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コラム | TOKYO HEADLINE - Part 285
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小池百合子のMOTTAINAI 第7回「MOTTAINAI」の伝道師マータイさんの功績

2011.10.10 Vol.527

 2004年にノーベル平和賞を受賞したケニアの元環境副大臣ワンガリ・マータイさんが9月26日、がんのため亡くなりました。71歳でした。

 本コラムの標題「MOTTAINAI」もマータイさんと無関係ではありません。05年に初来日したマータイさんは古くからの日本の美徳である「もったいない」という言葉に接し、その意味に感動。そのままの足で環境大臣室を訪問されたマータイさんが新発見に興奮しておられたのを覚えています。

 2人で適当な英語訳があるかと議論しましたが、みつかりません。強いていえば、It is too precious to wasteでしょうか。結局、日本語のままがいいと、そのまま世界中に広める役をかって出られました。ニューヨークの国連本部での講演の際には、聴衆に「MOTTAINAI」の大合唱を促すなど、まさに伝道師でした。

 マータイさんは日本のリサイクルシステム「3R」についても興味津津でした。3RはREDUCE、REUSE、RECYCLE(削減、再使用、リサイクル)と循環型社会を構築するためのコンセプトをまとめたものですが、マータイさんはRESPECT(尊ぶ)を加えて4Rにすべきと主張しました。モノを大切にする心が必要だと言うのです。

 当時、日本の伝統的な風呂敷を活用して「レジ袋削減キャンペーン」に取り組んでいたこともマータイさんを刺激しました。江戸時代の画家、伊藤若冲の絵をモチーフに私がデザインしたペットボトルのリサイクル風呂敷を大いに気に入り、時折、ナイロビから追加注文が届いたものです。

 マータイさんが環境分野で初のノーベル平和賞を受賞したのは、アフリカの地で3000万本もの植林活動「グリーンベルト」を続けてきた功績によるものです。人口増と貧困で農地は荒れ、燃料代わりに木々が伐採される悪循環に陥るアフリカに希望をもたらすために、アメリカで生物学博士号も取得したマータイさんが考えた対策は女性と環境の組み合わせでした。

 アフリカの女性たちを植林に従事させることで、地域の環境を守り、雇用を生み出したのです。

 いつも笑顔を忘れず、いったん話し出すと周囲を魅了したマータイさんですが、政権批判のかどで幾度か投獄された経験もあります。大統領選出馬に妨害を受け、断念させられるなど闘いの連続でした。

 日本人が何気なく使ってきた「もったいない」の言葉にあらためて魂を吹き込んでくれたマータイさんに心から感謝し、ご冥福をお祈りします。

(自民党衆議院議員)

E-GirlsこれEな! Vol.17

2011.10.10 Vol.527
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今回のお話担当
FLOWER 鷲尾伶菜

EXILE系ガールズユニット Dream・Happiness・FLOWERが教えちゃう、
イマドキの女子事情
E-Girlsとは、先輩で同じ事務所に所属するEXILEのDNAを引き継ぐガールズユニットのこと。
現在は、Dream、Happiness、FLOWERの3組で構成されている。

イニシャルモチーフの小物で自分らしさをアピール!

 FLOWER でボーカルとパフォーマーを担当している、鷲尾伶菜です。

 いよいよ、FLOWERのメジャーデビューの日が迫ってきました。今週12日に、デビューシングル『Still』がリリースされます。加入が決まってから、レッスンやリハーサルはもちろん、E-Girls SHOWやa-nationでステージを踏んだり、メンバー9人で集まってFLOWERについていろいろ話し合いも持って、一番いい形でこの曲を届けられるように準備を進めてきました。それがデビューシングルという形になって、皆さんの元に届けられることにうれしさを感じるし、緊張もしています。

 この『Still』という曲は、今は別れてしまった大切な人を想う気持ちを歌った切ないミディアムナンバーです。EXILEさんの「Ti Amo」や「Lovers Again」などたくさんの名曲を送り出した、松尾潔さんのプロデュースです。「EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 3 〜For Girls〜」の課題曲だったので、聴いたことがある方もいらっしゃるかもしれないですね。ミュージックビデオも素敵な仕上がりになっていますので、楽しみにしていてください。

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 そんな私が紹介する、E-Girls世代のアイテムはというと、イニシャルがモチーフになった小物です。私は伶菜(レイナ)なので「R」になって、今日も着けているんですが、ネックレスやブレスレットだったり、キーホルダーもありますね。いろんなものがあります。

 イニシャルものが気になりだしたのは、母親がランドセルに「R」のキーホルダーを付けてくれたのがきっかけだと思います。あれが一番最初に持った「R」のアイテムでしたから。後になって自分でキーホルダーを買ったり、アクセサリーを買ったりするときも「R」のデザインを選んだりしているのは、プレゼントしてもらったといううれしさと可愛らしさと、どこかお守りのような安心感をくれるからかもしれないです。だから、お友達にもよくイニシャルの何かをプレゼントしたりもしますね。喜んでくれますよ。

 これまで、「R」やイニシャルのグッズを持ってることについて、こんなに深く考えたことがなかったんですけど、私は、「R」の文字そのものの形も好きなんだろうな。この形が好みじゃなかったら、もっと言うとイニシャルが「R」じゃなかったらこんなに好きにならなかったかも。直感的に感じるものってありますよね。うん、これからお友達にプレゼントするときにも気をつけなくちゃ。みなさんも、ご参考までに。

 それではまた来週!


鈴木寛の政策のツボ 第八回

2011.10.03 Vol.526
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文部科学副大臣としての2年間を振り返って

 政権交代以降、約2年連続して文部科学副大臣を務めさせていただきました。

 文部政策については現在までのところ、昨年の高校無償化に引き続き、小中学校の35人以下学級の開始、スポーツ基本法の制定をはじめ、マニフェストをほぼ行程表通り実現しました。2回の通常予算、見直しを含め5回の補正予算、計7回の予算編成に携わり、コンクリートから人への理念を実現することができました。

 ソフトパワー立国の原動力となる人づくり、知恵づくりを充実させるという観点から、今年度の文部科学省予算として5兆5428億円を確保いたしました。歴史上初めて国土交通省予算(5兆3770億円)を文部科学省予算が上回りました。政権交代の理念が実現したといえます。その結果、上記のマニフェスト項目に加え、奨学金事業総額も1兆円を超え127万人が受給できるようになりました。10年減らされ続けてきた大学関係予算も増加に転じ、若手研究者の予算やポストは1.4倍、科学技術研究費1.3倍の2666億円としました。大学付属病院も赤字経営から黒字に転じ、医療人材の人員増ができました。文化・スポーツ予算も一応過去最高額です。

 政権交代前に比べ、公共事業費は3割削減する一方、文教科学費は5%増、社会保障費1.6%増と、2回の予算編成で劇的に予算配分構造を改革しました。国債発行額を増やさずに社会保障水準を維持し、教育を充実させました。これこそ、本当の構造改革であり、政権交代の最大の成果です。もしも、政権交代していなければ、社会保障水準を引き下げるか、国債発行を大幅増額しデフォルト不安がより深刻化してしまうかのどちらかだったでしょう。

 さらに熟議や新しい公共なども始めるなど、新しい社会づくりへのさまざまな芽を出すことができました。特に、熟議は文科省が後援・協力しているもので140カ所を超えました。新しい公共を支える個人寄付優遇税制もできました。充実した2年間でした。これからも引き続き政策面から教育現場をサポートしていきたいと思います。

(参議院議員)


E-GirlsこれEな! Vol.16

2011.10.03 Vol.526
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今回のお話担当
Happiness MIMU

EXILE系ガールズユニット Dream・Happiness・FLOWERが教えちゃう、
イマドキの女子事情
E-Girlsとは、先輩で同じ事務所に所属するEXILEのDNAを引き継ぐガールズユニットのこと。
現在は、Dream、Happiness、FLOWERの3組で構成されている。

パワー炸裂!アニマルプリントはHappinessの定番!?

 HappinessのMIMUです。9月25日に中国の北京でパフォーマンスしてきました。『三国演義-中日韓風雲音楽祭』という大きなイベントで、会場は北京五輪のメイン会場だった鳥の巣こと北京国家体育場。そこに、中国、韓国、そして日本の3カ国それぞれで活躍しているアーティストが集まりました。日本からは、EXILEさんに倉木麻衣さん、そしてHappiness! あんなステージに立てたなんて今でも夢みたいです。このステージのために中国語をさらに一生懸命勉強したんですが、もっともっと勉強しておけばよかった。また、今度中国に行くときのために、これからもレッスン頑張ろうっと......。

 最近の活動の報告はここまでにして、本題に入りましょう。E-Girls世代が注目しているもの......えーと、それはヒョウ柄です。攻めてますか? でも、私にとってはいつものスタイル。トップスもボトムも、アウターも、カバンも靴も、いろんなものがヒョウ柄なので、家を出ようとしたら全身ヒョウ柄だったりすることもあります(笑)。

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 なぜヒョウ柄なのかと聞かれても......分かんないんですよ。好きなのは好きなんですけど、気づくと全部そうだったって感じなので。母親もヒョウ柄が好きっていうのは大きいかもしれないです。今、愛用しているベッドまわりのヒョウ柄リネンも母が買って送ってくれたもの。メジャーデビューが決まったときには父がヒョウ柄のファーのベストをプレゼントしてくれたので初心を忘れないよう毎年着ようと思っています。そんな感じでどんどんヒョウ柄に囲まれている影響なのか、自分が選ぶものまでヒョウ柄に。明日からヒョウ柄禁止になったら、すごく困るな。ポーチもペンケースもみんなそうなので(笑)。 

 ゼブラとかダルメシアンとかアニマルプリントは全体的に好きですけど、そのなかでもヒョウは飛び抜けています。これがどこかに入っていないと落ち着かないとかいうほど依存はしていないんですけど、自分はコレというアイテムをどこかに身に着けていると気持ちが引き締まります。

 ただ気をつけないと被るんですよね...。Happinessのメンバーでいると特に。関西から西出身のメンバーはヒョウ柄のファンみたいで、KARENはよく着てます。YURINOちゃんもそうだな。だから現地集合の時は要注意です。意外かもしれないけど、MAYUもそうです。MAYUはかわいいファッションをしているイメージが強いんですけど、ときどきガツンとアニマルプリントだったり、パンクやロックなコーディネートで現れたりするんですよ。メンバーながら「今日はどんな服で来るかな」って注目しています。

 ヒョウ柄はHappinessのパワーの源かも? 元気を出したいとき、オススメです。


DiVA’s Happy Life Vol.8

2011.10.03 Vol.526
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AKB48の秋元才加、梅田彩佳、増田有華、宮澤佐江によるDANCE&VOCALグループ。5月にデビューシングル「月の裏側」をリリース。8月10日には待望の第2弾シングル「Cry」が発売になった。

秋元才加

AKB48から生まれたDANCE&VOCALグループDiVAのメンバーが、隔週でコラムを連載。日々の出来事を写真とともにつぶやきます。

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コナンのパネルとDiVAメンバーの佐江と一緒に!

 秋元、名探偵コナン、工藤新一への挑戦状で鈴木園子役をやらせて頂いたのですが!!!!! この度、無事に最終回をむかえる事が出来ましたぁーヽ(・∀・)ノ 初めての実写版。最初は不安でしたが、素晴らしい共演者、スタッフさんに囲まれて楽しく撮影出来ましたー!

 まだまだ演技のお仕事続けたいし…。もっともっとお勉強したい。ダンスも上手になりたいなっ。品川ステラボールで行った、スーパーLIVEショー「ダブルヒロイン」も無事に全公演行う事ができ、改めて沢山の方に支えて頂いている事を実感致しました!会場まで足を運んで下さったファンのみなさん、本当にありがとう御座いました!

 今後の個々の活動と、DiVAの動向にも是非注目して下さい!!

秋元才加
1988年7月26日生 千葉県出身
「DiVA」〜DANCE&VOCAL UNIT FROM AKB48〜メンバーとしてデビューシングルをリリース! AKB48teamKキャプテンとしても活動中!

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長島昭久のリアリズム 第三回

2011.09.26 Vol.525
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エネルギー政策のリアリズム〈その3〉

 9月13日、衆院本会議で野田新総理の所信表明演説が行われた。演説の中で、野田総理はエネルギー政策の再構築について、「人類の歴史は、新しいエネルギー開発に向けた挑戦の歴史である。規制改革や普及促進策を組み合わせ、省エネルギーや再生可能エネルギーの最先端のモデルを世界に発信する」と訴えた。私は、この言葉に人類全体の未来に貢献できる日本人のエネルギー政策が見出せる。

 まず、陸上で考えられる再生可能エネルギーは、中小水力発電と地熱発電の導入だ。日本の国土は急峻な地形が多く、年間降水量1700ミリを誇る世界有数の水に恵まれた国である。このため中小河川が多く存在し、中小水力発電の適地が多い。中小水力発電は、すでにある水路に発電機を設置すればいいことから一気に推進することが可能であり、日本中の山間部に雇用を創りだせる。また、世界有数の火山国である日本は、インドネシア、アメリカに次ぐ第三位の地熱資源を有しており、すべてのエネルギーを利用できれば100万kwの原発31基分(53〜120℃の低い温泉を含む)となる。

 次に、海洋面積で世界6位という日本の海に着目したい。まさしく「海洋国家日本」のパワーの源泉だ。我が国の排他的経済水域内における熱エネルギー総量は、約100兆kwhに達するといわれている。このうち1%を電力に変換するだけでも年間発電量は1兆kwhとなり、年間の総発電量に匹敵する。海を利用したエネルギーでは、安定した強い風を利用した洋上風力発電と波力発電が有力だ。三井造船や東京大学など産学で構成する「海洋エネルギー資源利用推進機構」によれば、洋上風力や波力を使い福島県沿岸だけでも600万kwの電力を得られる可能性があるという。

 また、東京都や東京大学など産学官の専門家でつくる「波力発電検討会」は、洋上風力発電と波力発電の併設により、2030年までに100万kw級原発20〜30基分の導入が可能だと試算している。さらに、海洋温度差発電は、天候などの環境に左右されにくく、年間を通じて安定した供給が可能であるという。世界50カ国で導入検討が進められているが、今のところ商用運転を行っているプラントは存在しない。この点、日本の技術レベルは現在、世界トップレベルであり、近年ではアメリカなど各国から協力依頼が寄せられている。

 このように中小水力、地熱、洋上風力、波力、海洋温度差といった日本の気候風土に適したエネルギーをフル活用し、「脱・原発依存」を確実に実現すると同時に、これを積極的にシステム輸出することにより新たな経済成長の原動力に据える。しかも、我が国最大のアキレス腱であったエネルギーの海外依存を克服する道が開けるのだ。これぞまさしく、経済成長と安全保障を両立させるエネルギー政策のリアリズムである。

(民主党衆議院議員・長島昭久)


E-GirlsこれEな! Vol.15

2011.09.26 Vol.525
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今回のお話担当
Dream Ami

EXILE系ガールズユニット Dream・Happiness・FLOWERが教えちゃう、
イマドキの女子事情
E-Girlsとは、先輩で同じ事務所に所属するEXILEのDNAを引き継ぐガールズユニットのこと。
現在は、Dream、Happiness、FLOWERの3組で構成されている。

ブリティッシュテイスト再来の秋冬! 足元はラバーソールで

 こんにちは、DreamのAmiです。あっという間に9月も終わりです。つい最近8月も終わり、夏も終わりだなぁなんて言ってたのに。a-nationが終わるなあと思ったら、サマンサタバサのCMソング『Dreaming Girls』があって、神戸コレクションに出演させていただいたり「居酒屋えぐざいる」でライブをしたりと、いろいろあった9月でした。

 さて今回私が紹介させていただくのはラバーソール!ロックやパンクなファッションでは代表的なアイテムですね。今、このラバーソールが気になって仕方がないんですよね。

 ステージでは高いヒールでパフォーマンスしていますが、実はヒールの靴が苦手。持っているものはバレエシューズやローファーなどのぺったんこのものばかり。ヒールといっても、なんとなくヒールがありますか的な低いものしか持っていないんです。デザインはゴツめのものが好き。そういう私には、ラバーソールは理想の靴なんです。

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 この秋冬はブリティッシュテイストが流行するそうで、1960年代にイギリスで大ヒットしたこのラバーソールも重要なアイテムになっているみたいです。英国パンクの象徴みたいなところもあるようですし? 私はヒールじゃない靴を追求するなかで行き着いちゃったところがあるのですが、いろんなブランドがラバーソールを出してきているので、他の人とかぶらないようにいいものを見つけて、個性を出していかないと!でもきっと、何足か買ったとしても、結局は同じものばかりを履いてしまうんでしょう。私、靴に限らず、気に入ったものがあるとそればかりになってしまう性質です。靴だど、これ以上は無理ってところまで掃き倒しちゃうんです。ラバーソールは頑丈そうだから大丈夫かな? それに耐えうる良いものを探すというのもポイントかもしれません。

 ファッションは足元からといいますが、HappinessやFLOWER のメンバーの話を聞くとそこまでは至ってないよう。振り返ってみても、私も靴が気になりだしたのは20歳を超えてからだったかも! ちょっと大人になったからこその楽しみなのかも。ふふふ。

 冒頭でお話した「居酒屋えぐざいる」なんですけど、ときどきサプライズライブが行われているのはご存知でしたか? 先日、私たちもライブさせていただきましたが、「誰かのライブが始まるぞ!」って感じでやっています。今後のスケジュールは「居酒屋えぐざいる」(http://izakaya-exile.com/)でチェックしていただくのがいいかもしれません。まだライブはあるのかなあ。Dreamプロデュースの「夢者夢者ポテト」も食べられますし、ぜひ足を運んでくださいね。10月10日までお台場のデックス東京ビーチでやっています。

 それでは、また!


R’s beauty progress vol.5

2011.09.12 Vol.524
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長谷川理恵が教えるキレイの秘密

日本初のファンドレイジングマラソン

 今年も、各地でマラソン大会が行われるシーズンが到来します!

 私もこの秋、いくつかの大会にゲストとして参加させて頂く予定になっています。

 その中でも、今回オフィシャルファンドレイザーとして参加させて頂くのが、10月9日に行われる、日本初のファンドレイジングマラソン『本栖湖ファンドレイジングマラソン』です!

「ファンドレイジング」という言葉は、あまり聞きなれないかもしれませんが、訳すと“寄付を集める”といった意味になります。つまり、「ファンドレイザー」とは、“寄付を集める人”ということです。日本ではなじみのないこの制度ですが、海外、特にイギリスなどでは当たり前のことだそうです。

 このマラソン大会は、ランナー全員が「ファンドレイザー」。ランナーは、自分が応援したいボランティア団体などを選び、ひとりひとり目標を持って大会に参加します。そして、その目標を応援してくれるサポーターは、ランナーに寄付をします。その集まった寄付金は、すべてランナーが選んだ支援先に寄付されるといった仕組みです。

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 ランナーの目標は「自己ベストタイムでゴール」、「この大会でダイエットする」など人それぞれ。一人で決めた目標は、なかなか達成しにくいものです。でも、この『ファンドレイジング』なら、友人・知人多くの人が応援してくれていると実感できて、いつも以上に頑張れると思います。走ること、参加することに意味があり、もちろん大会の参加費の一部も、チャリティーとして寄付されます。

 そして、なんと言っても、本栖湖を走る爽快感は最高です!! 私は以前、別の大会で走ったのですが、晴れたときに本栖湖に映る『逆さ富士』は本当に素晴らしく、初心者の方でも気持ち良く走れると思います。またこの大会は、タイムを競うことがないので、ご家族やカップルでの参加もおすすめ。ちょっとした旅行気分で、参加するのもいいかもしれません。最後には音楽ライブやトークイベントも♪

 とっても楽しい大会になると思います! 皆さんもぜひ、参加してみては、いかがでしょうか?

 楽しく走って、素敵な時間を過ごし、誰かのためになるマラソン大会。これから、日本でももっとメジャーになってくれたらうれしいです!!

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『本栖湖ファンドレイジングマラソン』HP
http://www.darekanotameni.jp/

★自分も誰かのために走りたい!
『本栖湖ファンドレイジングマラソン』申し込み専用フォーム
https://www.pitin.com/event-ecom/pc/common/Event/EventList.cfm?vid=50005&tid=20
★チャレンジャーを応援!
『JustGivingJapan』HP
http://motosuko-m2011.justgiving.jp/


1993年、『Can Cam』に読者モデルとして初登場。以来、『Domani』等ファッション誌の人気モデルとして活躍。また、2000年よりホノルルマラソンに参加。以来、数々の大会に出場している(自己ベストタイム-3時間15分36秒)。2011年5月にはホノルルトライアスロンに初挑戦。

マラソンを始めたことがきっかけで、食に関して興味が芽生え、ベジフルティーチャーとして小学校などで、食の大切さを伝えたり、リエズファームを開いて農学に携わったりもしている。本人がプロデュースする美と健康がテーマのカフェ&エクササイズスペース「R’s berry」がオープン予定。


E-GirlsこれEな! Vol.14

2011.09.12 Vol.524
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今回のお話担当
FLOWER 重留真波

EXILE系ガールズユニット Dream・Happiness・FLOWERが教えちゃう、
イマドキの女子事情
E-Girlsとは、先輩で同じ事務所に所属するEXILEのDNAを引き継ぐガールズユニットのこと。
現在は、Dream、Happiness、FLOWERの3組で構成されている。

自分カラーでセルフプロデュース!

 みなさん、こんにちは。FLOWERのパフォーマー、重留真波です。

 7月に9人のメンバーが勢ぞろいしてFLOWERの新たなスタートを切りました。今は10月12日のデビューを目指して、いいパフォーマンスを見せたいと頑張っているところです。夏にはa-nationの舞台にも立たせていただきました! EXPG(EXILEなどが所属する事務所が経営するダンススクール)でレッスンを受けて、キッズダンサーとしてEXILEさんのステージに立ったこともありましたけど、自分が所属するグループとしてあんなに大きな舞台に立つと、初めてのことばかりで……。もっともっといろんなことを勉強したり、体力もつけなきゃいけないなって実感しています。デビューの日まであと1カ月。これからもっともっと出て行くところが増えていくと思います。みなさんにいいパフォーマンスを見せられるように頑張りますので応援よろしくお願いします。

 さて今回私がお話するのは、カラー。色についてです。ラッキーカラーとか、カラーセラピーとか色から受ける影響ってすごく大きいなってこと。

 スタートしたばかりのFLOWERでは、自分たちがどんなグループを目指すか、それをどう表現していこうかってことをメンバーで話し合いました。特にこのメンバーで集まったばかりのころはよく話しました。自分たちをどう見せるか、セルフプロデュースですね。

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 その話し合いのなかで話したことに、一人ひとり自分のカラーを決めるというのがありました。単純かもしれないですけど、9人で何かを表現するときには結構大切なことです。

 私のカラーは何色かというと、オレンジ。自分では選んだりすることはなかったんですけど、みんなが私はオレンジとか黄色だって。やっぱり、自分が思う自分と、客観的な見え方って違いますね。それ以来、意識している部分もあると思うんですけど、買い物に行ってもオレンジが気になっちゃってます。

 オレンジを取り入れてからいろいろ変化があります。私服は黒ベースが多いんですけど、それにオレンジを挿し色として使ったりしてバリエーションが出たし、このフレームがオレンジのサングラスはつけていると明るい気分になるし。なんとなく、前の自分から飛び出せた感じがしてます。何かを表現するという部分でもこれまでにはなかった新しいものができそう!

 やっぱり色の効果ってすごい! それが分かったのも、他の人が自分をどう見ているかというのを聞けたから。「自分はこれが好きだからこれがいいんだ!」って思うのももちろんいいんですけど、たまには他の人の意見を取り入れてみるのもいいんじゃないかな。何か変わるかもしれません。


小池百合子のMOTTAINAI 第6回「電力不足がもたらした真の少子化対策」

2011.09.12 Vol.524

「故意に違反すると1時間あたり100万円の罰金なり」という極めつきの統制経済政策、電気事業法による電力使用制限令もひとまず解除されました。大口需要家を対象に前年比15%の節電を強いるものでした。

 電力多消費産業の工場では、土日操業に振り替えたり、電力需要期にはエイヤと操業休止に踏み切るなどの思い切った方策がとられました。いわゆるサマータイムを導入する企業も続出しました。

 さて、結果はどうだったのでしょうか。

 少なくとも罰金の支払いを求められた企業や団体が続出したとは聞いていません。これも日本の団結力、絆の賜物なのでしょう。しかし、企業ごとのばらばらなサマータイム導入はかえってエネルギー消費が増えるとの説もあります。だからこそ、その成果の中身を知りたいところです。

 私が興味を抱くのは、始業時間を早めるサマータイムを導入した企業で働く人たちのライフスタイルの変化です。

 早起きは辛いが、満員電車を避けられた。帰宅時間が早まり、家族と過ごす時間がたっぷりできた。趣味の時間が確保できたなど、新たな生活を見出すプラス効果。逆に、子どもの保育園や学校通いに支障が生じた。4時起きでのお弁当作りはきついなど、マイナス効果。さまざまな新現象が生まれたことでしょう。

 そもそも日本のホワイトカラーの労働生産性は先進7カ国中最下位、OECD33カ国中でも22位だとする日本生産性本部による調査(2010年版)があります。ブルーカラーの生産性は世界トップレベルなのに、オフィスワークとなると、長時間労働の割に成果は上がらずという状況が続いているのです。

 ワーク・ライフ・バランスなる舌を噛みそうな用語があります。仕事と生活を両立、調和させるため、働き方や社会環境を整えることを意味します。国の祝日を増やしたり、育児休業制度を改正しても、日本人は有給休暇さえ消化しない働き蜂ばかりです。

 その結果、少子化に歯止めがかからず、過労死は減らず、退職後に自分の居場所が見つけられない人が続出するなど、豊かなはずの日本で一人ひとりの幸福が実現しているとは思いがたい。

 環境大臣時代に導入したクールビズが、当初は賛否両論が渦巻きましたが、今はすっかり定着しています。同様に、電力不足対策として始まった新たな就業システムを一時的ではなく、恒久的なものとすればよいでしょう。

 こども手当てのようなバラマキで次世代につけ回しをするのではなく、時間という別の単位を提供する。真の少子化対策になるのではないでしょうか。

(自民党総務会長)

鈴木寛の政策のツボ 第七回

2011.09.05 Vol.523
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熟議を通して被災地の教育復興を

 去る8月21日、NPO法人日本教育再興連盟主催のイベント「教育夏まつり2011」が宮城県石巻市にて開催され、私も参加してまいりました。本イベントはこれまで東京や神奈川の公立小・中学校を貸し切って毎年開催されてきましたが、6回目の今年は「被災地の教育現場復興」をテーマに、石巻市立飯野川中学校にて開催される運びとなりました。

 ご存知の通り、石巻市は大津波で甚大な被害を受けました。震災から5カ月たった今、教育の復興は大変重要な課題です。それはただ単に建物を建て直すだけではなく、これからの復興を担う世代である子どもたちをどう育んでいくかをよく考え、教育の体制を再構築しなければなりません。そして、政府や教員だけでなくさまざまな立場の人が知恵を出し合わなければこの課題はクリアできません。このイベントではまさにそのことを象徴するかのように、現地の教員や保護者の方々だけでなく大学生や地域の方々、さらには中学生もが参加し、被災地の復興について「自分たちにできること」について話し合う「熟議」が開かれました。熟議に参加された皆さんが積極的に意見を出し合っているのを見て、政府だけでなく地域・現場も原動力となって教育を復興していくことが大切であると改めて認識しました。

 他にも、「震災後の教育について」というテーマのシンポジウムや、全国の優れた実践を行う教育者の方々を招いての「名人先生」の授業紹介なども行われました。

 このイベントは関東・関西・東北などさまざまな地域から集まった大学生ボランティアを中心に運営されました。彼・彼女らの働きぶりに勇気をもらいました。とても感謝しております。私一人だけでなく、さまざまな方々との協力の中で、今後もより一層被災地の教育復興に全力を尽くしていきたいと思います。

※NPO法人日本教育再興連盟のホームページはこちらhttp://kyouikusaikou.jp/

(参議院議員/文部科学副大臣)
※政策について触れてほしいテーマやご質問がございましたら、編集部までご一報ください。


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