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アート | TOKYO HEADLINE - Part 6
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夏休み! 子供も大人も一緒に楽しめるアート展『おさなごころを、きみに』

2020.08.18 Vol.732

 大人たちが忘れてしまったクリエイティブな「おさなごころ」を思い起こし、メディアテクノロジーによる作品や映像を通して、子供と大人が一緒に楽しめる展覧会。触覚、身体、音と言葉、忘却、宇宙などをテーマとした空間を巡りながら、インタラクティブ体験、身体表現、音や文字による作品資料や映像上映、東京都現代美術館のコレクション展示を体験できる。

 同館コレクション作品や高精細8K映像による導入展示に続くのは、ゆるやかに重なる4つの空間。「触覚」では視覚の比重が大きかった美術表現に対して、触覚の面白さや重要性を思い起こさせる展示を行い、「身体、音と言葉」では書籍や文字による表現、体を動かして参加する作品で身体表現を追体験する。「忘却」では歴史的資料や新作など、新旧のメディアを通して、私たちの記憶やイメージを再考し、「銀河」ではクリエイティブなイマジネーションとともに生まれかわるために、宇宙の広がりを想像する。来館者は作品表現をこまやかに鑑賞し、身体を動かして作品の一部になったり、記念写真を撮ったり宇宙に触れたりしながら、空間をめぐり、「忘却」「銀河」の空間を抜けると、まるで生まれかわるように展示空間を再び回遊することができる。

 自分の中で大人と子供の視点を行き来する感覚も楽しもう。

夏休み! 子供も大人も一緒に楽しめるアート展『MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮 2020』

2020.08.12 Vol.732

 都市〈東京〉を映し出してきた日本のマンガ・アニメ・ゲーム・特撮作品と、それらフィクションを注入された現実の〈東京〉の、複合的体験を提供する企画展。

 日本のマンガ・アニメ・ゲーム・特撮作品は、都市〈東京〉の特徴や変化を、鏡のように映し出してきた。本展では、そのさまざまな描写を、多数の原画や映像と都市模型でたどっていく。現実の都市の特徴がいかにフィクションに影響を与え、方向付けてきたのか。またそれらフィクションやそのキャラクターが、現実の都市にいかなるイメージを重層的に付与し、作用を及ぼしてきたのか。本展は、日本のマンガ・アニメ・ゲーム・特撮の展示であると同時に、そこに映し出され、さらには人々の記憶の中に重ね合わされてきた〈東京〉を展示。「聖地巡礼」など、アニメやゲームが観光資源として注目される中、その意味や可能性に光を当ていく。

 出品コンテンツ90タイトル以上。マンガ原画やアニメ制作資料など500点以上の展示物がそろう。1/1000 の縮尺で再現された、幅約 17 メートル、長さ約 22 メートルの巨大な東京の都市模型と、東京を舞台とするアニメ・ゲーム・特撮作品の映像を通して「東京」と「MANGA」の密接な関係を体験できる。

埼玉・所沢に「チームラボ どんぐりの森の呼応する生命」がオープン

2020.07.31 Vol.web Original

 アート集団チームラボがプロデュースする「チームラボ どんぐりの森の呼応する生命」が、埼玉県所沢市に8月1日から常設展示される。同展示は、ところざわサクラタウン内、「角川武蔵野ミュージアム」のプレオープンに合わせて併設する東所沢公園 武蔵野樹林パークに設置された。また、隈研吾がデザインを担当したカフェも同時オープンする。

バンクシー展に『バンク尻―』? 江頭 2:50の作品を期間限定で展示

2020.07.29 Vol.Web Original

 ストリートアーティストのバンクシーの作品が集まる展覧会『バンクシー展 天才か反逆者か』(横浜・アソビル)で、お笑い芸人の江頭 2:50による「バンク尻―」が期間限定で展示される。

 江頭が自身のYou Tubeチャンネル「エガちゃんねる」内で制作した作品で、同チャンネルに登場するブリーフ団によって運び込まれた。設置の様子は同チャンネルで見られる。

『バンク尻―』は、江頭がバンクシーに共鳴し制作。“お尻から噴射した粉”を使う独特な手法を使って仕上げられたステンシルアートで、作品には「こんな時代だからこそ1人でも多くの民衆を笑顔にしたい」という思いのもと、現代の政治、社会、文化、論理、矛盾、戦争への批判、皮肉、風刺を含んだメッセージを攻撃的に表現しているという。

 展覧会は9月27日まで同所で。

【ART】リアルでも、オンラインでも「DOMANI・明日展 plus online 2020」

2020.07.24 Vol.731

 文化庁では、日本の芸術界を支える人材の育成のため、若手芸術家が海外の関係機関等で研修を行う支援をする「新進芸術家海外研修制度(在研)」を実施し、その成果発表の機会として、研修を終えた若手中堅美術家による企画展「DOMANI・明日展」を1998年から開催してきた。

 しかし今年は、新型コロナウイルス感染症の影響により国内外で展覧会や芸術祭など多くの文化的な催しが中止や延期に。そんな現状を受け、文化庁初のオンライン企画展として「DOMANI・明日展 plus」を緊急開催。今年1~2月に開催された「DOMANI・明日 2020展」の試みを引き継ぎ「〈前夜〉を生きる」をサブタイトルとし、20世紀以降の大きな自然や人為的災害の「あと」を現代作家の表現に見出していく。いまコロナ禍に直面するわれわれにとって、より心に響く展覧会。参加するのは「新進芸術家海外研修制度」の研修経験者7作家に加えゲスト作家として青山悟。

 展覧会WEBサイトは、同研修経験のあるデザイナーを含むチームが構築。現実の美術展体験とも重なり合うようなデザインを目指し、これからの美術鑑賞の美術表現の発信と共有をめぐりさらなる可能性を探る試みとなっている。

しずちゃん、「山ちゃんにだいぶやばいなあって言われた」ロバート山本、プラス・マイナス岩橋らよしもと芸人が絵画展

2020.07.18 Vol.Web Original

よしもと芸人の個性豊かな作品が集まる「よしもと美術館サテライト展 イン 東急プラザ渋谷」が開催中だ。アートに秀でた芸人たちによる作品を展示するもので、しずちゃん(南海キャンディーズ)、山本博(ロバート)、岩橋良昌(プラス・マイナス)、 たいぞう、佐久間一行、川島明(麒麟)が参加している。

チームラボの新作は滝! 豊洲にパブリックアート 猪子代表「散歩がてら寄って」

2020.07.16 Vol.Web Original

 東京・豊洲の象徴となるパブリックアートが16日、登場した。

 アート集団のチームラボの新作「空から降り注ぐ憑依する滝」で、水に入るミュージアム「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」のエントランス前にそびえたつ巨大な作品。最上部が鏡になっていて空が映りこみ、作品のタイトルが示すように、空から滝が降り注ぐように見える。また作品の近くに立つと、人に滝の水がぶつかり滝が割れるなおどインタラクティブに反応する。作品はミュージアムに入場しなくても誰でも見ることができ、見て楽しむだけならば、敷地の外の歩道、ゆりかもめのプラットフォーム、電車の中からでも楽しめる。
 
 15日に行われた新作お披露目会には、チームラボの猪子寿之代表が出席。猪子代表は「ふらっと散歩がてら寄って見ていただいて、楽しんでいただければと思います」。これまでにも美しくて楽しいさまざまな作品を発表しているが、パブリックアートには以前から取り組んでみたかったという。

 また、コロナ禍におけるアートについて聞かれると、「こういうことが起きると無力感に苛まれる。現実が厳しすぎるなかで、ほんの少し、ほんのひとときでも、救いになることができたらなと思いながら作っている」と、話した。

 お披露目会にはDMM.comの村中悠介COO(最高執行責任者)も出席。「豊洲の新しいシンボルになってくれれば」と期待を寄せた。

 チームラボプラネッツ TOKYO DMMは、2020年秋で会期終了の予定だったが、2022年の年末まで延長が決まった。

【ART】リアルでも、オンラインでも「PARALLEL ARCHEOLOGY」

2020.07.11 Vol.731

 東京を拠点に活動するアーティストのBIEN、 ロンドン在住のルーカス・デュプイ、 東京・世田谷にあるショップ兼アトリエ「Out of museum」のオーナーでアーティストのコバヤシマコトによるグループ展。BIEN(ビエン)は1993年東京都生まれ。 ドローイングを表現するアーティスト。ルーカス・デュプイは自身の失読症(ディスレクシア)の体験から生まれた表現によりドローイングや絵画、 デザインを組み合わせた作品を発表しているロンドン在住のアーティスト。コバヤシマコトは東京・羽根木にあるアトリエ兼ギャラリーショップ「Out of museum」オーナーであり自身も作品制作を手掛けるアーティスト。

 3名のアーティストがコレクションしてきた収集品を基軸に、 BIENによるキュレーションのもと展覧会を構成。それぞれのアーティストによる新作のほか、本展にあわせて制作されたエディション付き特装ZINEも発売する。こちらは、1冊ずつすべて手作業により製作された展覧会図録となる。

巨大なセクシーロボットが渋谷に出現! 注目のアート展が7月4日から開催

2020.06.25 Vol.Web Original

 アート展『GLOBAL POP UNDERGROUND』が7月4日から渋谷のPARCO MUSEUM TOKYO(パルコミュージアムトーキョー)にて開催。合わせて、高さ7メートルの“セクシーロボット”がスペイン坂広場に特別展示される。

 同展は、渋谷の現代アートギャラリーNANZUKAのキュレーションによるグループ展。スペイン広場に出現する巨大なロボットのアートは、1970年代から活躍するイラストレーター空山基(そらやま はじめ)による『Sexy Robot(セクシーロボット)』のパブリックアート。2018年に行われたDIORのファッションショーにも登場し大きな話題となった。今回は、新たなポージングで作られた作品が世界初披露。合わせて、会期中の来場者を対象に『Sexy Robot floating』を1/4サイズで再現したエディションを数量限定で抽選販売する。

 他、田名網敬一や山口はるみ、ハビア・カジェハ、ピーター・ソールらグローバルなアーティスト総勢21名が集結する、注目の現代アート展となっている

見ているだけで癒される 浅草橋で「踊る金魚展 2020」開催

2020.06.23 Vol.730

 浅草橋のギャラリー「TODAYS GALLERY STUDIO.」で金魚の写真・イラスト・グッズを集めた「踊る金魚展 2020」が開催。夏の風物詩として江戸時代から庶民にとって身近で馴染み深い存在の金魚をテーマに、人気アーティスト22組が新作の展示や原画を販売、限定グッズも揃う。一瞬の美しさを切り取った作品で涼しさと癒しを感じてみては?

『約束のネバーランド』が初の展覧会 12月に六本木ヒルズ展望台で

2020.06.15 Vol.Web Original

 人気コミックスの“約ネバ”こと『約束のネバーランド』の初の展覧会『連載完結記念 約束のネバーランド展』が12月11日から東京・六本木ヒルズ展望台にある東京シティビュー スカイギャラリーで開催されることが決定した。

 原画展示と創作の裏側に迫る様々な資料で、作品の魅力を堪能できる展覧会。“約ネバ”の世界に浸れる空間の中で数々の名シーンを展示するほか、連載開始前の秘蔵資料なども公開し、衝撃の第1話から感動の最終回までの軌跡をたどる。

 展覧会開催にあたり、原作の白井カイウ氏は「原画展です!!ただでさえ美しい出水先生のカラー絵がズラリドドンと間近で見れます!他にも面白い展示や未公開のアレコレの公開…?などを色々と予定しています。『約束のネバーランド』の世界を最大に表現した展示にしていただいています!是非お楽しみに!」と、コメント。

 作画の出水ぽすか氏も「夢に見た展覧会です!単行本ではモノクロで収録されているイラストがカラーで沢山展示されます。現在展示にむけて色塗りの様子を動画で撮影中です。是非見に来てください!今までになく大きな会場なので見応えのある展示になりそうです」と、アピールしている。

『約束のネバーランド』は、孤児院で育てられた子どもたちが過酷な運命に抗いながらも希望に向かっていくストーリー。「週刊少年ジャンプ」で、2016年8月に連載スタート。当初から反響が高く、シリーズ累計発行部数は2100万部を突破、アニメ化もされて人気を博した。15日発行の最新号で最終回を迎えた。

 12月には実写映画の公開、2021年1月にはアニメの第2期放送も予定されている。

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