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インタビュー | TOKYO HEADLINE - Part 3
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滝藤賢一、服を語る「ファッションは“悪友”。 自分の人生を楽しくしてくれるもの」

2021.10.12 Vol.746

 映画、ドラマ、CMで実にさまざまなキャラクターを演じ分ける俳優・滝藤賢一。最近では芸能界一のファッションフリーク、植物蒐集家としても知られている。そんな滝藤の初の著書となる『服と賢一 滝藤賢一の「私服」着こなし218』(主婦と生活社)は、昨年7月から今年6月までトータル173日間にわたり、218ポーズもの私服を披露した究極のファッションブックだ。服をこよなく愛する滝藤にとってのファッションとは?(撮影:蔦野裕)

<青天を衝け>福士誠治「僕も吉沢亮のファン」 初大河で井上馨!

2021.10.09 Vol.Web Original

 

 

「明治時代になると変人ばかりで振り回されてばかりいる」――。大河ドラマ『青天を衝け』で渋沢栄一を演じている吉沢亮が話していたことは間違いなかった。新政府でよりよい日本を目指して働き、いよいよ本領を発揮し始めた栄一だが、彼の周りには続々と興味深い人物が集まってくる。

「であ~る!」という口癖とともに、ある種の理想の上司像ともいえる弁論でSNS上を沸かせた大隈重信(大倉孝二)や、栄一に共感して距離を詰めてくる伊藤博文(山崎育三郎)。そして「声が大きい」井上馨は福士誠治が演じている。

 福士が大河ドラマに出演するのは意外にも初めてのこと。「出演できるんだという喜びがあり、明治時代という、とても激動の時代、世の中が変化する時代に出させていただけることに興奮していました」と、ストレートに喜びを表現する。

 初登場は伊藤とともに英国人たちと向かい合った全編英語のシーンで、次の登場では物語はもう明治時代になっていた。

「(『青天を衝け』の現場で感じる)渋沢がここに至るまでの時間だとか、去年から撮影をしているからこそ出るグルーヴ感は(撮影が長期にわたる)大河ドラマならではのことだと思います。パリ編などは放送でも拝見していたので、プライベートでドラマを楽しんでいた人がその作品に出演させていただけるみたいな感覚。時間軸としておもしろいです」と笑う。

 井上馨は大蔵省の大蔵大輔で、栄一の上司にあたる人物。立派なひげを蓄え、怒りっぽくて、気性が荒いが、栄一とは不思議と馬が合う。栄一は井上の右腕となり、いつしか2人は「雷親父と避雷針」と呼ばれるようになる。

『青天を衝け』の井上は「無理難題を吹っ掛ける役」だと言う。「渋沢とともに世の中を変えるという気持ちを持っているのですが、ちょっと調子がいい人で、 “やれと言えばやるだろう”っていう強引さがある」

 栄一を演じる吉沢について聞くと「僕もファンですね」と表情が緩む。

「一緒にやっていて楽しいですし、あんなに気持ちが飛んでくるのは素晴らしいと思っています。井上が栄一に無理難題を吹っ掛けた後のシーンで、テストで豪快に演じたら、本番ではお芝居が変わってきて。気持ちを受けてくれて発信してくれて心地が良かった」

 栄一同様、井上もこれからが見せどころ。福士が井上を演じる上で大切にしているのは彼の鈍感さだという。

「井上のペース、井上の強いところを、渋沢といるときには出せたらいいなと思っています。物語が進んで行くにつれて、井上も空気を読めるようになってくるので、年令を重ねたり、地位・役割を固めるまでは、と思って演じています」

 山崎がインタビューで「井上は声が大きくて、暑苦しい」と言っていた。

「豪快さや声の大きさは……意識しています。井上を裏のある人間というか含みのある人間にはしたくなかった。政治家ですので発する言葉とは裏腹の信念であるとか、自分の考えや方向性は隠し持っていたとは思いますが、声にして発する時はまっすぐ、これは俺の意見だ!と」

「井上も社会に貢献したんだぞというところを見せたい」と、福士は言う。

「井上はエネルギッシュで自分本位なところも見えるのですが、自分が一番にならなきゃいけないという感覚よりも、この世の中を少しでも良くするためには渋沢の力が必要だときちんと感じています。そういう井上はとても人間味があると思いますし、とってもおもしろいです」

『青天を衝け』は、 毎週日曜、NHK総合で20時から、BSプレミアム・BS4Kで18時から放送中。再放送(土曜13時5分~)もある。

(TOKYO HEADLINE・酒井紫野)

山下実優が伊藤麻希との防衛戦に向け「蹴りを食らう前に私を倒さないと私には勝てない」と断言【東京女子プロレス】

2021.10.07 Vol.Web Original

 東京女子プロレスの年間最大の祭典「WRESTLE PRINCESS Ⅱ」(10月9日、東京・大田区総合体育館)が目前に迫った。同大会のメインイベントでは、頂点王座プリンセス・オブ・プリンセス王者の山下実優がタッグチーム「121000000(ワン・トゥー・ミリオン)」でのパートナーでもある伊藤麻希を挑戦者に迎え3度目の防衛戦に臨む。そこで、この1年弱を振り返りつつ、大一番を控えた山下に胸中を聞いた。

「日本の俳優は“そんなことできない”と言わないの?」小野田少尉青年期役・遠藤雄弥がフランス人監督から聞かれたこと

2021.10.07 Vol.web original

「俳優のキャリアの中で、一生に一度あるかないかの機会だと思いました」と振り返る俳優・遠藤雄弥。太平洋戦争後、約30年目に生還した小野田旧陸軍少尉の実話をもとに描く映画『ONODA 一万夜を越えて』で、主人公・小野田の青年期を演じた遠藤が、フランス人監督との“壮大な冒険”を語る!

一人の政治家を追った一冊の本『政治家 中山泰秀』著者・杉浦美香氏が語る中山泰秀氏

2021.10.01 Vol.Web Original

 9月29日に自民党総裁選が終わり、政治のニュースは10月21日が任期となる衆議院議員選挙に移ることになる。公職選挙法第三十一条第三項では、衆議院の解散による総選挙は解散の日から40日以内と定められていることから、最も遅くて11月30日に投開票ということになるのだが、現在、その日程は定かではない。そんな中、一人の政治家を追った一冊の本が出版された。そのタイトルは『政治家 中山泰秀』。著者の杉浦美香氏に話を聞いた。

コロナ禍に天然素材の下着を アンダーウェアブランド「ジュバンドーニ」5年の歩み

2021.09.24 Vol.745

 体に優しい天然素材のアンダーウェアブランド「ジュバンドーニ(JUBAN DO ONI)」が設立から5周年を迎えた。代表の黒川紗恵子さんに、コロナ禍での需要の変化とこの秋の新作について聞いた。

映画『空白』主演・古田新太「よく怖そうって言われるけど…」実際は監督にも、街で“職質”されても“イエスマン”!?

2021.09.20 Vol.745

 万引きを疑われた少女の事故死。少女の父は怒りで狂気のモンスターと化し、周りの者すべての人生を揺るがせていく…。『新聞記者』『MOTHER マザー』のスターサンズが『ヒメアノ〜ル』の𠮷田恵輔監督とタッグを組んで挑み、監督オリジナル脚本で挑むヒューマンサスペンス『空白』。主演は、本作が7年ぶりの主演映画となる俳優・古田新太。怒りを暴走させモンスターと化していく主人公を圧倒的な存在感で演じ切った古田の、意外な役作りとは?

ディーン・フジオカ「五代さんは会ったことがない恩人」大河ドラマ『青天を衝け』で西の五代

2021.09.18 Vol.Web Original

 

 大河ドラマ『青天を衝け』の放送が先日再開。時代は明治時代に入り、日本が少しずつ変わっていく。今後はカンパニー、郵便、銀行耳慣れた言葉が劇中で飛び交いはじめ、いまの日本にぐっと近づいていく 

 「みんなで幸せになる」より良い日本を目指す渋沢栄一(吉沢亮)は、明治時代に入っても刺激的な人物たちと出会っていく。なかでも重要なのは五代才助(友厚)。すでに放送された回ですれ違っているが今度はしっかりと出会う。演じているのはディーン・フジオカだ。 

  ディーンが五代を演じると発表された時には、世間からは大きなレスポンスがあった。ディーンは過去にNHK連続テレビ小説『あさが来た』で同じ人物を演じて人気に。その時の脚本は大森美香氏。大森氏は『青天を衝け』でも脚本を担当している 

 「今回の方が五代友厚像がより史実に基づいていて、歴史の中でどういう行動をし、それが現代にどういう影響を与えたのかがより分かりやすい形で描かれていると思います。明治新政府、民間でもキープレイヤーが次々と出てきて現代につながる日本をを作り上げていきますが、そのなかで五代がどういう信念や哲学に基づいて行動したのか、より詳細に描かれていると思います」 

  以前行われたインタビューで、『あさが来た』の五代と比べ、『青天を衝け』の五代はワイルドな印象と語った。これまでの登場シーンを振り返ってみても、自信や信念が感じられ、主人公の栄一の立場で見ると「できるゆえに、ちょっと嫌な奴」といった印象さえもあった。 

 『青天を衝け』では五代にどれだけ先見の明があったのかという部分がより具体的に描かれていると思います。立場によって、したたかだという印象もあれば、反対に「頼もしいという印象にもな表裏一体なところもあって一筋縄ではいかない存在になっているのではないかと思います。五代友厚という人物は広い視野を持ち、具体的に何をどういう順番でやっていくべきかということに確信を持っていました。そういうところから自信がにじみ出ていたのだと思います」 

  栄一を演じている吉沢亮は、放送再開直前のインタビューで、ディーンには五代が染みつていると話した。ディーンもまた前回のインタビューで五代が自分自身に多大な影響を与えていると語っている。 

 「五代友厚という歴史上の人物との出会いはすごく大きなものでしたし、今も現在進行形で、気づきを与えられています。いち俳優として五代友厚という人物を演じる上で自分自身とのシンクロ率というか距離感をどう図るべきかその尺度を持ち合わせていないので分からないですが、会ったことはないけどすごい恩人、恩義を感じるべき対象だと思っています。 

  自分は朝ドラで五代さんを演じるまでの存在を知りませんでした。彼の偉大さ思想その生きざまが、より多くの人に伝わっていけば良いと思いますし、自分はそこで何ができるかということに、全力を尽くしていきたい思っています」 

 

渋沢栄一は日本をより良い未来に導いていく頼もしい仲間 

 

 後に「西の五代、東の渋沢」と呼ばれるように、五代は、栄一と同様、日本の資本主義を語るうえで欠かせない人物。ただ「比較されることが多いと思いますが、西の五代としては、東の渋沢は、同じ未来に向かい前に進んでいく仲間」と、ディーンは言う。 

  五代のほうが渋沢よりも少しだけ年長で、その分経験や見識が多いことから「兄貴というか頼れる先輩」と考え、演じている。 

 五代にとって、栄一が成長していくことすごくうれしいことであり大きな包容力やゆとりをもって接しています。栄一の成長は日本という新しい国をより良い未来へと導く頼もしい仲間がひとり増えることになりますし、五代はどこか栄一を頼りにしていたところもあったと思います 

   その包容力は、カットがかかった後も続いているよう。 

 “おりょう”は年間通してこの現場にずっといてそれって簡単なことではないと思うんです彼と待ち時間が重なった時には、寝れてる? だとか、好きなゲームはやってるの? とかたわいもないことを話したりしています。自分との会話が息抜きになっていたらいいな(笑)」 

 『青天を衝け』は、 毎週日曜、NHK総合で20時から放送。BSプレミアム・BS4K18時~。再放送土曜135分~。 

 

(TOKYO HEADLINE・酒井紫野) 

SDGs未来都市・豊島区のこれから

2021.09.13 Vol.Web Original

 毎日の生活のなかに取り込まれ耳にしない日はないといっても過言ではない、SDGs(持続可能な開発目標)。2030年のゴールに向けて、さまざまなレベルとアプローチで目標達成を目指して活発な動きがある。「SDGs未来都市」そして「自治体SDGsモデル事業」に選定された豊島区は、東京都のなかでも、SDGsに積極的に取り組み、先進している自治体。豊島区がなぜSDGsに注目したのか、そして目指すところは? 豊島区の高野之夫区長と、同区の「SDGs 未来都市推進アドバイザー」を務める一木広治氏が未来の豊島区像に思いを馳せる。

柄本佑「この人は不倫に向いてない(笑)」泳ぐ目線、上ずる声… 柄本佑が演じる不倫夫の役作りがリアルすぎる!?

2021.09.13 Vol.745

 結婚5年目の漫画家夫婦・佐和子と俊夫。しかし俊夫は佐和子の担当編集者と密かに不倫中。ところが佐和子が“不倫”をテーマに新作を構想。しかもその内容は現実とそっくりで…。不倫の真偽をめぐり夫婦が繰り広げる究極の心理戦に、世代を代表する実力俳優・黒木華と柄本佑が初共演で挑む! 佐和子の漫画に動揺する不倫中の夫・俊夫を人間味たっぷりに演じた柄本佑が語る「不倫に向いてない」人物像の役作りとは?

今年デビューの大注目ガールズユニットiScreamがミニチュア世界で愛を叫ぶ!

2021.09.10 Vol.web original

 動くミニチュア世界のテーマパーク「スモールワールズ TOKYO」にやってきたのは、今年6月にデビューを果たした、3人組の実力派ガールズユニットiScreamのRUI、YUNA、HINATA。ミニチュアの中に広がる壮大な世界に感激した3人が、ビッグな“iScreamワールド”を目指す!?

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