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「Kさんとの思い出」【36歳のLOVE&SEX】#8
10年以上推していたアイドルが、先日卒業コンサートを行った。
ファンやオタクというものの定義は非常に曖昧である。
新曲がリリースされるたびに楽曲を聞きこむ人もいれば、出るグッズはすべて購入して収集するという人もいるし、握手会やイベントに通い詰めて自分を覚えてもらうことに喜びを感じる人もいる。
どれが正しいオタクの姿か、どこからがオタクかという線引きは難しいが、少なくとも自分は、この推しに対してはオタクだったと自認している。
私が応援していたアイドルは、某48グループに在籍し、オレンジと緑がテーマカラーの女の子だ。
彼女を応援したいがために、「総選挙」と呼ばれるグループ内ランキングを決める投票イベントでは複数票を投じたし、彼女のパフォーマンスを見るために、いろんなコンサートに行った。
彼女のおかげで、ナゴヤドームにも、豊田スタジアムにも、福岡ドームにも、東京ドームにも行けたし、各地で美味しいものを食べた。
毎日まとめ記事をチェックしたし、振り付けを覚えて客席で小さく踊ったりもした。
私は彼女のオタクになれて幸せだし、本当に楽しい思い出をいっぱい作れたな、と思っている。
私が熱心にオタク活動をしていたのは10年近く前だろうか。
同じ会社のKさんという人も私と同じグループのオタクであった。
というか当時は部署内でこのグループが大流行りしていて、仕事を終えてからみんなでライブを見に行ったりしたこともあった。
だが一緒にオタクをしていた人も退職をしたり、推しの卒業に伴ってオタクを卒業したり、一緒にグループを応援する仲間が少なくなっていた。
幸い、私とKさんの推しは長くグループにいてくれたので、オタクを続けることができた。
我々は日々新曲の選抜メンバーの発表にドキドキしたり、新しい才能を発掘したら共有し、コンサートを見るために二人で遠征することもあった。
Kさんは10歳くらい年上の男性である。
穏やかな口調で優しそうな見た目とは反面、リアリストで、関西弁で鋭いことをズバズバ言う。
仕事にも厳しく、自分がすべきことは責任をもってこなす、職人のような営業マン、というイメージだった。
Kさんと私は一時期同じ部署にいた縁もあり、こうして同じアイドルグループを追いかけるにいたった。
ライブに行っては推したちの輝きに涙し、あの曲のあのメンバーがよかった、第何期のあの子のパフォーマンスがよくなっていた、だのオタクにしかわからないことを、酒をがぶがぶ飲みながら語り合った。
そんなKさんも会社を辞めることになり、さらにKさんの推しもグループを卒業することになってしまった。
それと同時に、私自身のオタク人生も終わってしまったかのような気持ちになった。
際に一人でのオタク活動はなんだか寂しく、しかも推しが休業に入ってしまったので、かつてのように応援できない状況が続いた。
もうあの頃のように夢中でアイドルを応援することはないのだな、とやるせない気持ちになった。
会社を辞めたKさんはその後、故郷である関西地方に戻ったのだが、それから数年後、私が関西に行く予定があったのでKさんを訪ねることにした。
久しぶりに会ったKさんは体型も鋭い口調も変わっておらず、相変わらずめちゃくちゃ飲むしめちゃくちゃ食べる人だった。
最近の会社の様子や、私が社内でどんな仕事をしているか、Kさんが今どんな仕事をしているか、とか、たわいない話をした。
「田口さんが男だったらよかったのに。」
どういう流れでそんな話になったのかは覚えていないが、私はその言葉を言われたことを鮮明に覚えている。
私が男だったら、何がどうよかったのだろう。
もっとKさんと楽しく飲んだり遊んだりできていたのだろうか。私は今でも十分に楽しいのだが。
それとも、仕事でもっと活躍できたのに、とかそういうことだったのだろうか。
私の周りではあまり話題になっていないが、2021年のジェンダーギャップ指数で日本は120位だったそうだ。
156か国中の順位なのだから、これは明らかに低いと思う。
それにも関わらず、この問題が身近で話題になっていないというのは、私の身の回りでは男女間の格差にさえ気付いていない人が多いということなのかもしれない。
そのくらい、このジェンダーギャップ指数のニュースが表していることは、根深いことだと感じた。
私が男だったなら。
今のような平社員じゃなく、もっと責任のあるポジションを任されていたのかもしれない。
もしかしたら、実は給料自体変わっていたかもしれない。
もっと世間の目を気にせず、自由に生きられたのかもしれない。
結婚すべきか、子供を作るべきか、もし一人で育てることになったらどうなるか、今ほど迷わなかったかもしれない。
生理のたびに仕事の進捗が遅れたり、体調不良で会社を休む必要はなかったかもしれない。
でも、私が男だったなら。
女性向けの事業には一生縁がなかったかもしれない。
仕事一筋で結婚にも子どもにも最初から執着がなく、他人の心に寄り添えないままだったかもしれない。
女に生まれたことが損をしているとか、得をしているとか、表立って感じてはいなかったが、もし「田口さんが男だったらよかった」というような世界があるとしたら、きっとそれがジェンダーギャップなのだろう。
何も解決していないけれど、友達と呼べる人がそんな心配をしてくれたことは、少しだけ嬉しいような気がした。
Kさんは先日誕生日を迎えた。
普段ほとんど使うことのないメールでおめでとうを伝えた。
すると、その数週間後の私の誕生日のときにKさんから、おめでとうメールが返ってきた。
メールには、知り合って14年になりますか、と添えられていた。
Kさんの脳内には、14年前のイキりにイキった私のイメージが残っているのだろうか。もっとも、今会ったところで「全然変わりませんね」とか言われそうだが。
【ひめくりワンダホー】ヴィヴィアンちゃ ん(1 歳 8 カ月)
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GENERATIONS 小森隼の【小森の小言】第72弾 人の顔
今回の小言は何を書こうかと。
ちょっと日常的な事を書こうかなと思っています。
最近、全く気にならなくなって来たけど
人の顔って見てますか?
いきなり何を言ってるんですか?
なかなか、人の顔を見ないで生きていく方が難しいですよ。
家族で過ごしていたなら家族を見るし、外に出れば街行く方の顔を見る。
学校や職場に行けば人がいる。
家の中に居たって、テレビをつければ画面には人がいる。
ネットニュースを見れば誰かが出ている。
人の顔を見ないことの方が無理ですよ!
今の世の中!
って思った方。
正解だと思います。
SNSとインターネットが普及したこの世の中で
誰の顔を見ないで生活するのはなかなか難しい。
もしアバターの世界に行っても広告で人の顔を見るわけだから。
携帯を1つ持っていれば必ず誰かを見ることになります。
ただ。
それを分かった上でもう一度お聞きします。
最近、人の顔見てますか?
僕の答えは
全く見ていない。
です。
2020年から
新型コロナウイルスが世界的に蔓延して
生活する上で欠かせない
絶対に必要になったもの。
マスク。
コロナが蔓延し始めた時に
生活必需品が品薄になり
トイレットペーパーなどがスーパーから姿を消して
一時期混乱寸前までいった事が記憶として思い出されます。
そしてその品薄になった物として、マスクもそうでした。
感染防止の為に国民の大多数が求めた結果、品薄状態になり入手困難な時期がありました。
ただ、企業の力はとてつもなくて
素晴らしい企業努力により
今ではマスクを入手する事はさほど難しい物では無くなりました。
その中で、マスクは絶対に必要な物になっています。
入手出来るからこそ、感染防止の1つの手段として
外出時、人と対面する時
24時間いついかなる時でもマスクを付ける事が
スタンダードになりました。
正直、マスクを付ける事は義務ではありません。
マスクを付けずに外に出ても法律で罰せられる事はありません。
でも、僕は外に出る時に絶対にマスクをつけます。
仕事で撮影の時に感染予防がされていて、しっかりと対策がなされている撮影以外は基本的にマスクをして仕事をします。
家に帰ってきて
1人になって初めてマスクを取ります。
もしかすると1日の中でマスクをしている時間の方が長いかもしれません。
ただ、一年以上もその生活をしていると人間は慣れるもので
そこに違和感を感じなくなってくるのです。
そこで、冒頭に戻るのですが
僕の周りもマスクをつけている人ばかりです。
マスクをつけていると
顔の半分以上が見えなくなります。
そうなるとどうなるか?
コミュニケーションを取るときに
相手の表情から感情を受け取ることが難しくなります。
今までは笑って話しているから機嫌が良い!とか
会話は続くけど何だか顔が疲れているな?とか
意外とコミュニケーションの中で
相手の顔を見る事によって受け取っている情報って多いんです。
では、マスクで隠された状態で相手の感情を探るにはどうするか?
相手の言葉の音量や声色を聞き分けるしかありません。
小さな声で話すから疲れているのか?それともあまり周りに聴かれたくない話なのか?
大声で話すから大切な話なのか?それともテンションが上がってる?
目からの情報ではなく耳からの情報に頼るわけです。
そうすると
相手の顔色伺うことが少なくなります。
すると、何となく顔を見て話すことが減るのです。
初めて会った人なんか自分の脳内のイメージオンリーです。
経験ないですか?
マスクを取ったら全然イメージが違かった!って事!
昔はそんな事なかった。
初対面の方に挨拶する時は自分の顔をしっかり見せて挨拶するのが礼儀だったけど
今ではマスクを外して挨拶する方が失礼です。
だから、いつしかマスクをして挨拶する事に違和感がなくなるのです。
マスクをつけている人と会ったことになってるけど
顔なんて見てないわけで。
果たしてそれは会っていると言うのでしょうか?
改めて、僕は最近人の顔を見ていません。
メンバーでさえマスクを外して話していない。
メンバーの顔を見ていない。
スタッフさんの顔も見ていない。
最近、人の顔を見ていない。
それでは、世間の小言【質問の小言】を見ていきましょう!
【ひめくりワンダホー】ロムくん(1歳 1カ月)
このコーナーでは愛犬ポータルサイトワンダホーのフォトコンテストに応募されたかわいい犬の写真を毎日ご紹介。今回のテーマは「ぴえん記念日」です。
女性24歳「彼氏から連絡が戻ってきません。自然消滅を狙われているのか悩んでいます」【黒田勇樹のHP人生相談 123人目の3】
こんにちは、黒田勇樹です。
春の陽気につられた…わけではないんですが、ワークショップやら何やらと徐々に動き始めた昨今です。
ちなみに、6月に脚本・演出を担当させていただく
三栄町LIVE×黒田勇樹プロデュースvol.11 公演のオーディションを行うのですが、その締め切りが23日までとなっております。
世の中いろいろありますが、とりあえず「やめろ」と言われるまで活動は続けますので、皆さん、よろしくお願いします。
今週も人生相談です。では始めましょう
【ひめくりワンダホー】らんちゃん(4 歳 6 カ月)
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<新連載>浦川翔平『BUZZらないとイヤー!』 初回特別編 ローカルカンピオーネとコラボでBUZZれ!
『BUZZらないとイヤー!』では、THE RAMPAGE from EXILE TRIBE 浦川翔平が世の中のさまざまな「バズった」人や事柄について、当人から話を聞き、体験します!
徳井健太の菩薩目線 第95回 ばあさんから「ブふぁぁッ!」とリアクションされ、俺は新宿区は魔界だと理解した
“サイコ”の異名を持つ平成ノブシコブシ・徳井健太が、世の中のあらゆる事象を生温かい目で見通す連載企画「徳井健太の菩薩目線」。第95回目は、魔界のような喫茶店について、独自の梵鐘を鳴らす――。
変な喫茶店だった。
新宿区。純喫茶といえば、純喫茶なのかもしれない。表には、「昔懐かしのナポリタン」なんて掲げられていた。でも、インベーダーゲームはない。
中に入ると、ビー・バップ・ハイスクールに登場する不良たちがたむろしていてもおかしくないような空間。テーブルも低ければ、イスも低い。サイフォン がコポコポと心地よい音を奏で、豆を挽いてから作り出す本格派の喫茶店の匂いも漂う。純喫茶なのか。
老夫婦が営む。一つだけ言えるのは、令和の時代にまだこんな喫茶店があったのかということだった。
ただ、なんでだろう。清潔感を含め、「大丈夫かな」と感じてしまった。なぜ、そんなことを思ったのか……。直感としか言いようがないのだけれど、こんなにも遺産チックな喫茶店にめぐり合えたうれしさよりも、嫌な予感が勝った。
そんな杞憂を吹き飛ばすかのように、年老いたマスターが煎れたコーヒーは、とても美味しかった。気のせいかな――。用を足そうとトイレを探すと、どうやらカウンターの奥にそれらしき扉がある。その手前では、マスターの奥さんと思しきおばあさんがカウンターに腰掛け、飯を食っている。
おばあさんの後ろを通ろうとしたその時、飯の手を止めた彼女から「あん!? 何?」と牽制された。トイレに行く旨を伝えると、
「ブふぁぁッ!」
と、汚いものを見るようなリアクションと擬音が轟いた。意味がまったくわからなかったが、用を足しながら俺なりに考えてみた。どうやら飯を食っている最中に、「トイレ」という言葉を耳にしたがゆえの「ブふぁぁッ!」――なんだろう。
だとしても、話かけてきたのはおばあさんだ。それに、お店を見渡したところ、トイレはカウンターの奥にしかないことが、初来店の俺ですら想像できたわけで、おばあさんだってトイレに向かったことくらい予想がつくはず。そもそも、トイレ以外に店内をうろつく理由が他にあるなら教えてほしい。なぜ、「ブふぁぁッ!」と侮蔑まじりのリアクションをされなきゃいけないんだ。
席に戻るため、再びおばあさんの、いや、ばばあの後ろを通ると、ふつふつと込み上げるものを自覚した。せっかく美味かったコーヒーも苦さが舌に残るばかり。悲しいかな、入店時の直感は正しかった。
一息つこう。そう思って座ろうとすると、俺の席の後ろに壁紙が貼られていることに気が付いた。目で追うと、
「すべてが普通ではありません」
と直筆で書かれていた。本当に、直感は正しかった。壁紙には続きがあって、「病気を患っているがゆえに何十年間作ってきたメニューもなくさざるを得なくなりました」といったことが書かれ、最後に「だから、すべてが普通ではないんです」と念を押すように強調されていた。
すごい店を見つけてしまった。「すごい」が、もはや何を意味しているのかわからないけど、とにかくゾクゾクするものを感じた。
すべてが普通ではない店は繁盛していた。本日のコーヒーが一杯300円だからか、タバコが吸えるからか。すべてが普通ではないはずなのに、ひっきりなしに客が来る。サイフォンは、延々とコポコポと鳴っている。
マスターの仕事は丁寧だった。よく見ると、身体をかばうようにコーヒーを煎れている。カウンターのばばあは新聞に目を配らせ、冷え切った飯が所在なさそうにしている。「食わねぇの!?」とマスターが聞くと、「いらない」と即答していた。すべてが普通ではないんだ。
新宿区には、魔界のような店が残存している。鈍く光って、口を開けている。店をたたんで土地を売った方が、余生を楽しく生きられそうなもんだけど、理屈じゃないんだろう。でも、そんな普通の尺度で測ったら、こっちが痛い目を見るだけ。常軌を逸しているから面白いんだ。
「すべてが普通ではありません」の効果たるや。お札が邪気を払うように、この一言があるだけですべてがひっくり返る。何も言えなくなる。言ったもん勝ち。俺は、最高の店にめぐり合ったのかもしれない。
【ひめくりワンダホー】あんちゃん(6 歳 4 カ月)
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【ひめくりワンダホー】こうたくん(2 歳 10 カ月)
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