自分の「毛穴」に合うスキンケアをAI診断【腕利き宣伝マンが猛プッシュ コレよ、コレ!】
2021.11.12Vol.747新製品
自分の「毛穴」に合うスキンケアをAI診断
今回“宣伝マン”として登場するのは美容事業を展開する株式会社J Style Beautyの代表取締役社長・八木奨二さん。八木社長自ら宣伝してくれるのは、AI肌測定によって“パーソナライズ”されたスキンケアブランド「Lu.Lu.sui (ルルスイ)」。「長年化粧品に携わる中で、最終的には行きつくところは、お客様一人ひとりのお肌に合ったコスメではないかと思い、パーソナライズコスメの研究者の方や、AI診断を手がけている企業さんの協力を得て開発したブランドです」
一人ひとりに合ったコスメを処方するのは相当大変なのでは?
「通常パーソナライズコスメは大手メーカーでなければ難しいのですが、我々は“毛穴”に特化することで個々のオーダーへの対応を可能にしました。しかも、毛穴は美肌の要であり、毛穴の悩みに応えるスキンケアは、敏感肌をはじめさまざまな肌悩みにもアプローチが期待できます」
除菌アイテムの常識覆したデザイン。ジェームズマーティンがグッドデザイン賞を受賞!
2021.11.09Vol.Web original ニュース
いまや日常に欠かせないものとなった、除菌アイテム。飲食店やホテル、商業施設でよく見かけるお馴染みのブランド「ジェームズマーティン」が、このたび2021年度グッドデザイン賞を受賞した。除菌・洗浄アイテムも“おしゃれに贈る”時代になりそうだ。
グッドデザイン賞を受賞したのは「ジェームズマーティン ギフトセットC」。スタイリッシュなボックスに入った、除菌・消臭アルコール製剤の「フレッシュサニタイザー」、手肌に優しい「薬用泡ハンドソープ」、洗浄力に優れた食器用洗剤「ディッシュリキッド」の3点セットで、贈ることで感謝の気持ちとともに、安心と安全を届けたいという考えのもと、販売されたもの。
除菌、 洗浄製品にありがちな「生活感」を排除したデザイン性ある容器と化粧箱が特徴で、化粧箱はハンディキャップのある人の雇用創出に貢献できるよう、ワンタッチで組み立てが完了する仕様にもなっている。
評価者は「ボトルの多くは業務用然としており、良くも悪くもそれが何かが容易に分かるデザインをしている。このシリーズではそういった当たり前と思われているデザインを疑い、改めてデザインの最適化を試みている。スキンケアアイテムの様なアプローチにより、空間での見え方を変え、除菌・洗浄という作業を少しでも気持ちの良いものにしている」と、コメントした。
除菌力はもちろん、インテリアのように「思わず置きたくなる」デザインで、日常やギフトシーンに彩りを添えてくれそうだ。
がん検査のゲームチェンジャー目指す「線虫」。開発経緯と予防医療の未来を聞く
2021.10.27Vol.Web original ニュース
国民の2人に1人が罹り、3人に1人が亡くなるといわれる「がん」。予防のためには定期的な検診が鍵となるが、国民のがん検診受診率は全国平均で約40%と、半数にも満たないのが実情だ。
そうした中、自宅で採尿するだけで受検可能な新たながん検査に注目が集まっている。世界初の線虫がん検査「N-NOSE(エヌノーズ)」だ。その技術を持つ株式会社HIROTSUバイオサイエンスと大阪大学大学院医学系研究科は先月、〝早期膵がん診断法〟に関する研究成果が米国科学誌「Oncotarget」に掲載されたことを受け、記者発表会を行った。開発者である株式会社HIROTSUバイオサイエンスの広津崇亮代表に、「匂い」を使ったがん検査の開発秘話や予防医療の未来について聞く。
「がんの匂い」を嗅ぎ分ける線虫で、新たな診断法。膵臓がんの早期発見に期待
2021.10.26Vol.Web original コラム
がんの中で、肺がん、胃がん、大腸がん、肝臓がんに次いで死因の第5位に当たる「膵臓がん(膵がん)」。他の臓器に比べて腹部の奥まった場所にあるため、早期発見が難しく、発見されたときには手遅れとなることも多いことから、「サイレントキラー」とも呼ばれる。
そうした中、「匂い」を感じる能力が高い「線虫」を使った膵臓がんの早期診断が注目を集めている。線虫とは、線形動物門の総称で、人と比較して「匂い」を感じる能力が優れているのが特徴だ。今年8月、米科学誌「Oncotarget」に公開された研究では、大阪大学大学院医学系研究科の石井秀始特任教授らの研究グループと、線虫がん検査「N-NOSE(エヌノーズ)」の技術を持つ株式会社HIROTSUバイオサイエンスが、産学連携で共同研究を行った。
東京スカイツリーが金色ライトアップ!日本初の小児がん啓発キャンペーンがスタート
2021.09.09Vol.Web original NEWS HEADLINE
小児がんについての理解や学びの機会をつくり、子供たちやその家族を元気づけることを目的にしたスペシャルイベント、世界小児がん啓発キャンペーン「Global Gold September Campaign supported by 第一生命保険」が9日、東京スカイツリータウンで開催された。ゲストにピコ太郎や、音楽ユニットmoumoon、元SKE48でタレントの矢方美紀らが出席し、小児がんの啓発と共に、患者の子供たちを勇気づけた。
本キャンペーンは、毎年9月に各国それぞれの建物や遺跡、橋、自然資産などを小児がんの「アウェアネスリボン」カラーのゴールドにライトアップし、小児がん治療の重要性を啓発するもの。子供たちに必要な医療や研究に「光を照らす」イベントとして、約6年前にアメリカでスタートした。日本では初開催となり、ライトアップは今後、東京スカイツリーを皮切りに、9月30日まで全国各地で行われる。
線虫がん検査「N-NOSE」膵臓がんの早期発見に期待 今後はがん種特定検査の実用化目指す
2021.09.07Vol.Web Originalニュース
最新の人口動態調査によると、肺がん・大腸がん・胃がんに続いてがん死亡数で4位となる「膵臓がん(膵がん)」。がんが発生しても症状が出にくく、早期の発見は簡単ではないという膵臓がんに対し、「がんのにおい」に反応する線虫の嗅覚をセンサーにした検査法が有用な可能性が明らかになった。
あなたの枕、古くなったらどう処分する?「睡眠の日」に考えたい「SDGsと寝具」の話
2021.09.03Vol.Web originalSDGs
9月3日は睡眠の日。さらなる安眠のために新しい寝具の購入を考えたとき、意外と手間取るのがこれまで使っていた寝具の処分。環境のためにも正しく処分したいが、枕一つをとっても素材や大きさ、自治体のルールごとに捨て方はそれぞれあり、迷ってしまう場合も少なくない。
近年、企業の間でSDGsに向けた取り組みが広がるなか、寝具業界において初めて「100%リサイクル」を目指す企業も現れた。古くなった枕をリサイクルして新しい商品をサービス価格で購入できる「ゼロ・ウェイスト・システム」を始めた株式会社ブレインスリープの道端孝助代表に話を聞いた。