劇場版『きのう何食べた?』
街の小さな法律事務所で働く雇われ弁護士・筧史朗〈シロさん〉とその恋人で美容師・矢吹賢二〈ケンジ〉。同居する2人にとって食卓を囲む時間は大切なひと時。ある日、史朗の提案で賢二の誕生日プレゼントとして「京都旅行」に行くことに。
街の小さな法律事務所で働く雇われ弁護士・筧史朗〈シロさん〉とその恋人で美容師・矢吹賢二〈ケンジ〉。同居する2人にとって食卓を囲む時間は大切なひと時。ある日、史朗の提案で賢二の誕生日プレゼントとして「京都旅行」に行くことに。
小川絵梨子氏が新国立劇場の芸術監督に就任した際に打ち出した支柱の一つ「演劇システムの実験と開拓」として取り入れたのが、すべての出演者をオーディションで決定する「フルオーディション企画」。今回はその第4弾として2011年10月に倉持裕が新国立劇場に書き下ろした『イロアセル』が倉持自らの演出で上演される。
舞台は海に浮かぶ小さな島。その島に住む人たちの言葉にはそれぞれ固有の色がついていて、いつ、どこで発言しても、誰の言葉なのかすぐに特定されてしまう。だから島民たちはウソをつかないし、ウソをつけなかった。そんな中、丘の上に檻が設置され、島の外から囚人と看守がやって来たのだが、彼らの言葉には色がなく、彼らの前で話をする時は島民たちの言葉にも色がつかなくなった。以来、これまで隠していた島民たちの本心が徐々に明かされていくことになり…。SNSが発達し匿名での無責任な発言があふれ、コロナ禍で対面を必要とせず、言葉だけに頼るコミュニケーションツールが発達、増加した現代に、日常における対話や発言の在り方を改めて問いかける作品。約10年前に書かれたとは思えない、現在を揶揄したようなお話だ。
ダンスアーティストで女優の仲万美が手掛けるプロジェクト「Juliet aria」の第1弾。沖を筆頭に、ダンサーやポールダンサー、 アイドル、アクロバットダンスパフォーマー、バイオリニストなど世界的な女性パフォーマーが集結したダークファンタジーショーを展開する。
本当か嘘か分からない情報が飛び交う中に存在した都市伝説のようなショー「DustBunnySHOW」を軸に展開。 感情を失ったダンサーは、Mr.Blackが支配する豪華客船「DustBunny」に連れてこられる。バニーと名付けられた彼女は、そこで7人の女性パフォーマーと出会う。 自分と似ている彼女たちに失った感情を抉られたバニーが「DustBunny」の中で選ぶ道とは…。
プロジェクトを手がけ出演もする沖は、20年以上のキャリアのなかで、加藤ミリヤ、BoA、椎名林檎らのバックダンサーも務めた経験があり、マドンナにはバックダンサーとして約1年半同行している。また、映画『チワワちゃん』、舞台RockOpera『R&J』ではヒロインを務めるなど精力的に活動している。そんな彼女と才能あふれる女性パフォーマーたちが創り上げる舞台は必見。演出・脚本は三浦香が担当。
本公演は今年4月に開催予定も全公演中止となっていた。
血のつながらない親に育てられ、4回も苗字が変わった森宮優子は、わけあって料理上手な義理の父親・森宮さんと2人暮らし。今は卒業式に向けピアノを猛特訓中。一方、シングルマザーの梨花は、娘に愛情を注いでいたが…。
Eテレ「ピタゴラスイッチ」の監修を務める佐藤雅彦率いる慶應義塾大学「佐藤雅彦研究室」。彼らがひと目で心を奪われる数学問題集を作った。
冒頭で大量のナットがのった計りが2つ並び、一方から1つのナットがつまみ出される。その違いは3gだが、最初に計りにのっていたナットの数は?
次のページには写真と必要最小限の言葉で「考え方」が説明され、答えに結びつく。
出てくるものはチョコレート、ロープ、電車の窓、チーズ、紙コップ、小銭、ケーキなど身近なもの。数学が苦手な人でも、数学的なものの考え方、論理的な思考が学べる画期的な書籍である。本当は数学に挫折する前に、こんな本が読みたかった。
日常の中に潜む不思議な構造や考え方、隠れた法則を取り上げた「ピタゴラ」のような、大人も子どもも夢中になる面白さ。「数学」と聞いただけで顔をしかめる文系の人にもぜひ解いてほしい問題集。
新しい音楽フェス「OMNIBUS」が開催される。新宿駅周辺のライブハウスを会場とする「The Circuit #回遊」と有楽町のヒューリックホール東京での「The Hall #空間」で構成される。
初日となる6日に行われる「The Circuit #回遊」には、Wez Atlas、ODD Foot Works、Campanella、kiki vivi lilyらが出演。別途アップグレードチケット(1000円)を購入することで見られるアップグレードステージがあり、そこには仙人掌が出演する。
2日目の「The Hall #空間」には、小山田壮平、GLIM SPANKY(Acoustic ver.)、下津光史(踊ってばかりの国)らが出演する。今後も出演ラインアップは追加される。
本イベントは当初、新宿のライブハウスと新宿中央公園で行う予定だったが、公園でのライブは断念した。
blink 182などのトラヴィス・バーカーがハロウィーンに日本を含むアジア圏に受けてグローバルライブ「Travis Barker’s -House of Horrors」を有料配信する。配信はZAIKOで日本時間の31日20時から。
ライブには、スペシャルゲストとして、コラボレーターのマシン・ガン・ケリー、アヴリル・ラヴィーン、blink 182のマーク・ホッパス、シンガーでプロデューサーのブラックベア、ラッパーのイアン・ディオール、TikTok出身のロッカー、JXDNら。Queen of Rockのアリソン・ハーゲンドルフ、Jackassのデンジャー、The Dingoがホストを務める。
トラヴィスは「すべての人が参加すればよかった、参加したかったと思ってもらえるイベントにするつもりです」とコメントを寄せている。
チケットは発売中。配信チケットは3000円~。アーカイブ視聴とボーナスコンテンツ、グッズ付きのチケットなど複数の種類がある。
埼玉県所沢市の大型文化複合施設「ところざわサクラタウン」内の「角川武蔵野ミュージアム」EJアニメミュージアムにて、『MARVEL STUDIOS:A UNIVERSE OF HEROESマーベル・スタジオ/ヒーローたちの世界へ』がスタートした。本イベントは2008年公開の『アイアンマン』から始まったマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)。同じ世界観の中でさまざまなヒーローたちが交差しながら物語を構築してきた。そして、2019年に公開され世界的に大ヒットした『アベンジャーズ/エンドゲーム』。MCUに登場したキャプテン・アメリカ、アイアンマン、ソー、ハルク、ブラックパンサーなど、マーベルヒーローたちの象徴するアイテムが身近に展示され、その世界観の中で、写真を撮りながら楽しむことができる体感型のイベント。今年4月に東京で開催された展示内容に、新しい展示品を追加しパワーアップした内容になっている。
話題の映画や気になる海外ドラマ、チェックしておきたかったあの音楽に、話題のコミックス——。TSUTAYAのレンタルなら気軽にたっぷり楽しめます。さて今月のおすすめは……?
知っているようで知らない国民的クリエイター“和田誠”の仕事の全貌に迫る、初めての展覧会。和田誠(1936−2019)はイラストレーター、グラフィックデザイナーとして広く知られているほか、装丁家や映画監督、エッセイスト、作曲家、アニメーション作家、アートディレクターなど多彩な顔を持ち、いずれのジャンルでも一級の仕事を残し高い評価を得てきた。
本展では 和田誠を知るうえで欠かせないトピックを軸に、83年の生涯で制作した多彩な作品を紹介。およそ2800点の作品や資料で、和田誠の膨大で多岐にわたる仕事の全貌に迫る。
書籍と原画だけでも約800点を展示。週刊文春の表紙は2000号までを一挙展示。他にも、手掛けた映画の脚本や絵コンテの展示、CMや子ども向け番組のアニメーション上映も予定。さらに、和田が手がけた作品にとどまらず、幼少期に描いたスケッチなども紹介し、その創作の源流をひも解いていく。
展示では、約30のトピックスで和田誠の全仕事を振り返る。身近な人物を描いた小学生時代から、さまざまなジャンルの著名人の描いた“似顔絵”、谷川俊太郎との“絵本”の仕事、代表作の一つ『倫敦巴里』をはじめとする和田のユーモアにあふれる“パロディー”作品、広告制作会社ライトパブリシティの仕事、約9年間無償で制作したという新宿日活名画座のポスター、さらには丸谷才一や村上春樹などさまざまな作家の装丁の仕事など、貴重な原画などを交えてたどっていく。
目が覚めるとそこは謎の立方体=CUBEの中だった…。そこに突然閉じ込められた何の接点もない男女6人。エンジニアの後藤、団体職員の甲斐、フリーターの越智、中学生の千陽、整備士の井手、会社役員の安東。理由も分からないまま脱出を試みる彼らを殺人的なトラップが次々と襲う。