福岡県出身のシンガーソングライター、植田真梨恵が9~10月にかけて全国ツアーを開催する。現在、2016年にリリースされた『ロンリーナイト マジックスペル』以来となるフルアルバムを制作中の植田。全国ツアーはニューアルバムを引っ提げ、植田の誕生日である9月22日に地元・福岡での凱旋公演を含む全11カ所で行われ、10月25日の東京・EX THEATER ROPPONGIにてファイナル。曲ごとにさまざまな表情を見せる植田の進化するボーカルに注目だ。
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珠玉のオペラを無料配信! 「巣ごもりシアター」
長期に渡り自宅待機などを余儀なくされている人や、舞台芸術を愛する人へ向け、新国立劇場(渋谷区)が、無料で過去の公演記録映像をストリーミング配信するサービス「巣ごもりシアター」を実施中。
現在、新国立劇場は、新型コロナウイルス感染症対策における緊急事態宣言を受け5月10日までの主催公演をすべて中止。そんな状況の中でも、より多くの人にオペラを楽しんでほしいとの思いから、新国立劇場オペラパレスの公演記録映像を無料公開している。
まずはオペラ公演から、大野和士オペラ芸術監督の第1シーズンより『魔笛』と『トゥーランドット』、そして今シーズンの開幕公演『エウゲニ・オネーギン』の3作品を、1週間ごとに配信。『魔笛』は大野氏の就任第一作として上演されたモーツァルト不朽の名作。現代アートの巨匠ウィリアム・ケントリッジによる素描とアニメーションを用いた美しい舞台も注目を集めた。夜の女王が歌う2つの圧倒的な超絶技巧アリアをはじめ名曲あふれる、オペラ初心者にもおすすめの作品。
『トゥーランドット』は国際的なオペラプロジェクト「オペラ夏の祭典2019-20」第一弾として昨年7月に上演されたプッチーニの傑作オペラ。スペインの鬼才アレックス・オリエが手掛けた、大胆な解釈による演出も話題を呼んだ。有名なアリア「誰も寝てはならぬ」や壮大な合唱など見どころ、聞きどころたっぷりの作品。
『エウゲニ・オネーギン』は男女の愛のすれ違いを描いたロシア・オペラの代表作。モスクワ・ヘリコン・オペラの芸術監督であるドミトリー・ベルトマンが演出を手掛け、指揮者と各キャストにもロシア・オペラのスペシャリストたちが集結し大好評を得た作品。
今後、追加配信についても計画中とのこと。
6万株の牡丹・シャクヤクで地元の人々に憩いを。つくば牡丹園11日から開園
約6万株の牡丹・シャクヤクを誇る、国内最大級の牡丹庭園「つくば牡丹園」(茨城県つくば市)が、今年は4月11日から開園する。
新型コロナウイルスの影響を考慮し検討を重ねた結果、毎年、開園を楽しみにしている地元住民も多いことから、無農薬・酵素農法で管理された自然と触れ合うことで、リフレッシュやストレス発散などの場になれば、と開園を決定したとのこと。
入園口やトイレなどには消毒液を設置し、園内の消毒・手洗いを徹底していく。また、スタッフはマスク着用、検温も行い、会期中のイベントは自粛する。
カワセミも訪れるほどの豊かな自然が広がる同園には、牡丹550種、シャクヤク215種が植えられ、中には齢150年という古株や珍しい種もある。
昨年、新元号にちなんで「令和」と命名されたシャクヤクの花は、今年は5月上旬から中旬に開花となる見込み。会期は5月24日まで。入園料は大人1000円、中学生以下無料。
今年は、緊急事態宣言が発令された東京などから出かけることは自粛したいが、地元の人々にとっては、6万株の花々に囲まれ“3密”を避けながら自然の開放感を味わえる憩いの場となりそうだ。
宇宙 Sixの江田剛、山本亮太、原嘉孝で笑劇『トムとディックとハリー』
宇宙 Sixの江田剛、山本亮太、原嘉孝が、笑劇(ファルス)『トムとディックとハリー』に挑戦する。江田は「観に来てくださった皆様をかつてないほどの笑い、そして感動の渦へ誘いたいと思います!」と、意気込んでいる。
江田、山本、原が兄弟を演じるドタバタ劇。イギリスの喜劇・笑劇作家であるレイ・クーニーとその息子のマイケル・クーニーが初めて共作した戯曲だ。
養子を迎えるための自宅での面接を控えたトム(江田)のところに、弟のディック(山本)が法に触れているとも知らずに、大量のたばことブランデーを持ってやってくる。末の弟のディック(ハリー)は勤め先の病院から死体を持ち出してきた。2人とも、兄の養子縁組を成功させたいという思いからの行動だったのだが…。
山本は「どんな宇宙三兄弟パワーを発揮できるか楽しみです!! 宇宙Sixのすごさ、面白さ、それぞれの個性が少しでも伝わるように三兄弟で力を合わせて素晴らしく楽しい作品にしてみせます!!!とにかく期待してください!!」
原も「個人的に、この作品のようなドタバタストーリーは次から次へと展開が変わるためワクワクが止まらなく、大好きです!!このような作品に宇宙Sixのメンバーが3人も携われること、大変うれしく思ってます!観ているお客様からしたら、演じている側よりもっとワクワクするような作品になると思います」
海外のファルスには2回目の挑戦となる江田は「緻密に計算された笑いそして個性豊かなキャラクター達数々の感動と笑いを生んできたこの作品をカンパニーの皆さんと力を合わせ、観に来てくださった皆様をかつてないほどの笑い、そして感動の渦へ誘いたいと思います!」と、コメントを寄せている。
演出は中屋敷法仁。
池袋・サンシャイン劇場で、7月11日から。8月5日に大阪・サンケイホールブリーゼで公演がある。
宮沢りえが『アンナ・カレーニナ』!「心と身体をフル回転させて挑みたい」
宮沢りえが今夏、舞台『アンナ・カレーニナ』に挑む。ロシアの文豪トルストイの不朽の名作を新たな戯曲で舞台化するもので、19 世紀後半のロシア貴族社会の人間模様を描く恋愛叙事詩。
【明日何を観る?】『弥生、三月 -君を愛した30年- 』『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』
『弥生、三月 -君を愛した30年- 』
1986年3月1日。運命的に出会った弥生と太郎は互いに引かれ合いながらも親友・サクラを病気で亡くした事で思いを伝えられずに、別々の人生を選む。しかし人生は順風満帆ではなく、それぞれ人生のどん底に突き落とされていたとき、30年の年月を超えて亡き友・サクラからのメッセージが届く。
https://yayoi-movie.jp/
【明日何を観る?】『一度死んでみた』『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』
『一度死んでみた』
父親嫌いの女子大生・七瀬は売れないデスメタルバンドでボーカルとして、ライブで「一度死んでくれ!」と父・計への不満をシャウトする日々。そんなある日、計が本当に死んでしまったとの知らせが。それは、とある「薬」の作用による仮死状態だったが…。
https://movies.shochiku.co.jp/ichidoshindemita/
【オススメCD】「ひかり」もあるし「のぞみ」もある
『オリオンブルー』Uru
竹内涼真主演の日曜劇場『テセウスの船』の主題歌「あなたがいることで」で再び注目を集めているミステリアスなシンガー、Uruがセカンドアルバムをリリース。アルバムには「あなたがいることで」はもちろん、気鋭の作家陣が手がけた楽曲、自身が手がけた楽曲、全13曲を収録。包み込むような歌声で人気も注目も集めるが、その存在感のある歌声は初回生産盤についてくるカバー盤で分かりやすく発揮されている。
「ケンタッキー」50周年で初の公式ブック、特別付録は何度も使えるクーポン!
1970年の大阪万博において日本に初上陸し、最近では「500円ランチ」が好評を博す「ケンタッキーフライドチキン」。そんなケンタッキー日本上陸50周年を記念したオフィシャルブック『KFC 50th Anniversary やっぱりケンタッキー!』が宝島社より発売された。
日本ケンタッキー・フライド・チキンが編集協力したという同書。内容は「オリジナルチキン」などの調理工程を明かした「KFC’s Kitchen 美味しさの裏側」、“ケンタッキーおじさん”として知られるカーネル・サンダースの生涯にスポットを当てた「カーネル・サンダースの想い」、ケンタッキーの社員や店舗スタッフから募った豆知識を厳選した「KFC50のトリビア」などで構成される。
「ポジティブな言葉としての“HOMESICK”」 伊藤万理華が、展覧会『HOMESICK』に込めた思い
“~になりたい”――。女性が思う“Be”の部分にフォーカスを当て、さまざまな立場の女性ゲストを招き、仕事や育児、ライフスタイルなどについてクロストークを展開するTBSラジオの新番組「Be Style(ビースタイル)」。
今回の放送は、MCを務める菊池亜希子さんとともに、元乃木坂46メンバーであり女優の伊藤万理華さんが登場。開催中の『伊藤万理華EXHIBITION “HOMESICK”』への思いのたけを語った。
加藤シゲアキが脚本に初挑戦!自身の短編『染色』を舞台化「僕の世界を楽しんで」
NEWSの加藤シゲアキが脚本を手がける舞台『染、色』が6月上演されることが発表された。加藤の短編小説集『傘をもたない蟻たちは』に収録されている短編『染色』を舞台化するもの。加藤は「舞台でしか表出させることのできない僕の世界を、ぜひ楽しんでください」とコメントを寄せている。