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コラム | TOKYO HEADLINE - Part 228
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格闘家イケメンファイル Vol.52 ヘラクレス 宮田和幸(みやた・かずゆき)

2016.07.11 Vol.670

 総合格闘技の選手として活躍中の宮田和幸は、BRAVE GYMを主宰しているほか、CARPE DIEM(カルペディエム)広尾などでパーソナルトレーナーとしても活動中。

「自分の練習はもちろんですが、夜は自分のジムに行って選手の指導をして、昼間はパーソナルトレーナーとして指導していることが多いですね。マンツーマンのプライベートレッスンは、以前は筋トレをしてマッチョになりたい男性が主流でしたが、今は、女性でも鍛えたいという方が増えてます。僕のレッスンは基本的に、ジムでの運動のほか、食事指導などで、ダイエットをしたいとか、筋肉を付けたいなどの希望に応えています。最近では、キックボクシングなどの格闘技を見るのではなく、やる人が多くなっているような気がします。ここカルペディエム広尾は、柔術だけのジムなんですけど、最近ものすごく柔術が流行っていて、生徒さんが増え続けている。実際、ロスや西海岸でも柔術の人気はすごくて、セレブのたしなみのような感じになっているんです。人気の秘密は、ハマる人が多いことでしょうか。とにかく、一度入会したら、辞める人はほとんどいないですね。自分も寝技にハマったほうだから、その気持ちはなんとなく分かる。また、基本的に格闘技は、一通り丁寧に教えますから、逆に運動になれていない人はウエイトトレーニングのジムより格闘技ジムのほうがコスパはいいかも知れません」

 ヘラクレスと呼ばれる美しい肉体、そしてレスリングでオリンピック出場という輝かしい経歴を持つ宮田だが、総合格闘技の世界に入ったばかりの頃は苦労の連続だったとか。

「シドニーオリンピックに出場後、アテネオリンピックを目指していましたが出場できず、その頃流行っていたK-1に転向しました。オリンピックに出ていて、知名度があったため、総合格闘技は初心者なのに、デビュー戦はホイラー・グレイシーという強豪と対戦することに。もちろん負けました(笑)。その後も強い人たちとばかり当てられ、負ける事のほうが多かった。マネジャーもおらず、自分1人だったので、言われるがままに対戦していましたし。今は、ジムのマネジメントを僕がやっているので、(主催者に)面倒くさいと思われている。弟子の対戦相手とかに関しても、自分の経験から、ちゃんと段階を踏ませてあげたいと思っているので結構うるさい(笑)」

鈴木寛の「2020年への篤行録」第34回 18歳のための都知事選「テレビ選挙」講座

2016.07.11 Vol.670

 本稿の締め切りは、参議院選挙の投開票日(7月10日)の前になりますが、テレビや新聞の報道は、参院選よりも東京都知事選(7月31日)の方が盛り上がりそうな雰囲気です。

 都知事選は、この四半世紀、「テレビ選挙」と言われています。80年代までは、ほかの地方の知事選と比べて、メディアの取り上げ方に大きな差がなかったのですが、90年代から、テレビを意識した候補者のパフォーマンス合戦が激しくなり、タレント出身で無所属の候補者が政見放送とポスターを貼るだけの選挙活動で政党推薦の候補者を破って当選したこともありました。この間、特定の支持政党を持たない人たちの増加に対し、各政党とも、首都特有の選挙の難しさに頭を悩ませています。

 テレビ、特に民放各局の選挙報道が過熱すると、どのようなことが起きるでしょうか。ニュース以外の情報番組でも、主婦やお年寄り向けに、噛み砕いて取り上げるのはよいことですが、番組の作り手が「分かりやすさ」を追求する余り、どうしても誰と誰が出るかばかりに焦点を当てた報道が中心になります。

 今回の選挙戦は、任期途中で辞任した舛添前知事がやり残した政策的な課題は一体何だったのか、そこをしっかり検証するのが筋ですが、あれだけ連日、辞任に至るまで報道していた割に、辞めた後のことは置き去りにされがちです。

 選挙が「劇場化」してしまうと、候補者の方も本気で勝ちに来ている陣営もあれば、都政とは関係のない、自らの主義主張をしたいだけの陣営、新しい方法論を試すことに注力する陣営など、次の都政に向けた本来の政策論争からやや逸脱した選挙模様になりかねません。今度の都知事は、オリンピック・パラリンピックの開催準備という歴史的使命はもちろんのこと、かつてない超高齢化対策、一向に解消されない待機児童問題など、難題が山積みです。

 前回のコラムでは、参院選を迎える18、19歳の有権者のみなさんに向け、「各政党・候補者がどのような公約を掲げているのか、他党の公約や専門家の指摘と擦り合わせて一つ一つ吟味をする」と書きました。テレビの選挙報道は、あくまで一つの判断材料として、自分の頭で考え、友や師と議論すべきなのは、都知事選も同じです。

 参院選で初めて投票した都内の18、19歳の有権者の皆さんにとっては、良い意味でも悪い意味でも、テレビが選挙をどのように取り上げ、どれだけの影響を投票行動に与えるのか、そして視聴者である皆さんが、そうした選挙報道にどう向き合うか、格好の実践の場が来たと言っていいでしょう。

(文部科学大臣補佐官、東大・慶応大教授)

長島昭久のリアリズム 新しい東京都知事の使命

2016.07.11 Vol.680

 東京都では、3代続けて現職知事が途中でその職を投げ出すという異常事態が起こっています。2020年のオリンピック・パラリンピック東京大会の開催まであと4年。招致や準備をめぐる不透明なプロセスが都民や国民の不信感を招いており、新しい都知事はそのモヤモヤ感を払拭し、誰もが心から応援できるような環境を整備することが喫緊の課題となります。さらに、30年以内に7割の確率で起こるといわれる首都直下型地震や、世界中を震撼させている国際テロやサイバー攻撃から都民の生命や安全をいかに守っていくかも重要な課題です。同時に、この20年ですでに立ち遅れてしまったグローバルな都市間競争に東京が勝ち抜いて行くため、東京の持つ魅力や潜在力にさらに磨きをかけて、投資や情報、そして創造性に富んだ人材(リチャード・フロリダ加トロント大学教授が「クリエイティヴ・クラス」と呼んだデザイナーやクリエイター、研究者、芸術家など)を世界中から惹きつける「新しい東京」を創造する先頭に立たねばなりません。
 それよりも何よりも、東京が抱える最大の課題は、我が国の国力を蝕む最大の元凶というべき人口減少問題です。超高齢化の進行とともに少子化や貧困化、格差の拡大が、まぎれもなく経済成長の足を引っ張り、社会不安を増大させています。人口減少時代にも活力を維持しながら、幸せを感じられる日本社会を構築するためには、未来を担うこども達の学びや育ちの環境を劇的に改善しなければなりません。

 10数年間、国会議員として働かせていただく中で、私は、地元の多摩地域はじめ東京における子育てや保育、学校教育の現場で発せられた切実な声を数多く聞きいてきました。保育園に落ちて仕事を辞めなければならない。妊娠を告げたら上司のマタハラに遭い、保育園を造ろうとすれば周囲が騒ぎ出す。貧困に苦しむひとり親家庭のこども達の学ぶ機会が奪われているという現実。せめて東京に暮らすこども達には、これまでとは違った未来、すなわち「新しい未来」がプレゼントされて欲しい。これまでの惰性や延長線上にある漠然とした「古い未来」ではなく、こども達にとって希望や可能性に満ちた「新しい未来」が。そんな思いを強く抱きます。

 したがって、今回の都知事選挙の最大の争点は、東京のこども達にどのようにして「新しい未来」を準備できるか、だと思うのです。

 そのためには、8000人に上る待機児童をゼロにする。年間8000件近い児童虐待をゼロにする。そして、16.3%と推計される「こどもの貧困」をゼロにする。このトリプル・ゼロを達成しなければなりません。なぜなら、これらは紛れもなく「東京プロブレム」だからです。そして、大事なことは、東京がこれら日本社会全体の直面する課題を克服するための先頭に立つということです。しかも、東京は、これらの課題を克服し得る人的資源、財政的安定性、日本の首都としての活力を潜在的に持っています。都政が的確な政策を打つことができれば、必ず克服できるのです。

 できるはずのことが、何故これまでできなかったのか? それは、政策のプライオリティが低かったからです。政治の本質が数ある政策に優先順位をつけることであるならば、次の都知事の使命は、こども・子育て・教育を東京政策のプライオリティ・ナンバーワンに持ってくること。トリプル・ゼロを実現するために、政策を総動員し、持てる資源を惜しみなく投入し、「子育て世代」を全力で応援することです。

 東京が変われば、絶対に日本が変わる。だから、新都知事には、東京のこども政策を劇的に転換してもらいたい。そして任期中に、東京のこども達に「新しい未来」をプレゼントする。こどもたちの親御さんやおじいちゃん、おばあちゃんには「こどもたちの笑顔」をプレゼントする。どんな家庭に生まれても、どんな環境に育っても、全てのこども達に正真正銘の「新しい未来」を届ける。これこそが、新都知事に与えられる唯一最大の使命なのです。
(衆議院議員 長島昭久)

新しい“ジブン発見”コラム My Discovery vol.05 水沢アリー(みずさわ ありー)

2016.07.10 Vol.670

水沢アリーの“My Discovery”
新たな出会いは、楽しむ気持ちから!

脱こじらせへの道 第26回 「女性がAVを見る」のその先へ

2016.07.08 Vol.670

 今回は、ひとりエッチのおかずは何派?というアンケートでお話を進めてみようと思います。
 こんなアンケートに回答が集まるようになったのだから、今さら「女性に性欲がない!」とか「女性はオナニーをしない!」というのは嘘だということがわかりますね。
 まだまだ女性の性の解放は途中ではありますが、かなりポジティブな状況ではあると言えそうです。

 圧倒的に多かった「見ながら派」ですが、
 やはりスマホの普及が大きく影響していると思います。
 GIRL’S CHがオープンした2013年の1月時点では、まだスマホを持っている人は半分くらいだったのではないでしょうか。
 それがこの2〜3年でほとんどの人がスマホを持つようになりましたよね。
 スマホによって、いつでもどこでも、手軽にオナニーのおかずが手に入るようになりました。
 GIRL’S CHももちろんその波に乗って、スマホユーザーの増加とともに、サイトのユーザーが増えたと言っても過言ではありません。

 特に「動画や漫画を見ながら」という意見が多かったのも、スマホなら見ながらどんな体勢にでもなれる、というのが大きいかと思います。
 以前「HOW TOオナニー」という撮影をした際に女優さんが、「以前はレディコミを見てたから、スマホになってもオナニーのときは一旦おかずを置いてからする」とおっしゃっていました。
 レディコミはスマホとくらべて重さや大きさもありますからね。読みながらオナニー…となると、かなりやりづらいのではと想像します。

 ましてや動画は、スマホが普及する前はパソコンやテレビで見るしかなく、そうなると見られる場所は自ずと限られてきます。
 周りの目も気になりますね。

 寄せられたエピソードを見てみると、女性のオナニーについてはまだまだ歴史が浅いし、それ故に幅がまだまだ狭いな、と思いました。

新“SASUKE伝説”継承者 猿田洋佑【格闘家イケメンファイル Vol.51】

2016.06.27 Vol.669

 修斗のフライ級(-52.2㎏)といえば、内藤のび太がベルトを返上した事で空位になったチャンピオンの座をかけて熾烈な争いが繰り広げられている階級。猿田洋佑は、そんな強豪たちの中に、ひとつ階級を下げ参戦。

「プロになってからは、2009年に新人王を取ったり、2012年にインフィニティトーナメントで優勝したりするなど、ケガがありながらも良い成績を残す事ができました。しかしインフィニティの翌年の2013年にタイトルに2回挑戦するものの、1回目がドローで2回目が判定負けと惜しいところでチャンスを逃してしまい…。なので、階級をひとつ落とし、適正階級でチャンピオンを目指そうかなと。前の階級でもランキングは1位でしたが、昨年の11月に現チャンピオンの扇久保博正選手に挑戦者決定戦で負けてしまいました。そうなると今度自分にチャンスが回ってくるのが1年後か2年後か…。それを考えたら階級を落としてフライ級で上に行こうと。というのと、のび太選手と戦いたかったというのもあります。でもどっか行っちゃったので、とりあえずここでチャンピオンになって、のび太を追いかけたいと思います(笑)」

【小池百合子のMOTTAINAI】都知事選にかかる費用は約50億円。もったいない話です

2016.06.27 Vol.669

 舛添要一東京都知事が一連の騒動で辞任したかと思えば、イタリア・ローマでは初の女性市長が当選しました。そもそもこのローマ市長選は前市長の公費流用疑惑による辞任に伴うもの。前市長は市のクレジットカードで家族の食事代を支払っていたとして批判されました。その額2万ユーロ、約240万円でしょうか。

 舛添知事の場合、1万8000円のたまごサンドの領収書や正月のホテル三日月での宿泊費などが疑惑の焦点となりましたが、身近な話題と金額でテレビのワイドショーは大盛り上がり。ヒール役と化した舛添知事は自らの記者会見での強気発言で墓穴を掘ったかたちです。

 いつも「政治と金」でコケるわけですが、すべての議員が舛添さんのように公私混同が当たり前と思っているわけではありません。ちなみに私は公私の区別がつけにくい飲食費は一切計上しません。お金の問題に足をとられ、本来の政策実現が遠のいては無意味だからです。

 舛添氏も「東京防災ブック」という危機管理本をヒットさせたのに、自らの危機管理は十分ではなかった。才気あふれる人だけに、もったいない最後でした。

 それにしてもこの騒動で生じる都知事選にかかる費用は約50億円。それこそもったいない話です。これで任期途中に都知事が辞すのはこの4年間で3人目です。その都度突如として選挙戦に突入し、いつも最後に現れる「後出しジャンケン」の候補者が勝利を納める。この繰り返しです。政策論争などより、知名度合戦、人気投票です。

 人口1350万人の東京は国でいえば世界70位のジンバブエ並みです。13兆円にのぼる年間予算規模でインドネシアの国家予算に匹敵します。日本の税収の4割は東京が生み出し、日本経済のエンジンといえます。一方で、2025年には東京圏の高齢化は恐ろしいほどのスピードで進むとされ、若者の街のイメージからは想像もつかない介護難民問題が懸念されています。一国が抱える課題が山積しているうえに2020年の東京五輪が控えているわけです。

 東京オリンピック・パラリンピックは歴史的大事業ですが、開催期間はわずか40日程度の話です。まず都政への信頼を取り戻し、毎日の都民の生活をどう守り、どう希望が抱ける首都とするかが問われているのです。

 老若男女が希望を抱ける首都・東京にする。そのためにもしっかり取り組みたいものです。
(自民党衆議院議員)

【江戸瓦版的落語案内 】心眼(しんがん)

2016.06.27 Vol.669
 落語の中には、粗忽、ぼんやり、知ったかぶりなどどうしようもないけど、魅力的な人物が多数登場。そんなバカバカしくも、粋でいなせな落語の世界へご案内。「ネタあらすじ編」では、有名な古典落語のあらすじを紹介。文中、現代では使わない言葉や単語がある場合は、用語の解説も。

 浅草馬道に住む按摩の梅喜(ばいき)が憔悴しきった面持で、横浜から帰って来た。女房のお竹が訳を聞くと横浜の弟から「また食いつぶしに来たな。この穀つぶしのメクラが」と言われたのだと告白。幼くして両親を亡くした梅喜が親代わりとなって育てた弟だったから、その悔しさ、怒りは計り知れない。いっそ、弟の家の軒先で首をくくって死んでやろうかとも思ったが、お前が悲しむと思い帰って来たと。それを聞いたお竹は、「茅場町の薬師様に願掛けをしに日参し、片方だけでもいいから目が開くように信心しましょう。私も自分の命を縮めてもいいから、一緒に願をかけます」と言ってくれた。そして満願の日—。薬師へ詣での帰り道、得意先の上総屋の主人が声をかけてきた。「梅喜さん、目が開いてるじゃないか」はっと気が付くと、なるほど見えている。しかし、目が開いたら開いたで帰り道が分からなくなってしまい、上総屋さんに手を引いてもらいながら帰ることに。途中、人力車に乗るきれいな芸者を見て上総屋の主人に「うちのお竹とどちらがきれいでしょうね」と尋ねると「本人を前にして言うのは気が引けるが、あれは東京でも指折りの芸者、そしてお前さんの女房のお竹さんは、東京で指折りの醜女だ。しかし、大変気立てが良く、日本でも指折りの貞女だ」。がっかりした梅喜だが、ふと気が付くと上総屋の主人とはぐれてしまった。途方に暮れていると芸者の小春に声をかけられた。前から男前の梅喜が気になっていた小春、富士横丁の待合に梅喜を誘った。杯をさしつさされつしていると小春が「ずっとお前さんのことを思っていました」と告白。舞い上がった梅喜は「お竹とはきっぱり別れて、お前さんと一緒になる」と怪気炎。そこへ、梅喜の目が開いたことを上総屋から聞いて駆けつけたお竹が乗り込んできた。いきなり梅喜につかみかかると「こんちくしょう、この薄情野郎!」「お、お、お竹、勘弁してくれ。手を放してくれ」。しかしお竹がさっきより強く首を絞めると「く、く、苦し…」と絶命寸前の梅喜。その時「梅喜さん、梅喜さん。起きておくれ」と声が。ハッと我に返ると、「夢だったのか…」「どうしたんだい。ずいぶんとうなされていたようだけど」「お竹、俺はもう信心をやめるよ」「なぜさ」「目が見えないって妙なものだね。寝ているうちだけ、よおく見える」

今年は京都で「暑い」と「寒い」 ーー黒谷友香の『友香の素』vol.164

2016.06.27 Vol.669

 今、ドラマの撮影で京都に来ています。いや〜、梅雨ですから雨が多いし、湿度が高いからか、じっとりと暑いですね〜! これを書いてる今は6月下旬なのですが、本当の京都の暑さはこれからなのでしょう。一雨ざざっと降った後、お天気が回復してくるさなかの、地面から湿気が立ち上ってくるようなモワっと感はすごいです。くせ毛の人は堪りませんよ。すぐにクルクルになりそうです。今は私はかつらをかぶっている(撮影しているのは時代劇)ので、その点心配はありませんが、着物を着ているので暑いは暑いですね。先日の着物での立ち回りでは、さすがに汗が噴き出ましたが、これも夏の京都での撮影の醍醐味とでも言うのでしょうか?! 

 2月にも撮影で京都に来ていたので、今年は寒いのも暑いのも両方経験したことになります。2月に来た時は、いかに防寒するか! がテーマ(笑)。京都の冬は本当に寒いのです。着物用の防寒グッズをこれでもかと投入したおかげで、風邪も引かずに過ごすことができました。ストール、手袋、ネックウォーマー、着物用のダウンコートなどなど。足元は、裏がネル加工になっている足袋の下に、防寒用の薄い足袋を何枚か履いての足袋の重ね履きをしてました。まるで足袋ミルフィーユです。そこにさらに、レッグウォーマーを履く…。それくらいでちょうど良かったのですが、6月の今は、足袋もすっきりと一枚履き! 日傘はもちろんですが、日焼け防止の手袋をしたり、ロケ現場では氷嚢を持ってたりもします。こまめな水分補給をして、熱中症に気を付けないといけません。こう考えると、寒いのと暑いのでは、どっちが良いのか分かりません(笑)。

 あ、そうそう! 今日は美味しいものをロケ先で頂きました。2月に来た時もお土産でいただいたなあ。それは、あぶり餅。これは寒くても、暑くてもいつでも美味しゅうございました。

第47回「超YEAH!!YEAH!!YEAH!!」」 EXILE TETSUYA連載コラム「DANCEの道」

2016.06.27 Vol.669

 これを知る者は
 これを好む者に如かず
 これを好む者は
 これを楽しむに如かず…

最近こんな言葉と出会いました! どんなことでも楽しむことがBESTで、知っていようが、好きでいようが、楽しんだ人には勝てないですね!

近頃、毎日をとんでもなく楽しませていただいております(笑)。確かにやるべきことがたくさんあって目が回るような忙しさではありますが、もっと忙しくしている人もいますし、“自分はまだまだだなぁ”と、感じることが多々あります。しかし、やるべきことがたくさんあるからこそ学びもたくさんあって、初めてやることはもちろんですが、DANCEパフォーマンスにしても、“日々勉強だなぁ”と思わされるとワクワクして仕方ないです!

 先日発表されましたが、EXILE THE SECONDの新曲『YEAH!! YEAH!! YEAH!!』が7月13日に発売されます! 今回の曲はEXILE THE SECOND2016年本格始動一発目のシングルで、まさに夏をEXILE THE SECONDと一緒に最高に盛り上がることのできるアゲアゲSUMMERチューンになっています。歌詞はメンバーのSHOKICHIが書いたのですが、突き抜ける超YEAH!!な感じは今までソロでも活動してきたSHOKICHIの新しい世界観を感じることができると思うので、ぜひ歌詞にも注目してほしいです!

 そして今回、新しい試みとしてLAを拠点にワールドワイドに活躍する振り付け師のショーン・エバリストに振り付けをしていただきました! これが自分にはものすごく刺激的で勉強することがたくさんあって、本当におもしろかったです! 今まで自分で振り付けをすることは多々ありましたが、今回はショーンとこの作品のイメージや見せ方などを密に話し合って作っていったのですが、今までの自分には無いアイデアだったり、DANCEをショーンが提案してきてくれて、何か自分の中で新しい感覚が刺激されるような経験ができて本当に楽しかったです。人間としてもダンサーとしてもコレオグラファーとしても本当にナイスガイで魅力的なショーンは、今までもLDHのアーティストの振り付けを手掛けていますが、引き続き僕らもコラボしていきたいと思っておりますので、皆さんぜひショーンをチェックしてみてください!
そんな想いの詰まったパフォーマンスが存分に楽しめて、曲の世界観にバッチリハマったMusic Videoも解禁されました! 夏のプールパーティーにスーパー豪華なメンバーをゲストに迎えて、撮影中でも終始楽しんじゃいました(笑)。PKCZ、EXILE AKIRA、EXILE NAOTO 、小林直己 、Crystal Kay、三代目J Soul BrothersからELLY、DOBERMAN INFINITY、パルクールパフォーマーのZEN、LAからFar East Movement、そしてDANCE EARTH PARTYと、皆さん二つ返事で駆けつけてくださいました! ひと時も目が離せないほど、さまざまなシーンにふんだんに出演してくれていますので、誰がどのシーンにいるのか探してみてください!

 そして続けての発表になりましたが、DANCE EARTH PARTYの新曲も8月3日に発売になります! 今回もヤバいです! “新しいお祭りを作りたい!”というUSAさんの長年の夢が、まずは音楽として形になりました! 最新のものと古き良きものがスペシャルにミックスされた曲『NEO ZIPANG〜UTAGE〜』。こちらの詳細も順次アップしていきますので、ぜひお楽しみに!

 そんな感じで毎日楽しいです(笑)

【DJダイノジ あなたの好き、肯定します!】第3回:今夏のロックフェスでハネる! リトグリは日本の宝だ!

2016.06.27 Vol.669

『DJダイノジ深夜の回転体』(ニッポン放送)の
DJダイノジ、放送に入りきれなかったトークは…?

大谷:6月の深夜の回転体もさ、おもしろかったでしょ。初めてゲストを迎えてね!
大地:スージー鈴木さん! おもしろかったね、今でもウキウキしてるし(笑)。
大谷:テレサ・テンとモータウンビートで!
大地:そう!

大谷:冒頭に、スージーさんとリトグリ、Little Glee Monsterの『My Best Friend』を聴いたんだよね。そこからさ、いかに日本人がモータウンビート、タンタンタン、タタンタタンっていうね、あれが好きかっていう話になったんだよね。そしたら、この曲もこの曲もこの曲も、同じウキウキするビート使ってるぞって。
大地:何度聞いてもウキウキしちゃうんだよね。俺らがエアギターの時に使ったJETの『Are you Gonna Be My Girl』もそうだしね。
大谷:誰だってウキウキさせちゃうんだよなあ。自分もこんなに好きだし、クラブでの反応とかを見てても、みんなが好きなことは分かってたけど、今月の深回(深夜の回転体)ではさ、スージーさんが改めてそれを説明してくれた。聞いてくれた人もさ、再確認できたんじゃないかな。

大地:あなたの好きは、みんなの好きでもあった。
大谷:それから、テレサ・テンさんの楽曲ね。これは別の意味でさ……、ワクワクが止まんない。スージーさんは、お昼の番組をやってた時に来てくれたことがあって、その時もおもしろかったんだけど、この時間帯はこの時間帯らしい話ができた気がする、おもしろい。また来てもらおう!

大地:ワクワクしちゃうなあ。そういえば、大谷さんはリトグリの『My Best Friend』、バンド編成で聞いてるんだってね。
大谷:そうなんだよ。最初に聞いたのがバンド編成だったんだよ。真ん中にアカペラパートがあって。あれ聞いて、彼女たち、ロックフェスにも出演が決まってるって聞いて、この夏、絶対にハネるって思ったの。フェスではきっとこの編成で聞かせてくれるんじゃないかな……何よりも、俺が聞きたいね。ぜひ彼女たちのステージを見てほしいな。彼女たちはね、日本の宝ですから。……ああ! もう一度、この曲をバンド編成で録音しないのかなあ……。

大地:そんなに…!
大谷:そうだよ!
大地:夏フェスも近づいて来てるよね。
大谷:喜劇シーズン(舞台『ピラミッドだぁ!』(脚本・キングコング西野亮廣、8/26〜29、青山・草月ホール)も。大地さんはミュージカルもあるけど。
大地:深回でも夏フェスについて話したいね。
大谷:7月の深回はそうなるんじゃないかな、楽しみにしてほしいね。
次回の『DJ ダイノジの深夜の回転体』は7月17日放送。

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