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コラム | TOKYO HEADLINE - Part 233
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新しい“ジブン発見”コラム My Discovery vol.02 増田有華(歌手・女優・タレント)

2016.04.11 Vol.664

増田有華の“My Discovery”
「基本の“まっ白”を大切に。そこから広がる可能性は無限」

脱こじらせへの道 第20回特別編 根っからセックスが嫌い

2016.04.08 Vol.664

 こじらせからの脱却を図るべくスタートしたこのコラムも今回で20回目となりました。
 こじらせを考えるのに、このコラムでは女性の性欲・セックス観というところを中心にして、アンケートを参考に話を進めてきたのですが、これまでに気づいたことや取りこぼしてきたことを振り返ってみようと思います。

 まず私自身のことを最初に言いますと、このコラムをやることで、こじらせから少しずつ脱却してきた気がします。
 やっていくなかで、脱却するにはこういうことに気をつけていけばいいのではないかと感じました。

 1.頭でっかちに「こうあるべき」と考えていると、理想と現実のギャップがうまらず、こじれを招く。
 2.自身の性欲を認められないと、これも同様にギャップが生じこじれを招く。
 3.女性の社会進出に伴い、選択の自由・権利と責任が増えていることを自覚できないままでいると、世間や体制との溝が深まり、男女間のこじれを招く。

 共通しているのは、自己を客観視できているかどうかということ。
 つまり、自分の現実を直視できているかどうかということ。
 客観視できないまま進み続けることがこじらせなのではないかということが言えるかと思います。

 例えば、どんなに顔がかわいくても、似合わない服を着ていれば残念なこともありますよね。
 それに対して、美人ではなくても全体的にかわいいイメージを与える女性も。
 客観視できていれば「こうあるべき」と考えるまでもなく、自分に必要なものが何かがおのずと分かるはずです。
 もちろん、着たい服を着る、やりたいことをやるということが大切な局面もありますけどね。

 と、こういったことが自分の中で見えてきました。
 あくまで私の場合ですが、当てはまる方も決して少なくないのではないでしょうか。

 このコラムでは私の職業の特性上もあって、女性の性欲ありきで考えることが多かったですよね。それも「女性にも性欲がある」ということを前提としていました。
 いわば「性欲肯定派」で話を進めてきたんですが、このコラムをやっていくなかで、そういう人たちばかりではないということも分かってきました。

 実は私の友人が、私のコラムを読んで
「私はセックスするよりも添い寝するくらいでちょうどいい」
「セックスは気持ち悪い」
 というふうに思っていることを教えてくれました。

 それまでは、女性にももちろん性欲があるはず、そういうことを言っている人は恥ずかしいか、性欲に気づいていないだけと思っていました。
 でも、話を聞いてみるとどうもそういうわけではなさそうです。

 たとえば「しなくてもいい」と思う人はいるかもしれない。必要性がないというだけで、必要とするときが来たらするかもしれない。
 でも「気持ち悪い」というのはどういうことなんだろう?
 必要・不必要に関わらず、嫌悪という感情がそこにはあるんですよね。

 友人というのは、似たもの同士が集まりがちです。私もあけすけに言うタイプなので、周りもそう言う人が多かった。「セックスが好き」とか「性欲がある」とかちゃんと言える人ですね。この業界の子ではないのに、オナニーの話だってできます。

 私はそういう人同士で集まるものだと思っていたんです。
 私的には「セックスが気持ち悪い」という人も「セックスが大好き」な人とも普通に友達でいられるということはちょっと不思議でしたが、そうでもないんですね。

 まあ、男性同士で下ネタで盛り上がっていても、いざみんなで「ソープに行くぞ!」という場面になると「いや、俺はいいわ…」という人はいるらしいので、聞いている分にはいいけど自分のことを語るのは嫌ということなのかもしれません。

 話だけならいいのか、自分に関わるものは話だけでもダメなのかとかハードルは人それぞれあるとは思います。

 そこでまた疑問として浮かぶのが「セックスが嫌い」「性欲がない」というのはどういうことが原因なんだろうかということです。

「たまたまいいセックスをしていない」
「初体験がうまくいかなかった」というのは分からないでもないのですが、
「根っから」という人もいるようです。
 どうも私の友人は、その「根っから」なのではないかと思っています。

「汚い」とか「不潔」とか、潔癖な人が嫌悪するという場合もあるかもしれません。
 でも、性の嫌悪と潔癖というのはちょっと違う気もします。
 そしてこれは、男女ともにあるようです。

 そして「根っからセックスが嫌い」というのは「こじらせ」とも違う気はします。

 嫌いな理由を「ミソジニー」みたいな意識高い系の言葉を使って説明しようとするとか紐付けようとするのはこじらせているかもしれませんが、この話を掘るのは今はやめときましょう。

 ただ昔に比べて格段に性は解放されてきているはずなのに、嫌いな人が増えるというのは不思議な気がします。

 ちょっと飛躍した考えかもしれませんが、それに関しては「空気を読む」という日本独特の、というか最近の風潮が影響しているのではないかとも感じます。
 
 例えば、このコラムの打ち合わせなんかは担当編集さんと社内でやっているのでなんとも思わないんですが、喫茶店でやっていたら怒られそうな話をよくします。
「教育に悪い!」とか言われるやつですね。

 もともと日本って公共の場でセックスの話をするのは美徳ではない世の中ですよね。
 その空気を読んでしまうと、あまりセックスの話はしないほうがいいということになって、そのうちに興味の対象から外れてしまう。
 語らないほうがいいから語らない。嫌われたくないから語らない。

 これって「こうしたい」ではなく「こうあるべき」「こうしなきゃ」「こうしないと嫌われる」という、こじらせのメカニズムと似ているような気がするんですが、どうなんでしょう。

 空気を読むことに一生懸命になって、自由な発想ができなくなっている?
 そういった文化で子供のころから育っていると、そもそも「こうしたい」と考える訓練ができていないので、「こうしたい」を見つけられないのではないでしょうか。
 もしかしたら、「こうしたい」を見つけてはいけないとすら思っているのかも。
「セックスの話題は苦手」というポジションでいたほうが正しいと思ってしまうのかもしれません。

 とは言え、これだけでは私の友人の例は説明しきれていません。
 これからは、「女性の性欲」とともに「性への嫌悪」というところも考えていきたいなと思います。

ダイノジ 大谷ノブ彦 カタリマス!【ARCHIVE】

2016.04.05 Vol.0

「表」は隔週でTOKYO HEADLINE紙面&WEBにて連載(〜2016.3.28)

 

最終回 好きなことを貫けばいい。

第22回 テーマは「思い出ご飯」。でも、リアルテーマは家族だった!

第21回 僕たちは、より正しく生きるしかない。

第20回 ムダする理由

第19回 「おんせん県おおいた」の、温泉のない佐伯市で考えた

第18回 大谷ノブ彦は腸だ?

第17回 氣志團万博でもらった大きな土産

第16回 スペシャルウィークは「しくじらない」。

第15回 ベタなことをやって夏休みを回収したい

第14回 10月は清水港でマグロック&フジソニック

第13回 みなさんの代わりにお話を「キキマス!」。

第12回 人にはそれぞれの役割がある

第11回 参加することが「おもしろい」

第10回 中畑清監督に「導」かれて

第9回 「芸人」って何でもやるべきだと思う

第8回 「こっち側の人間」とか、つまんない。

第7回 僕の役割は「なぜ素晴らしいのか」を伝えること

第6回 芸人”愛”じゃなくて、芸人”熱”

第5回 「文化を嗜むよりも合理性が勝る」?

第4回 王道を引き受けて王道を行く、白鵬とキムタクにシビれた!

第3回 映画『GODZILLA ゴジラ 』は試金石 

第2回 サッカーはテクノミュージック論。

第1回 楽しいことは中(ナカ)にある!

 

「裏」はWEB限定(〜2016.3.24)

 

第70回 さあ、最終回。最後の曲は何にしよう?

第69回「手放すことで何かを得る」って、あるね。

第68回 今こそ、エンターテインメントが本気を出すとき。

第67回 グラミー賞授賞式で受け取ったメッセージ

第66回 “町おこし”のダイノジ

第64回 いろいろな人に会いたい。

第63回 まだ本調子ではないけれど…イッツオーライ! 29日に独演会 

第62回 2016年は「いい感じ」です。

第61回 ドリカムのワンダーランドにやられた!

第60回 お昼の番組集合で分かっちゃったこと

第59回 その場を楽しむことが、ハッピーへの近道だ。

第58回 恋をした。

第57回 遅めの夏休みにした、10年に1度あるかないかの体験。

第56回 笑って学べる、「赤っ恥」は最高。

第55回 あの人の『蒙古斑』が見たい!?

第54回 清水で8年前のリベンジ、果たせました

第53回 東京の土産、やるじゃん!

第52回 ラジオの役割について考えさせられる日々。

第51回 糠漬けは、人生だ!

第50回 エンブレム問題は、パクリ探しで終わっちゃいけない。

第49回 『テイラー・バートン〜奪われた秘宝〜』、ついに本番。

第48回 佐野元春さんに夢見心地。

第47回 70年目の原爆の日に思うこと。

第46回 今年の夏フェス、DJ ダイノジはちょっと違う…かも?

第45回 一杯の立ち食い蕎麦。

第44回 カミさんは「知らない」

第43回 マンガみたいな野球が見たい!

第42回 この夏、ダイノジが上げる”喜劇”というでっかい花火。

第41回 「父ちゃん」はちょっと切ない。

第40回 マグロック復活! ダイノジがフェスをやります

第39回 「大谷に敵はいない」

第38回 「〇〇の日」は〇〇に想いをはせる日

第37回 子供が喜ぶことをしたい

第36回 「じゃないほうの大谷」

第35回 半チャーハンは愛情のないキスみたいなもの。

第34回 何が敵か。

第33回 2年目の『キキマス!』は、より”キキマス”に

第32回 板東英二さんは太陽だ

第31回 4年目の3.11に僕ができること

第30回 離婚の危機。どうにか、回避。

第29回 『フォックスキャッチャー』とスティーヴ・カレル

第28回 面倒くさいことだからやってみる

第27回 ベイスターズ本に感動した

第26回 僕たちには長渕剛が足りない!

第25回 答えって、ひとつじゃない。

第24回 ラジオ界のボケになりたい。

第23回 『キキマス!』からドラマ主演まで! なんかすごい、2014年。

第22回 ベイスターズを応援するための物語ができた!

第21回 人生、山あり谷あり……大谷あり

第20回 ムダする理由

第19回 澤本嘉光さんの話で燃えあがるラジオ熱

第18回 大きな声で好きって言えない、汁とイモ

第17回 チームスマイル・豊洲PITで俺のグッドタイム

第16回 芸歴20周年のお祭りで「衝撃」との邂逅

第15回 カッコいいのは、笑われることを恐れない愚直さ。

第14回 ハワイに行きたい

第13回 こんなに動物が好きだった……

第12回 本当に一番おいしいものって何だろう

第11回 草食男子こそラジオを聞け!

第10回 金言飛び出すスペシャルウイーク! 今日も『キキマス!』

第9回 オールナイトニッポン伝説を『キキマス!』

第8回 若者よ、失敗しに行け!

第7回 勃発!果物問題。僕のリンゴは6分の1!

第6回 夏フェスシーズン本格スタート! 「まずは現場に行け!」

第5回 聞きました! サッカー日本代表をもっと強くする方法。

第4回 ブレる自分を楽しむマイブーム

第3回 サッカーってライフ!

第2回 ”楽しいことをやることで抵抗したい”誕生日

第1回 ネガティブなことばっかりいってないで、楽しくやろうよ!
※第65回は欠番

江戸瓦版的落語案内 青菜(あおな)

2016.03.29 Vol.663

落語の中には、粗忽、ぼんやり、知ったかぶりなどどうしようもないけど、魅力的な人物が多数登場。そんなバカバカしくも、粋でいなせな落語の世界へご案内。「ネタあらすじ編」では、有名な古典落語のあらすじを紹介。文中、現代では使わない言葉や単語がある場合は、用語の解説も。

「TOKYO TOWER HIGHBALL GARDEN ROOFTOP ジンギスカン」好評開催中!

2016.03.28 Vol.663

季節の変わり目、花粉もいっぱい飛んでいるみたいだけど、みんなは大丈夫? 僕はあったかい季節が大好きだから、お花見を楽しんだり、外でいっぱい遊んだりしているよ。

 お花見もそうだけど、暖かくなったら、お弁当やBBQなど屋外で食べるのが僕の楽しみのひとつなんだ。そんな僕も大好きなのが、現在東京タワーで開催中の、マザー牧場名物のジンギスカンが楽しめる「TOKYO TOWER HIGHBALL GARDEN ROOFTOP ジンギスカン」。

 お弁当やBBQもいいけど、準備と手間がかかるのがちょっと…という人でも手軽に楽しめるのがいいんだ。食材やBBQの道具、そのほか重たい飲み物や、コップやお皿などこまごましたものを用意するのって意外と大変だよね。でも「TOKYO TOWER HIGHBALL GARDEN ROOFTOP ジンギスカン」では、会社や学校帰りに手ぶらで来て、食べ放題・飲み放題でジンギスカンが楽しめるんだから、とっても便利だと思わない?

 ライトアップされた東京タワーを真上に臨み、4本の塔脚の内側に位置する、フットタウンの屋上スペースは、東京タワーの鉄骨の迫力と美しさ、ライトアップの優美さを間近に体感できる、知る人ぞ知る穴場スポット。そんな穴場スポットで、マザー牧場創業以来の伝統のラム肉のほか、牛肉、豚肉、各種野菜も120分間食べ放題。飲み放題ドリンクも、新登場の「ビームハイボール」はもちろん、生ビール、赤ワイン、ソフトドリンク等を取り揃え、最強メニューでみんなを待っているよ。

 ライトアップされた東京タワーの真下という最高のシチュエーションを最大限に生かした超穴場スポットで、美味しいジンギスカンをぜひ堪能してね!

「TOKYO TOWER HIGHBALL GARDEN ROOFTOP ジンギスカン」
【開催期間】9月11日(日)まで ※雨天中止
【営業時間】17〜22時30分(L.O.22時) ※4月29〜5月1日、5月3〜5日、5月7〜8日は12時〜
【開催場所】東京タワーフットタウン屋上
【料金】マザー牧場ジンギスカン 120分食べ放題&飲み放題 男性:4500円、女性4000円、未成年(中学生以上):3000円、小学生2000円、4〜6歳:1000円
【席予約・問い合わせ】TEL:070-2823-4803(16〜21時)

小池百合子のMOTTAINAI 莫大なCM代も不要。トランプ氏の大胆な広報戦略はすごい。

2016.03.28 Vol.663

 わが国でアメリカ大統領選挙がこれほど関心の的になることがあったでしょうか。モーニングショーから昼の情報系番組、そして夜のニュースと、朝から晩までトランプ候補のオンパレードです。放映時間を広告費に換算すると、何十億、何百億円に相当するでしょう。

 アメリカ大統領選挙には莫大なお金がかかるとされます。4年前のオバマ陣営が約20億ドル、ロムニー陣営もその半分程度、9億ドルを投じたといいます。ほとんどの費用はテレビCM代に化けます。候補者の政策を訴えるというよりは、相手候補を徹底的になじるエゲツないCMが多いのが特徴です。候補者本人は紳士淑女ぶりを訴えながらも、CMは本音を晒しだしているのです。

 今回、トランプ氏は「メキシコの不法移民阻止のために国境に壁を築く。費用はメキシコもちさ」「イスラム教徒の入国を禁じる」と激烈な言葉を発してはアメリカはもとより、世界のメディアが報じています。結局、トランプ氏は莫大なCM代を払わずに済む。自費で選挙戦を展開している大金持ちのトランプ氏は「莫大な費用を人からかき集めている」と他候補を攻撃し、国民のルサンチマンを晴らしながら大統領選の階段を登りつめようとしているのです。ある意味、天才的といえましょう。

 パレスチナ人の友人はトランプ支持者です。中東問題でトランプ氏が「自分は中立」と発言したからだとか。ホワイトハウスはイスラエルのアメリカ支部だと言われるほど、アメリカとイスラエルの関係は極めて密接ですが、このトランプ発言はまさに画期的です。

 アメリカ国内のユダヤ系人口700万人を、すでにイスラム人口が上回ったとの説もあります。グローバル企業やメディアでのユダヤ系の影響力もトランプ氏からすれば「So What!」(それがどうかしましたか)なのでしょうか。

 同盟国日本としてもこの選挙から目が離せません。(自民党衆議院議員)

大谷ノブ彦 カタリマス! 最終回 好きなことを貫けばいい。 

2016.03.28 Vol.663

『キキマス!』が24日で最終回を迎えました。このコラムが世に出る28日には、ニッポン放送では新しいお昼の番組が始まってますね。僕もようやく終わったんだっていう実感を感じてるころかもしれない。でも、他の仕事をどんどん入れてますから、浸ってる余裕もないかもしれないけど。

 2年間『キキマス!』をやってきたなかで、本当にいろいろ経験させてもらって、勉強もさせてもらいました。振り返ることはまだできないですけど、自分が人に興味を持つようになったことは感じますね。そして人間がすごく好きになった。番組に来てくれた人はもちろん、それ以外の場所で会う人。とにかく、会う人みんなが。これって自分にとって、とても大きなことです。

 自分が何をしたいのか、自分はラジオで何ができるのかっていうことも分かった気がしています。お昼のラジオっていう新しい場所にやってきて、時間とか関係なく自分らしくやろうって気持ちを持ちつつも、どうしたら良くなるのかを考えながらいろんな意見を聴きながら試行錯誤もして。「お昼の番組だからこういう曲をかけたほうがいい」「大谷さんがパーソナリティーなんだからロックばかりの選曲でいいんだよ」「もっと発信すべき」「いや、リスナーに寄り添うべきだ」。どの意見も番組を良くしたいという想いから発されてるんだけど、見事にバラバラでした。それでも「人の言うことを聞いてみよう」って考えていたところもあるから、いろいろやってみて、また他の意見をって繰り返して。それでたどり着いたんですよね、パーソナリティーが好きなことを貫けばいい、それがラジオだって。パーソナリティーが楽しんでいるってことがそのまま伝わるのがラジオなんだって。ポップミュージックやアイドルの理屈とは違うんだと思います。僕がラジオが好きだったのも、そういう理由だったのになって。改めて、それを確認させてもらいました。

 それに気づいたから、最後の2カ月はすごく良くなっていったと思います。グルメを語るはずのコーナーのテーマがゴリラになったり、歌謡曲になったり。音楽やスポーツについて、とことん語ったり。本当に好きなようにやらせてもらいました。選曲もさせてもらいましたしね。……もう、後の祭りだけど、選曲は、もっと積極的にやるべきだったかなあ。曲の素晴らしさを伝えるってことでは、俺が一番だって自信があるからさ。だから、そのエネルギー、すごく残ってるんですよ。どなたか、早いうちに、僕を捕まえて。 

 またこういう機会があったなら面白いことができる気がしています。いい話、お待ちしていますよ〜!

黒谷友香「友香の素」vol.161 チューリップも伸び悩み?

2016.03.28 Vol.663

 春はお花見が楽しみな季節。私は先日、京都の長岡天満宮に梅を見に行ってきました。御祭神の菅原道真公は梅をこよなく愛していたそうで、紅梅白梅約200本の梅が植えられています。お天気にも恵まれて、良いお花見ができました。梅に続いて次のお楽しみは桜ですね! 今年も友達とお花見に行く予定です。

 そうそう、お花見でもう一つお楽しみがありました! 去年の秋に植えたチューリップです。347個の球根を友達2人で植えました。それがちらほらと顔を出し始めたのですが、今年のチューリップはちょっと様子が違います。よく見てみると…土から10センチくらいしか顔を出してないのに、つぼみがそこにあるのです! チューリップって茎が長〜いのが特徴。その長〜い茎の先につぼみがあるのが毎年の光景でした。それが、高さ10センチのところにふっくらとした立派なつぼみを付けていて、それが今にも咲き出すような感じなのです。「イヤイヤ、まだ咲くのは早いよ、咲くのはもう少し茎を伸ばしてからだよね?」っと慌てて他の場所に植えてあるチューリップを見に走りました。が、こっちでもあっちでも高さ10センチにつぼみを付けている! 一体全体どういうことなの、チューリップ〜?! 去年の秋から色とりどりに咲き誇る背の高いチューリップガーデンを想像して楽しみにしてたのよ。それが背が低くてグランドカバーにぴったりな芝桜のように、地面から10センチでもうお花。マジですか〜〜?!

 どうしてそうなったかを調べてみると、チューリップの球根は、低温に合わないと花茎が長く伸びないんですって。そういえば、冬物衣料の売れ行きが伸び悩んで服飾業界は大変だな〜なんて思ってたな。そこまで寒くなかったもんね。でもまさか、チューリップの花茎まで伸び悩むとは…。トホホだけど、今年の短いのもポコポコっとしてて可愛いからいっか(笑)。

格闘家イケメンファイル Vol.45 ZSTの剛腕 藤原 敬典(ふじわらけいすけ)

2016.03.27 Vol.663

 小柄ながらガッチリとした体。そして整った顔。ZSTのイケメンといったら忘れてはならない藤原敬典が満を持して登場。格闘技を始めたきっかけもなかなかのイケメンだ。

「美術系の専門学校に通っていた時にキックボクシングジムに入りました。高校生の時にテレビでK-1を見て、武蔵選手がかっこいいなと思ったことはありましたが、自分で格闘技をやろうとは思っていませんでしたし、キックボクシングも単なる趣味程度の気持ちでした。実際正義感が強く、その強さゆえいろいろなことを見過ごすことができなかったので、危険な事に巻き込まれるかも知れないと思って(笑)。身を守るというのもありますし、家族や大事な人を何かあった時に守れないといけないと。でもやっていくうちに、これって実戦で使えるのかなと思うようになり、練習試合に出るようになった。1度出ると自分のダメなところが分かり、それを修正して出ると、またダメなところが分かり…というのを繰り返しているうちに、だんだん試合に出る回数が増え、プロへという流れになりました。総合格闘技にいったのは、よりリアルを求めたから。キックボクシングも魅力的ですが、組んだり、ブレイクがあったり、転ばされても立つまで待ってくれたりするので、実際に何かあった時には対応できないんじゃないかと。実際に何かを守らなきゃいけない時は、誰もブレイクなんて言ってくれないので、寝技とかも想定しないといけないと思ったんです。それで実戦の強さというものを求めた時に、よりリアルなのは総合かなと(笑)」

 趣味程度のつもりで始めた格闘技も第一線のプロとして活躍し続けること約10年。そこにはひたむきな努力があった。

「20過ぎてから始めたので、最初からスタートが遅いという自覚はありました。ですから小さなころからやってきた選手と同じことをやっても対等にならないという思いもあり、もともと好きだった武蔵選手のように、サウスポーとオーソドックスの両方ができるように練習をしました。もちろん今も両方使えますし、そんな感じでいろいろ工夫することで、キャリアの差を埋めようという試みもしています。ストレートにいってもダメなので、人と違うことをやって強みにしようということですね」

 キャリアの短さを工夫と挑戦でカバー。その陰にいるのは、なんとニャンコ?!

「キャット観察が趣味なんです(笑)。あいつらの動きとかすごくて、いろいろ参考になる。家でスコティッシュフォールドを1匹飼っているのですが、猫じゃらしをやりながら、利き手とかあるのかな…とか、どの角度が一番見ずらいのかな…とか観察して、格闘技の参考にしようと(笑)。猫の動きを観察して、いかにバレずに相手に触れるかというのを考えています。動きや錯覚を利用し、相手が気づかないうちにパンチを当てられたらすごくないですか(笑)」

 猫の話になるとデレデレの藤原。4月17日には新宿FACEで試合を行う。

「相手は1個上の階級の現ZSTフェザー級チャンピオンの加藤惇選手。僕はバンタム級ですが、チャンピオンが僕の階級まで落としてワンマッチを行います。これまで対戦したことはありませんが、背が高く、手足も長い。ヘタウマ系打撃って言われてますが、それはつまり素直にこなくて、すごくタイミングがとりづらいという事。実際対戦した人に聞くと、ジャブが見えない、タイミングが分からないと言う人が多い。当てるのがうまいので、みんなタックルでテイクダウンしようとするけど、体の力が強くて倒れない。そうこうしているうちに疲れてやられるパターンが多い。でも自分はいつものように分かりやすい試合をするだけ。近づいて殴る。基本的に試合中にタックルにいったことはありませんし、打撃しかできないので、ただそれだけ。だから単純で面白いんです。いかに打撃を当てるか。それ一点なので、結構緊張感もありますが、その緊張感も楽しんで下さい。最近では強くて生きのいい若い選手がたくさん出てきましたが、おじさんも負けないぞという熱いものをお見せします!」

EXILE TETSUYA「DANCEの道」第44回 マイナスを気にするのではなく長所を伸ばしてプラスにすること

2016.03.25 Vol.665

 卒業のシーズンを迎え、たくさんの方々が一つの節目を迎えたと思います。自分も学生時代のことを思い出すと懐かしい気持ちになりますが、あのころはまだDANCEもやっていなかったですし、夢は大工さんになることでした。そこからいろいろな経験や出会いと別れを繰り返しながら今の自分がいます。あの時の自分からは想像もできないくらい変化や進化もしてきましたが、たくさんの点と点を線にして、線と線を面にして、面と面が立方体になり多角面な自分を作っていこうと今も日々努力しています。

 そんな面の一つでもあります、僕の個人活動の『EXILEパフォーマンス研究所』は引き続き“DANCE is SPORTS”をテーマに活動させていただいていますが、最近パラリンピアンのアスリートの方に会って対談したり、試合を観に行ったりしています。先日リオパラリンピックの水泳の選考試合を観てきました、選手の皆さんそれぞれ障がいはあるのですが、僕が観ていて思ったのは不自由なことをマイナスにせず、むしろ自分の身体の使える部分を120パーセント以上で使えるように努力してプラスにしているんだなぁと感じさせられました。

 今の僕は手術後で、左肩が動かず踊れない状況なのですが、だったら動くところを思いっきり強化して今まで以上に動くようにしてしまえばいいんだ!と強く思わせていただきましたし、自分はまだまだ気合が足りないなぁと感じました。なので最近は左肩のリハビリとその他の部位の筋トレな毎日をストイックに送っています。

 やはりアスリートの皆さんはストイックですし、その競技に向かう真っ直ぐさは勉強になることばかりです。今年はオリンピック、パラリンピックイヤーということもあり、リオを目指す選手はもちろんですが、リオが終わった後の2020年東京オリンピック、パラリンピックに向かって、すべてのアスリートの皆さんが気合が入っていて盛り上がっているようにいつも感じます。引き続きこういった活動も含めパフォーマンスの向上に努めたいと思っておりますのでよろしくお願い致します。

 さて先日『Eダンスアカデミー』のシーズン3のキッズのみんなが卒業を迎えました。ちょうど1年前のこのコラムを読み返していたら、キッズのみんなのことを書いていました。初めて出会ったころは基礎もままならない状況で教えるのも大変でしたが、一つひとつ階段を登ってNHKホールという大舞台で堂々とお客さんを楽しませるDANCEができるまでになったことを本当にうれしく思います。僕たちがやっているストリートDANCEが教育番組になること自体に時代の変化も感じますし、まだまだやれることがあるんだなぁと思わせていただいています。そんな『Eダンスアカデミー』が4月8日からシーズン4に突入することが決定しました。新しい新入生と共に内容もさらに進化させて、もっとたくさんの方々がDANCEを通じて楽しんで頂ける番組作りを目指していこうと思いますので、シーズン4もどうぞよろしくお願い致します。

 これから新しく新入生や新社会人になる皆様、環境の変化などで戸惑うことだったり、壁にぶち当たることもあるかと思いますが、そんな時に僕たちの音楽やDANCEが皆さんの支えになったり背中を少しでも押すことができるように、軸をブラさず真剣にエンターテインメントと向き合っていきたいと思いますので、一緒に夢に向かって頑張っていきましょう。

脱こじらせへの道 第19回 “肉食男子を好む女性は肉食女子”という事実

2016.03.25 Vol.663

 こんにちは、田口です。

 最近ここでお金の話ばかりしていて、「田口、お金大好きなんじゃね?」と思われる方もおられるかと思いますが、みんなお金好きですよね。プロ野球の選手もそうじゃないですか!
 と、ちょっと時事ネタにも触れつつ…。

 今回は「肉食男子と草食男子、どっちが好き?」というアンケートをもとに、女性の性欲について触れてみようと思います。

 まず結果を見てみましょう。
 性欲があふれかえってますね。

 草食男子のブームはもう終わってます。流行っていたときは確かに興味を持つ女性は多かったと思いますが、今はそれほどでもない。
 世間一般にはもう流行っていないので、この数字もGIRL’S CHのユーザーだから特別に高いということはないんじゃないかと思います。

 しかしブームは終わっていますが、男性の草食化は確かに進んでいます。同時に女性の肉食化も進んでいます。
 ここで注意したいのは、「肉食だから草食が好き」ということではないということ。自然界の食物連鎖はそうなってますが、「肉食女子」「草食男子」という呼び方はあくまでキャラクターをたとえたもの。
 相性としては草食と草食、肉食と肉食のほうがあってますよね。

 つまり肉食男子を好む女性は肉食女子のはずなんですが、そういう人は自分が肉食女子だということは認めたがらない傾向があるように思います。
 もちろん、昨今の肉食女子ブームや、女性向けメディアで性に積極的な女性が多く登場していたり、肉食女子を自認する人も増えてきています。ですが、このアンケート結果と照らし合わせると、もっとまわりに肉食女子が多くてもいいと思いませんか?
 それはなぜか? 肉食イコール、性欲旺盛なイメージや男性に対して飢えているイメージがつきまとうのを、女性が避けているからだと思うんです。

 ではなぜ女性は、自身の性欲を認めることから逃げたり、ときに「恥ずかしい」と思ったりするのでしょうか?
 それは、多くの女性は男性のほうから積極的に来てほしいと思っているから。
 そして、そうあるべきと思っているから。

 日本の文化は、男性が外で稼ぎ、女性が家庭を守る文化として、長年定着してきました。
 それに対して最近は、男女雇用機会均等法であったり、一億総活躍社会であったり、男女ともに社会で活躍しようという考えが広まっています。

 男女雇用機会均等法が実施されたことにより、仕事で活躍する女性の給与は引き上がったかもしれませんが、それは一部の男性の給与から削られた分があてられていますよね。
 だから、男女ともにある程度同じように活躍できる社会であるはずなのに、長く日本に根付く「男性が外で稼ぐべきだ」という考えから、男性の負担がどんどん増えていきます。

 そうした結果が、女子会と称してラグジュアリーな余暇を楽しんだり、美魔女のように給与を自身の美容のために使えるブームが生まれたのかもしれません。

 男性ばかりにリスクを負わせてはいけない。
 かわいそうですよ、男性。

 女性って、給料が上がっても、そのお金の使い道がランチに3000円とかネイルに3万円といったように儲けたお金で自分に投資していることが多くないですか?
 でも男性との付き合いの中では今までのままということが多かったり。自分に投資している人ほどおごらせたがる傾向ってありません?
「自分に投資してその分美しい女性としてデートしてあげてるんだから、男はおごってくれて当然」そんな思考。
 ワリカンにすればいいじゃないですか。
 自分に投資するのも、メイクしたり着飾ったりするのも、誰も女性に強制していないはずなんです。

 すいません、ちょっと熱くなってしまいました。

 まあそういう女性の気持ちが現れているのが、このアンケート結果だと思います。
 女性は男性には肉食であってほしいと思っている。
 これは、女性はいつまでも受け身の楽な姿勢でありたいという願いの現れです。
 それは長く続く日本の慣習からくる考え方なので仕方ないかもしれません。
 だって30年前にこういうアンケートを取ったら、答える人自体いなかったと思います。
 女性から性欲を発露していくということはなかったと思いますから、選ぶことすら考えられなかったでしょう。

 でも肉食男子が好きなあなたは肉食女子なんです。そこは認めたうえで、そういう振る舞いをしないといけないんじゃないかと思います。
 このコラムでも最近何度も言っていますが、選択すること・権利を得ることとリスクを背負うことは、セットなんです。

 ちなみにデンマークでは5歳から家で性教育が始まっているので、みんなセックスに関する知識をちゃんと持っていて、きちんと話せるようです。
 一方、日本では小中学校では保健体育の授業はしますが、セックスのことを教えてはいけないらしいです。

 ベースがこうだと、海外のように女性が明るくセックスのことを語ろうよ、というのは難しいのかな?とも思うんですが、雇用といった社会進出についてはどんどん前に進んでいるのに、性に関しては旧態依然なままというのは「虐げられた性」ということになりませんか?

 世間の流れに合わせるなら「女性の性」ももっと開かれてもいいのではないでしょうか。

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