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インタビュー | TOKYO HEADLINE - Part 4
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大河ドラマ『青天を衝け』は明治編へ 吉沢亮「本領発揮の渋沢栄一を見て!」

2021.09.08 Vol.Web Original

 大河ドラマ『青天を衝け』がおもしろい。日本の近代資本主義の父とされる渋沢栄一を吉沢亮が演じる物語は明治編へ。栄一の本領が発揮される時代に突入する。直情的で真っ直ぐな青年だった栄一は、いろいろな意味で“大人”になっていくと吉沢は語る。

「子どものための玩具づくりを未来の子どもの“負荷”としないために」志田典道(株式会社トラーナ 代表取締役)

2021.09.06 Vol.744

 大学在学中に起業し事業を持ったまま就職というユニークなパラレルキャリアからスタートした志田典道さん。おもちゃ業界では画期的だった“おもちゃのサブスク”サービスを立ち上げた経緯、そして業界に新たな風を起こした原動力とは。

「世界と戦ううえで何が強みとなるかを考える」鈴木ゆりえ(株式会社Is 代表取締役)

2021.09.02 Vol.744

「小学生のころ2カ月ほどイギリスに留学したことがあり、そのときから世界で学びを得たいという気持ちを持つようになりました」と語る鈴木ゆりえさん。小学生で得た原体験を胸に、早くから自分の活躍の場を世界と見定めて海外へ飛び出し、現在では若手起業家を支援する鈴木さんが日本のスタートアップにエールを贈る!

オケタニ教授が語る「夜景おじさん」の神髄

2021.09.01 Vol.Web Original

 写真家のオケタニ教授の「夜景おじさん」はキレイな夜景をバックにどこにでもいそうなおじさんがポーズを取る。そのなんともいえない味わい深さがいつの間にかSNSで人気となり、やがてテレビ、新聞、雑誌、ラジオといったマスメディアでも多く取り上げられるようになった。そんなオケタニ教授の4回目となる写真展「夜景おじさん4」が9月1日からスタートする。

GENERATIONS 関口メンディーが推す、読んでおきたい一冊

2021.08.27 Vol.Web Original

 

 本サイトでコラム「メンディーのコラムンディー」を連載中の関口メンディーさん。コラムを読んでいくと分かりますが、いろいろな本を読まれていらっしゃいます。そ・こ・で この夏に読んでおいて置いた方がいいよ!という推しの一冊を読者のみなさまにプレゼントしました。そろそろ当選者さんのもとにプレゼントも届いたころ? さて、その作品とは……? 

黒木華、最新舞台『ウェンディ&ピーターパン』でウェンディ「純粋に楽しんで」

2021.08.26 Vol.Web Original

 黒木華とHey! Say! JUMPの中島裕翔がダブル主演する舞台『ウェンディ&ピーターパン』が13日、渋谷区のBunkamuraオーチャードホールで開幕した。時代を超えて愛される『ピーターパン』の物語を、イギリスの若手作家で演出家のエラ・ヒクソンがウェンディの視点から翻案した作品。英国では2013年に初演されており、日本では今回が初めての上演となる。

 フライングあり、迫力のアクションあり。そしてウェンディ目線の新鮮な『ピーターパン』。SNSにはすでに公演を観劇した人たちによるポジティブな言葉が並ぶ。

 先ごろ稽古も大詰めのタイミングで取材会が開かれ、黒木が出席。この新しい『ピーターパン』について「女性の社会的な立場や成長が大きく描かれています。ウェンディやタイガー・リリー、ティンク、お母さん、それぞれの女性がきちんと前を向き進んでいくところが大きく違うと思います」

 演出は、黒木が舞台『るつぼ』(2016)でタッグを組んだ英ロンドンで活躍する演出家のジョナサン・マンビィ。「また一緒に仕事をしたいですねと話していたので、この作品でご一緒できるというのがうれしかったです」。また「とても丁寧で、役者の良いところを見つけて引き出してくれます。役者の挑戦を楽しんで聞いてくださるんです」と話す。

 

「過去や未来の話をしても現在からは誰も逃げられない」 豊田利晃&窪塚洋介が『全員切腹』で問いかける、生き方の美学〈後編〉

2021.08.25 Vol.Web Original

 ユーロスーペース(東京・渋谷)ほかで公開中の映画『全員切腹』のクライマックス、毒を流して疫病を広めた罪に問われ切腹を命じられた雷漢(窪塚洋介)は、奉行所の強面たちを見渡して「おまえらは俺みてえなことが言えねえだろ」と言い放つ。対談の後半は、豊田利晃と窪塚洋介という、逆境を乗り越えてきた二人だからこそ作り得た渾身の切腹シーンの背景にある、それぞれの覚悟と思いが語られた。

※前編はこちら https://www.tokyoheadline.com/568658/

「みんな、覚悟はできているのか?」豊田利晃&窪塚洋介が『全員切腹』で問いかける、生き方の美学〈前編〉

2021.08.24 Vol.Web Original

 豊田利晃監督・脚本、窪塚洋介主演による新作映画『全員切腹』が、ユーロスーペース(東京・渋谷)ほかで公開中だ。この作品の製作が発表されたのは、おそらく監督すらも公開時の東京が緊急事態宣言下などとは想像もしていなかったであろう、今年3月のこと。“憎悪の連鎖を断ち切り、憎悪にさらされた人たちに勇気を持たせたい”、そう決意した監督は、自らサイトを立ち上げてクラウドファンディングで製作資金を募り、劇場で体感するべき大胆かつ繊細な26分の映画を完成させた。窪塚洋介演じる浪人・雷漢吉右衛門の切腹シーンは鬼気迫る演技と称するにふさわしいが、その実、紡がれる言葉は誰よりも人間らしく、それゆえに鋭い刃のようにひとつひとつが見る者に突き刺さる。8月14日、初日舞台挨拶直後の豊田利晃監督と主演の窪塚洋介に、今、この世の中に本作を放った “覚悟”を語ってもらった。

※後編はこちら https://www.tokyoheadline.com/568676/

剛力彩芽とDream Amiが『#チャミ』で初ミュージカル W主演&二役に挑戦「2人でいろいろできる!」

2021.08.23 Vol.Web Original

 剛力彩芽とDream AmiがW主演するミュージカル『#チャミ』が9月9日に港区の自由劇場で開幕する。韓国で生まれの人気ミュージカル。ありふれた女の子のミホと、ミホがSNS上に作り上げた理想であり完璧な女の子チャミを取り巻く物語で、剛力とDream Amiが二役を演じる。SNS上ではふだんとは違うちょっとキラキラした自分でありたいと突っ走る女の子の、リアルで、キュンと共感にあふれる作品を、ミュージカルに初挑戦する2人がガッチリとタッグを組んで届ける。

 

ーーいまの稽古場の様子はいかがですか?

Dream Ami(以下、Ami):歌稽古が6月に始まった時はまだ先だなって感覚だったんですけど、稽古場に入って初日まであと1カ月と聞いたところで、焦り始めました。私、ミュージカルは初めてなのでまったく分からないんです。これが早いのか遅いのか、進みがどうなのか、とか。ただ皆さんに言わせると早いらしいので(笑)、初日までていねいに練っていけるのかなという安心感はあります。

剛力彩芽(以下、剛力):早いというのは、演出の田尾下哲さんの進め方も大きいんじゃないのかなと思います。私もミュージカルは初めてですけど、最初の稽古から立ち位置とかを決めながら最後まで進んでいって、細かいお芝居や流れ、動きもつけてくれるんです。それが新鮮です。

ーーこのアプローチにやりやすさを感じますか?

剛力:やりやすい……のかな。でもたぶん、やりやすいんです。Amiちゃんと私は同じ二つの役を演じるんですが、この方法でなかったら、2つの役をできるなって思えないんじゃないかな、と思います。

ーー歌稽古のほかに稽古場に入るまでに自分で準備したことはありますか?

Ami:改めて準備というのは……といいますか、歌を覚えるのが大変なので、まずは歌をしっかりとと思っていました。劇中で歌われるのは全部で19曲、その中で私たちが歌うのは15曲?16曲? 

剛力:……そのくらいかな(笑)、ほぼ歌う!

Ami:歌わないのは2、3曲なんです。

剛力:セリフより歌のほうが多いから、そこが入ってないと……

Ami:進めない!(笑)。

剛力:本当に2カ月近く歌のレッスンをしているのになぜ歌詞が入っていないんだろうって、さっきもAmiちゃんに相談してて(笑)

Ami:稽古では、セリフを挟んで歌、セリフを挟んで歌ってやってるので、歌稽古とは全く違うタイプのパニックが起こっちゃうんですよね。

 

根木慎志「2度目の東京パラリンピックは、 世界に何を伝えられるか」

2021.08.23 Vol.744

「パラリンピックの成功なくして、東京大会の成功なし」。障害のあるなしに関わらず、誰もが輝く社会の実現を掲げた8年間、東京2020大会の真価が試される時がやってきた。世界で初めて、同一都市で開催される2度目の夏季パラリンピックが8月24日、開幕する。2度目のパラリンピックが開催されることの意義や、私たちが向き合うべき「多様性と調和」について、東京2020大会選手村パラリンピックビレッジの副村長であり、シドニーパラリンピック車いすバスケットボール日本代表キャプテンの根木慎志氏(日本財団パラリンピックサポートセンター 推進戦略部 あすチャレ プロジェクトディレクター)に聞いた。

【インタビュー】吉村昭の哲学を食と酒を軸に描く『食と酒 吉村昭の流儀』谷口桂子さん

2021.08.16 Vol.744

 綿密な調査や徹底した取材に基づいた歴史小説、記録小説で知られる作家・吉村昭。没後15年となる今もなお愛される作家の素顔を食と酒、旅にまつわる作品を切り口にまとめたのが『食と酒 吉村昭の流儀』(小学館文庫)だ。著者で俳人でもある谷口桂子さんに聞いた。

「吉村昭さんの著書を読み返して、『食と酒』に関する作品がこんなにあることが意外だったんです。池波正太郎さんは、亡くなられたあと食を切り口にした本が何冊も出ていて、てっきり吉村さんもそうだと思って調べたら、まだ出ていないというので驚きました。お店の名前が具体的に出ているのでお店案内としても、地方への旅のガイドとしても成立します。たくさんの作品があって、なぜ今までこのテーマに誰も注目しなかったのかな、と不思議に思いましたね」

 読んでいくと吉村の飲食哲学が身近なものに感じられ、これは行ってみたい、食べてみたいという気持ちが沸いてくる。

「東京の下町はもちろんですが、吉村さんの味やお店へのこだわりが強く出ているのはやはり地方です。長崎の皿うどんを手放しで称賛していて、そんなにおいしいのかなと思ったり、田野畑村(岩手)のしぼりたての牛乳を沸かしてご飯にかけたグラタンのような料理などは、いったいどんな味がするのか聞いてみたいですよね」

 第三章の「下町の味」では、谷口さんが実際の記述に従って散策する場面も。

「80代、90代になってもお店に立つ女将たちが印象に残っています。話し始めると止まらなくて、誰に対してもそんな感じなんです。元気の秘訣はお客さんと会話することだとおっしゃっていて、人と触れ合って会話する人はこんなに元気なんだなと思いました。

 吉村さんの文章に『地酒というものは、その地の土壌にしかはえぬ茸のようなもの』という描写があります。それは人も同じで、吉村さんは下町の生まれで世間様のご迷惑にならないようにと言われて育ち、片や妻の津村節子さんは福井の打たれ強い女性です。2人を見ていると土壌というものを強く感じますね」

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