勝地涼、池田エライザら豪華な顔ぶれが審査員に決定
国際短編映画祭「SSFF & Asia 2021」開催中
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action or later. Please see Debugging in WordPress for more information. (This message was added in version 6.7.0.) in /home/newthl/www/tokyoheadline/wp-includes/functions.php on line 6114勝地涼、池田エライザら豪華な顔ぶれが審査員に決定
厳戒態勢の中、東京五輪のマラソンのテスト大会が札幌で開催
キャリア初のカバーアルバム『I SING』をリリースしたCrystal Kay。彼女が20周年を経て特別な機会にリリースしたいと語っていた本作は、誰もが口ずさめる、平成初期から令和にかけての幅広いヒット曲を収録。そして、さまざまなプロデューサー陣と楽曲を作り上げたことにより、リッチでありつつも新しさを感じる一枚に仕上がった。そのこだわりが詰まった今作の魅力や聴きどころについて彼女に話を聞いた。
──カバーアルバムを出すことになった経緯を教えてもらえますか?
「10年ぐらい前にカバーアルバムブームがあったときに、私がやるなら20周年とかそういうスペシャルなタイミングでやりたいと思っていました。2020年に20周年を迎え、『クリカフェ』とかでも邦楽、洋楽問わずカバーを歌うとめっちゃ盛り上がっていたので、コロナウイルスの影響で遅れましたけど、このタイミングで出そうということになりました」
──選曲はどのように行っていったのですか?
「聴いてもらう方に聞くのがいちばん早いと思ってInstagramやTwitterなどで『もし私がカバーアルバムを出すとしたら何が聴きたい?』と問いかけました。そしたらすごくいろんな曲が集まって、でも歌ってみないとわからないのでスタジオに入ってワンコーラスずつ歌いました。全部で100曲近く歌ったと思うんですけど、そのなかから合わない曲、合う曲を選んでいきました」
──全13曲中12曲が男性曲ですが、自然にそういうラインナップになったんですか?
「私は女性曲も全然ありで歌いたい曲もいくつかあったんですけど、女性の私が女性の歌を歌っても普通になじんでしまう。原曲とあまり変わらなくなってしまうんです。それだったらむしろ男の人の曲のほうが合うところがあって、気付いたらほぼ男性曲になっていました(笑)」
──そのなかでご自身が特に「歌いたい!」と思った曲はどの曲ですか?
「歌いたかったのは唯一女性曲の『すき』。あとは『なんでもないや』と『I LOVE…』です。ちなみに『I LOVE…』は通常テンポとスローバージョンの2曲を収録しているんですが、原曲のリリースが2020年で近すぎるから絶対カバーの許可が出ないと思っていて。ダメ元でOfficial髭男dismさん側に私のデモを送ってみたら『歌が上手い人が歌ってくれるなら、いいですよ』って言ってくださいました」
──寛大(笑)。逆に、自分が歌うとは思わなかった意外な曲はありますか?
「『天体観測』です」
──確かに意外です。でも歌声もドラマチックなアレンジもすごく合っていました。原曲は突き抜けていくような疾走感が特徴的ですが、Crystal Kayさんバージョンは空へどんどん登っていくイメージが浮かびました。
「ありがとうございます。これは希望や勇気を感じさせる曲にしたいという想いで作ったんですが、歌うのは難しかったです(笑)。メロディが忙しいうえに言葉数がとても多くて追いつくのが大変なんです。でも、オリジナルのメロディをちゃんと聴いて忠実に大切に歌わないといけないと思ったから、自分になじむまで聴いて歌って聴いて歌ってを何度も繰り返しました。そしたら、だんだん自分の曲みたいな感覚になって歌うのがどんどん楽しくなっていきました」
──おっしゃるとおり、びっくりするほど“Crystal Kayの天体観測”になっていました(笑)。その一方であえてCrystal Kayっぽさを封印し、呟くように歌っていた「3月9日」も印象的でした。意識してそういう歌唱になったのですか?
「意識しました。今回は全体的に自分の曲ではないからこそ、オリジナルをちゃんとリスペクトしたいし、曲が持っている世界観と歌詞とメロディ、自分の声の3つの要素にフォーカスしたいと思っていて。その要素がちゃんと聞こえて、なおかつ余計なものを入れず音もなるべくシンプルにしたいというのをプロデューサーの方たちに伝えて作ってもらったんです。だから歌い方もあえてアレンジしていないです。“私がやっています”という感じは出さず、曲のよさとナチュラルに私の声を聴いてほしいと思って歌いました」
──「ただ…逢いたくて」はいかがでしたか? Crystal Kayさんの声にすごく合っている気がしたんですが。
「そのように聴こえてよかったです。でも、この曲はシンプルで逆に難しかったかもしれません(笑)。すごく耳なじみがある曲だから自分が歌っているのがちょっと不思議でした。でも、ただのカラオケみたいにしたくないし、ちゃんとアクセントとか言葉を届けられるように歌詞とかも『これってどういう意味なんだろう』『どういう想いなんだろう』って、歌う前にブレイクダウンして話し合っていきました」
──歌詞の解釈が特に難しかった曲はどれですか?
「すごく深いなと思ったのは『楓』。これは相手が亡くなっていても成立する歌詞じゃないですか。だからこそ切ないし、深いし、大きい。失恋の喪失ではなくもっと意味深い感じがあって歌っていても、考えさせられました」
──逆に共感しやすかった曲は?
「女性目線で歌っている『サウダージ』と、あとは『歌うたいのバラッド』は自分も歌うたいだから、入りやすかったです。ただ、歌い方に関しては歌詞だけでなく曲の雰囲気やアレンジによって変わるかもしれない。アゲアゲの曲だと自分っぽさをガンガン入れたほうがおもしろいだろうし、ロックなアレンジなら余計なことを考えずに歌えます。そのときそのときによって変わります」
──アレンジのほうも話し合いながら決めていったのですか?
「そうです。アレンジャーさんには『オリジナルの世界観を崩さず、でもCrystal Kay ワールドにしたい』ということをお伝えして作りました。だからどれもすごく気に入ったアレンジになっていて、しかもストリングスとか楽器の部分はほぼ生音なんです」
──とても贅沢ですね。
「超贅沢で本当にありがたいです。なので、聴くときはできればヘッドフォンでじっくり聴いてほしいです。そして、改めてこの曲たちがどれだけいい曲なのかを感じてほしいし、私の声も前面的に出しているので、そこも聴いていただければうれしいです」
──今回、カバーを聴いて改めて思ったのですが、Crystal Kayさんの声には子どもがまっすぐ歌うような無垢感がありますよね。歌のスキルが上がるとその無垢感がだんだんなくなっていくけれど、Crystal Kayさんは両方の要素を持っている稀有なアーティストだと思いました。
「それはすごくうれしいですが、自分ではあまり意識していなかったかも……。でも、母が『たまに子どもみたいな声出すよね』って言っていました。ラブソングだとちょっとかわいい声とか出たりするときがあって、『それは、ぶりっ子っぽいからちょっと抑えなさい』って言われたりします(笑)」
──全然ぶりっ子じゃないと思いますよ(笑)。ご自身は今回、カバーしたことで意外な引き出しや、改めて“Crystal Kayらしさ”を感じた部分はありましたか?
「まず、まっすぐ歌うのもいいなと思いました。あと私は高いキーで歌うことが多いけど、低いほうも出るのでオリジナルではそれはもっと聴かせていきたいなと。“Crystal Kayらしさ”に関しては……自分ではわからない。何だろう?(笑) でも、曲を自分のものにするテクニックはあるかもしれないです。今回もカバーではあるけど、“人の歌をそのまま歌っています”という感じにしたくなくて。『この曲、めっちゃ知っているけど、Crystal Kayの曲だっけ? あれ?』みたいな風にしたかったんです(笑)。ただ、このアルバムで私の歌を初めて聴く人もたくさんいると思っていて、そういう人たちには何も考えず楽しく、懐かしい感じを味わってほしいです。そして今は不安な毎日が続いていますけど、このアルバムで一瞬リセットというか。ヒーリングみたいな感じでチャージをしてもらえたらいいなと思います」
月刊EXILE ( http://www.exilemagazine.jp/ )6月号より
韓国ファッションサイト「NUGU」に、大人気の次世代ガールズ・パフォーマンスグループのGirls²(ガールズ・ガールズ)からファッションが大好きだという小川桜花、山口綺羅、原田都愛が登場する!
大人気の次世代ガールズ・パフォーマンスグループのGirls²(ガールズ・ガールズ)が28日、通算7枚目となるEP『Girls Revolution / Party Time!』をリリースする。アーティストとして活躍する一方で、「ガールズ×戦士シリーズ」などで子どもたちやその保護者も巻き込んで人気爆発。リリースイベントでは、会場となった施設の動員記録を塗り替えることもあるほどの人気ぶりで、今では同世代からも注目されるグループの1つだ。
14〜17歳までの“ガールズ”が集まった9人組。青春のど真ん中にいる彼女たちが届けるのは、ポップでポジティブな曲に、等身大で同世代なら共感を覚えるフレーズを散りばめながら、前向きなメッセージを乗せた楽曲だ。それをキラキラした笑顔と圧倒的なダンスパフォーマンスで魅せる。うれしい時、落ち込んだ時、楽しい時、テンションを上げたい時……いろいろな一瞬を彩ったり、盛り上げたり、一歩踏み出す勇気をくれたりする。
最新EPには、ポジティブでハッピーで、ラブリーな楽曲が詰め込まれている。EPのタイトルになっている2曲は、大人気の『ポリス×戦士 ラブパトリーナ!』とタッグを組んだ楽曲。作品の世界に寄り添いながらも、「フレー!フレー!」と応援したり(『Girls Revolution』)、テレビ朝日系全国放送「musicるTV」 4月度オープニングテーマにもなっている『Party Time!』は、“ガールズ”のテンションを上げるナンバーだ。この2曲に加えて朝から元気になること間違いなしの『弾心〜ダンシン〜 feat.黒木啓司,EXILE NESMITH』、夢に向かって頑張る人にエールを贈る『STARRRT!』の全4曲を収録している。新学年、新年度、新しい生活を始める人も多いなかで、みんなを応援する作品になりそうだ。
本作は、Girls²にとって、新年度のスタートとなる作品でもある。本紙では、注目の9人に突撃し、本作について、そして今後の目標や野望について聞いた。
「BEYOND 2020 NEXT FORUM」は、2020年以降の日本の活性化に何が必要なのかをダイバーシティ、イノベーション、スタートアップ、エンターテインメントなどのテーマのもとに、各界、各世代で活躍中の有識者によって構成されたメンバーを中心に新たな“モノ”、“コト”を創り出すべく討論を2019年3月より展開しているプロジェクト。
内閣府beyond2020プログラム認証事業、外務省の後援事業として2020年9月よりSDGsと次世代人材育成をテーマとする「SDGsピースコミュニケーション」を新たな主題として掲げ、有識者とともに様々なフォーラムを実施している。
今回は、「SDGSピースコミュニケーション」の中でも、「SDGs学習カリキュラム」、「SDGsと人材育成」、「SDGsと未来」という3つのセッションが行われる。
パネラーとして、アーティストで、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)親善大使を務めるMIYAVI、ジャーナリストの堀潤、国際博覧会担当大臣・内閣府特命担当大臣の井上信治、防衛副大臣 兼 内閣府副大臣の中山泰秀ら、様々な分野で活躍中のメンバーが参加し、意見を発信する。
当日の模様は、3月19日(金)16時00分よりYouTube内「TOKYO HEADLINE」チャンネル( https://youtu.be/NE1-nV7uB54 )にて無料LIVE配信、及び3月20日(土)、3月27日(土)、4月3日(土)21時30分よりTOKYO FM「JAPAN MOVE UP!」にて放送予定。
東日本大震災の発生から10年が経つ。2011年3月11日、宮城県沖を震源とするマグニチュード9.0の地震は、東北沿岸部に最大震度7の地震と10m超の津波をもたらし、死者・行方不明者は震災関連死を含めて約2万2000人を超えた。 戦後最大の自然災害から10年、震災の風化と長期化する原発事故の影響が浮き彫りになる。本紙記者が訪れた福島県いわき市は、福島第一原子力発電所から約30〜70kmの距離に位置し、原発周辺地域から避難してきた人、市内を拠点に原発作業に向かう人、さまざまな事情を抱える住民も少なくない。「最近は当時のことをあまり話さないね」。住民の複雑な気持ちに触れた。
長引く廃炉作業の影響も深刻だ。増え続ける「汚染水」の問題は、今も復興に影を落としている。今年2月には福島県沖で水揚げされたクロソイから、基準を超える放射性物質が検出され、福島県漁連はこの魚の出荷を停止した。福島県沖の漁で基準を超える放射性物質が検出されたのは2年ぶりだった。「こういうニュースがあるたびに振り出しに戻ってしまう」。地元住民が悲痛な胸の内を明かす。
一方で、先送りできない問題にも直面している。現在、福島第1原子力発電所の敷地内に設置された汚染水用タンクは、すでに総容量の9割が埋まっている。東京電力は、早ければ2022年の秋には、処理水を入れるタンクがいっぱいになってしまうとして、政府に早期の処分方法の決定を求めている。地元住民も「福島だけの問題ではない。議論を深めるべき」と警鐘を鳴らす。
震災から10年が経ち、故郷の誇りを守ろうと歩む人もいる。高校1年生で被災した加藤咲樹さんは、震災後にフラ同好会で仮設住宅などに赴いたのをきっかけに、復興の「顔」フラガールを目指した。起業家・酒井悠太さんは、風評被害に悩む地元農家を救おうと、放射性物質の影響を受けにくい「綿花」栽培でグローバル企業と手を組んで、コットン製品づくりに励む。コミュニティラジオ・FMいわきの安部正明さんは、震災時24時間体制の生放送を約20日間続けた経験から、被災地で「本当に役立つ情報」に耳を傾け、コロナ禍でもその経験を生かした。
10年の節目に立ち止まり、あの日を振り返ることは決して後ろ向きではない。震災の教訓をどう生かすのか。本紙では、福島県いわき市でのインタビューをはじめ、被災地報道に力を注ぐジャーナリスト堀潤氏に話を聞いた。
3月12日(金)公開の映画『ブレイブ -群青戦記-』に出演している鈴木伸之が登場。今作は学園ものでもあり、主演の新田真剣佑さんを筆頭に、生徒役ではエキストラなども含めて同年代の俳優が多数出演している。そんな同志たちと過ごした現場での時間は、鈴木にとってかけがえのないものになったようだ。
──映画『ブレイブ -群青戦記-』のオファーが来たときの率直な感想からお教えください。
お話をいただいたときに、主演が新田(新田真剣佑)さんだということを知ったのですが、彼とは以前から友達だったので、まず初めて共演できるということがうれしかったです。作品的にもすごくエンタテインメントがギュッと詰まっている感じがして、とてもワクワクしました。さらに、今回ご一緒させていただいた本広(本広克行)監督は、『踊る大捜査線』シリーズなど、多くのヒット作を手がけている方だったので、そういった意味でもすごく楽しみでしたし、自分のなかで作品への期待も大きかったです。実際の現場では、本広監督からは特にアドバイスはありませんでした。本広監督は役者を信じて映画を撮る監督なので、見えない信頼関係がありながら撮影は進んでいったという印象があります。
──新田さん演じる西野蒼とは幼なじみという設定で絡みも多かったですか、撮影前にふたりで相談をしたりしましたか?
特になかったですね。現場では、新田さんが率先して場の空気を和ませてくれていたので、みんなはその流れに乗っかってお芝居をさせてもらったという感じです。あと今回の現場を通じて、みんなでご飯に行ったりするなど、演者同士の仲がすごくよくなりました。撮影中はカメラの回っていないところで他愛もない話をしたりして、すごく和気あいあいとしていましたね。
──本作は人気コミックが原作ですが、特別に意識したことはありますか?
原作は撮影前に拝読してとてもおもしろかったですが、自分のなかでは“コミックはコミック、映画は映画”という気持ちがありましたので、撮影で特に気負うことはありませんでした。ストーリーはまったく同じで、これまで『ブレイブ』を知らなかった方はもちろん、原作ファンの方も楽しんでもらえる作品になったかなと思います。
──ご自身が演じる松本考太は剣道部の主将で、実力は日本一という設定ですが、役作りはどうされましたか?
剣道の経験がなかったので、まずは基本的な所作から習い、身体になじませるようにしました。また、生徒会長であり剣道部主将でもあるという、生徒みんなをまとめて引っ張っていく役どころで、人としての器(うつわ)がなるべく大きく見えるようなお芝居を心がけつつ、考太はすごくまっすぐな性格なので、そういう実直な部分が表れるように意識をして演技をしました。ただ、アクションシーンでは少し苦労しました。日本屈指のスポーツ強豪校の剣道部部長として見せるのは、ちょっと難しかったですね。
──すでに試写をご覧になったそうですが、観ての感想をお聞かせください。
この映画に出てくるキャラクターはみんな、常に人のことを思い葛藤しながら行動をし、言葉を発するなど、ある意味「人間らしい」部分がたくさん描かれているなと思いましたし、人が人を思う気持ちというものが、しっかりと観ている人に伝わる作品だなと感じました。約2時間という上映時間のなかで、いろいろと考えさせられる作品になったと思います。言い方としては伝わりにくいかもしれないですが、すごく「眩しい」作品だなって思いました。
──もしも鈴木さんがタイムスリップをするとしたら、何時代に行ってみたいですか?
今の記憶や経験はそのままで、一度行ったら戻ってこられないという設定であれば、過去がいいですね。未来はいずれ勝手に訪れるので、あまり興味がないです。自分は今28歳なのですが、好きな過去に戻れるならいろいろやり直しもききますから(笑)。個人的に10代後半〜20代前半のころは人並みに大変なこともありましたが、すごく楽しかったという記憶が強いので、またそのころに戻って友達と一緒にワイワイしたいですね。
──本作を通じて、役者として得たことはありますか?
撮影中は、とにかくがむしゃらにやっていたので、まだ実感としてはわからないです。あとまだ映画が公開されておらず、作品が視聴者の方の目にどう映るのかわからないということもあります。いろいろな反響や作品を観てくれた方からの感想を聞いたときに「あのシーンはそういう風に見られていたのか」とか、自分なりの新たな気づきや発見があると思います。また、今回の現場では、新田真剣佑という俳優として実直に生きている素晴らしい人間を筆頭に、多くの素敵な俳優さんと出会うことができたので、そういった部分は、これからも役者の道を歩んでいく自分にとって、かけがえのない財産になったと思います。本当にたくさんの刺激を受けました。出番の少ないエキストラの方やセリフのない方も、早朝からずっと待機して、ほんの数秒のために人生をかけてお芝居をしています。そういう姿は自分にとってもすごくモチベーションになりますし、仲間意識が強くなる感じもありました。
──最後に、『月刊EXILE』の読者の皆さんにメッセージをお願いします。
いつも応援してくださって本当にありがとうございます。『月刊EXILE』では、ドラマや映画など、自分が作品に出させてもらうたびに、いつも載せていただいて感謝しています。今回出演させていただいた作品は、現実では起こりえないファンタジーな物語ですが、そのなかには本物の感動や友情、絆など、人生を送るうえで大切なテーマがたくさん詰まっています。映画を観た人がいろんな感情を抱ける作品となっていますので、ぜひ劇場に足を運んでご覧になっていただきたいです。
月刊EXILE ( http://www.exilemagazine.jp/ )4月号より
DEEP SQUADが3rdシングル「あなたが迷わずに」をリリース。本作のテーマは“プロポーズ”。彼らの真骨頂であるバラード曲だ。今の時代に刺さる“あなたが迷わずこの世界を生きる意味と理由に僕はなりたい”という、ストレートな想いが伝わる、6人の歌声が織りなす究極のラブソングが完成した。
──11月に開催した、初のワンマンライヴ『DEEP SQUAD PREMIUM LIVE 2020“NEW STORY”』の手応えはいかがでしたか?
DEEP TAKA(以下TA):DEEP SQUADとして初のワンマンライヴでした。コロナ禍というなかで、できる限りのスキルアップや、費やしてきた時間をこのワンマンライヴにかけました。オリジナルメンバーであるDEEPの3人はこれまで何度もツアーをやっていて、ライヴを経験しています。でも、新メンバー3人にとっては、初めてのワンマンだったので特に感慨深いと思います。今回、オンラインだったので、カメラワークの違いなど生でライヴをするエンタテインメントとは異なった新しいエンタテインメントを発見できた気がします。ここから始まるDEEP SQUADとしての新たな一歩になるライヴとなりました。
DEEP YUICHIRO(以下YU):新たな僕たちの表現の場を見つけたなと思っています。もちろん、ファンの皆さんの前でライヴするのが一番ですし、ライヴ感は生ライヴのほうがあると思います。やっぱり生の歓声がない分、独特な雰囲気でした。
──とはいえ、普段はライヴに足を運べない人が参加できたりもしますし、また違ったおもしろさに出会えたりもしたんじゃないですか?
YU:そうですね。全世界から見ていただける環境ですから。最近は海外の方からも応援をいただいていて。そんな意味では、活動の幅が広がるオンラインはよかったと思います。
DEEP KEISEI(以下KE):6人で初のワンマンだったので、リハーサルをたくさん重ねました。自分たちは、変幻自在のヴォーカルグループを謳っていて、改めて何ができるんだろうなと初心に立ち返りました。
比嘉涼樹(以下比嘉):元々2020年3月にやる予定のライヴがなくなっての今回のライヴだったので、ワンマンとしては初となりました。ライヴを作っていく段階から話し合いに参加したり、僕らの意見も取り入れてくださったり。やっぱり初めてのライヴということで、いいところを見せたいという気持ちもすごくありました。ひとつ前のライヴが中止になった分、準備する期間もありましたし、成長をみせられた気がします。とはいえ、改善点もたくさん感じたので、次につながるライヴだったと思います。
杉山亮司(以下杉山):それこそ自粛中も歌を磨いてきましたし、皆さんにお披露目するときにいかに力を出せるかということを考えて生活をしてきました。ワンマンライヴで初めて、皆さんと一体化してひとつのエンタテインメントを完成させることができてうれしかったです。次のステップへの改善点もそうですし、これまで以上にDEEP SQUADを楽しみになってくださるようなライヴになったと思います。
宇原雄飛(以下宇原):初ワンマンということで、しっかりした姿を見せなければいけないな……ということで、本当に気合が入りました。まずは、元々のDEEPファンの皆さんに認めてもらいたいという想いが強くて。リハーサルから毎日頑張ってきました。結果は、成功できたのではないかなと思います。僕自身、自信につながるライヴになりました。
──新曲「あなたが迷わずに」は、“プロポーズ”をテーマにした初のバラードとなりました。イントロや歌い出しから没入感が高く世界観がハッキリしていて、心があらわれるナンバーだと思いました。楽曲が完成してどんな感想でしたか?
TA:僕にとって、究極のアルティメットラブソングだと思っています。芯を捉えているといいますか。〈あなたのために僕は 生まれたんだ〉というフレーズが核心を捉えていて、究極の愛を感じるなという印象がありました。ドラマチックな世界観というよりかは、プロポーズをする一瞬の時間。そんな瞬間の情景を切り取って、深く深く歌うフレーズが多くて、僕もこんな気持ちで人を愛せるようになりたいなと素直に思えた楽曲です。感情移入しやすいバラードソングになったんじゃないかなと思いますし、決意や覚悟を感じます。
YU:6人でなければできないコーラスワークをふんだんに取り入れました。最初に、なばなの里(三重県)というイルミネーションがとてもきれいな場所のTVCMのお話があって、そこから歌詞を作っていったんです。なばなの里は、チャペルもある場所なので「プロポーズだな」とすぐに浮かんできました。イルミネーションの季節にぴったりなバラードソングになったと思います。
──サビのあとにくるメロディアスなフレーズもグッときますよね。
KE:この曲は世界観にバッと誘いこまれたといいますか。歌詞の世界もカップルがいて好きを言い合い、それだけではなく好きの先にある、大切な人の人生の何かになりたい、と。“意味と理由になりたい”というフレーズでは、大切なものをその人に預けることができたり。その人の大切なものを自分も預かるということでもあったり。もし、今意中の人がいる方はこの曲を聴いたときに、好きな人への想いがより一層強くなる一曲なのかなと思います。
比嘉:今までDEEP SQUADとしてデビューしてから、3曲出してきたのですが、アップやミドルのチューンで、どちらかといえば今までのDEEPとは少しテイストの違う曲が続いてきたと思うんです。それはDEEP SQUADになったからこそできることだと思っていました。とはいえ僕たち自身も、DEEP SQUADはバラードが真骨頂だと思っていたので、そんな意味でも気合が入りました。バラードを歌うからには、DEEPのバラードを超えていかないと、DEEP SQUADになった意味がないと思っていたので、DEEP SQUADにしかできないバラード、コーラスワークを意識しました。僕は、サビを歌っていますが、サビに入る瞬間に開けるキラッとなる雰囲気だったり。力強さなどは、意識して歌うように心掛けました。
──レコーディングで意識したことや挑戦したことはありましたか?
杉山:僕自身、DEEPの楽曲をすごい前から聴いていて。やっぱりバラードというイメージが強かったので、DEEP SQUADになってからもファンの方たちは、バラード楽曲をずっと待ってくださっているんだろうなと思っていました。僕たちがメンバーに加入したことで、また新たなバラードができたと思いますが、ファンの皆さんに喜んでもらえるように気持ちを込めて歌いました。特に〈同じ時代の中めぐり逢えた奇跡〉というサビの後半を歌っているのですが、やっぱり〈あなたのために僕は 生まれたんだ〉という歌詞は、メッセージ性のある言葉だと思いますし、僕自身も真っ直ぐな気持ちというのは、本当に素敵だなと思っています。ちょっとリズムを遅らせて“あなたのために”のところを、けっこう引っ張りました。そうすることによって、よりリズム感や言葉が映えるのかなと思ったので。そして〈生まれたんだ〉については力強く、相手に対する告白の気持ちだと思って歌いました。
─コロナ禍という人と出会いづらい環境のなか、「あなたが迷わずに」は大切な人へ向けたメッセージを伝える作品になりました。
宇原:この曲はプロポーズソングというテーマなのですが、僕としては年齢的にも、まだプロポーズということを考えたことがなかったです。でも、僕自身、遠距離恋愛を経験したことがあって、当時の気持ちと重なるところはありました。プロポーズではなくても、皆さんのそれぞれのシーンに当てはめて聴いていただける楽曲になったと思います。今コロナ禍でなかなか会えないカップルの皆さんや、いつも一緒にいるけど、傍にいることのありがたみを実感できていない方だったり。そういった方々にもぜひ聴いていただきたいです。
──DEEP SQUADとして大事な楽曲に育っていきそうですね。
TA:バラードはヴォーカリストとしてはご馳走といいますか。自分の歌声を届けるという面で本質を表現できる真骨頂といえるのがバラードです。今回、パート分け、誰がどこのフレーズを歌うとか、歌詞の内容など、何回もやり直しましたし、何度もプリプロしました。ここはやっぱりほかのメンバーのほうがいいんじゃないかとか。そういう時間もあったからこそ、まるで自分たちの手塩にかけた子どもではないですが、すごくあたためて、何回もトライして完成したのが「あなたが迷わずに」です。時間をかけた分、思い入れの強い一曲になったと思います。歌えば歌うほど、かけた時間が長ければ長いほど、想いもどんどん強くなっていく曲になるのではないかなと思います。
──気持ちが伝わってきます。こうして始まった2021年、今年はどんなことをやっていきたいですか?
KE:まずはファンクラブ『DEEP LINK』の皆さんへのお披露目ライヴをやりたいです。現段階で楽曲も2020年ステイホームの中、いろいろ試行錯誤して作っていたりするので。想いを込めた楽曲をどんどん世に出せるような活動にしていきたいです。その先に、オンラインでも、リアルでもいいのでワンマンライヴをまたしっかりとやっていきたいです。ライヴがないと僕たちも目のキラキラ感というかギラギラ感をキープするのが大変で(笑)。ちょっとした焦りもあります。
TA:DEEP SQUADというグループは、ファンの皆さんに寄り添っていきたいグループだと思っています。人生の何処かで少しでも、僕たちの音楽が寄り添えたらいいな、と。僕たちが作った楽曲やライヴでのステージが皆さんの心に色づく、そしていつまでも色褪せない、そんなエンタテインメントを皆さんに届けることをモットーにしています。DEEPというグループは、10年以上もやらせていただいているなかで、ファンの皆さんと一緒に生きてきたと思っています。僕らにとって本当に家族なので。これからも寄り添って一緒に歩いていきたいと想いを込めて日々活動しています。
──ちなみに、DEEP SQUADの具体的な目標としてはどんな景色が見えていますか?
TA:やっぱり日本武道館にいきたいんです。武道館は僕らにとっては、出生地といいますか。EXILEのヴォーカルバトルオーディション(「EXILE VOCAL BATTLE AUDITION 2006~ASIAN DREAM~」)でEXILEのTAKAHIROくんがメンバーになったときに、僕たちもオーディションを受けたメンバーなんです。そのオーディションがきっかけでCOLORになって、そしてDEEPが誕生して、DEEP SQUADへという今があるので。もう一度、武道館という場所に返り咲きたいといいますか、僕らにとって聖地なんです。そこに6人で立つことを目標に、そしてファンの皆さんと一緒にたどり着く約束の場所として、そこに向けて2021年に限らず頑張っていきたいなと思っています。
──ぜひかなえていただきたいですね。では最後に、読者の皆さんにメッセージをいただいてもいいですか?
YU:本当にいつも『月刊EXILE』に出させていただいてありがたいです。まずは、直接皆さんに会って歌を届けたいです。新曲「あなたが迷わずに」で愛を再確認していただいて、カップルや夫婦の方には育んでいただいて、告白やプロポーズされる方は勇気を持っていただいて、ぜひともこの曲で一歩踏み出していただけたらと思います。
TA:今回「あなたが迷わずに」をリリースできることに心から感謝します。皆さんの応援のおかげです。プロポーズソングということでラブソングになっていますが、裏テーマとしては、こんなコロナ禍というご時世でなかなか皆さんにお会いできないなか、オンラインであったり、ほかにもたくさんのツールを通して皆さんとつながっていきたいなと思っています。〈あなたのために僕は生まれたんだ〉というフレーズがありますが、僕たちはみんなのために生まれたと本気で思っています。僕らの決意や覚悟を感じていただいて、会えなくても傍にいるということを感じてもらえたら、うれしいです。これからも引き続きよろしくお願いします。
月刊EXILE ( http://www.exilemagazine.jp/ )4月号より
THE RAMPAGEが3枚目のアルバム『REBOOT』をリリースした。10枚目のシングル「FULLMETAL TRIGGER」から最新シングル「MY PRAYER」までの楽曲や新曲を含めた全13曲を収録した今作は、一度立ち止まることを余儀なくされた2020年に培ったクリエイティビティを余すところなく詰め込んだ一枚に仕上がっている。デビュー5年目に突入し、さらなる進化を求めて再び歩き出す彼らの表情を写しとったスペシャルグラビアと、アルバム全曲解説付きのインタビューをお届けする。
ーー2019年にリリースした『THE RIOT』以来、1年4ヶ月ぶりのアルバムリリースとなりました。今作『REBOOT』はどんな作品になりましたか?
RIKU:これまでの経験を経て、各ジャンルの音楽の“必殺技”集のようなアルバムになりました。2020年のコロナ禍に制作した楽曲たちなので、表題曲をはじめ、すべての曲に「僕らの音楽があなたの幸せにつながりますように」「希望の光となれますように」、そんな想いが込められています。僕らもひとりの人間として、皆さんと同じ気持ちで過ごしていたからこそ作れた楽曲だと思っています。
川村壱馬:ファンの皆さんと作らせてもらった作品だと思っています。コロナ禍という状況もあり、ライヴなどで皆さんとお会いできる機会がなくなってしまい、楽しみにしてくださっていた皆さんには悲しい思いをさせてしまったと思います。そんななか、毎日ブログにコメントをくださったり、インスタライヴ企画をやらせてもらったらたくさんの方が見に来てお声を届けてくださったりして。もちろんコメントなどの形だけがすべてではなく、応援する気持ちをそういった形あるものや距離などとは関係なく届けようとしてくださっていた方、心のなかで思い続けてくださっていた方、たくさんいらっしゃったと思います。そのなかで、皆さんに恩返しをしたい、皆さんと何かできることがないかと思い続けた結果が、この作品につながったと思っています。感謝を届けるとともに僕らの2021年にかける思いを感じていただいて、一緒に元気を回復し、それが日本中、そして世界へ広がっていけばと願っています。
吉野北人:アルバムの内容的に、今の状況に照らし合わせて作られた楽曲が多くなっています。シングルのカップリング曲も含めて、僕たちの想いが込められた曲たちばかりなので、一曲一曲が皆様に共感していただける、前向きな気持ちや希望につながる一枚になったと思います。
ーーリード曲「SILVER RAIN」はどのような楽曲ですか?
LIKIYA:“SILVER RAIN”は“光の雨”という意味の造語で、ステージに降り注ぐ照明をイメージした言葉です。ファンの皆さんと会えない時間は続いていますが、また光の雨が降り注ぐステージで会いましょうというメッセージが込められた曲です。
後藤拓磨:リリックのテーマが光・希望・願い・祈りと、今の状況にすごく当てはまる内容になっており、今だからこそ特に聴いていただきたい楽曲です。底からエネルギーが湧き上がってくるような力強さと、どこか神々しさもあるトラックで、今までにない世界観を演出しています。
山本彰吾:辛い状況下にありながらも、この場所を照らす光はあるというメッセージが込められています。
陣:メロディはクラシカルな雰囲気もありつつ、サビで一気に解放させるような強いサウンドでヴォーカルの歌い上げる声が入り、一曲にいろいろな要素が詰まった楽曲になっています。2番からはMA55IVE THE RAMPAGEも参加していて、THE RAMPAGEとしてかなり挑戦した内容の曲です。
岩谷翔吾:コロナ禍での悔しい経験を経て、直接ライヴができない状況下でも『LIVE×ONLINE』などの映像越しでも伝えられるようにと、クリエイティブ力や個性が強くなったと思います。そこから着想を得てMA55IVEのラップが入ったりしているので、型にはまらない僕らのエンタテインメントの可能性を感じていただければと思います。
ーーレコーディングの際、意識したことなどあれば教えてください。
川村壱馬:どの楽曲もそうですが、その曲のビートや、テーマ、世界観を最大限に表現することです。「SILVER RAIN」はとてもわかりやすいと思うのですが、一曲を通してガツガツしているわけではなく、ビートの展開に乗って繊細に表現する部分もあったり、常に細かいところまで意識して作らせてもらっています。
RIKU:力押ししない力強さみたいなものはかなり意識して、何度も聴きたくなるよういつもより大袈裟に緩急や強弱をつけて歌いました。
浦川翔平:ラップパートをやらせていただきましたが、キレとアタックをいつもより強めに耳に残るよう意識してレコーディングしました。
鈴木昂秀:今回はデモをもとにやらせていただいて、自分のスタイルとは少し違っていたので難しかった部分もありましたが、自分らしさを表現できたと思います。
神谷健太:MA55IVEの他のメンバーは普段と違う歌い方をディレクションされすごく苦戦していましたが、僕はわりと自由に歌わせていただきました。「このパターンはどうですか?」「こっちのほうがいいかもね!」などやり取りをしながら、とても楽しくレコーディングしました。
ーーMusic Video(以下MV)の世界観、見どころを教えてください。
与那嶺瑠唯:ひとりひとりにフォーカスし、わかりやすいように“〇〇ダンス”と名付けたダンスパートがあります。各メンバーの色が出ているので、そこが見どころだと思います。
藤原樹:メンバーそれぞれのフィーチャーポイントでは、振り付けや構成もそのメンバーが考えているので、ぜひ注目して見ていただきたいです。
武知海青:世界観がハッキリとわかりやすいMVになっていまして、見ている方々に楽しんでいただけると思います。そして、このMVでは過去イチと言っていいほど踊り、踊り、踊りまくりました。朝から次の日の朝まで踊りっぱなしだったので、最後のほうは足がガクガクきていました(笑)。
龍:今回のMVは本当にずっとダンスしています! ウィングダンスや移動ダンスなどひとりひとりがダンスを通してフィーチャーされていて、今までにないMVになってます!
ーー豪華盤のDVD/Bru-rayに収録されている「RMPG PEEPS -LIVE WITH YOU 2020-」の見どころを教えてください。
陣:大きなテーマとして“ファンの皆様と作る”というのがあったので、セットリストに入れる楽曲を募集して、その曲をベースに僕らの入れたい楽曲も追加してセットリストを作っていきました。パフォーマンスはすべてに気合いを注入したので、ぜひ僕らの魂のパフォーマンスを見てください!
与那嶺瑠唯:いつも応援してくださっている皆様と作り上げたステージですので、すべてが見どころです。一瞬たりとも目を離してはいけません!(笑)
岩谷翔吾:ファンの皆さんとこれからも歩んでいきたいという思いから、一緒にセットリストを制作したり、「Only One」を合唱したり、今までにない共作をしました。改めてファンの皆さんに恩返しをしたい。ライヴなどで直接会うことのできない期間が続いていますが、どこにいても気持ちはひとつだということを、僕らの真骨頂であるライヴで表現できてうれしかったです。
武知海青:ファンの皆様と作り上げたライヴです! 投票数が多い楽曲をセットリストに入れ、メンバーの意見も取り入れてライヴを作り上げる。皆さんの想いと僕たちの想いをつなげることで、普段のセットリスト会議よりも2〜3倍時間がかかりましたが、とてもいいものになったと思います。直接皆さんの前でやりたかった……そう心から思います。またいつかライヴができるようになった際は思いっきり楽しみましょう。
龍:ファンの皆さんへの感謝の気持ち、これに尽きると思います。ライヴ映像以外にドキュメントも入っているので、THE RAMPAGEを応援してくださっている方はもちろん、すべての方に楽しんでいただけると思います。ぜひ手に取ってみてください!
ーー改めて、この『REBOOT』はどのような意味合いのアルバムになったと思いますか?
神谷健太:THE RAMPAGEの音楽やパフォーマンスの多様性を表現できた一枚です。今まで出したアルバムは攻めのTHE RAMPAGEでしたが、今回は攻めの要素だけでなく、寄り添う優しさが入っているアルバムになったと思います。もどかしい時期が続いているなかで、自分たちや社会、そして音楽への考え方が変化し続けているので、このようなアルバムができたのかなと。このアルバムが、皆さんの人生に少しでもプラスになることがいちばんの願いです。皆さんも大変な日々を送っていると思いますが、『REBOOT』を聴くときは何も考えず、気持ちの休まる時間になったらうれしいです。
山本彰吾:いよいよTHE RAMPAGEがオールマイティになってきました。ライヴ作りをするうえでしっかり起承転結が作れるし、いわばTHE RAMPAGEのデッキとなる部分ができた気がします。
浦川翔平:年齢を重ねるごとに、表現できる曲の幅が広がってきましたし、毎回新たなTHE RAMPAGEを更新できているなと実感しています。さらに今回はファンの皆さんにも協力していただき、皆さんと一緒に作ったといっても過言ではないので、僕たちにとっても皆さんにとっても再起動に向けての希望のアルバムになればと思います!
鈴木昂秀:今までにない色や、『REBOOT』の名にちなんだ選曲もかなりの見どころなので、そのインパクトはかなり大きいと思います。「SILVER RAIN」ではMA55IVEも参加させていただき、たくさんの可能性を広げられた一枚になりました。
ーーTHE RAMPAGEの活動を楽しみに待っているファンの方にメッセージをお願いいたします。
藤原樹:2021年の1月25日で、THE RAMPAGEはデビュー4周年を迎えることができました。応援してくださる皆様がいなければ、ここまで来ることはできませんでした。そして、これからも夢をかなえていくために皆様の存在が必要です。まだ大変な状況は続きますが、皆様の元気の源になれるように、今できる最大限のエンタテインメントを全力でお届けしますので、これからも僕たちについてきてください!
長谷川慎:今はファンの皆さんにお会いできる機会が少なく、日々過ごしていくなかで大変なこともあると思います。次に会える日を楽しみに、平和な未来が訪れることを願って、僕たちと一緒にこれからも一歩一歩進んでいきましょう!
後藤拓磨:辛い状況が続く昨今ではありますが、皆様の心を少しでも明るくし、元気になってもらえるよう寄り添うエンタテインメントを追求、発信するため全力で頑張ります! 3rd ALBUM『REBOOT』は、たくさんの方に届いてほしい最高の仕上がりになっていますので、ぜひ聴いていただけるとうれしいです!
LIKIYA:いつもTHE RAMPAGEを応援していただき、本当にありがとうございます! 今なお大変な時期は続いていますが、自分たちは応援してくださっている皆さんに少しでも楽しんでもらい、日々の活力になれるよう足を止めずに突っ走っていきます。皆さんのことを考えて、これからもいろんな挑戦を続けていきたいと思っています。そしてまた必ずライヴでお会いして、最高のステージをお届けできるよう、今は最大限の準備をしていますので楽しみにしていてください!
月刊EXILE ( http://www.exilemagazine.jp/ )4月号より
2月15日の国際小児がんデー! TRFらが無観客・無料配信でチャリティーライブ