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コラム | TOKYO HEADLINE - Part 238
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江戸瓦版的落語案内【くしゃみ講釈(くしゃみこうしゃく)】

2015.12.27 Vol.657

落語の中には、粗忽、ぼんやり、知ったかぶりなどどうしようもないけど、魅力的な人物が多数登場。そんなバカバカしくも、粋でいなせな落語の世界へご案内。「ネタあらすじ編」では、有名な古典落語のあらすじを紹介。文中、現代では使わない言葉や単語がある場合は、用語の解説も。

楽して魅力的なボディーに

2015.12.27 Vol.657

 エステティックTBCが家庭で手軽にできる美容機器を新発売。痩身が人気のサロンだけに、ダイエットをしている女性には気になるところ。美容機器カテゴリーマネージャーの一井さんに話を聞く。

「TBCが来年創業40周年を迎えるにあたり、サロンに来て下さる方以外の方に当店の技術を体感いただきたいと思い家庭用美容機器“セルボディシェイプ”を発売しました。これまではサロンに来ていただいて、エステティックコースやサロンコスメなどをご提供してきたのですが、40年蓄積した実証データや技術、知識、テクニックといったノウハウを使い、幅広いお客様に“きれいに痩せる”というTBCのメソッドをご提供したいと思い販売に至りました」

 他社の家庭用美容機器との違いは?

「この商品は、TBCのボディシェイプのメソッドである“温めて”“ほぐして”“流して”“引き締める”を基に開発しました。これはどれが欠けてもきれいに痩せられません。弊社は女性ならではのしなやかな曲線のメリハリのあるボディー、リバウンドをせず、内側からきれいになるとことを目指しており、これまで年間約20万件のお客様にご提供してきました。そのメソッドにより開発されておりますので、ご家庭でより手軽に、そして効果を体感いただける商品となってます」

 1台で4つの機能を一度にできるのは便利。

「さらに、充電タイプのコードレスで、防水仕様ですので、バスタブの中でもお使いいただけます。温かいお風呂は代謝が上がると言われているので、時短しながら効率のいいケアができます。また、フェイスモードもあるので、お風呂場でお化粧を落として、そのまま使用することも。全国のTBCサロンとTBCオンラインショップで購入が可能です」

 1日10分でいいという手軽さも魅力。忙しさを理由にダイエットを怠けていた人、そしてお正月太りが気になる人は試してみては?

格闘家イケメンファイル Vol.39 目覚めたドラゴン 佐々木大蔵(ささき だいぞう)

2015.12.27 Vol.657

 名門チームドラゴンに所属する佐々木大蔵は、25歳にして所属12年というチーム内でも古株(?)の選手。

「そうですね。選手でいうと尾崎圭司さんと大体同じぐらいの時期の入門ですね。あとは…(梶原)龍児さんより僕のほうが早いので、ドラゴン歴はかなり長いです(笑)。出身がもともと町田で、実家はジムから自転車で20分ぐらい。格闘技を始めたのは中学1年生で、このジムに入門してからです。中学1年生になって野球部に入部したんですが、そこでいじめにあったんです。それがちょうど夏休みに入る直前ぐらいで、学校にも行かなくなっていました。そうしたら両親がこのジムを見つけてくれて、見学に行こうって。見学に来たら前田(憲作)先生(K-1GYM DRAGON 代表)がいて“強くなろう”って言ってくれたんです。それがきっかけで、その夏休み中ジムの練習に没頭していたら、夏休み明けに普通に学校に行けるようになっていた。野球部を辞めたので体を動かしたかったし、体を動かしている時は何も考えていなかったので、精神力がついたんだと思います。父親が格闘技好きでK-1とかヘビー級の試合を一緒にちょっと見るぐらいで格闘技は特に好きではなかったんですが、その没頭した期間ですっかりのめりこみました」

 来年1月17日に後楽園ホールで行われるKrush.62で「第4代Krush −63kg王座決定トーナメント」が開始。山崎秀晃が返上し、空位になった王座の席を巡り8選手が戦う。 

「−63kgのベルトをかけて、トーナメントが行われます。1dayではなく、1、3、6月と行われるので、1試合1試合全力の戦いが見られると思います。3回勝ったらチャンピオンなので、集中していきたい。1回戦の相手は東本(央貴)選手。この選手にはKrushのユースグランプリという大会の準決勝で戦い、延長で判定負けしているんです。だから今回はそのリベンジの意味もあるので、1回戦で当たることになり、気合が入っています。このトーナメントでは新生K-1が始まり注目されている平本(蓮)選手もいますが、反対ブロックなので最終的にお互いが勝ち上がれば決勝で当たるので、6月には平本選手と対戦したいですね」

 自信をのぞかせる佐々木だが、このベルトには並々ならない思いがある。

「この−63kgは龍児さんから始まりずっとチームドラゴンの選手が巻いていました。一度海外のトーマス選手に取られましたが、それを秀さんが取り戻してくれた。それからずっと秀さんが−63kgを牽引してきたので、それに匹敵というか、それ以上に自分がこのトーナメントで存在感を見せて、第4代−63kg王者になりたい。その秀さんはこのベルトを返上し、−65kgに階級を上げて、見事に−65kgのベルトを取った。だから僕もこのベルトを巻いて秀さんと一緒に写真を撮りたいんです」

 プロ選手として活躍するかたわら、指導者としても活動する佐々木。子どもにも人気だが、好きな女性のタイプは意外にも…。

「保育士になりたいと思ったこともあるので、ここでキッズクラスを指導できて夢がひとつ叶いました。好きな女性のタイプは年上のしっかりした人。道場の先輩にも年上の方がいいと言われていた。甘えん坊にみえるのかな(笑)。芸能人でいったら篠原涼子とか吉瀬美智子のような大人の女性がいいですね」

 生涯格闘技にたずさわっていきたいという佐々木だが、もちろん目の前の目標はチャンピオンだ。それには1月17日の初戦に勝つことが第1歩となる。

「チャンピオンが目標ですが、1回戦に勝たないと何も始まらないので、まずは初戦をきっちり取ります。それに1回戦はリベンジの意味合いもあるので、絶対に負けられない。前回は延長判定で負けているので、今回はKO勝ちしかないと思っています。僕の試合は3分3ラウンドまで目が離せないといわれるぐらい粘るので、今回も1ラウンドとはいわず、自分らしく3ラウンド目まで粘って最後にとどめを刺しにいきたい。そこまでのプロセスも楽しんで下さい」

EXILE TETSUYA「DANCEの道」第41回 「2015年 to the 2016年」

2015.12.25 Vol.DANCEの道

 ふと入ったお店のトイレの壁にこんな文章を見かけました。

「人の欠点が気になったら器の小さい人

人の短所が見えなくなってきたら相当の人物

人の長所ばかり見えてきたら大人物」

 なるほど…(笑)。皆さんはどんな人ですか?

 僕は…、まだまだですね(笑)! 要するに人は人に見られているし、人からどう見られるかは自分次第ってことなのかな? まぁ他人にどう思われても自分がこう! って決めた生き方ならばどう見られてもいい! なんても思いますが、どうせなら周りの人たちがHAPPYになる生き方を僕は選びたいですね。

 何か上手くいかない事が続く時って必ず自分中心な考え方をしている時だなって思います。生きていれば必ず良い事もあれば悪い事もある。だけど周りの人たちが手を差し伸べてくれるかくれないかは自分次第なんだと思います。トイレの壁にあった、他人の長所ばかり見える人は周りにたくさんの仲間がいて相乗効果しながら生きているんだろうなと思います。今年の僕はそんなふうに過ごせただろうか?

 2015年も残りわずかな年の瀬に、今年をいろいろ振り返るとしっかりとやるべき事を残さずできたのか? 何をやり残したのか? なんて考えてしまいますね。しかし、いくら振り返っても時間は戻らないので、来年のことを考えていたら、あまりにも楽しそうな事がありすぎてワクワクしっ放しです(笑)。

 まず、EXILEの活動はもちろんですが、2015年に正式メンバーになったDANCE EARTH PARTY、そして先日発表になりました、THE SECOND from EXILEの本格始動が始まりますし、秋からはアリーナツアーも決定しました! 個人で3グループを兼務する事はなかなか経験できない事ですが、自分のパフォーマンスの可能性や色をグループに合わせて表現できる2016年になるので自分でも気合が入っています。SECONDのメンバーで今から来年に向けていろいろと画策していて、二代目の時から応援していただいているファンの皆さんにも、これから僕らを応援してくださる皆さんにも喜んでもらえるような企画をたくさん用意していますので、ぜひ楽しみにしていてください。

 他にも僕がやっている個人活動のEXILE パフォーマンス研究所やAMAZING COFFEEなど、本当に自分で言うのもおこがましいですが、2016年は勝手にパーフェクトイヤーと名付けてすべてに全力の情熱をぶつけて頑張らせて頂こうと思っておりますのでTETSUYA’s 七変化お楽しみに! そして今年は何と言ってもマツさん、ウサさん、マキさんのEXILEでのパフォーマンスがラストを迎えるので、最後の最後の最後の最後のワンカウントまで、しっかりとお三方の背中を脳裏に焼き付けたいと思います。皆様2015年良いお年をお過ごしください! そして2016年の素敵な年明けを迎えられるように心から願っています!(^o^)v

脱こじらせへの道 第13回 今年は“ヤリマン”と“処女”の二極化が進んだ一年でした

2015.12.25 Vol.657

 こんにちは、田口です。

 今回は年内最後の更新ということで、「経験人数? 貞操観念がないこと? どこからが“ヤリマン”だと思う?」というアンケートをとっかかりにして、この1年を総括した話にしてみようと思っています。
いや、コラムは7月から始まったのでまだ半年なんですが、そこはまあ気にしないで…。

 この1年は女性のセックスにおいて“二極化”が進んだ年だと思うんです。
 二極化というのは“ヤリマン”と“処女”。この2つが大きな角度がついて右と左に分かれてしまって、2つの離れ小島ができてしまった感じといえばイメージしやすいかもしれません。

 以前は肉食女子というものがあるらしいぞ、程度の話だったのですが、今年は自ら「私は肉食女子」と認める女性が増えてきた印象。その結果、メディアの描く女性像は、完全に肉食女子と高齢処女といった話題に二分されてしまいました。

 といってもこの極端な2つしかないというわけではないので誤解のないように。
 あくまで見え方の問題です。メディアに書いてあるようなことを分析していくと二極化が進んでいるような感じになるけど、実際はもちろんそれ以外の女性のほうが多いですから。
 でもその中間の部分が見えにくくなっているので、どちらかに属さないといけない、と思っちゃいがちなので、この極端な2つをつなげるというか架け橋になるものを作らないといけないんですが、今はそれがない。多分その役割を担うのが私たちの仕事なのではないかと思うんです。

 ちょっとアンケートに戻りますと、ヤリマンの定義ってなんだろうというところから始めないといけません。

 アンケートから見えてくるのは、数ではなく、貞操観念なのではないかと思います。
 
「3人以上は…」という人がいました。2人と3人ってどう違うんだろうと思うんですが、感情が入るか入らないかという部分もありますよね。

 彼氏とか旦那がいて。旦那がいて不倫している場合って、それってヤリマンじゃないじゃないですか。単なる不倫。
「年に5人以上と…」というのも単に出会いと別れのスピードが早すぎるだけで、別にいいと思うんです。

 一応、本命がいるのにほかの人とする。しかも自発的にする人、自分から誘ってする人、それがヤリマンかな。このへんは共通認識かと思います。

「貞操観念がない」という項目の中で、愛がなくても誰とでもやるという人をヤリマンという人もいます。この考え方には、どういうわけか古くから女性が持っている「愛がないとセックスしちゃいけない」というセックス観が表れているのではないかと思います。
 でもそんなことは誰かが決めたわけでもなく、個人の価値観の問題です。もちろん、「愛がないとセックスしちゃいけない」と思う人もいていいと思いますが、「愛とセックスは別だ」という人がいても、本人さえ良ければ何も問題ないわけです。愛がなくてもセックスしたっていいじゃないですか。
 そのうえで「同時期に3人以上と…」という意見を考えると、2人というのは彼とか旦那に愛情がなくて不倫相手に愛情があるということで、ヤリマンではないと解釈しているのかなって思いますね。
 不倫の話は以前にもこの連載でお話したので、ぜひ読んでいただければと思うのですが、不倫に物語を持たせている人にこじらせの危険性があるというのはもちろんのこと、案外そういう考え方は世の中にはびこっているのかもしれません。

 私が思うに、ヤリマンでも別に問題はないと思うんです。個人の自由です。
高齢処女も全然問題ないと思うんですが、二極化が進みすぎているのが良くないと思うんです。

 この二極化を解消するのがGIRL’S CHと言ったらなんですが、来年以降のメディアは、そういう姿勢を見せていかないといけないのかなって気がします。
それはアダルトメディアに限らずです。女性向けメディアは今はハウツーものだったり、セックスの話題や肉食女子の話題がすごくPV数を稼いでいると思うんです。まだその流れは続くと思います。
 そこで重要なのは、来年以降その話題でPV数が稼げなくなったときに、どういう方向に向かうか。私は、このままではより過激な方向に向かうのではないかと予測しています。本来目指すべきは、そこからいかに現代女性に寄り添ったものを発信できるか。発信していかないといけないと思っています。

 ではどうするか。
 そのとっかかりは、例えば処女向けのコンテンツ。いや、処女に限らず経験の浅い人に向けたコンテンツです。

 ハウツーってこれまでは、テクニシャンがテクニシャンになるための、みたいなものだったんですけど、もっと身近で使えるハウツーを、ということを目指してGIRL’S CHでは「処女活」というコンテンツを作っています。
 処女の話題って、これまでどこか触れにくいものだったりしましたよね。本人に聞けなかったり、テレビの特集でも腫れ物にさわるような扱いだったり。そんなところを、今回はハウツーという形で「決してはずかしいことではないんだよ」という風に伝えられるといいかなと思っています。

 ちなみに、1月はそんな「処女活」を含めて処女特集をしますので、ぜひご覧ください。

 また、個人的には、AVが処女とヤリマンの架け橋のひとつになれるのでは?という希望も見ています。
 ヤリマンは性に対して積極的、処女はどちらかというと消極的、その中間層の人たちに、AVというツールを利用して、性について考えてもらったり、意見してもらったりしてほしいなと。
 自分の性を語ることに少し抵抗のある人に、AVを“利用”してもらえればいいなと思うのです。

 最後にちょっとばかり、コラムのタイトルっぽいことに触れてみようかと思うんですが、ヤリマンとサセ子は別物ですよね。
 
 サセ子は断れない、受け身でセックスしちゃう人。セックスが好きとは限らない。男にぐいぐい来られると断れない人。それに対してヤリマンは自分がやりたいからやる。
 やりたくないのにやっているというところは、サセ子はネガティブなイメージがありますよね。
 
 ヤリマンになってもいいけどサセ子にはなっちゃダメですよ。

 また、今回のアンケートにあった、「人数」についての意見。
50人以上と経験したらヤリマンだとか、はたまた100人以上からか。
 しかしひとつ言えるのは、人数にかかわらず目標数を持ってセックスするのはヤリマンとカテゴライズしていいと思います。
 
同じ数をしていても、ちょっと人生を振り返ってみたときに「えっ?100人も?」というのはもしかしたらありえない話ではないかもしれません。

 たとえば80人くらいまできたら、「じゃあ100は目指そうかな」という思いは出てきますよね。数字のマジック。

80人まではヤリマンじゃないんだけど、残り20人を目指したところで、この20人についてはヤリマン。そして100人に到達したところで、やはり3桁はヤリマンって扱いになりますよね、結果的に。

 やはり数字を意識した段階でダメかも。「考えるな!感じろ!」ですね。

 こうやってヤリマンの話をしていると楽しいというかおもしろい話がたくさん出てきますよね。

 あと「ヤリマンはいい奴が多い」って言う男性は多いですね。
 まあこれについてはやらせてもらった人に悪いことは言えないので話半分で聞いておきますが…。

 とりあえず、今年はこれで終わりです。
 来年もまた女性についてのあれこれを探っていきますので、みなさんよろしくお願いいたします。

大谷ノブ彦 カタリマス!(裏) 第61回 ドリカムのワンダーランドにやられた!

2015.12.23 Vol.656

 史上最強の移動遊園地に行ってきました。ナゴヤドームで行われたドリームズカムトゥルーワンダーランド。ドリカムはずっと聴いてきましたけど、ワンダーランドやライブにはなかなかタイミングが合わなくて。今回ようやく会場に足を運ぶことができたんですが……、衝撃でしたね。「史上最強の」っていうけど言葉のままでした。ナゴヤドームが、ディズニーランドやUSJっていうか、ファンタジーの世界。お客さんのなかを騎士とかが歩いていたりするし。……会場に入ったときから、自分はワンダーランドにいる、そんな感じなんです。そしたら、吉田美和さんが…! もう、うわーっ!ですよ。

 ライブではあるかもしれないけど、移動遊園地であり、ワンダーランド。こういう考え方を持っていたり、そういった考えをライブに取り込んでるアーティストやバンドって、いないことはないと思うんです。SEKAI NO OWARIとかね。ただ、ドリカムはこの『史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND』っていうのを90年代からやり続けている。この形式を90年代に作り上げている。それってすごいですよ。

 僕が勝手に思ってることですが、始めたときはきっと、これは果たして音楽ライブなのか?みたいな意見があったんじゃないかなと思うんです。それでも会場に来てくれる人たちを喜ばせたい、楽しみたいって、スタートしたんだと思います。この、何が起きるんだろうってワクワクドキドキする気持ち、それがずっと続いていて、たくさんのお客さんが足を運ぶんだと思います。

 ドリカムは今年、ベストアルバム『DREAMS COME TRUE THE BEST! 私のドリカム』をリリースしているんですが、CDが売れない、音楽が売れないというこの時代に、セールスはミリオンを超えているんですよね。代表曲は全部入っているベストですが、収録曲は、カラオケでよく歌われているドリカム曲、カラオケランキングやダウンロードされている曲のデータなどを突き合わせて選んだものなんだそうです。カラオケのことまで考える……、これってなかなかできないことですよ。

 ライブでも、作品でも、ドリカムさんって、みんなが戦ってるところのさらにその上いっちゃってるんだよな。それと並行してドキドキとワクワクをストイックに追求し続けているんですよね。僕もダイノジも、DJダイノジもそっちに行きたい。ドキドキワクワクしたいし、してもらいたい、そういうのをやってきたいんだよなって改めて思います。

初めてのワンダーランドで、すごい刺激もらっちゃいました。

江戸瓦版的落語案内 Rakugo guidance of TOKYOHEADLINE[お見立て(おみたて)]

2015.12.14 Vol.656

落語の中には、粗忽、ぼんやり、知ったかぶりなどどうしようもないけど、魅力的な人物が多数登場。そんなバカバカしくも、粋でいなせな落語の世界へご案内。「ネタあらすじ編」では、有名な古典落語のあらすじを紹介。文中、現代では使わない言葉や単語がある場合は、用語の解説も。

格闘家イケメンファイル Vol.38 近代MMAの申し子 松嶋こよみ

2015.12.14 Vol.656

 物心ついた時から、総合格闘家になることを夢見ていたという松嶋。あこがれは、あの選手。

「総合を始めたのは2年前。それまで空手などいろいろな格闘技をやっていて、レスリングは大学まで続けていましたが、やっとプロの格闘家になれました。レスリングを始めたのも総合格闘家になるため。両親も好きだったこともあり、総合格闘家になるために、必要なものは何かということを考えて、生活していました。一番最初にあこがれたのは佐藤ルミナ選手。幼稚園ぐらいのころからずっと好きで、子どものころはプロレスやほかの格闘技の試合もたくさん見ていたんですが、やっぱりルミナさんと同じ総合格闘家になりたいと。魔裟斗さんや山本“KID”徳郁さんが出てくるよりずっと前に決めていたので、そこは全然揺らぐことはなかったです。ルミナさんには、デビューする前にアマチュア修斗の全日本大会で優勝した時に、賞状をもらったのですが、そのうれしさを外に出すのが恥ずかしくて、挨拶ぐらしかできませんでした」

 総合格闘技に必要だからという理由で大学までレスリングをやってきた松嶋だが、打撃を得意とし、デビューからこれまですべてKOで勝利を収めている。

「今年デビューして、修斗も含めて4戦しているのですが、すべてパンチかキックでKOです。レスリング出身なので、寝技が得意だと思われますが、どちらかというと寝技よりも打撃のほうが好きかも。練習も打撃中心ですし、それが試合でそのまま出たのかも知れません。しかし、ひとつ得意でも全部がバランスよくできないと勝てないのが総合だと思うので、打撃も寝技も苦手意識はないです。プロの試合では、スタンドの打撃で勝ってきたので、まだ寝技の力は見せていない分、有利かも知れませんね(笑)」

 12月20日(日)新宿FACEにて行われるプロフェッショナル修斗公式戦にて伝統の修斗新人王を決める一戦に挑む松嶋。

「相手についてはほとんど知りません。普段から、細かく研究し、対策を練るとかはしない。相手に関係なく、自分がやりたいこと、使えると思う技を出す事しか考えていません。ずっとそうやっていくつもりはないのですが、今はそれをしなくても勝てなきゃいけない時期だと思います。いずれ海外に出ていったら、対策をしっかり練って試合にのぞまないといけないことが出てくる。そう考えると今からやる必要があるのかと思うんです。今はお互い自分の力を出し合ってどこまでできるか。結局自分の力を出し切れなかったら勝てないので、その時になってどんな技が出せるのか、そしてどのぐらい出し切れるのかっていうのを体験しながら戦い、もっともっと上を目指したいと思っています」

 今は相手というより、自分ができること、練習してきたものをどれだけストレートに出せるのかということを試合で確かめたいという。そんな松嶋は女性の好みもストレート?

「こういうこと言うとあまり受けないと思うけど、僕は見た目重視です(笑)。みんな性格とかいいますけど、やっぱり見た目も大事ですよね。外国の方やハーフの方とかいいですよね。タレントだったらマギーさんとか。もちろん日本の方でも綺麗な方ならいらっしゃれば。でも外国の方だと、僕より身長が高いのがちょっと…。だからそこはあきらめている部分もありますね。だって身長で負けているのっていやじゃないですか。格闘技でも身長でも負けるのは嫌いなので(笑)」

 負けず嫌い(?)の松嶋、20日はどんな試合を見せてくれるのか。

「まずは名前だけでも覚えて帰ってください(笑)。特徴的なので覚えやすいと思います。しかし、それ以上に衝撃的な試合内容で覚えてもらえると確信しています。ほかの選手たちより、僕が一番いい試合をしますので。常に見た人を魅了するような試合をしたいと思っているし、新人王を取るのは当然として、取る中にも自己主張をいっぱい入れて戦いますので応援よろしくお願いします!」

広告PRのスペシャリストが考察「いかすぜ日本」~クールなJAPANを世界に売り込もう! 第六回 日本のサステイナビリティー(持続可能性)を世界にアピール! 

2015.12.13 Vol.656

 日本語は外来語が多いですね。面倒だと感じる読者もいらっしゃると思いますが、最近使われるようになった「サステイナビリティー」は有意義な表現です。直訳だと「持続可能性」。日本の大手企業も広報活動の最重要課題として「サステイナビリティー・リポート」を毎年発行するようになりました。企業がその経済、社会、環境保全活動などを通してどのような長期戦略を確立し、いかにそれらを事業の根幹として展開しているのかを株主、消費者、顧客に年次報告するものです。年間の商業実績を報告するアニュアルリポートと同等の重要性を持つようになったのが、近年の傾向です。企業のサステイナビリティーは株価に直結しています。

 なぜでしょう? それは、企業が商業的に成功していても、その戦略における持続可能性が担保されていないと、必ず事業が崩壊するからです。消費者が病気になり得る商品販売をしたり、製造活動が環境破壊を起こしていたりすれば、いずれその企業活動が持続不可能になるのは当たり前なのです。優良企業はこの基本的な概念を心得ており、企業市民としての責任を果たす需要な理念としてサステイナビリティー戦略を確立するようになりました。
 サステイナビリティーをあまり難しく考える必要はありません。個人の領域でみれば分かりやすいです。毎日、潰れるまでお酒を飲む。収入に見合わない生活を継続し、借金まみれになる。一緒に暮らす家族やパートナー、近所の皆様と健全な関係を保たない。自分が住む環境を破壊する行為を繰り返す。このような行動を続けると生活が成り立たなくなり、その先には自滅しかないですよね。

 国家も同じです。では、日本についてサステイナビリティーの概念を当てはめるとどうでしょう?どのような国家運営を続けると、その先に崩壊があるのか。身近な問題で大変気になる点がいくつか浮上しました。

1)少子高齢化:このまま行くと日本は確実に滅びます。働けない高齢者が多数になり、社会が回らなくなるのは時間の問題です。女性に対し、「もっと子供を産め」は現実的ではありません。今まで避けてきた移民政策を根本的に見直さない限り、日本社会は持続不可能です。

2)赤字経済:日本国の収入はその支出に見合っていません。働く人が高齢になれば、なおさら問題です。我々の世代で解決せず、子供たちにその付けを回すだけの財務政策は持続不可能です。

3)米国従事:戦後日本は米国に従う政策を継続しました。驚かれる方もいらっしゃると思いますが、最高裁の判決の通り、米国との国際条約は憲法よりも、どの法定よりも優先されます。良好な関係を保つのは重要ですが、日本国民の主権を脅かす米国従事は持続不可能です。

4)原子力発電:日本列島そのものが地震断層です。いつ、どこで巨大地震が起きてもおかしくないです。核廃棄物の処理方法も解決の目処が見えません。次世代が原発事故の大惨事に会うのは時間の問題であり、次世代を脅かす原発稼動は持続不可能です。

 上記の問題について、日本は世界から注目されています。クールなジャパンであり続けるために、サステイナビリティーを重視する日本に転換する必要に迫られています。さあ、我々の世代で解決するのか、子供たちにカッコ悪い遺産を残すのか、皆の勇気と先見性が問われています。新年に向けて、持続可能な日本を創造しましょう!

 Merry Xmas!!

鈴木寛の「2020年への篤行録」 第27回 日本、東北が2030年の教育をリードする

2015.12.13 Vol.656

 早いもので本コラムも今年は締めくくりとなります。私のほうは師走前と変わらず、大臣補佐官の業務と並行して大学で教鞭を取り、国内外のシンポジウムやセミナー等にお招きいただくという慌ただしい日々です。

 自分の中で2015年を総括するには、もう少し先になりそうですが、去る11月、嬉しいニュースが入ってきました。文部科学省の国立大学法人評価委員会が、全国の国立大学90法人の2014年の業務実績を評価した中で、福島大が全国4つの「特筆事例」として取り上げられる最高評価を得ました。

 評価理由は、「東北復幸祭〈環WA〉in PARIS」の企画運営。以前もご紹介しましたが、昨年8月末、被災地の中学・高校生たちが、世界中からの支援に感謝の意を伝え、東北の復興と魅力をアピールするとともに、彼らが主体的に取り組むことで日本や東北の未来を担う人材に育つように後押しするプロジェクトです。生徒たちは、OECDが復興教育で開催した「OECD東北スクール」に参加していたメンバー。福島大には事務局として、副学長の三浦浩喜先生以下、全学を挙げて取り組んでいただきました。イベントは2日間で15万人が来場する大盛況でした。評価委員会からは復興に向けた「戦略的・意欲的な情報発信」と高く評価いただきました。

 OECDでは、教育局が加盟各国の教育水準の向上や教育改革推進に取り組んでいます。私は副大臣時代から、東北の復興人材育成が、先方の考える「2030年代に向けた教育のモデル」になるように提案し、一緒にプロジェクトを進めてきました。この間の取り組みをともに支えていただいた福島大の受賞は我が事のように嬉しく思います。

 東北復幸祭の成功により、教育の世界的な先進モデルづくりに「日本は熱心だ」と、今後ますます世界に注目されそうです。コラム締め切り直後の12月10日には、文科省とOECD主宰の教育の未来像を考えるセミナー「Education 2030 – 21世紀コンピテンシー」が東京で開催され、私も登壇します。そういえば、今年の春は、慶應助教授時代の教え子が副校長として赴任した福島県立ふたば未来学園高校が開校し、復興教育の新しい1ページを開きました。来年で震災から5年。節目を迎える東北、そして日本から世界の教育をリードするモデルを打ち立てていきたいと思います。
(文部科学大臣補佐官、東大・慶応大教授)

脱こじらせへの道 第12回 女性とセックスの間にはたくさんの溝がある

2015.12.11 Vol.656

 こんにちは、田口です。
 前回は「女性のオナニーには罪悪感がつきまとっている」というお話をしました。今回はその罪悪感の理由を探って、さらになぜ罪悪感が生まれるのかというところまで掘り下げようかと思っています。

 それで「AV派? 妄想派? ひとりエッチのとき何をおかずにしている?」というアンケートをもとにお話を進めようと思ったんですが、こじれの観点でいうと、なにをおかずにしているかは関係ないです。今回は「こじれ」から離れて「溝」について考えてみようと思います。あしからず。

 溝というのは「ハードル」といってもいいかもです。

 まず結論から言うと、女性と性欲の間には溝があります。そしてその性欲とオナニー、セックスなどの行為をするということの間にも溝がある。つまりオナニーに行くまでに2段階の溝があるんです。
 
 女性が性欲を持つことはおかしいと思っている人が男女ともにまだまだ多いんです。
 実は性欲、セックスに対しては昔のほうが忠実だったような気がします。昔というのは昭和初期とか高度経済成長期といった時代。知らないからこそ、「やってはいけないこと」という知識もなく「やってみたい」という気持ちが勝つことでできたというのも大きいです。また、時代の流れから、子作りのためのセックスが推奨されているような風潮もあったのではないでしょうか。
 少し飛躍した論にはなりますが、子作りのためのセックスはいいけど、快楽のためのセックスはダメ、というような。これは前回の、男性のオナニーは物理的に必要だけど、女性はそうではない、というものと似ていますよね。

 溝の話に戻ると、オナニーやセックスの先にAVがあって、さらにその先にAV女優がいるという構図になっています。こう何段階も溝があるので、本当は地続きのはずなのにAV女優を軽んじる女性って、意外と多いんです。

 ではなぜ溝を感じるのか? そして男性には溝はないんでしょうか?
 男性は、通常のセックスについてはハードルというものは感じていない人が多いようです。
 例外として浮気の場合は罪悪感でハードルを感じる、ということはありますよね。それはなんとなく分かります。

 また、GIRL’S CHのユーザーさんには溝を感じていない人が多いと思います。それはたくさんの声を寄せてくれていることと、その内容からも明らかかと思います。となると溝を感じている人とそうでない人との差は情報とか知識ということになるのではないでしょうか。
 
 最近のテレビって、24時間テレビの鶴瓶師匠とか、バラエティー番組で温泉に入っていて、チンコのところだけ番組のロゴで隠されていたりといった出方で男性のポロリってまだあるじゃないですか。芸人さんでも「チ◯コ」とか平気で口にしますよね。
 でもおっぱいってこの10年くらいホントに見なくなったと思いませんか?
 ちょっと前まではテレビ東京が深夜の番組で頑張っていたんですが、もう今は完全にないですよね。どうやらおっぱいはダメらしいのです。

 これは察するに、クレームをつける人が増えたからではないかと思います。直接電話などで抗議する人もいれば、ネットで書き立てる人も増えたのでしょう。それでこの10年、特に男女のテレビでの扱いには差が出てきている。
 男性の性器はただ体の一部が見えてしまっているだけ、でも女性の体の一部が見えてしまうのは、それで劣情をもよおしてしまう方がいる可能性があるから。
 性欲を持つ可能性を絶ちたい、というのが、この取り締まりの厳しさにつながっているのではないでしょうか。
(では、男性の性器を見て女性が性欲をもよおすのではないか?という抗議はないのか……と思いますが、それも女性に性欲がないと思われている、という仮説の上に成り立っているのかな、とも思います。)
 エロ本もどんどんなくなっていますよね。
 人々の目からエロがどんどん遠ざけられているんです。
 ちょっと不思議ですよね。性の解放化が進んでいたはずなのに…。

 思想が豊かになっている反面、ネット以外ではエロに関するモノはなくなってきている気がします。雑誌の衰退はその最たるものでしょう。

 雑誌や新聞は自分が見たいもの見ているもの以外にも、隣りにあるものが偶然目に入ってきたりという思わぬ出会いがありますが、ネットは自分の調べたいこと、見たいものしか見ることができません。でもネットのいいところは深掘りができるところ。

 それはもちろんエロに関しても一緒で、肉食女子は深堀しますからより肉食化が進み、そうでない人は得る情報もその機会も減ってしまい、二極化が進んでしまっているんです。
 その情報が少ない人のほうにセックスに対する抵抗が残ってしまっている。

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