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「36歳、結婚相談所に行く」【36歳のLOVE&SEX】#16

2021.08.27 Vol.web Original

 もはや連休なんて何も嬉しくない。

 どこにも出かけられないし、誰とも会わないし、家から一歩も出ず一言も発しないまま、ただただ時間が経過する。

 暇だから仕事をする。

 結局寝るか仕事をするかで一日が終わる。

 

 地方に住む家族に今どうしても会いに行く用事はないし、友達もいないことはないが、もし私がコロナにかかっていたとして彼ら彼女らを濃厚接触者にするのは気がひける。どうせ一人の人生だから、なるべく他人に迷惑はかけたくない。

 オリンピックは面白かった。どの時間帯にテレビをつけても、最高峰のスポーツが観戦できるのはすごく楽しかった。でもその前の4連休と、終わってからの3連休、私はただ家で麺類をすすり、誰とも会話をせず、どこにも出かけなかった。

 SNSには家族や友達と楽しく過ごしている人々の写真があがっていて、なぜ自分はこんなに孤独なのだろうかと思った。

 遊んでいることが羨ましいのではなくて、このご時世だからこそ一緒にいたいと思える家族や仲間がいることが羨ましく、また、そう思える人がいない、そう思ってくれる人が身近にいない自分の人生が、空虚に思えた。

 

 そうだ、無理やりにでも家族を作れば、私の孤独はなくなるのではないか。

 そう思い、三連休の最終日、結婚相談所に行ったのだ!

 結婚がしたいわけではない、新しい恋がしたいわけでもない、ただ、人生を変えたい。

 本当に恋愛や結婚がしたい人には申し訳ないけれど、結婚したら人生が変わるかもしれないというわがままな動機で。

 

 通りに面した大きなビルの1フロアの一角、某結婚相談所は、コロナ禍の三連休最終日にも関わらず、活気づいていた。

 と言っても、一人一人ブースで区切られているので、視界には誰一人見えないのだが、何人もの人が同時に話している声だけは認識できた。

 ブースに案内されると、50代くらいの落ち着いた女性がやってきて挨拶をし、まっすぐに私の目を見つめながらこの相談所のことを丁寧に説明し、今日どんな思いがあってこの場に来たのか質問してきた。

 連休で誰とも話さず孤独感が募ったこと、孤独から自分の人生は本当にこれでいいのかを迷い、自分を変えたくて来たこと。

 そんなことを言われても困るであろう私の話を、担当の方は真剣に耳を傾けて、そして、私の身を案じてくれた。

 こんなに人に優しくされたのはいつぶりだろうと思い、涙がこぼれそうになったのを我慢した。

 

 ただ、私はどうしてもここで言っておかなければいけないことがあった。

 それは、私の仕事のことだ。

 ソフト・オン・デマンドは意外とちゃんとした会社だし、クレジットカードも作れるし、賃貸契約だって問題ない。

 ただ、結婚をするにあたって、アダルトビデオや風俗の仕事に関わっていて(関わるどころかどっぷり浸かっている)、ましてや本名も顔も出しているので、相手にも迷惑をかけることがあるかもしれないということを了承してもらう必要があると思った。

 さらに結婚相談所の信用にも関わることだし、大人として真正面から確認するべきだと思ったのだ。

 

「職業に貴賤はないと私は思うんだけど……」

 その相談所の案内動画を15分見たところで、担当の方が上司に確認を取ってきてくれて、私は正式に入会をお断りされた。

 転職する予定はないのか、転職したらもう一度検討してほしい、もうこれからどんどん成婚しにくくなるから一日でも早く始めたほうがいい、とのことだった。

 自分の職業が差別されたとか、ショックだとかは思わないが、自分のひとつひとつの選択の積み重ねがもう「結婚相談所に入会する」という選択肢を消してしまったんだなと思い、なんだか呆然として帰り道に泣いてしまった。

 

 自分の人生を変えるにはもう、仕事で成果を出すか、仕事を辞めるかしかないようだ。

 

 タイミングは重なるものだ。

 この結婚相談所に行ったエピソードをTwitterでつぶやいた矢先、「コラム読みました、エロいですね」というDMを頂いてしまった。

 今までのコラムを読んで、なぜそう思ったのか、なぜそう思わせてしまったのか、生理のこととか仕事のこととか、悩んで迷って考えたことを言葉にしていることが、なぜ「エロい」という表現につながるのか。

 アダルトの仕事をしていて、普段から下世話な話をしている一部分しか見られていないのではないか。

 そんな私が何を書いても無意味なのではないか、何を書いても伝わらないのではないか。

 もう何も書けなくなってしまうじゃないか。

 本当に、自分の人生を変えられるんだろうか?

 

 ……なんて、今の私はそんな絶望感も含めて、文章を書けるくらいには強くなったようだ。

 結婚相談所に再び顔を出すことは、もうないと思いたい。

アルコールがもたらすものとは?運命と人生が塗り込められた快作映画『アナザーラウンド』【黒田勇樹のハイパーメディア映画鑑賞記】

2021.08.25 Vol.web original

 こんにちは、黒田勇樹です。

 本来だったら8月24日から開幕予定だった舞台「ノーサスペンス・ノーホラー」が絶賛上演中のはずだったのですが…。

 本文でもちょっと触れているのですが、公演前の検査で陽性者が出てしまい、全公演中止となってしまいました。

 キャスト、スタッフ、関係者一同、万全の注意を払ってきたつもりなのですが、こういう事態となってしまい、誠に申し訳ないです。

 今回のことを教訓として、今後も精進していきたいと思っております。

 まあ、気分を入れ替えて、今週も始めます。

Girls² 小田柚葉の「柚葉24じ」第8回 夏休みが終わりだと…?!?!

2021.08.24 Vol.Web Original

こんにちは!柚葉です 🍋

さぁさぁさぁ!!!! 

来ましたね!!⽕曜⽇!!! 

どーもこんにちはあああ!!!(((謎 

もうすぐ夏休みが終わってしまうって⾔う事に気づいた私。 

とても憂鬱です。(((さっきのテンションどこーーーーー 

いやぁ課題まだ終わってないんですよね〜😇

最後の最後まで課題を残した私を誰か叱ってください… 

さてさて!! 

皆さんはどんな夏になりましたか?! 

私の今年の夏は!! 

特に何かあった訳じゃないけど!!笑 

家の近くに花⽕出来る所があるので花⽕は出来ました 🎇

あでもカラーを取り⼊れたファッションをするっていう意識はちゃんと持てるようになり ました!!

 

… 

黒ではないじゃん?!笑

Dream Ayaのフォトコラム【フォトバイアヤ】第84回 私の目に写った物たち。

2021.08.20 Vol.Web Original

8月も中旬。

今年も夏らしいことがあまり出来ずに終わりを告げようとしています。

本当だったらみんなと旅行にたくさん行ったり

BBQをしたり、海外にいたり、、、カメラを持っていろんなモノを撮りたいのですが

そんな贅沢は言ってられない状況です。

そんな中でも私にとっては愛おしい時間はたくさん流れています。

8月、なるべく日常でシャッターを押してみようと心がげてみてます。

 

 

最近お引っ越しをしまして新たな生活がスタート。

E.T.のおにゅうコップ。

 

 

これで毎朝起きたらお水を一杯飲んでますよ。

ハートの雲を見つけた日もあった。

 

 

ヤギも笑ってた。

 

 

ある日の夕方、男子の青春時間を覗き見した。

 

 

虹も見た。

 

大変な状況が続く中、小さな発見に大きな幸せを感じています。

残り僅かなこの夏を心穏やかに過ごしたいですね。。。

 

徳井健太の菩薩目線 第107回 絵の評価は難しい。いつか飾る絵のために「額縁」を探しに行った

2021.08.20 Vol.Web Original

 

“サイコ”の異名を持つ平成ノブシコブシ・徳井健太が、世の中のあらゆる事象を生温かい目で見通す連載企画「徳井健太の菩薩目線」。第107回目は、絵画に関心を持った背景について、独自の梵鐘を鳴らす――。

 

 ここ数年、絵を見ることが好きになった。芸術ってすごい――などと、当たり前のことを言いたくなるくらい、芸術はすごい。芸術家たちの生きざまはすさまじい。それでいて、面白い。

 好きが高じてというほど詳しくはないけど、いずれ絵を購入したら……なんて考えると、額縁が必要になる。気が早い。というわけで、画材・文房具専門店「世界堂」に行ってみた。

 すげぇ高いんだ、額縁って。びっくりした。きちんとしたものを買うなら、2~3万円は当たり前。ともすれば、シャガールやピカソ……世界にその名を轟かす名画をおさめる額縁は、一体いくらするんだろう。

 学校の校長室や病院の応接室に飾ってある立派な絵。その額縁だって、それなりに高いに違いない。今まで気にかけることなんてなかった額縁が、妙に高価なものに思えてくる。額縁は額も高ければ、奥も深いものだと気が付いた。新しい興味を持つと、新しい発見がある。

 飾る予定の絵はない。けど、俄然、額縁を通して「飾る」という行為に関心を持った俺は、その飾り方も気になってしまった。壁に額縁をネジか釘かで打ち付けるのか、それともフックのようなものでひっかけて飾るのか? 世界堂をうろうろしていると、まさに飾るための小道具が陳列されているコーナーを発見した。

 その中に、「想い出くん」という額掛けがあった。なんともそそるネーミング。「家にキズをつけずに額をかけられる!」らしい。

 形状を説明するのは難しいのだが、S字フックのような形をしていて、突起しているところ(和室の長押など)に挟みこむと、壁などをキズつけずに掛けられる。おお、なるほど。これは便利だなんて思ったものの、1セット2つで梱包されている「想い出くん」は、売れ筋とは一線を画すように、さびしそうにたくさん陳列されていた。なのに、少し手垢感があった。

 その一つを手に取り、我が家に長押のようなひっかけられる出っ張りがあるかを考えた。あれこれ思料し、他のものと比べてから、購入するか否かを決めようと、一旦「想い出くん」をしまおうとすると、「あれ?」。まったく元の形にしまえない。

 俺は、間違いなく目の前にある箱から「想い出くん」を取り出したのに、1セット2つを重ねて、箱に戻そうとすると、どうやっても収まる気配がない。一体、俺はどうやって取り出したんだろう。

 知恵の輪のような状態が続くこと数分。こんな余興をするために世界堂にきたわけじゃない。他のしまわれた状態の「想い出くん」を参考に、何度もチャレンジしても、やっぱり入らない。

「すみません」

 俺は白旗を上げた。店員さんに謝りながら、その旨を伝えると、彼はほんの数秒で箱にしまってしまった。きっと俺のように、「想い出くん」トラップにはまった初心者がたくさんいるんだろう。だから、手垢感があったんだ。さびしい理由が何となくわかった。買いたいと思う絵と出会ったら、また「想い出くん」に会いに行こう。

 美術はいろいろな捉え方があるから面白い。俺自身は、価値を作り出してるのはアーティスト自身ではなく、パトロン的な人物だったり、支援者だったり、周辺が価値を作り出しているように感じてしまう。

 例えば、1枚の絵を完成させるために、画家は何か月も時間をかけることもあるだろう。その間、描いている絵がどれだけの価値を生むのかわからない……、「価値なし」と評価されれば、何か月あるいは数年間が、タダ働きになるかもしれない。それでも描き続ける。狂気がないとできない時間の使い方だ。もちろん、中には「自分は超有名な画家だから自分が書く1枚はものすごく高価なもの」という自負にあふれた人もいる。

 全員が露悪的で破滅的ではないにしても、どんな価値を生み出すのかわからない絵にひたすら向き合って、時間を捧げる。そして、その絵に大金を払う支持者が現れる。画家は、とんでもない職業だ。畏怖の念を抱く他ない。

 ただ――。描いた画家以外に、本当にその価値がわかる人ってどれだけいるんだろう、なんて思う。パトロンや有名な画商が価値を見出すわけであって、飾られている段階ともなれば、不特定多数はありがたがったり、高尚なものだととらえたりするしかない。凡人がはやしたて、凡人が勝手に評価を与えることもあるのなら、クラウドファンディングやオンラインサロンと大差ない。裏を返せば、芸術というのは、そういう一面をはらんでいるということなのかもしれない。

 支援する、支えるという意識が中抜きされ、評価をする、あるいは、評価を与えることのできる自分に「酔う」ところだけ残ってしまうのなら、絵の収まっていない額縁だけが飾られてるような気がしないでもない。自分の視点を大切にして、いつか飾る絵と出会いたい。

 

※【徳井健太の菩薩目線】は毎月10・20・30日更新です。

GENERATIONS 関口メンディーの「メンディーのコラムンディー」第36回 せかいのひとびと

2021.08.19 Vol.Web Original

 

皆さん、こんにちはメンディーです!

本日も元気よくコラムンディーしていきたいと思います!!

先日僕がよく聴くVoicyパーソナリティーであり経営者の白木夏子さんという方が絵本『せかいのひとびと』を紹介されていました。多様性の理解を深めるにはとても素敵な本とお話されていて、僕も気になったので、すぐに購入して、読んでみました!!

すると絵本と侮ることなかれ、大人も子どもも勉強になる素晴らしい内容でした。

むしろ大人の方が勉強になる気がします。

肌の色や体つき、顔の形、言語、生活スタイルも人それぞれで違う。

自分たちと”違う人”を拒む人もいるけれど、その”違う人”から見たら自分たちも”違う人”。

全員が同じでは退屈。みんな違って、お互いに認め合っている多様な世界だから、面白いんだよということを優しく教えてくれるのです。

普段生活していると忘れかけてしまうようなことを思い出させてくれます。

こちらも同じくVoicyパーソナリティーのイケハヤさんが「知識があると人に優しくなれる」というテーマでお話されていてとても共感しました。『せかいのひとびと』という絵本とも通じる内容です。

自分の当たり前が相手にとっての当たり前ではなかったり、生活スタイルも様々。

働きたくても働けない人もいます。

人それぞれの事情や環境、背景に対しての知識があれば、少しでも相手の気持ちを想像できたり、寄り添うことができるとおっしゃっていました。

僕も以前、小さいことですが、道に迷った海外の方を助けてあげられた経験があります。

多少英語を喋れたので優しくなれたのですが、多分相手が話す事が理解できなければ、面倒だと思い、そこまで親身になれなかったと思います。

英語という知識があったから優しくなれたという経験です。

知識があれば、誰かに優しくなれたり、誰かを救えることもあります。

僕もまだまだ知らないことをばかりですが、もっとみんなが”知る”ことで優しい世界が広がっていくのだと思います。

 

 

※GENERATIONS 関口メンディーの「メンディーのコラムンディー」は、毎月第1・第3木曜更新予定

まさかの王道青春映画!「クレヨンしんちゃん謎メキ!花の天カス学園」【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2021.08.18 Vol.web Original

 こんにちは、黒田勇樹です。

 8月24日に開幕する舞台『ノーサスペンス・ノーホラー』が絶賛稽古中ななか、12月にプロデュースと「部分演出」、そして出演という形で関わらせていただく三栄町LIVE×大山劇団「STAND BY ME」~転生したらゴスロリ劇団とか社会派闇劇団とか早口アングラ楽団とかだった件~が情報解禁されてました~。

 こんな時にいろいろな作品に関わらせていただいて本当にありがたいです。

 でも取りあえずは8月公演のほう、よろしくお願いします。

 では今週も始めましょう。

THE RAMPAGE 浦川翔平『BUZZらないとイヤー!』 第9回 BUZZる !翔平の夏。<夏休み特別編・後編>

2021.08.17 Vol.Web Original

THE RAMPAGE  from EXILE TRIBEのパフォーマーとして活躍する一方で、DJ Sho-heyとして、TikTokerとして、日々バズることについて思いを巡らす浦川翔平が、いろんなバズりのバズったワケを探る『BUZZらないとイヤー!』 。8月は夏休みスペシャル版! 《翔平の夏》の今と昔を掘り葉掘り聞いて行きます。後編は「夏休みの宿題」です。

 

――ところで、翔平さん、夏は好きですか?

大好きです。長崎にいたころには、親父と一緒に釣りに行ってキスやマゴチを釣っては天ぷらにして食べましたね。カブトムシもよく取りにいきました。夜中にクヌギがある雑木林に行くんです、カブトムシだけじゃなくて、ハチやムカデもいましたが(笑)。田舎っ子ですから、そんな少年時代を送ってきました。小学校の高学年・中学校になってしまうと、もう夏はEXILEさんのツアーがあったので。

――そこからもうダンスなんですね。

中学ぐらいから夏の思い出というと、そうなりますね。僕は中学校の時、生徒会で保体委員長をやっていたのですが、運動会の企画だけは立てて、後は副委員長に託して、ツアーにいっていました。

――それはそれでその時しか経験できない夏ですね。そのなかで、最高の夏だったなという思い出はありますか?

一番思い出深いのは……やっぱり、THE RAMPAGEになってからの夏になるのですが、夏フェスを回っていた時です。お台場でやったフェスや、イナズマロックフェス、あとはDANCE EARTH FESTIVALもありましたね。夏フェスのステージってすごくいいんです。開放感があるし、いろいろなアーティストの方にも会える。それにステージ裏のケータリングが楽しくて。地方のフェスだと、その土地も楽しめるので、仕事だけど旅行している気分にもなって。ツアーでもいろいろな場所に行かせていただきますが、フェスは旅気分があります。

「30代の生理の悩み」【36歳のLOVE&SEX】#15

2021.08.13 Vol.web Original

 仲のいい友達に第二子が生まれた。

 第一子のときは自然分娩で、今回は無痛分娩を選択したそうだ。

 私の周りでは無痛分娩を選択した友人がこれで二人目である。

 無痛分娩について、聞きなれない人もいるかもしれない。

 私も友人から話を聞いただけで詳しくはないのだが、麻酔を使ってお産の痛みをやわらげるもので、全く痛みがなくなるわけではないらしい。

 友人曰く、無痛分娩でもまだ相当な痛さで、子宮口を広げるためにバルーンを挿入するのも違和感が強く、痛かったとのこと……経験のない私にとっては想像するのも怖い。

 出産経験のある女性たちの行動や覚悟を尊敬する。

 

 友達がそんな大偉業を成し遂げていた裏で、私は今月も生理に苦しんでいた。

 生理に影響されるなというのは、身長を10㎝伸ばせというくらい無理なもので、自分の体のことなのに、自分の意志ではコントロールできない。

 しかも30歳過ぎてから、生理痛や、生理の前の気分の落ち込みが特に激しくなった。

 最近30歳を過ぎた後輩も同じことを言っていたので、どうやら私だけがそう感じているわけではなさそうなのだが、年齢とともに体のあらゆるところに不調が出始め、それに伴うように生理に関する体調不良もつらいものになってきた。

 

 でも、今回の生理は、いつもと違う。

 私には新しいアイテム・ムーンパンツがあったからだ!

 

 ムーンパンツは、吸水ショーツのブランドのひとつ。以前こちらのコラム( https://www.tokyoheadline.com/546337/ )でも紹介したように、最近新しい生理用アイテムとして注目されている吸水ショーツは、ショーツそのものが経血を吸収するという製品だ。

 コラム内で取り上げているGUのトリプルガードショーツを使い始めて、ナプキンを持ち歩き取り替えたり、布ナプキンのように何枚も洗う必要がなくなって、あまりのラクチンさに驚いた一方、おむつを履いているようなもっさりした感じが気になった。

 日常生活ではそれほど問題はないが、ダンスのレッスンなどでピッタリしたボトムを履くと、他人から見ても「この人、生理だ」と思われそうなのが、個人的には嫌だった。

 まぁ仕方ない、1,490円ならこんなものか……では吸水ショーツを専門に作っているブランドならどうだろう?

 そう思って、以前の記事にも登場した駆け込み寺こと、ラブピースクラブラフォーレ原宿店へ。実際に商品を手に取ってみると、GUのそれとは比べものにならない薄さで、そしてデザインが可愛い。

 今回も店員の方が丁寧に、しかも実体験を交えて話してくださり、商品を選ぶことができた。楽しい……。

 そんなわけで、早くムーンパンツを使いたくて、人生で初めて「生理が来るのが楽しみ!」という気持ちになっていたのだ。

 

 値段はGUのものよりだいぶ高い5,290円だが、実際に使ってみたら、同じ吸水ショーツとは思えないほどの素晴らしい使い心地!

 肌触りも良いし、何より通気性がいい。

 普通のショーツとほとんど変わらないような薄さなのに、しっかり吸収してくれるし、すぐ乾く。

 使用後も、簡単に手洗いして洗濯機に放り込めばいいという簡単さ。

 これは買い足したい、同じ価格帯の他のブランドもぜひ試してみたい。

 あまりの快適さに、今までいかに生理に手こずらされていたのかを実感した。もちろん吸水ショーツで生理痛が緩和されるわけではないが、圧倒的にラク。使わないのは人生損しているとさえ言い切れる。

 

 友人の出産の裏で、私は、そんなことに興奮したり感動したりしていた。

 この気持ちを誰かに伝えたいと思ったのだが、そういえば私と同じくらいの年齢の女性は、妊娠や出産があったりして、妊娠中は当然生理が来ない。

 出産後も、育児や家事、職場復帰の準備など、とてもじゃないが自分のことに構う余裕もないはず。情報収集したり発信したりするには時間もエネルギーも必要だ。

 日頃から30代以上の生理の情報が少ないと感じていたのだが、そういう部分も影響しているのではないだろうか。

 もちろん、近年フェムテックが盛り上がっていることによって価値観の変化があったり、情報に敏感な若い世代が話題に取り上げているという相対的なことも大きいと思うが。

 

 性の悩みもそうであるように、30代には30代なりの、いや、女性には人それぞれの生理の悩みもあるだろう。

 もっと多くの女性に、このような快適な製品があることを知ってほしいし、知る機会や購入できる場所が増えてほしい。もっと選択肢が広がるといいのにと心の底から思ったのだった。

『祈り ―幻に長崎を想う刻―』【黒谷友香の「友香の素」vol.336】

2021.08.11 Vol.744

 私は今、長崎から東京へ帰る飛行機の中にいます。8月13日長崎先行公開、そして8月20日全国順次公開の映画『祈り —幻に長崎を想う刻—』の2日にわたる長崎キャンペーンからの帰り道。今日の出来事を振り返りながら、機内でこの原稿を書いてます。

 公開まであと2週間ちょっと。本当は去年の秋公開でしたが、コロナ禍の影響を受けて約1年の延期。やっとここまでこれました。

 高島礼子さんとダブル主演で、撮影は去年の1月から2月にかけて行われました。インは埼玉の深谷でのロケ。そして千葉ロケ、ラストは現地、長崎でのロケとなり、ラストシーンの撮影でクランクアップとなりました。濃密な時間でしたね。

 原作は、田中千禾夫さんの戯曲「マリアの首」です。出演が決定してからすぐに原作を読みました。原作と台本では設定など多少の違いはありますが、映画で描かれる世界観をより知るためには原作が大事になってきます。

 初めて戯曲を読んだ時は難しいなと感じました。台本が完成し、台本で描かれる内容をベースにして役柄を膨らましていく時に、改めて戯曲を手に取って読んでみると、ヒントをもらえたり新しい発見があったりするので、台本以外で参考にできる原作がある事は大変ありがたかったです。

 この映画は、私にとって大変思い入れの深い大切な映画となりました。以前、東京大空襲をテーマに扱ったドラマへの出演はありましたが、原爆をテーマに描かれた作品は、今回が初めてだったので、インする前にいろいろな資料や映像、本などで、76年前に広島と長崎に落とされた原爆について調べました。今日も特集の撮影で午前中に原爆資料館や平和公園、原子爆弾落下中心地碑を巡りましたが、やはり胸が痛かったです。だからこそ、改めて知っておかなければいけないと強く感じました。この映画が、平和について改めて考えていただくきっかけになればと思います。

映画の神様が撮った“映画の映画”『キネマの神様』は“映画の中の映画”だ!!【黒田勇樹のハイパーメディア映画鑑賞記】

2021.08.11 Vol.Web original

 こんにちは、黒田勇樹です。

 ただいま8月24日に開幕する舞台『ノーサスペンス・ノーホラー』が絶賛稽古中です。

 初めてお仕事する俳優さんばかり、かつ酷暑の中の稽古とあって、どんな感じになるかと思いきや、今回も座組に恵まれ、いい感じで稽古が進んでおります。

 五輪中から感染者数が増え始め、世の中が浮足立っている感じもしますが、僕たちはとにかくしっかり稽古をして、しっかり感染対策をして初日を迎えるだけだと思っています。

 ご興味がある方はぜひ。

 では今週も始めましょう。

 

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