落語の中には、粗忽、ぼんやり、知ったかぶりなどどうしようもないけど、魅力的な人物が多数登場。そんなバカバカしくも、粋でいなせな落語の世界へご案内。「ネタあらすじ編」では、有名な古典落語のあらすじを紹介。文中、現代では使わない言葉や単語がある場合は、用語の解説も。
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格闘家イケメンファイル Vol.13 ナチュラルボーンKrusher 武尊(たける)
初代Krush -58kg級の王者で、3日に行われた新生K-1の『K-1 WORLD GP 2014〜−65kg初代王座決定トーナメント〜』のスーパーファイトで、Krush −55kg級王者・大雅と対戦、KO勝利を飾った武尊。K-1にはかなりの思い入れがあったと言う。
「自分の原点ですね、K-1は。アンディ・フグがとにかく格好良かった。だから自分も小学校2年生の時に、K-1に出るために空手の道場に通い始めました。アンディ・フグが道着を着ていたから、空手を習えば出れるんだって思って(笑)」
その後、紆余曲折しながらもプロの道へ
「空手はパンチがないけど、K-1はあったので、ボクシングもやればちょうどいい感じになるかなと思って、ボクシング部のある高校に入学しました。でも3カ月で退学になっちゃって…。理由?まあ、いろいろですけど、やんちゃだったのかな(笑)。で、学校もない、ボクシングもできないっていう日々になってしまったけど、格闘技だけは続けたいっていう気持ちはずっと持っていました。だからボクシングジムに入って、そこで毎日練習するようになり、そのおかげで道をふみはずさなくてすんだ。そういう意味では格闘技に感謝をしています。そんな時にK-1甲子園という高校生の大会が始まって、それに出たいと思ったので、通信制の高校に入り直しました。高校に在学しているというのが、出場資格だったので。それまでアマチュアでもほとんど負けていなかったので、いけるんじゃなかと思っていたんですけど、負けちゃったんです。その負けが悔しくて、もっと強くなりたいと思い上京しました」
上京しチームドラゴンに入門。
「ジムの若手はみんな仲いいですよ。入った時はみんな先輩だったので、めっちゃいじられていた(笑)。でも卜部兄弟にはすごくお世話になりました。2人に育ててもらったって言ってもいいぐらい(笑)。お金がなくてご飯が食べられない時は、お腹いっぱい食べさせてくれたり。厳しいこともいろいろ言ってくれたので、今すごく意識を高く持って格闘技に向き合えている。2人がいなかったら、地元に帰ってたかも知れないです。ほんと感謝していますね」
女性ファンから“かわいい”と言われる見た目とは裏腹に、試合中打たれても笑って突っ込んでいく不敵な一面も。
「相手をイラつかせているかも知れませんが、そういうつもりはなくて、ただ試合がすごく楽しいんです。強い相手だと特にテンションが上がっちゃって、ハイな状態になる。その状態になると攻撃が痛くなくなって、自然に笑いがこみ上げてくる。ファイターズハイですね(笑)」
大谷ノブ彦 カタリマス!(裏)
第20回 ムダする理由
ここしばらく、ずっと考えてることがあるんです。まだ考えを巡らせてる段階なので、ぼんやりとしてるんだけど、どうにか文章にするなら、ムダする理由を探してるっていうか、ムダをしたいって思うにはどうしたらいいかってこと。分かりやすいもの、説明しやすいもの、そういうものがエンターテインメントの真ん中にあるなかで、そうじゃないもの、ムダも楽しんでもらうにはどうしたらいいのかなって。
なぜそんなことを考えたかっていうと、東京にいながらにして温泉地と同じ泉質のお湯に浸かれる施設ってあるじゃないですか。それでいいんじゃないかな、十分だなって、自分が思っちゃったからなんです。温泉に行くとして、行くまで往復6時間かかるとして……その3時間の道のりに何もないと仮定した場合、同じ泉質の温泉に入れるなら都内でいいって思いません? これが食の場合でも同じじゃないかな。旅先でおいしいカニが食べられるとする。でも、そのカニ、都内で食べられる店があったり取り寄せできたりするなら行かなくていいやって。こう考えていくと、旅と実益、なんかうまくいってないなって。
それでも行きたいって思わせるには、なにか別のテキストが必要になってくると思うんですよ。例えば、俺、旅先では食事をするときは街を歩く人に普段何を食べるか聞くようにしてるの。そうすると、チキンカツがうまい店があるっていう。そこに行くと、地元の人でにぎわってる。チキンカツ、どこでも食べられる気がするけど、そのチキンカツはその店でしか食べられないんだよね。そうなると、海外向けにも芸者、相撲レスラーとかいう分かりやすい日本じゃなくて、本当は佐世保バーガーとかラーメン二郎じゃないのって思います。
この分かりやすいもの、説明しやすいものが真ん中っていうのを考えていくと、本や映画の状況にもつながってます。本を読まない、映画館には人がいない、これなぜかっていうと長いからだと思います。何を言いたいのか短く説明してくれよって、みんな思ってるんですよね。本も映画も15秒では分からないですから。時間をかけてラストに行くまで、そのムダを含めてこそ楽しさがあるのに。音楽ライブだって同じだよ。サマソニでクイーン見てた時、有名な曲をやった後で出ていくオーディエンスが多かったんです。それって「これでクイーン観た!」って分かったからでしょ。もう見た、もう見たぜって。
じゃあ何をしたらいいのか。自分でも分からないけど、解釈の仕方っていうか、その人たちにはない見方を提示してくしかないのかなって思ってます。リコメンドですね。うーん、これ、クルマの話のときにした合理性の話にも似てるかもね。
EXILE TETSUYA「DANCEの道」第27回「DANCEって本当にすごい」
青い空、広がる海、少しだけ丸みを帯びた水平線に目を奪われて2日間の天気予報に感謝した。今年のネイチャーダンスキャンプ in DANCE EARTH ビレッジ。僕は今回で3回目の参加です。去年に引き続き、今年も福島の子供たち20人くらいがバスに乗って到着。はじめは少し緊張気味でしたが、ランチのころには、すっかり打ち解けて、ケンチを呼び捨てにしてました(笑)。今年も100%元気な子供たちで、とにかく踊ることが大好きなんだなぁっていうのが伝わってきます。このキャンプ、メンバーのUSAさんのプロジェクトのDANCE EARTHの活動の一環で、今回で5回目になりますが、自然の中で、子どもたちにDANCEを通じていろいろなことを感じてもらうのが目的です。僕も普段はスタジオにこもってDANCEしているので、でっかい空の下で踊るというのは、ものすごい気分転換になります。眩しいほどの日差しや気温、肌を通り過ぎる風、土の匂い、波の音や鳥の声、人間の持っている五感で感じながら自分を解放するというのは何かをリセットしたようで、とても気持ちいいです。
今回みんなで踊る楽曲として、DANCE EARTH PARTYの『PEACE SUNSHINE』を振り付けました! 音の速さに最初はびっくりしていたみんなも、さすが普段福島のスタジオで踊っているだけあって、2日間で踊れるようになっていました。レッスンが終わっても音がかかっている限り踊り続ける子供たちの無邪気さとDANCE熱は見ているだけで笑顔になってしまいます。毎回そうですが、最終的には自分がみんなから元気をもらったなぁと感じさせてくれるこのキャンプには、これからも参加させていただきたいと思います。
さて、話は変わりますが、先日知り合いに送ってもらったDVDを見てビックリしました! それは大学のDANCEサークルの発表会の映像だったのですが、踊っているみなさんが聴覚障害者だというのです。耳が聞こえなくてどうやって音を取ってDANCEをしているんだろうと疑問に思い、すぐに会いに行ってきました。そこは、授業が終わった夕方の筑波技術大学敷地内の武道場。外まで聞こえるくらいのノリノリな音が響いていました。中に入ると鏡の前で十数人の生徒さんが踊っています。端から見たら何の違和感もない普通のDANCEレッスンに見えます。耳が不自由と言っても、普通に会話できる人からほとんど聞こえていない人までさまざまで、サークルのリーダーの合図やスピーカーから聞こえるかすかな音、そして振動をすべての神経を研ぎすませながら踊っているのです。レッスンは普通に音をかけてリズム取りやアイソレーション、振りの練習と進んで行きます。見ているだけはウズウズするので僕も参加(笑)。最初は生徒さんも僕も緊張していてうまくコミュニケーションが取れなかったのですが、皆さんがDANCEを見せてくれたり、僕もEXILEの楽曲を振り付けたりしていたら、やっぱり最後は全員汗だく笑顔でイェーイ!!ってなっていました(笑)。
DANCEって本当にすごいなぁ……。国境だろうが障害だろうが超えてくれるんです。そんなことを目の当たりにしたこの経験は僕にいろんなことを感じさせてくれました。うまく言葉ではいえないのですが、何かまた一つ自分のなかで突き動くエネルギーになりました! 筑波技術大学のDANCEサークルの皆さんありがとうございました! また一緒に踊りましょう!!
EXILE TETSUYA「DANCEの道」第28回「残り1カ月!やり残したことがないように」
2014年も残すところ1カ月になりました。毎年12月になるとその年にやり残した事が無いかを考えます。仕事のやり残しや誰かに恩返しをし忘れていないかとか、、、考えだしたらキリがないですが、今年も最高の締めくくりができるようにとにかく最後まで一生懸命踊りたいと思います。
年末は音楽番組が多いので、ありがたいことに毎年忙しくさせていただいています。ライブ中なのでより感じるのですが、ステージでファンの皆さんを前に生で踊る踊りと、カメラに向かってカメラの向こう側にいるファンの皆さんに向かって踊る踊りは同じ踊り方なのか、そうでないのか…皆さんはどう思いますか?
実は、その答えは個人的になんですがいまだに出ていません。ライブで踊った時に返ってくる反応で更にパワーアップする時はありますが、自分からライブだからこう踊るとかはあまり考えてないです。カメラが目の前に来ている時に意識しないと言ったら嘘になりますが、だからって踊りを変えるかと言われたらそうでもないし、、、この先もっと経験を積んで今よりも先の踊りを踊れるようになったらその時の状況に合わせたダンスが踊れるようになるかな?(笑)なんて思いながらより伝わる世界レベルのダンスを日々追求していきたいと思います…。
世界レベルといえば先日、ダンスではないのですがとある番組で水泳の入江陵介選手と無謀にも泳ぎで対決するという企画をやらせていただきました。僕は小学生から高校1年までかなり本気で水泳をやっていて、あのころから考えたらまさかオリンピックのメダリストの方と水泳で対決なんて夢みたいな話でしたが、本当に光栄な経験をさせていただきました。どんなジャンルでも世界レベルを感じることはもの凄い刺激をもらえます。世界一綺麗に世界一早く泳げるんですよ!(笑)きっとその裏側には素晴らしく努力しているんだろうなぁと感じました。いろいろな人に会って、いろいろな経験をさせて頂いた1年だったなぁとふり返ると思います。
そんな怒濤の2014年を駆け抜けてきましたが、EXILE TRIBE PERFECT YEARは皆さんにとってどんな1年になりましたか?? 日々の生活の中の活力に少しでもなっていてくれたらうれしいです。毎月読んでいただいて応援してくれているファンの皆さんいつも本当にありがとうございます。
文章を書くのは得意なほうではありませんが、いつもあたたかいお言葉をもらえるのが僕の活力になっていて続ける事ができています。僕がEXILEで踊る限り、ダンスから何かを感じる限り、そしてヘッドラインさんが許す限り(笑)
書き続けていきたいと思っていますのでこれからもよろしくお願いします。来年はAMAZING WORLDと題しまして、EXILE第四章が本格的に始動します! たくさん待ってくれた皆さんに、やっぱりEXILE最高だね!!って言ってもらえるようにHIROさんを含めた19人で2015年を駆け抜けて行きたいと思います。
残り1カ月やり残したことがないように頑張って行きましょう!!
大谷ノブ彦 カタリマス(裏)
第19回 澤本嘉光さんの話で燃えあがるラジオ熱
目からウロコ。『キキマス!』をやっているなかで何度もこんな瞬間を経験してきましたが、今回はすごかった。CMプランナーの澤本嘉光さんの話です。澤本さんは、ソフトバンクの犬のお父さんだとか、東京ガスの『ガス・パッ・チョ!』などを手掛けた方で、10日に番組に来てくれました。
CM作りや今のCMを取り巻く環境など、短い時間のなかで、いろいろお聞きしました。CMを飛ばしてテレビ番組と録画できる機能があるからこそ、見たいと思ってもらえるCMを作ろうとしているという話。またACC CM Festivalの話も出ました。澤本さんは、ラジオCM部門審査委員長を務められていたということもあって、ラジオCMの魅力、さらにはラジオの可能性へと話は広がりました。
で、澤本さん、「今って実は、過去最高にラジオを聞くハードが普及している時代だ」っていうんです。ラジオが聞けるアプリ『radiko』があって、スマホを持つ人も増えている。ラジオを持っていなきゃ聞けなかった時代と比べたら、今のほうが、ずっとラジオを聞きやすい状況でしょって。どこに行っても、「ラジオを聞く人がいない」って話になることが多いなかで、はっとさせられました。僕はもちろん、番組スタッフも含めて。
もうすでにみんな分かってることだと思うけど、スマホはエンターテインメントの中心になってます。音楽を聴く時間も、映画を見る時間も、テレビを見る時間も、本やマンガを読む時間がすべてカットされて、その分がそのままスマホに移行しているとも聞きます。ラジオだってそれに含まれてます。だったら、そういう楽しまれ方のなかに入っていかないと。そこで、何ができるのか、何してったらいいのか、それを考えよう、やろうっていう。毎日、いろんな方からお話を伺っていますが、こういう出会いがあるから、面白いんだよなあ。
実はこれ、お笑いも例外じゃないんですよね。スマホでネタを見るとしたら1分ぐらいが限界だと思うと、レッドカーペットが象徴的だったなあ。だけど、ダイノジは10分なんです。10分なら必ず笑いがとれるし、自分で言うけど、いい漫才すると思う。今、THE MANZAIで4分のネタをやるわけだけど、それでさえ難しいです。きっと僕らだけじゃなくて、他の芸人も感じてることだと思います。そうしたお笑いとスマホとの相性の悪さがあるなかで、どう折り合っていくか。劇場に来る人がスマホを持ってる、それにどう関与するか。より考えなきゃいけないなあって思います。
10日の放送終了後のスタジオでは、僕もスタッフも残って、話が止まりませんでした。いろいろ考えて、またこのお話したいですね。
鈴木寛の「2020年への篤行録」第14回 話題沸騰 G型大学、L型大学
このたび文部科学省の参与に着任いたしました。東大と慶応大の教授を兼務していますので一度ご辞退申し上げたのですが、学識経験者として非常勤でも構わないということでした。それでも悩んでいたのですが、親しい大学のトップクラスの方々、小学校や中学校など信頼できる現場の皆様にご相談したところ、「文部科学省の中に入って政策の質を上げてほしい」「現場を知っているすずかんにこそ中に入るべき」との声に後押しされました。
下村大臣からのオファーは、文科省の諮問機関である中央教育審議会(中教審)の安西祐一郎会長と、安西先生を脇で支える文科官僚諸君の「チーム安西」をサポートしてほしいとのことでした。大学入試制度改革やフリースクール・不登校問題などの課題に取り組んでいきます。
さて、私の「文科省復帰」が公表された先月下旬、経営コンサルタントの冨山和彦さんが安倍総理に提起した今後の大学のあり方が経営者や教育関係者の間で大変話題になりました。プレゼン資料(我が国の産業構造と労働市場のパラダイムシフトから見る高等教育機関の今後の方向性)によると、これからの大学は2つの方向性、すなわち情報産業や製造業等グローバルで勝負する人材を育てる「G型大学」、介護・外食・流通・観光など内需型経済で働く人材を育てる「L型大学」にカテゴライズされるべきとのこと。特に皆さんの注目を集めたのは「L型大学」では、「学問よりも実践力を養うべき」として学ぶ内容の転換を提言していることです。例えば経済・経営系の学部なら「ポーターの戦略論ではなく簿記・会計や会計ソフト」、あるいは工学部なら「機械力学や流体力学ではなく、トヨタ自動車で使われる最新鋭の工作機械の使われ方」というような具体例も示しています。
私は世の中が求めている人材は3つの型があると考えます。このどれかというのではなく、下記のA、B、Cの要素を組み合わせて、それぞれの若者にあった人生設計を考えていく際の参考となる枠組みとしての話です。1つは人類に新しい価値を創造する「A型」。本田宗一郎さんのような先駆的経営者、山中伸弥さんのようなエポックメイキングな科学者が象徴例です。2つ目は日本で成功した技術やサービスをアジアに輸出する「B型」。こちらは技術力に優れ、異文化コミュニケーションが得意な人材。たとえば、製造業、コンビニ、学習塾、交番、専門学校、病院、鉄道、住宅など日本発祥で他国にも認められるものを、新興国の発展にそれを伝え、活かしていく人材です。「C型」は、高齢化するなかで、医療・介護・観光などソーシャルヒューマンサービスに適した人材、すなわち、世代や立場をこえて相手の立場にたってコミュニケーションできる人材が求められます。
このA、B、Cのポートフォリオがそれぞれの大学・学部が、社会から求められる比率が異なるということだと思います。例えば、東大医学部も、A型の基礎研究でノーベル賞を目指す学生もいれば、B型の日本の臨床技術を薬や医療機器や病院の輸出の形で国際貢献することをめざす学生もいれば、C型で、将来、地域医療に従事し、また、地域ごとの医療政策に深く関与することをめざす学生もいますので、そのバランスが、それぞれの地域特性、社会状況によって、異なるということだと思います。A,B,Cいずれも大事な仕事です。
そうなると、冨山さんが言うように「L型大学では六法を広く浅く学ぶ法学部の必要性は低くなる」ではなくて、私なら超高齢化社会を見据え、法学部ではなくむしろ地域医療福祉関係の学部をしっかり整備し、医療や福祉の知識や技能を磨き、合わせて、その学部のカリキュラムのなかで関連法も合わせて徹底して学ぶ体制づくりをし、C型人材の育成に注力すべきと考えます。
少子高齢化、人口減少、労働生産性、地方創生——大学全入時代にあって、日本社会が直面する課題を解決する人材づくりをどうするか、グランドデザイン作成がいままさに求められています。このタイミングで文科省に復帰した私も、これまでの知識、経験をフル活用して取り組んでいくつもりです。
(東大・慶大教授、元文部科学副大臣、前参議院議員)
All the Best!! EXPG Report vol.20
お気に入りのプライベートアイテムお見せします!!
今回はいつもとは内容を変えて、プライベートで使用しているお気に入りアイテムを紹介したいと思います!!
①バス釣りに使うロッドとリール!! 今、なかなか手に入らない、エバーグリーン『ヘラクレス』のロッドとメタニウムです。
②RCカーのブリッツァービートル!! モーターやバッテリー、タイヤ周りも改造しているので、スピード早いです(笑)。
③リーボックのスニーカー『BLACK TOP』!! これは復刻版なのですが、なかなか日本で手に入らなかったので、見つけてすぐ買いました!!
④サンローランのクラッチバック!! こちらは、新宿ISETANで買い物をしていたときに、一目惚れで買いました!!
⑤たこ焼き器(笑)!! 関西人なら一家に一台あります!! 家に友達を呼んで2回ほど使いましたが、かなり美味しかった。またやりたいです!!
⑥毛玉取り器!! セーターやアウターの毛玉が気になって買いました!! 本当に気持ちよく取れます!!
⑦ルンバ!! 家を空ける日が多いので大活躍です!! 勝手にきれいになってるので愛用してます!!
紹介させていただいたのはお気に入りアイテムのほんの一部です!! まだまだあるんで、またの機会に皆様に紹介したいと思います!!
格闘家イケメンファイル Vol.12 とんでもない未来が、俺にはある 川名雄生(かわな ゆうき)
一見強面、ゴリゴリの格闘家といった風貌の川名。「黙っていると怖い人だと誤解されちゃうんですよね」と、照れ笑いする姿にギャップ萌えに弱い女子から注目を浴びそう。プロ修斗3戦目を12月に控えた彼の格闘家人生の始まりは…。
「もともと学校の部活で柔道をやっていたんですけど、高校3年生になって先輩たちが卒業したら、部員が1人になってしまったんです。それで、動ける場所が欲しくて、知り合いにジムを紹介してもらい入りました。でも全然プロの格闘家になろうとか考えていなかった。柔道などのスポーツ系は好きだったんですけど、殴る蹴るはあまり好きじゃなかったので。だって痛いじゃないですか(笑)。でもそのうちに、ZSTのプレステージというアマチュア大会の試合に出ることになり、その時にいい勝ち方をしたんです。その後にSWATのトーナメントに出た時も1回戦をいい感じで勝ち進みまして…。しかし、2回戦で、有名な強い選手と当たったら、何もできなかった。関節技を極められて、手も足も出ずやられてしまいました。その時に、すっごく悔しくて、もっと練習して頑張ろう、格闘技で飯を食えるようになろうと真剣に考えたんです」
セミプロレベルでも活躍していたが、再びアマチュアの道へ。
「ZSTでも試合に出させてもらっていましたが、あまり結果が出ない時期がありまして…。そこでジムの代表に相談したら、修斗はアマチュアのレベルもすごく高いし、プロになればライセンスカードもあると言われて、もう一回アマチュアからやり直すことにしました。しかし、セミプロのようなことをしていましたし、アマチュアの大会で、恥ずかしい試合をしたくないという思いで、必死に練習を頑張ったら、そこでも勝ちを重ねられて、プロに昇格することができました」
プロになってからの成績は3戦無敗(VTJ1勝)。2013年には新人王にも輝いた。12月21日(日)プロ修斗2014年最終戦 新宿FACE大会への出場が決定。現在3連続KO中と波に乗る武田飛翔と対戦する。
「今回の相手は、思い切りのいい試合をする人です。肝も据わっていますし、全日本アマ修斗選手権でも、自分とは別の階級でしたが、優勝もしている選手。映像を見て、とにかく試合をイメージしています。対戦相手のことはすごく調べますよ。ブログとかも。相手がどんな性格かとか、そういうことまで知りたいんです。たまに楽しんでるなっていうブログは、羨ましいなと思いますけど(笑)。12月の試合は、格闘家としての今後を決める重要な試合だと思っています。ここで勝つと負けるとでは雲泥の差なので。勝つことは当然ですが、勝ち方にまでこだわっていきたい。同じ勝ちでも勝ち方で自分の評価が変わりますから」
今は格闘技一筋という川名。好きな女性のタイプとかっこいい男の話になると…。
「よく笑う子がいいですね。昔からキャメロン・ディアスがめちゃくちゃタイプなんです。笑顔がとびっきり可愛い。外国人は基本的に好き。表情がすごく豊かじゃないですか。かっこいいと思う男は江頭2:50さん。普段は頭もハゲてるし、下ネタばかりですが、東日本大震災の時に自腹で食糧を買い込んで、トラックに積んで届けたって聞いて。その行動力がすごくかっこいいなって思いますね」
そんな川名の将来の目標は。
「尊敬されるファイター。人に影響を与えられるようなファイターになりたいです。そして格闘技をもっともっと盛り上げていける存在になります」
江戸瓦版的落語案内 Rakugo guidance of TOKYOHEADLINE 禁酒番屋(きんしゅばんや)
ある藩で、酒を飲んだ侍同士が口論となり、あげく斬り合いの上、相打ちとなってしまった。それに怒った殿様「すべては酒のせい。余も飲まぬので、藩士一同に禁酒を命ずる」。こうして禁酒令が出されたが、飲むなと言われても、もともと酒好きの藩士たち。すっぱり酒を断てるわけもなく、隠れて飲むものが続出。これを見た上役たち、殿様にバレては大変と、城門に番屋をもうけ、酒を飲んで帰ってくる者はいないか、また城内に酒を持ち込むものがいないかを検閲することに。これが人呼んで禁酒番屋。しかし藩一番の大酒飲み近藤はお構いなし。町の酒屋で三升ほど酒を飲むと、「寝酒にしたいから、あとで酒を一升城内に届けてくれ」と言って帰って行った。上得意の近藤のこと、届けてやりたい。もとより、禁酒令により商売上がったりなので、届けられるなら届けたい。困惑する主人を見て小僧が、カステラの箱に五合徳利を入れて持って行けばと提案。早速、カステラを買ってきて、その箱に酒を詰め、包装紙直した。小僧が禁酒番屋を通ろうとすると門番が「その包はなんじゃ」「はい。近藤様にカステラのお届けものです」「はて、近藤と言えば無類の酒好き。しかし、届け物ならば、甘いものを送られることもあるだろう。よし通れ」「ありがとうございます。どっこいしょ…」。うまくいきそうになったことに安心したのか小僧、思わず箱を持ち上げる時に声を出してしまった。「これこれ、カステラがそんなに重いのか。怪しいな。中を改めるぞ…。おい、この徳利はなんじゃ?!」「そ、そ、それは水カステラというもので…」「水カステラ?控えておけ、中を確かめる」。そういうと侍、中の酒をすっかり飲んでしまった。店に逃げ帰った小僧、次は油徳利に酒を入れ「油をお持ちいたしました」と油屋になりすますも、またもや中身をあらためられ、追い返されてしまった。都合二升も飲まれた酒屋、なんとか門番をギャフンと言わせようと考えていると、若い衆が「小便を入れて、小便を持ってきましたというのはどうでしょう。嘘はついていません」と提案。それだとうことで、早速小便入の徳利を持ち屋敷へ。「近藤様に頼まれて、松の肥やしにする小便をお持ちしました」「なーにー、カステラだ油だと言って、今度は小便とな。どーれ、どれ。中身をあらためーる」。門番は先ほど飲んだ二升の酒でベロベロ。「どれどれ?おお、今度は熱燗か。でもちょっと燗のつけすぎで泡立っておるぞ。どれどれ…。やや、これはなんだ!?小便ではないか!」「はい。最初からそう申し上げております」「な、な、なんと…。この正直者めが」
大谷ノブ彦 カタリマス!(裏) 第18回 大きな声で好きって言えない、汁とイモ
当てました、2日の天皇賞・秋! スピルバーグ!番組リスナーの方に2万6000円をプレゼントさせていただきました! 『キキマス!』のディレクターが、僕の予想でずっと馬券を買ってたらしいんですが、なぜか今回だけは買わなかったと悔しがってますよ。だから、ブレちゃだめってこと!……でももう、当たらないと思いますけどね。
さて、そんないいニュースで始まった今週の『キキマス!』。火曜日は、キキマスターのマキタスポーツさんと一緒に、熱い“汁”トークでした。“汁”といっても、おでんの煮汁だとか、サバの味噌煮缶の汁だとか、そいういう“汁”。番組でも、おでんの煮汁を翌日カレーにするように、“汁”のリミックス話で盛り上がり、メールもたくさんいただきました。もちろん、僕も大好きです。男は汁で白いメシを汚してこそ。いい男の条件だと思いますよ。
汁好きって大きな声では言いにくいですけど、僕にはもう一つ“大きな声では言えない問題”があります。それがサツマイモ。サツマイモが大好きだ、一番好きだって、なかなか言えなくないですか。女性には好きな人、多いみたいですけど、僕が言うとなんだか子供みたいじゃない?
実は最近、サツマイモが尋常じゃないぐらい好きだって気付いちゃったんです。例えば、天丼であと一品って時は、必ずサツマイモの天ぷら。蒸しパンにサツマイモが入ってるのあるでしょ。あれ、サツマイモが好きじゃない人は、なんでこんなのあるんだ?って思うだろうけど、僕はあれを、こっそり買ってる人。芋ようかんとか芋きん、羽田空港でも買えるってことを知って宝物見つけたって思いましたね。
なぜ、こんなに好きなのかって考えると、小学生のころにさかのぼります。
僕は、かあちゃんの妹に育てられたんです。その姉ちゃんはバスガイドをしていて、全然しゃべらないし、人の家にも上がれないような子どもだった僕が、今みたいに話せるようになったのも、その姉ちゃんのおかげです。
それで、その姉ちゃんが、おやつに出してくれたのがサツマイモ。短冊状に切って素揚げしただけだったけど、これがすごいうまかったんです。ただ、うまいものを「うまい、うまい」っていうのは下品だって思ってたから、その時は素っ気なく食べたんです。心のなかでは「こんなうまいもんない!」って思いながら。別の日、おやつは何がいい?ってお姉ちゃんが聞いてきたとき、僕は「うーん、なんだろうね、この間の……芋? なんだっけ? 芋、あの軽く揚げた、あんなのでいいんだけどねー」って、時間をすごくかけて言うわけ。心の中では、めっちゃ食べたいのに。そしたら姉ちゃんが「あんた、サツマイモ超好きなんだね」って。気づかれてたんだよね。すごく恥ずかしかったです。この話、サツマイモが旬だって聞いて、数日前に思い出しました。
本当に僕、サツマイモが好きなんだなあ。