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ホースセラピーで自然や生きることの素晴らしさを実感

2015.04.11 Vol.640

 未来に向け、子どもに夢をあたえ「生きる力」を考えさせるきっかけや、勇気を持って物事に立ち向かう大切さを知ってもらうため、2000年度より活動をスタートさせた「夢の課外授業」(主催:二十一世紀倶楽部)。スポーツ選手、アーティストといった著名人が、夢を持って挑戦することの大切さを子どもたちに伝えるこのプロジェクト。「郊外版」の授業が3月22日、「夢★大地 グリーンバレー」代表の梅木康裕さんを先生に迎え、千葉県長生郡にあるエバーグリーンホースガーデンで開催された。今回は小学生30人が参加した。

 今回の授業は、ホースセラピーを通じ、自然や生きることの素晴らしさ、コミュニケーションの大切さを実感・体験しようというもの。

 ホースセラピーは、心の問題を抱える人に対し、馬や自然とふれあうことによって心身の回復を促すもので、アニマルセラピーの一種。梅木さんはかねてからウエスタン乗用馬の育成に携わり、乗馬スタイルを越えて全国の乗馬愛好家にエンジョイライディングを啓蒙。その中で、心の問題を抱える人々に対し、ホースセラピーをメンタルヘルスの予防や回復の手段に取り入れてきた。

 乗馬体験では最初のうちは怖がったり緊張していた子どもたちだったが、予定時間の半分を過ぎた辺りから全員が笑顔に。最後はご褒美の人参をあげたり、馬と触れ合ったりと、都会ではなかなか味わえない貴重な体験となった。

5年目に突入。ファーミング、アニバーサリーイヤースタート!

2015.04.10 Vol.640

 都市生活者が農業を楽しみながら実践する、ファーミングプロジェクト。今年最初の作業が3月29日、千葉・生命の森リゾート内のファーミングガーデンで行われた。桜が満開のこの日は、ポカポカ陽気のファーミング日和。この日でちょうど5周年を迎えた同プロジェクト。参加者は冬の間放置されていた畑を手馴れた様子できれいにすると、毎年第1回目のファーミングで恒例のじゃがいもの植え付けを行った。

 今年はメークイン、男爵、ベニアカリ、シェリーなど食感の違うものを4種類。40〜50cmほどの畝を作り、その上を軽く掘る。そこに半分に切って切り口に灰をつけたじゃがいもを切っている方を上にして置く。それを30cm感覚で行い、その間に肥料を撒き、全体的にふんわりと土をかぶせて、最後にマルチをかけて完成。どの作業も各自が分担し、サクサクと進んでいった。

 さらに今年は共通畑と各社の畑にかぼちゃ、とうもろこし、ミニトマト、せり、ハーブ、パッションフルーツも植え付け。特に去年失敗したかぼちゃは、スペインから買ってきた種を含む4種類を植えることに。ピーナッツかぼちゃ、ターバンかぼちゃ、スペインで“天使の髪の毛”と呼ばれている、そうめんかぼちゃ、そして日本のかぼちゃだ。聞きなれない名前に参加者も収穫を楽しみに、丁寧に植えていた。

堀潤氏「世の中を良くするために言葉を使ってほしい【夢の課外授業リポート】

2015.03.21 Vol.639

 未来に向け、子どもに夢をあたえ「生きる力」を考えさせるきっかけや、勇気を持って物事に立ち向かう大切さを知ってもらうため、2000年度より活動をスタートさせた「夢の課外授業」(主催:二十一世紀倶楽部)。「学校訪問スタイル」の授業が3月6日、ジャーナリストの堀潤氏を先生に迎え、東京都板橋区の大乗淑徳学園淑徳小学校で開催された。今回は5〜6年生の224人が参加した。

 まずは堀氏がアナウンサーやキャスター、ジャーナリストという仕事、そして自らが主宰する「8bitNews」について説明する。

 授業は「ニュース原稿に隠れた秘密」「『意見』と『事実』を区別することでニュースが見えてくる」といったテーマの講義から。堀氏が実際にお金を落とし、それをポケットにしまう動作をした後に「先生は何をした?」と問うと、生徒から「ねこばばした」「さりげなく拾った」とさまざまな意見が飛ぶ。そんな身近な事例を挙げ、どれが事実でどれが意見なのかを分かりやすく解説した。

 続いては「伝える」ことを目的としたニュース原稿を実際にリポートする実演の授業。「アー」という発声の基本から、喋るうえでの語尾の大事さといった、やや高度なアドバイスが送られていた。

 そして最後の挨拶で堀氏は子供たちに「言葉はさまざまな文章をまとめて簡単にしているもの、だけどその本当の意味を考えてほしい。決して人や世の中を不幸にするものではなく良くするために言葉を使ってほしい」というメッセージを送った。

力士に「一日どれくらい食べますか?」【夢の課外授業リポート】

2015.03.08 Vol.638

 未来に向け、子どもに夢をあたえ「生きる力」を考えさせるきっかけや、勇気を持って物事に立ち向かう大切さを知ってもらうため、2000年度より活動をスタートさせた「夢の課外授業」(主催:二十一世紀倶楽部)。スポーツ選手、アーティストといった著名人が、夢を持って挑戦することの大切さを子どもたちに伝えるこのプロジェクト。小学校を訪問する「学校訪問スタイル」の授業が2月26日、大相撲の芝田山親方(第62代横綱大乃国)を先生に迎え、大阪府茨木市立畑田小学校で開催された。今回は3〜6年生の314人が参加。

 まずは開会式で親方が「すでに夢がある人はその夢にどんどん向かってもらいたい。まだ夢を持てていない人だって、これから夢が持てると思います。今何が大事かといったら、一生懸命元気よく、病気をしない、ケガをしないで学ぶこと。そして学校では先生の言うことを、家ではお父さんお母さんの言うことをよく聞くこと。返事をちゃんとすること」と挨拶。

 そして芝田山部屋の力士、若龍勢(幕下)、大清峰(幕下)、龍勢旺(三段目)の3人が加わっての実技指導に移る。
 まずは準備運動として相撲の朝稽古のまた割りや四股などを体験。

 続いては力士同士でぶつかり稽古。その迫力を目の当たりにして、子供たちは目を白黒させる。

 そしてお待ちかね、実際に力士と相撲で対決する時間がやってきた。力士1人に子供たち4〜5人がぶつかっていく。

 3年生から順番に対決したのだが、4年生になると体も大きくなったことからか対決の質が上がったよう。後で控えている生徒の中には「ここをつかんで こう倒そう!」と作戦を立てている子の姿もあった。

 相撲を取るときは真剣な親方も土俵を割った後には、「女の子には優しいぞ!」、力士を押し出した体の大きな子には「後でスカウトするから!」「若龍勢と交代!」と笑いを誘い、会場を和ませていた。

 最後は児童からの質問コーナー。「ちゃんこ鍋って何をいれるんですか?」「一日どれくらい食べますか?」「力士になる条件は?」といった質問が飛んだ。

ホークス内川と元阪神・下柳さんが直接指導

2014.12.21 Vol.633

 21世紀の日本を担う子どもたちが大きな夢を持ち、すこやかに成長することを願い、2000年度より活動をスタートさせた「夢の課外授業」(主催:二十一世紀倶楽部)。

 スポーツ選手、アーティスト、文化人といった著名人が、夢を持って挑戦することの大切さを子どもたちに伝えるこのプロジェクト。小学校を訪問する「学校訪問スタイル」の授業が12月13、15の両日に山口県、福岡県、長崎県の3カ所で行われた。
 15日には福岡県福岡市立月隈小学校に今年日本一となった福岡ソフトバンクホークスの内川聖一選手が訪問。小学5〜6年生157人が参加した。

 内川選手はまずは教室で「夢の実現」をテーマに子供たちに話しかける。普通、教壇に立つという経験はそうあるものではなく、大概の人は緊張するものなのだが、黒板もなんなく使いこなす内川選手。父親が学校の先生だったことから、プロ野球選手のほかに「先生になる」という夢も持っていたそうで、この日は「半分、夢がかなった」とにこやかな表情を見せた。

 後半は校庭に場所を移し、全員参加のリレー、キャッチボールで体を動かし、最後は子どもたちと対戦し、場外ホームランを披露した。

大人もハイテンション

 同じ15日には長崎県長崎市立稲佐小学校を元阪神タイガースの投手、下柳剛さんが訪問。当初は5年生の2クラス54人が参加の予定だったのだが、下柳さんは見学していた6年生を見つけると「全員でやろう。青空全員教えてやる!」と呼びかけ、6年生も加わることに。青空とは前日に行われた「下柳剛ドリームカップ」という少年ソフトボール大会で敗れてしまった稲佐青空チームのこと。長崎出身の下柳さんは、かねてから長崎で同大会を開催しており、野球を通じて地元の子供たちの成長を見守っているのだ。

 最初は体育館での質問コーナー。下柳さんは返事の小さい子供に「返事は!?」と声をかけ、自然な形で挨拶の大事さ、大きな声で返事をすることの大事さを指導した。続いては校庭に場所を移して野球の指導。キャッチボールでは「きちんと相手の胸に投げること。なぜかと言うと相手が取りやすい、相手が次の動作に移りやすいから。相手のことをちゃんと考えることが大事」とここでも野球の技術ばかりではなく、相手を思いやる気持ちの大切さを子供たちに伝えた。

 最後には下柳さんと子供たちが対戦。昨年まで現役だった下柳さんの球を打てるとあって、子供たちのテンションも上がりまくり。見守る先生たちも生徒以上にハイテンションだった。

ラジオで日本を元気にする番組 『JAPAN MOVE UP supported by TOKYO HEADLINE』

2014.12.17 Vol.JMU

「日本を元気に」を合言葉に毎週土曜日午後9時30分からTOKYO FMで放送中の『JAPAN MOVE UP supported by TOKYO HEADLINE』。

ナビゲーター:一木広治(株式会社ヘッドライン 社長)/Chigusa

軽トラの荷台いっぱいの葉物にビックリ!?

2014.12.05 Vol.632

 都市生活者が農業を楽しみながら実践するファーミングプロジェクト。11月30日に今年最後の回が開催された。

 この日は前日の雨がウソのような秋晴れ。毎年これくらいの時期から肌寒くなることもあって、やや厚着の面々だったが、気持ちのよい天候にホッとした顔も見られた。

イモ掘りじゃなくて、イモ拾い?

2014.11.07 Vol.630

 都市生活者と農業をつなげる、農業を楽しみながら実践する、ファーミングプロジェクトのイベントが、10月26日に、同プロジェクトの体験型農園「Farming Garden in 生命の森リゾート」(千葉県市原市)で行われた。この日のメインイベントは実りの秋を最大限に体感できるサツマイモ掘りで、子どもから大人まで大きな声をあげて楽しんだ。

アニキファンが集結!! 金本知憲さん(野球解説者・野球評論家)

2014.10.25 Vol.629

「日本を元気に」を合言葉に毎週土曜日午後9時30分からTOKYO FMで放送中の『JAPAN MOVE UP supported by TOKYO HEADLINE』。

ナビゲーター:一木広治(株式会社ヘッドライン 社長)/Chigusa

秋まっさかりのファーミング。 青物野菜に挑戦!

2014.10.24 Vol.629

 秋晴れの空の下、行われたファーミングでは、冬の青物野菜を栽培。植えるのは、レタス3種と、カブ、野沢菜、水菜。これらの野菜は防寒が重要。そこで、地面に黒いビニールを張る“マルチ”と、不織布で覆う“トンネル”を作る作業を行う。畝の土に混じった石や雑草の根を取り除いてから、張ったビニールに穴あけ機で穴をあける。根付きやすいように、水を入れてドロドロにした土に苗を植える。土をかぶせてさらに水をかける。支柱を等間隔で差し込んだら、その上に不織布でトンネルを作る。風で飛ばないよう、しっかりと留めておく。

金本さんに「阪神に戻ってきてください」

2014.10.12 Vol.628

 ラジオ番組『JAPAN MOVE UP』の公開収録イベントが今回は岡山に出張。『JAPAN MOVE UP~OKAYAMA MOVE UP×ベクトル大学』として7日、岡山市民文化会館で開催。東京での公開収録に続き、またまた豪華なスペシャルゲストが登場!

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