日本を代表するベーシストのひとりで、ストレイテナーなどで活躍する日向秀和が中心となって開催する、恒例の音楽の祭りを3月3日に開催。
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のん、復興応援コンサートを27日に生配信! 東日本大震災復興10年
『東日本大震災復興10年 復興応援コンサート「がんばろう東北」~のん おうちで観るライブ~』が27日、配信で行われる。コンサートは17時から。のんは「とーっても明るい陽気なライブ」だといい、「皆さんのおうちがライブ会場。お家の中でリラックスしながら聴いていただけたらうれしいです」と呼びかけている。
東北のさらなる復興を応援することを目的としたコンサート。震災以来、被災地の多くの人々に元気と勇気を与えて続けてきた女優・のんをはじめ、さまざまなアーティストと釜石市民とで展開する。
のんは、「震災から10年、長いような気もする。あっという間な気もする。先日の大きな地震で、怪我をされた方もいたし、不安で眠れなかった方もいらっしゃると思います。でも、確かに生き抜いた。この先の復興とさらなる東北の発展をみんなで応援できるようなそんなライブになるよう頑張ります。」と意気込む。
東京と釜石の2会場からオンラインでライブ配信。釜石の郷土芸能「虎舞」を皮切りに、のんをはじめとする東北復興を応援するアーティストたちが数々の名曲を披露する。フィナーレでは、のんによるオリジナル曲などを釜石市民が合唱、参加アーティストとコラボする。
コンサートには、スペシャルゲストとして片桐はいり、尾美としのりが出演。ゲストアーティストとして、大友 良英、Sachiko M、江藤 直子 (Key)、近藤 達郎 (Key)、かわい しのぶ (B)、itoken (Dr)が出演する。
ライブにあわせて、岩手県の被災地への応援金を募る取り組みも行う。
コンサートは、配信プラットフォーム「PIA LIVE STREAM」で生配信。3月11日までアーカイブ配信もある。約2時間。チケットは発売中。
<のん コメント全文>
東北には、とてもお世話になっています。
毎年ずーーっと何度もお邪魔していました。
その際に、お会いした方々から「おかえり~」と言っていただいて、地元に帰ってきたみたいにホッと幸せに満ちた気持ちになります。毎回、私が幸せをもらってしまった!ともらってばかりいます。
その幸せをお返しする思いで、今回はファンタスティック岩手さんとコラボして生配信ライブをします。
皆さんのおうちがライブ会場。
お家の中でリラックスしながら聴いていただけたら嬉しいです。
震災から10年、長いような気もする。あっという間な気もする。先日の大きな地震で、怪我をされた方もいたし、不安で眠れなかった方もいらっしゃると思います。
でも、確かに生き抜いた。
この先の復興とさらなる東北の発展をみんなで応援できるようなそんなライブになるよう頑張ります。
とーっても明るい陽気なライブです。
舞台の真ん中で演劇を見た! VR演劇『僕はまだ死んでない』を体験
新型コロナウイルスの影響が続く中で、ライブエンタテイメントは大きな変化を求められている。音楽ライブを筆頭に無観客や有観客での配信型の興行はすでに広く浸透、多くの演劇公演でも行われ、少しずつ進化も遂げている。
現在配信中のVR演劇『僕はまだ死んでない』(原案・演出:ウォーリー木下)もそのひとつ。生死の境をさ迷い病院のベッドに寝たきりとなっている男が主人公で、彼を介在として、友人、父、妻、医師が会話を展開していく。終末医療についても盛り込まれたメッセージ性のある作品だ。
「VRで演劇を楽しむ」ことを目的に作られた作品。鑑賞者はステージの真ん中にいて、そのポイントから舞台上360度ぐるりと見渡すことができる。ウォーリー木下によれば、ステージの真ん中にたった一人でいる、見たり聞いたりはできるけれど見ている方からアクションは起こせないという状況にハマるテーマと作品を、脚本家、役者たちと創り上げたという。
なんとなく想像はつくものの、実際どんな演劇体験ができるのかと、記者も自前のiPhoneと借り物のVRゴーグルで視聴してみることにした。
【明日は何を観る?】『ミアとホワイトライオン 奇跡の1300日』『MISS ミス・フランスになりたい!』
『ミアとホワイトライオン 奇跡の1300日』
ライオンファーム経営のために家族で南アフリカに移ってきた少女ミア。さみしさを抱えるなか、ファームに生まれたホワイトライオンのチャーリーを世話するうちに深い絆で結ばれるが…。
https://miaandthewhitelion.jp/
【明日は何を観る?】『ステージ・マザー』『半径1メートルの君 上を向いて歩こう』
『ステージ・マザー』
テキサスの田舎町に住むごく普通の主婦メイベリンは、疎遠だった息子リッキーの訃報を受け、夫の反対を押し切りサンフランシスコへ向かう。そこでリッキーのパートナーから、息子がドラァグクイーンで、ゲイバーを経営していたことを知らされる。
頭を使い、足を動かし、トップに立て!『Empire of Sin 』
『Empire of Sin(エンパイア・オブ・シン)』は、セガとParadox Interactiveとのパートナーシップ第1弾となる、クライムストラテジーゲーム。1920年代の禁酒法下のシカゴが舞台で、暗黒街の支配を目指す。プレイヤーは、アル・カポネをはじめとする個性豊かな14人のボスのなかから自分自身の分身となる1人を選んでプレー。トップに立つために、敵対する組織を壊滅させたり、密造酒を作って秘密のバーなどで売ったりして力をつけて、カジノの経営で裏社会の経済を牛耳る。警官も買収。殺し屋から闇医者まで有能な人材をスカウトして抗争したりと、新しいゲーム体験ができる。
トップに立つためには、フィジカルな強さだけではなく、歩き回って必要な情報をピックアップしたり、時には敵対する組織のボスとの交渉も必要。知的な刺激も感じられるのがこのゲームの魅力といえそうだ。雰囲気たっぷりのシカゴの街並みやバーなどの風景、ユニークで魅力的なキャラクターたちの姿も遊び心をくすぐる。
まだしばらくおうちで過ごすことが多くなりそうな気配。インドアでシカゴを歩き回ってみては?
江戸時代でフレンズ? MONO『アユタヤ』
京都を拠点に活動するMONOの1年ぶりの本公演。前回公演の『その鉄塔に男たちはいるという+』は昨年3月、新型コロナウイルスの感染拡大が始まりかけたころに上演された。さまざまな情報が飛び交い、手探りの中、なんとか公演をやり遂げた。
主宰の土田は「今回のことで自身の価値観も揺さぶられ、現在は皆が前を向けるエンターテインメントを創りたいという猛烈な思いにかられている」として、コロナの猛威が収まらない中ではあるが、今回の作品を作り上げた。
舞台は江戸時代の初期にタイにあった日本人居留区の外れ。その居住区にはさまざまな理由から祖国を離れ暮らす人々がいたのだが、そこからも逃れて肩を寄せ合う人たちがいた。そんな人々の生活を通じて描かれるのは“MONOなり”のユートピア喜劇。土田は「タイを舞台にした江戸時代の日本人たちの『フレンズ』(1994~2004年放送のアメリカのドラマ)みたいな話にしたい」という。江戸時代でフレンズ? 果たしてどんな作品になるのか?
漫☆画太郎が絵本作家デビュー!笑本『ももたろう』制作秘話
ギャグマンガ界の鬼才が「ガタロー☆マン」として描いた『笑本(えほん)おかしばなし1 ももたろう』(誠文堂新光社)がヒットしている。同社で背景を聞いた。
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アクセスすればそこが最前列! 織田哲郎『幻奏夜Ⅴ』
数々のヒット曲を世に送り出してきた織田哲郎がストリングス編成で行う人気ライブ『幻奏夜Ⅴ』 を生配信。クラシック界で注目のソリストたちの名演奏とともに、日本のポップスシーンを彩ってきた織田の楽曲を届ける。
TSUTAYAプレミアム 動画配信おすすめラインアップ!『ヘチ 王座への道』 『荒ぶる季節の男どもよ。』
話題の映画や気になる海外ドラマ、チェックしておきたかったあの音楽に、話題のコミックス――。TSUTAYAのレンタルなら気軽にたっぷり楽しめます。さて今月のおすすめは……?
写真家「岩根愛」写真誌『Decades』創刊 10人の写真家が「時間」テーマに競作
第44回木村伊兵衛写真賞受賞の写真家・岩根愛が、新たな写真雑誌『Decades』(赤々舎)を創刊。コロナ禍で“時間に対する感覚の変容”を感じた岩根が石内都、アントワーヌ・ダガタ、駱丹、ERIC、キム・ジンヒ、沈昭良、石川竜一、ベク・スンウ、マンデラ・ハドソンら10人の写真家に呼びかけ。2020年と2000年、それぞれの時間を凝縮した写真とエッセイを収めた。表紙は全10種(内容は同一)、日英バイリンガル。