ふぉ~ゆ~の福田悠太と辰巳雄大が出演するミュージカル『ダブル・トラブル』が5月に埼玉、東京、大阪で上演される。出演するのは福田と辰巳の2人のみで、ピアノ1名が加わって、10人もの登場人物を表現する。
本作は、ボブ&ジムのウォルトン兄弟によって書かれた抱腹絶倒のコメディ。作詞家のボビーと作曲家のジミーの兄弟2人が、ハリウッドのメジャームービーの曲を書くという大チャンスをつかむのだが、与えられた時間は数時間しかない。2人はどうなるのかという物語。
「この2人の組み合わせで舞台に出演するのは初めてで、兄弟役を演じるのが楽しみです」と、福田。「グループ4人でいる時とは違って、ここでしか話せないことも見つかってくるのではと思います。それも楽しみです。ときにはけんかもあったり、涙したり…、友情物語の稽古場になると思います(笑)。やることが多くて、とても大変そうな作品ですが、お客さまには僕らの大変さもエンターテイメントとして楽しんでいただけるような、そんな作品になればいいなと思っています」
辰巳は「お客様には見えないところで、出演者・スタッフとも大変なことがたくさんある作品なんだろうと思います。すべての方のMAXの力が合わさった時にどんな風にみせられるのか、そして僕の大好きなウォーリーさんが演出家としてまとめてくださる、本当に楽しみです」。福田とのタッグについて、「福ちゃんは本当にやさしさにあふれていて、“happy”や“peace”を一番大事にしているんだなと感じます。対して僕は、ぶつからなければ生まれるものもない、と考えるタイプです。すでに関係性ができているので、意見が伝えやすいというのは、強みだと思いますし、きっと福ちゃんにぶつかっていくと思います。傷口をなめ合うのではなく、傷口に塩を塗り合う稽古場にしたいです(笑)」
福田は、ふぉ~ゆ~のメンバー全員が同じ時期にそれぞれの舞台に出演することについて触れ、「ライバル意識は出てしまいますね。まぁ、、一番面白いのは『ダブル・トラブル』ですし、すでに勝っていると思ってます(笑)! ほかの2作品もぜひ見たいですね。楽しみです」
本公演は、ハリウッドチームとブロードウェイチームのダブルチーム編成で上演予定。福田と辰巳ははハリウッドチーム。もうひとつのチームは後日発表になる。
演出はウォーリー木下。