滅多打ち。狐は最後っ屁をかまし、窓から這う這うの体で逃げ出した。まんまと狐をだました男はで友人宅に行き、土産の卵焼きを渡し、手に入れたいきさつを自慢げに吹聴。しかし友人は「狐は執念深い生き物。そんな祟りが降りかかりそうなものは受け取れない」と卵焼きを突き返した。それを聞いた男、だんだん怖くなり、翌日お詫びの品を持って狐の巣穴と思しき所へ赴いた。遊んでいた子狐に「おっかさんはどこにいるんだい?」と聞くと「悪い人間いだまされて、大怪我をして寝込んでいる」と答えたので「そのだました人間というのが俺だ。昨日は本当に悪いことをした。反省しているので、どうか許してほしい」と持ってきた包みをを子狐に託した。

 それを持って巣穴に帰ると「今、昨日母さんをだましたという人間が来て、謝りながらこれを置いていったよ」と包みを差し出した。警戒しながら包みを開けると中からおいしそうなぼた餅が。「うわー、おいしそう!母ちゃん、これ食べてもいいかい?」「ダメ、食べちゃいけないよ。馬の糞かもしれない」

【江戸瓦版的落語案内】王子の狐(おうじのきつね)

2017.03.13 Vol.686

 落語の中には、粗忽、ぼんやり、知ったかぶりなどどうしようもないけど、魅力的な人物が多数登場。そんなバカバカしくも、粋でいなせな落語の世界へご案内。「ネタあらすじ編」では、有名な古典落語のあらすじを紹介。文中、現代では使わない言葉や単語がある場合は、用語の解説も。

平尾誠二さんの遺志実現へ 思い新たに【鈴木寛の「2020年への篤行録」第42回】

2017.03.13 Vol.686

 日本ラグビー界のスーパースターだった平尾誠二さんが亡くなられてから、早いもので5ヶ月が経ちます。2月10日に神戸で、平尾さんに「感謝する集い」が開かれ、私も伺いました。

 献花の前ごろから、目頭が熱くなり、涙がとまりませんでした。何人もの方々が平尾さんを偲ぶお言葉のなかで「英雄」という言葉が出てきましたが、平尾さんは、私の一学年上でしたので、まさに、私たちの世代の英雄でした。弔辞で、岡田武史さんが、「平尾さんの『スポーツを通じて社会を変えたい』という思いに触発され、その後の人生が変わった。そして、今につながり、FC今治のオーナーをやっている」とおっしゃっていましたが、私も、平尾さんのその思いに心揺さぶられた一人です。

 まだ政治家になる前、慶應義塾SFC助教授だった1999年頃。当時の神戸は阪神大震災が起きてから数年という時期で、ハード、インフラの復興はなんとか軌道に乗った段階でしたが、平尾さんと私は、スポーツの力で地域コミュニティに活力を吹き込み、復興を後押ししたいという思いを共に抱いていました。そして、日本初の本格的な総合型地域スポーツクラブSCIX(スポーツ・コミュニティ&インテリジェンス機構)を創設し、無名の私をパートナーとして信頼してくださり、副理事長に選んでくださいました。SCIXをモデルに今では、1000を超える、総合型地域スポーツクラブが全国に誕生し、学校スポーツではなく、市民が支えるスポーツクラブの文化が根付きました。

 その日の会場で、展示されていた平尾さんの遺品のなかに、大切にされていた四枚の名刺の一つにSCIX理事長の名刺を拝見して、また、SCIXのTシャツを着て一緒にラグビーをした写真やご一緒に作ったSCIXの憲章をみて、こんなにもSCIXのことを大切に考えておられたのかと思うと、涙が止まりませんでした。

 私が政界に転身してからも本当に助けていただきました。最初の選挙でなかなか決まらなかった後援会長をご紹介いただいたばかりか、私が文部科学副大臣在任中のオリンピック・パラリンピック招致では、孤立無援のなか国立競技場の霞ヶ丘での建て替えを決断できたのも、平尾さんから授かった、さまざまな人脈や知見があったからです。改めて、平尾さんとのご縁のおかげで、私のライフワークのいくつかが始まり、強化されたことを再認識しました。

 今、我々にできるのは、平尾さんの思いをしっかりと引き継ぎ、実現させること。平尾さんにぜひとも見届けていただきたかった2019年ラグビーワールドカップ日本開催を成功させ、後世にそのソフトレガシーを残すことです。そして、スポーツを通じた社会改革を実現すること、そのための次世代人材を育成することだと思っています。平尾さん、本当にありがとうございました。
(文部科学大臣補佐官、東大・慶応大教授)

【鈴木寛の「2020年への篤行録」】 第42回 平尾誠二さんの遺志実現へ 思い新たに

2017.03.13 Vol.686

 日本ラグビー界のスーパースターだった平尾誠二さんが亡くなられてから、早いもので5ヶ月が経ちます。2月10日に神戸で、平尾さんに「感謝する集い」が開かれ、私も伺いました。

 献花の前ごろから、目頭が熱くなり、涙がとまりませんでした。何人もの方々が平尾さんを偲ぶお言葉のなかで「英雄」という言葉が出てきましたが、平尾さんは、私の一学年上でしたので、まさに、私たちの世代の英雄でした。弔辞で、岡田武史さんが、「平尾さんの『スポーツを通じて社会を変えたい』という思いに触発され、その後の人生が変わった。そして、今につながり、FC今治のオーナーをやっている」とおっしゃっていましたが、私も、平尾さんのその思いに心揺さぶられた一人です。

 まだ政治家になる前、慶應義塾SFC助教授だった1999年頃。当時の神戸は阪神大震災が起きてから数年という時期で、ハード、インフラの復興はなんとか軌道に乗った段階でしたが、平尾さんと私は、スポーツの力で地域コミュニティに活力を吹き込み、復興を後押ししたいという思いを共に抱いていました。そして、日本初の本格的な総合型地域スポーツクラブSCIX(スポーツ・コミュニティ&インテリジェンス機構)を創設し、無名の私をパートナーとして信頼してくださり、副理事長に選んでくださいました。SCIXをモデルに今では、1000を超える、総合型地域スポーツクラブが全国に誕生し、学校スポーツではなく、市民が支えるスポーツクラブの文化が根付きました。

 その日の会場で、展示されていた平尾さんの遺品のなかに、大切にされていた四枚の名刺の一つにSCIX理事長の名刺を拝見して、また、SCIXのTシャツを着て一緒にラグビーをした写真やご一緒に作ったSCIXの憲章をみて、こんなにもSCIXのことを大切に考えておられたのかと思うと、涙が止まりませんでした。

 私が政界に転身してからも本当に助けていただきました。最初の選挙でなかなか決まらなかった後援会長をご紹介いただいたばかりか、私が文部科学副大臣在任中のオリンピック・パラリンピック招致では、孤立無援のなか国立競技場の霞ヶ丘での建て替えを決断できたのも、平尾さんから授かった、さまざまな人脈や知見があったからです。改めて、平尾さんとのご縁のおかげで、私のライフワークのいくつかが始まり、強化されたことを再認識しました。

 今、我々にできるのは、平尾さんの思いをしっかりと引き継ぎ、実現させること。平尾さんにぜひとも見届けていただきたかった2019年ラグビーワールドカップ日本開催を成功させ、後世にそのソフトレガシーを残すことです。そして、スポーツを通じた社会改革を実現すること、そのための次世代人材を育成することだと思っています。平尾さん、本当にありがとうございました。

(文部科学大臣補佐官、東大・慶応大教授)

戦うビッグダディ 闘士【格闘家イケメンファイル Vol.68】

2017.03.13 Vol.686

 おしゃれな選手が多いKrush、K-1ファイターの中でも、特にファッションに強いこだわりを持つ闘士選手。

「数いる格闘家の中では、誰よりもファッションが好きだという自信はあります。むしろ格闘技よりファッションのほうが好きですね(笑)。もともと木村拓哉さんが好きで、木村さんに憧れて洋服を買いだしてから、ファッションに興味を持つようになりました。僕ら30代の男からすると木村さんは神ですよ。あのころから変わらずずっと信者です(笑)。残念なのは、今の若い子に木村さんの格好良さを言っても伝わらない事。全盛期を知らないと分からないのかな…」

 のっけから熱いファッショントークを繰り広げつつ、プライベートな話を少し…。

「23歳の時に結婚して、8歳と7歳の子どもが2人います。結婚するまでの人生がひどすぎたので、別人かと思うぐらい人間が変わりました。フワフワして格闘技も真面目にやっていなかった時期もありましたが、しっかり真面目に人生に取り組もうと。きっかけ…多分、子どもが自慢できるオヤジになりたいなって思った瞬間に変わったのかも知れない」

 可愛い子供が必死に応援する姿は、闘士の試合の名物となっている。

「K-1やKrushに関しては、息子と娘のほうが僕より詳しいぐらいです。おまけに、試合を見に来て僕が負けた時の感情がすごい。泣き叫びますから(笑)。うちの子は小さい時から格闘技をライブで見ているので、仮面ライダーなどの戦隊ものにはまったく興味がない。格闘技って嘘がない生身のものだけど、戦隊ものはお約束があるので、何だコレ?みたいな(笑)」

脱こじらせへの道 第42回 男は男が怖い

2017.03.10 Vol.686

 だんだん春めいてきましたね。
 気がついたら今年も3月。

 さて今月は、女性向けAVメーカーSILK LABOと私の運営するサイトGIRL’S CHのクロスメディア事業の一環である、劇団Rexyの公演があります!

 劇団Rexyは2015年に立ち上げ。
 SILK LABOやGIRL’S CHでもお馴染みの一徹さん、月野帯人さん、有馬芳彦さん、北野翔太さんなどのセクシー俳優さんたちを中心としたイケメン劇団です。
 これまで、現代劇や時代劇など様々なアプローチをしてきましたが、今月行われる第四回公演は、なんとBLに挑戦!

 BLとはボーイズラブのこと。
 主に美少年同士が恋愛関係に発展する漫画や小説を指します。
 そんな作品をセクシー俳優が、一体どこまでやってしまうのか……是非ご期待ください。

 というわけで今回は、こんなアンケートをとってみました。

 劇団Rexy第四回公演にもBL原作を起用……BLは好きですか?

 腐女子という言葉も流行りましたが、BLには熱い女性ファンがついていますよね。
 最近では普通の書店にもBLコーナーができたり、電子書籍でも気軽に読めるので、一般女性にもだいぶ認知されているように思います。
 実際GIRL’S CHのアンケートでも、BLの支持率は高いようです。

 AVの世界では、「ゲイ」というジャンルがあります。
 男性同士のセックスを撮影したもので、男性の同性愛者はもちろん、一部女性ファンもいます。
 といっても、BLとは一線を画す内容。
 私の印象では、BLよりもゲイビデオのほうが、男性のフィジカルな魅力を強く押し出した内容になっていると思います。

 また、「レズ」という女性同士のセックスを描いたジャンルもあります。
 こちらは根強い男性AVファンはもちろん、女性ファンも。
 男性が苦手な女性ファンから、「安心して見られる」という声を頂いたこともあります。

 不思議なのですが、異性愛者でも、女性は、BL、レズ、ゲイ、と同性愛ジャンルを好む人が意外と多いのですが、男性で、BLやゲイなど自身と同じ性の同性愛ジャンルを好む人は極めて少ないように感じます。(最近はBLを作品として楽しむ男性も増えてきたようですが…)

 もっとも、このへんに関してはイメージが先行している部分も多いかと思います。
 体育会系の体格の良い男性が出てきてなすがままに…というイメージを持っている方もいるかもしれません。
 ですが最近ではジャニーズ系のイケメンが出演していたりもするんです。

 また、同性から性的な目を向けられることに抵抗がある人もいるかもしれませんね。
 女性同士と違い、男性同士でのセックスでは、挿入「する」だけでなく「される」側になることも考えられます。肉体的な痛みも伴い、精神的にも受け入れがたいのかもしれません。

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