「パラリンピックの成功なくして、東京大会の成功なし」。障害のあるなしに関わらず、誰もが輝く社会の実現を掲げた8年間、東京2020大会の真価が試される時がやってきた。世界で初めて、同一都市で開催される2度目の夏季パラリンピックが8月24日、開幕する。2度目のパラリンピックが開催されることの意義や、私たちが向き合うべき「多様性と調和」について、東京2020大会選手村パラリンピックビレッジの副村長であり、シドニーパラリンピック車いすバスケットボール日本代表キャプテンの根木慎志氏(日本財団パラリンピックサポートセンター 推進戦略部 あすチャレ プロジェクトディレクター)に聞いた。
インタビューカテゴリーの記事一覧
【インタビュー】吉村昭の哲学を食と酒を軸に描く『食と酒 吉村昭の流儀』谷口桂子さん
綿密な調査や徹底した取材に基づいた歴史小説、記録小説で知られる作家・吉村昭。没後15年となる今もなお愛される作家の素顔を食と酒、旅にまつわる作品を切り口にまとめたのが『食と酒 吉村昭の流儀』(小学館文庫)だ。著者で俳人でもある谷口桂子さんに聞いた。
「吉村昭さんの著書を読み返して、『食と酒』に関する作品がこんなにあることが意外だったんです。池波正太郎さんは、亡くなられたあと食を切り口にした本が何冊も出ていて、てっきり吉村さんもそうだと思って調べたら、まだ出ていないというので驚きました。お店の名前が具体的に出ているのでお店案内としても、地方への旅のガイドとしても成立します。たくさんの作品があって、なぜ今までこのテーマに誰も注目しなかったのかな、と不思議に思いましたね」
読んでいくと吉村の飲食哲学が身近なものに感じられ、これは行ってみたい、食べてみたいという気持ちが沸いてくる。
「東京の下町はもちろんですが、吉村さんの味やお店へのこだわりが強く出ているのはやはり地方です。長崎の皿うどんを手放しで称賛していて、そんなにおいしいのかなと思ったり、田野畑村(岩手)のしぼりたての牛乳を沸かしてご飯にかけたグラタンのような料理などは、いったいどんな味がするのか聞いてみたいですよね」
第三章の「下町の味」では、谷口さんが実際の記述に従って散策する場面も。
「80代、90代になってもお店に立つ女将たちが印象に残っています。話し始めると止まらなくて、誰に対してもそんな感じなんです。元気の秘訣はお客さんと会話することだとおっしゃっていて、人と触れ合って会話する人はこんなに元気なんだなと思いました。
吉村さんの文章に『地酒というものは、その地の土壌にしかはえぬ茸のようなもの』という描写があります。それは人も同じで、吉村さんは下町の生まれで世間様のご迷惑にならないようにと言われて育ち、片や妻の津村節子さんは福井の打たれ強い女性です。2人を見ていると土壌というものを強く感じますね」
FANTASTICS 世界がおススメする、この夏読みたいマンガ作品3タイトル!
世界さんには、先日、夏休みのプレゼント企画に協力していただきました。世界さんには、この夏に読んでおきたいマンガ3作品を紹介してもらいました。そろそろ当選者さんのもとにプレゼントも届いたころ? さて、その作品とは……?
志尊淳「リスペクトを芝居にリンクさせたい」 渋沢栄一を支える親友役で初大河<青天を衝け>
大河ドラマ『青天を衝け』は現在、栄一(篤太夫)らが刺激を浴びるように刺激を受けるパリと大きな変化が起こる日本が、舞台として同時進行で描かれている。
蒸気機関やエレベーター、凱旋門の上から眺めるパリの街、そしてパンにコーヒー。栄一が初めて目にするものに対して目を真ん丸にし、髪を整え洋装へと変化していくなかで、注目すべき人物も続々登場。そのひとりが栄一とともに徳川昭武の随員としてパリ万国博覧会へと派遣された杉浦愛蔵(譲)だ。演じているのは志尊淳。大河ドラマに出演するのは初めて。
第21回で初登場した際には、攘夷の志士たちや江戸や京都で策略を巡らす荒っぽい武士たちと比べ、凛としていて品があり、涼しげな印象だった。さらにパリにわたってからは冷静で堂々とした姿に安心感を覚えた。
歴史にはさほど関心を持ってこなかったという志尊。杉浦愛蔵とは『青天を衝け』で出会った。
「武士の時代に生まれてきた人ですが良い意味で武士らしくない、そんな方なんじゃないかという印象を受けました」
パリで栄一と親交を深め、後には親友ともなる。ひと足先に帰国が決まり、栄一から家族への手紙を託された。杉浦は今後、渋沢を全力でサポートしていく。
「自分ができないことを身を削って突き進んでいく姿に感化されることってあると思います。この人(栄一)にどんどん先に走っていってほしいと思うから支えたいという気持ちが強いんだと考えています」
志尊自身も渋沢栄一を魅力的だという。
「どの時代においても、時代を切り開いていったり、奮戦している人はいるんですが、あの人は本当にすごかったって思うのは後になってからで、その時は気づかない。渋沢さんがいろんなものや人を背負って前に向かって歩み続ける姿は素晴らしい。何かに自分を捧げて没頭できるのって魅力的ですよね」
そんな栄一を演じる吉沢亮とは同じ作品やイベントに参加したことはあるが、しっかりと一緒にシーンを重ねていくのは初めてだそう。
「僕が吉沢さんにリスペクトを感じるところ、魅力を感じるところ、そういう空気感を芝居にリンクさせられたらと思います」
杉浦の活躍ポイントはこれから。
「(日本に)戻って静岡に入り、そして大蔵省へ出仕してからが杉浦が経験してきたことが生かせるタイミング。求められる部分も増えてきます。杉浦としてプライドを持って、その功績を役を通じて伝えていきたいという気持ちです。なされたことはすごいのに、これまでスポットライトが当たってこなかった方。少しでも杉浦愛蔵という名が世間に広まって、語り継がれる人になってくれればという思いで、役と向き合っていきたいと思います」
インタビューの中で「今回は渋沢さんが主役ですけれども、僕は前に突っ走る人だけが主役だとは思っていない」とも語った志尊。「それぞれに役割があって、いろんなことを感じると思います。(杉浦の)支えるというのも大変な仕事ですが、そこに全力を注ぎたいなと思っています」と、意気込んだ。
志尊演じる杉浦の今後に注目だ。
『青天を衝け』は、 毎週日曜、NHK総合で20時~。BSプレミアム・BS4Kで18時~。再放送土曜13時5分~。次回、第24回は8月15日放送。8月8日には総集編と第22回、23回の再放送がある。
(TOKYO HEADLINE・酒井紫野)
教えて、深堀未来さん&松井利樹さん&砂田将宏さん(BALLISTIK BOYZ) “あれもこれも全部夏のせい”なエピソード
ニューシングル『SUM BABY』(サマーベイビー)を4日にリリースした、BALLISTIK BOYZ。開放的な気分にまかせて、<朝までネットサーフィン>したり、<録り貯めたドラマをコンプリート>したり、これまでにない冒険の旅に出たり、夏の恋や出会いがあったり、ドキドキやワクワクでいっぱいで、自分が踏み出しさえすれば、きっと何かが起こりそう! 振り返ってみれば、これまでも起こしてきたかも?
BALLISTIK BOYZのメンバーに、<あれもこれも全部 夏のせいにしよう>と思ったエピソードをひねり出してもらいました!
顔出しNGの漫画家・松浦だるまと匿名デビューのセクシー女優・夏目響が異色対談
「顔に出る」「会社の顔」といった言葉があるように、顔は対社会においても大きな意味を持つ…のではあるが、現在、日本では新型コロナウイルスによる感染症の拡大防止のため、ほとんどの人がマスクをして人に会っている。顔のほとんどを隠し、表情すらも見えない状況の中で取るコミュニケーションにすっかり慣れてしまい、さほど不便も感じなくなった人も多いのではないだろうか。となると「顔」っていったいなんだろうとも思えてくる。特に美醜で一喜一憂することについてはなおさらだ。ということで漫画家の松浦だるまとセクシー女優の夏目響という異色の顔合わせとなった対談で「顔」や「美醜」について語ってもらった。
教えて、海沼流星さん&奥田力也さん(BALLISTIK BOYZ) “あれもこれも全部夏のせい”なエピソード
ニューシングル『SUM BABY』(サマーベイビー)を4日にリリースした、BALLISTIK BOYZ。
開放的な気分にまかせて、<朝までネットサーフィン>したり、<録り貯めたドラマをコンプリート>したり、これまでにない冒険の旅に出たり、夏の恋や出会いがあったり、ドキドキやワクワクでいっぱいで、自分が踏み出しさえすれば、きっと何かが起こりそう! 振り返ってみれば、これまでも起こしてきたかも?
BALLISTIK BOYZのメンバーに、<あれもこれも全部 夏のせいにしよう>と思ったエピソードをひねり出してもらいました!
教えて、日髙竜太さん&加納嘉将さん(BALLISTIK BOYZ) “あれもこれも全部夏のせい”なエピソード
ニューシングル『SUM BABY』(サマーベイビー)を4日にリリースした、BALLISTIK BOYZ。
開放的な気分にまかせて、<朝までネットサーフィン>したり、<録り貯めたドラマをコンプリート>したり、これまでにない冒険の旅に出たり、夏の恋や出会いがあったり、ドキドキやワクワクでいっぱいで、自分が踏み出しさえすれば、きっと何かが起こりそう! 振り返ってみれば、これまでも起こしてきたかも?
BALLISTIK BOYZのメンバーに、<あれもこれも全部 夏のせいにしよう>と思ったエピソードをひねり出してもらいました!
一ノ瀬監督の音楽の作り方はいつもユニーク。 ピアノ&ドラムデュオ誕生のきっかけにもなった! 【映画『リ、ライト』】
【こころに残る映画ができるまで】vol.4 ミュージシャン編
いやはや、暑いですね(汗)。猛暑とコロナが重なって、マスクの中は汗だらけ! 感染症対策と熱中症予防、ダブルで気をつけないといけないという、ある意味で一生忘れられない夏になりそうですね。さて2016年より、こころに残る映画にこだわって製作活動を続けているunit.TOTLOT。初めてプロデューサー職を任された私、遠藤佳代子が、2022年初春公開予定の長編音楽映画『リ、ライト』について、個性あふれる出演者やスタッフの面々にインタビューを敢行しています!
今回は、『リ、ライト』の音楽をあらゆる面でサポートしてくださったジャズミュージシャンの中から、ピアノ&ドラムデュオとしても活躍中のお二人、小林創さんと木村おおじさんにご登場いただきました! インタビューは、完成したばかりの小林さんのプライベートスタジオ「LilwoodsCreationStudio」で。木の香りに包まれたステキな場所でした。
【インタビュー】BALLISTIK BOYZ、最新サマーチューン『SUM BABY』にワクワク
ダンス&ボーカルグループのBALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEが8月4日にニューシングル『SUM BABY』(サマーベイビー)をリリースする。夏にピッタリな心地良い音楽と彼らの高いパフォーマンス力が融合した意欲作だ。EXILE TRIBEとしては1番若手ながらも、新曲を発表するたびに進化を見せる彼らに取材を実施。楽曲だけでなく、メンバー同士の仲の良さや個性あふれる人柄もまたグループの大きな魅力だと感じさせる楽しいインタビューに耳を傾けて。
昨年の夏に配信リリースした『SUMMER HYPE』に続き、今年も夏曲を発表するBALLISTIK BOYZ。『SUM BABY』はキャッチーで爽快感のあるサウンドがクセになるサマーチューンだ。デモで初めて楽曲を聴いたときの印象についてメンバーはこう明かす。
海沼流星(以下、海沼):サマーソングと聞いていたので、僕は昨年の『SUMMER HYPE』的なのを想像していたんですが、思っていたよりも落ち着いているなというのが第一印象でした。あと、『SUM BABY』は歌詞も女性に向けたような感じで作られているので、「今回はこういう方向性か」とワクワクしました。
砂田将宏(以下、砂田):デモを聴いてこれを僕ら7人の声で歌ったところを想像したらめっちゃワクワクしましたし、遊び心もある感じが夏にピッタリだなって。ちなみにデモの段階では誰がどこのパートを歌うのかは決まっていなかったんです。でも、大体は「こんな感じかな?」と予測していて、実際に歌割りを見るとわりと想像通りだったりします。
深堀未来(以下、深堀):確かに昨年の『SUMMER HYPE』とは一味違ったサマーチューンですよね。デモで聴いたときはこの7人で歌ったら絶対ハマるんだろうなと思えたし、その時点で楽しみでした。実際僕らが歌ってみたら“めっちゃGOOD!”でした。
一同:(笑)。
歌詞にも“SUMMER HYPE”というワードが出てくるが、昨年リリースした『SUMMER HYPE』とつながりはあるのだろうか。
海沼:確かに“SUMMER HYPE”というフレーズは登場しますが、『SUM BABY』は『SUMMER HYPE』の続編というわけではないんです。でも聴いていてつながっている部分はあるので、そういうのも含めてリスナーの方には楽しんでほしいですね。昨年の『SUMMER HYPE』も最高だったからこそ、「『SUM BABY』はもっと楽しい場所へ連れて行ってくれる!」というのを感じられると思います。
なお、シングルのカップリング曲の『Chasin’』は前作の『Animal』の『HIGHWAY』に続き、奥田、松井、海沼が作詞作曲に参加している。
海沼:『Chasin’』は『HIGHWAY』の続編で “夢を追いかけ続ける”という想いが込められています。また、歌詞にも前回と同様に色々な言語を使用してみたりと『HIGHWAY』にリンクする部分がたくさんあります。ビートもかっこいいですし、それぞれのカラーも濃く出ている楽曲なのでぜひ、こちらも聴いてほしいです。
奥田力也(以下、奥田):僕も今回は3人の世界観を大切にしながら、ちゃんと表現したい音楽を魅せられたと思います。
松井利樹(以下、松井):歌詞も3人で送り合いつつ、スタジオとかでも直接相談して作り上げて行きました。試行錯誤しましたが、最終的に綺麗にまとまりました。
DEEP SQUAD、夏の一瞬をクールに描く新曲「Deja Vu」をリリース
6人組コーラスグループのDEEP SQUADが新曲「Deja Vu」を配信リリース、22日にはミュージックビデオも公開された。サウンドプロデューサーのRyosuke “Dr.R”Sakaiと、Carlo Redl、Yui MuginoとDEEP SQUADメンバーによる共同制作したこの曲は、グループ初のラップパートも含まれている。心躍る夏の一瞬をクールに描いたDEEP SQUAD流の本格派サマーR&Bサウンドに仕上がったこの曲について、メンバーが語るインタビューが到着!
ーー新作「Deja Vu」制作の経緯について聞かせてください。
DEEP TAKA(以下、TAKA):ナガシマスパーランドさんの「ジャンボ海水プール」CMソングということで、「夏っぽい曲を」とお話をいただいたのがスタートです。それで、YUICHIROとKEISEI、亮司がRyosuke“Dr.R”SakaiさんとYui Muginoさん、Carlo Redlさんとコライトして制作していきました。夏と言うとパーティーチューンなイメージですが、こういうメロウなサウンドも良いですよね。海に行く前とか、遠足やイベントの前日にワクワクする気持ちを想像して聴いてもらいたいです。
DEEP YUICHIRO(以下、YUICHIRO):DEEP SQUADとして1から楽曲制作に携わるのは初めてだったので、作品にできて嬉しいです。KEISEIと亮司も携わっていますし、新しい色を出せたのかなと。
DEEP KEISEI(以下、KEISEI):SakaiさんはDEEPの「MAYDAY」なども担当してもらったので、面識はあったんです。世界観も近い方なので、一緒に作業したのは刺激になりましたね。若いメロディメイカーさんたちもすごくて、彼らは僕が育ってきた環境になかったものを持っていて、そういうものを混ぜ合わせていくのは楽しかったです。
杉山亮司(以下、杉山):僕もSakaiさんの楽曲は聴いていたのでコライトに関われて嬉しかったです。積極的にアイデアを出して、インプットしてきたものを発揮できたかなと。MuginoさんとCarloさんは海外で過ごした経験が長い方なのですが、日本の音楽だけを聴いてきた人にはない感性だなと思いました。日本の人は綺麗にリズムを拍に収めるのですが、彼らはレイドバックしますし、フェイクの節回しも違うので勉強になりました。
宇原雄飛(以下、宇原):確かにデモでその二人が歌った部分は、メロの質感が全然違った聴こえ方でしたね。Carloは僕と同い年で刺激になりました。もっと自分を磨いていきたいです。
ーー最初のメロディが1小節目の終わりからスタートするのも驚きました。
YUICHIRO:普通は入りそうなところで「まだ入らないんだ」って感じですよね。
TAKA:海外の感覚を持っていても、僕ら世代なら小節の頭から入れていると思うんですよ。今の世代の感覚な気がします。
KEISEI:ほしい感覚だけど、僕ららしい部分も大事にしたいよね。

