Notice: Function _load_textdomain_just_in_time was called incorrectly. Translation loading for the acf domain was triggered too early. This is usually an indicator for some code in the plugin or theme running too early. Translations should be loaded at the init action or later. Please see Debugging in WordPress for more information. (This message was added in version 6.7.0.) in /home/newthl/www/tokyoheadline/wp-includes/functions.php on line 6121
【江戸瓦版的落語案内】 | TOKYO HEADLINE - Part 2
SearchSearch

二ツ目さん数珠つなぎ【第2回】 春風亭昇也「お客さんとは“一語一会”。今日しかできない落語を見せる」

2018.11.10 Vol.web original

 落語ブームと言われて早ン十年。ブームはちょっと下火に?と思われているが、とんでもない。その頃まだ落語家の卵だった二ツ目さんが、現在の落語界を盛り上げている。そんなイキのいい元気な二ツ目さんを数珠つなぎでご紹介! 第2回は柳亭市弥さんからの紹介で、春風亭昇也さんが登場!

飛び散る汗、ほとばしる情熱! 雀々が「地獄八景亡者戯」を今年も熱演

2018.11.05 Vol.711

桂雀々独演会「地獄八景亡者戯2018」

 上方落語の桂枝雀の弟子で、大阪で絶大な人気を誇る桂雀々。落語だけではなく、テレビや映画、舞台などでも活躍し、お茶の間で広く親しまれている。そんな雀々は芸歴35周年を迎えた2011年、拠点を東京に移し、精力的に落語会を開催。独演会ともなると、チケットは毎回完売という盛況ぶりだ。「地獄八景亡者戯(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)は、雀々の大師匠である米朝の十八番のひとつ。通しで演じると1時間は超える長編の大ネタである。それを雀々のスパイスで味付けした、今一番おいしい「地獄八景亡者戯」をご覧あれ!

『満願』著者:米澤穂信

2015.01.24 Vol.635

 第27回山本周五郎賞受賞の米澤穂信の『満願』。人を殺め、静かに刑期を終えた女の本当の動機に迫る、表題作にもなっている『満願』含め全6編の短編で構成されたミステリー。長らく交番勤務の警察官・柳岡の交番に警察学校を出たての川藤が配属された。何がというわけではないが、その川藤にどこか危なさを感じる柳岡。報告書もそつなく提出し、前向きに仕事に取り組んでいるのだが、感じる違和感。しかし柳岡は、過去の苦い経験から、それを掘り下げて、川藤を厳しく指導することができなかった。そんな時、川藤は短刀を持って立てこもった男に殺されてしまう。職務遂行を賞され、二階級特進となった川藤の葬式で、柳岡は思う。“あいつは所せん、警官には向かない男だった”と。殺された現場を見てもなおぬぐいきれない違和感。遺族を訪ね、その兄と話しているうちに、その正体がぼんやりと見えてきたのだが…(「夜警」)。など、切実に生きる人々が遭遇する6つの奇妙な事件。じわじわと感じる不快な違和感は、やがて思いもよらぬ方向へ向かい、ずるずるとワナに落ちていく。行ってはいけないと分かっているのに、何かにおびき寄せられるように…。そして、読者がそこにある謎の正体が分かった時、さらにどんでん返しの驚愕の結末が待ち受ける。2015年版「このミステリーがすごい! 」、2014「週刊文春ミステリーベスト10」、2015年版「ミステリーが読みたい!」ですべて第1位を獲得。2014年のミステリー年間ランキングで3冠に輝いたミステリー短編集の傑作集。

Copyrighted Image