ヤクザとの結婚や薬物依存という波乱の人生を送ってきた母・扶美江。息子・哲也は荒んでいく母を見て一度は非行に走るが、ミュージシャンになる夢を追い、母との絆を取り戻そうとする…。
愚かでもひたむきに生きた母親と、つらい記憶を「歌うこと」で昇華した息子。故郷の岩手を中心にカリスマ的人気を誇るミュージシャン・松本哲也とその母親の絆を描いた、感動のトゥルーストーリー。扶美江役・鈴木砂羽と哲也役・石垣佑磨が、葛藤と愛に揺れる親子を演じ切る。今回は、松本哲也ライブとキャスト舞台挨拶を予定しているプレミア試写会にご招待。
映画は2013年1月26日、ヒューマントラストシネマ渋谷他にて公開。
『みなさん、さようなら』試写会に15組30名
「ぼくは一生、団地の中だけで生きていく!」。12歳の春、突然心に決めた少年・悟。団地には、何でも揃っている。初恋も、青春も、就職も、結婚も、なんだって団地の中でできる。でも本当はみんな知ってる。“なぜ悟が団地から出られないのか”を—。
『アヒルと鴨のコインロッカー』の中村義洋監督が温め続けた、異色の青春映画が誕生! 主人公・悟役には、中村組常連の実力派俳優・濱田岳。12歳から30歳までを演じ切った。悟とともに団地で成長していく同級生役に倉科カナ、永山絢斗、波瑠。田中圭、ベンガル、大塚寧々などのベテラン陣が脇を固める。
2013年1月、全国公開。
ティム・バートン監督のために箕輪&オリラジが感電!?
ティム・バートン監督最新作『フランケンウィニー』の来日記者会見が3日、都内にて行われ、バートン監督、アリソン・アベイトプロデューサーが登壇した。
「大好きな東京に、また来ることができてうれしいです」と、笑顔を見せたバートン監督。最新作『フランケンウィニー』は、愛犬を事故で失った少年が、その愛犬をよみがえらせたことから起こる騒動を描いた3Dアニメーション。監督は「この映画は、子供のころに飼っていた愛犬との思い出や関係性が原点になっているんです。飼い犬との出会いが、僕に無償の愛を教えてくれた。だから僕にとって本当に大切な物語なんです」と明かした。ちなみに「あくまでもファンタジーなので、もし実際にこういう状況になったとき、自分だったら愛犬を生き返らせるかと言うと、答えは『NO』です」とのこと。
また、この日は本作の日本語版吹き替えで声優を務めているハリセンボンの箕輪はるかが、オリエンタルラジオの藤森慎吾と中田敦彦とともに登場。劇中のエピソードにちなみ、3人は実際に体に電気を通すという"禁断の実験"を体験。静電気で髪がボサボサになった箕輪たちは、バートン監督からねぎらいの言葉をもらっていた。
映画は12月15日より全国ロードショー。
ミッツ、ダニエル・ラドクリフの胸毛に期待!?
『ハリー・ポッター』シリーズのダニエル・ラドクリフが主演する映画『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』のイベントが29日行われ、ゲストにイメージソングを担当したロックバンド・MUCC(ムック)と、ミッツ・マングローブが登場した。
同作は、ラドクリフ演じる若き弁護士が、遺産調査のために訪れた館で"黒衣の女"の呪いを体験する、戦慄のゴシック・ホラー。
MUCCのメンバーたちが楽曲を手がけた経緯などを語っていると、不気味なオルゴール音とともに、大柄な"黒衣の女"が登場。その正体は、黒衣のベールとロングドレスをまとったミッツ・マングローブ。
不気味な演出もどこへやら、ミッツは主演のラドクリフについて「いい感じに成長されて。次回作とかでフルヌードになったり、胸毛を見せていたり快活な青年になっているんじゃないかしら」と、相変わらずのミッツ視点で、大人になったラドクリフの魅力を語った。主人公を恐怖に陥れる"黒衣の女"のように、恨みを引きずるタイプかと聞かれると「引きずらないが絶対に忘れません。でも女性は恨みつらみが活力じゃないかしら」と答え、さらに、主人公のように呪いの館に入りたいかと聞かれると「自分の家が呪いの館ですからね。基本的に(恐怖を)与える方ですから」と、黒衣の女顔負けの、余裕の表情を見せていた。
『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』は12月1日より新宿ピカデリー他にて全国公開。
ヒュー・ジャックマン、日本のファンの歌声に感激!
映画『レ・ミゼラブル』の来日イベントが28日、都内にて行われ、ジャン・バルジャン役のヒュー・ジャックマン、ファンテーヌ役のアン・ハサウェイ、コゼット役のアマンダ・セイフライド、トム・フーパー監督、キャメロン・マッキントッシュプロデューサーが登壇した。
同作は、世界中でロングランヒットしている名作舞台ミュージカルを、『英国王のスピーチ』のフーパー監督と、舞台版の製作も務めるマッキントッシュプロデューサーが、豪華な俳優陣を揃えて映画化した話題作。
イベントの冒頭、山口祐一郎や森公美子ら、来年5月より公演となる日本版『レ・ミゼラブル』の舞台キャストたちが劇中歌を披露。来日した一行は、日本版舞台キャストたちの贈り物に感激した様子で登場。「ステキなパフォーマンスを見せてくれてありがとう」とアンは満面の笑みを見せ、ヒューも「アリガトー、コンバンワ! 僕は日本が大好きで10回目の来日だけど今回は特別にうれしいです」と日本語交じりであいさつ。アマンダも「クールな日本に来れてうれしい!」と笑顔。
本作では、これまでのミュージカル映画とは異なり、撮影現場で俳優たちが演じながら歌ったものを、ほぼそのまま使用している。ヒューは「生で歌うので、毎日、舞台の初日や千秋楽を迎えるような、特別な気持ちで撮影できたし、演技に合わせながら自由に歌うことができたのも良かった」とやりがいを語った。
イベントの終盤では、2500人の観客が総立ちになって、一行のためにメイン曲"民衆の歌"を合唱。日本のファンからのサプライズプレゼントに、ヒューも「ありがとうございます! 素晴らしい!」と日本語で感激をあらわにした。
映画『レ・ミゼラブル』は12月21日よりTOHOシネマズ 日劇他にて全国公開。
MOVIE 007シリーズ生誕50周年記念の最新作!
世界中で“007旋風”を巻き起こしている最新作がついに日本上陸! シリーズ史上初となる、アカデミー賞受賞監督、サム・メンデスがシリーズ最高の007を描き出す。今回、007となって3作目を迎えたダニエル・クレイグが挑むのは“007の復活”。ITの発達により時代が移り変わり、世代交代の波やエージェントの存在意義が問われたとき、MI6そして007はいかに使命と向き合うのか。ボンドの出自やMとの絆など、初めて描かれるエピソードにも注目だ。共演にはM役のジュディ・デンチをはじめ、存在感のある役者が勢ぞろい。今回ボンドの前に立ちはだかる男・シルヴァ役には『ノーカントリー』のハビエル・バルデム。ミステリアスなボンドガールにはモデル・女優のベレニス・マーロウ。情報国防委員会委員長役にレイフ・ファインズ。アシスタントエージェント役にナオミ・ハリス。シリーズ最年少のQ役を務めるのは『パフューム ある人殺しの物語』のベン・ウィショー。テーマ曲を世界的歌姫・アデルが歌う。
『草原の椅子』試写会に20組40名
【日時】2013年1月22日(火)18時30分〜【会場】なかのZEROホール(中野)
伊藤歩、”夫”青柳翔の「おしりが印象的でした」!
映画『渾身 KON-SHIN』の完成披露試写会舞台挨拶が22日、都内にて行われ、主演の伊藤歩ら出演俳優とスタッフが登壇した。
隠岐諸島の大自然を舞台に、古典相撲を通して島とともに生きようとする家族を描く、珠玉の感動作。
『RAILWAYS~49歳で電車の運転士になった男の物語~』の錦織良成監督がメガホンをとった。
相撲に挑む夫を見守る主人公を演じた伊藤は「まわし姿の青柳さんのおしりがとても印象的でした(笑)」と、夫を演じた青柳翔を茶目っ気たっぷりに褒め、青柳も「伊藤さんとの共演は学べることが多くて、とてもいい経験になりました」と返した。
そんな"夫婦ぶり"に、錦織監督も「11月22日、いい夫婦の日に地方の営みを紡いできた伝統を持つ松竹の劇場で、本日上映できることを嬉しく思います」とあいさつ。
また、この日は歌手の塩ノ谷早耶香が本作のサポータズソング「Dear Heaven」を生歌で披露。渾身の歌声に、会場は感動に包まれていた。
映画『渾身 KON-SHIN』は2013年1月12日より全国公開。
MOVIE 俳優イーストウッド、82歳の存在感
“俳優”クリント・イーストウッドの味わいを、存分に堪能できる最新主演作。『許されざる者』(1992年)と『ミリオンダラーベイビー』(2004年)では、それぞれ米アカデミー賞作品賞、監督賞を受賞し、近年は『ヒア アフター』『J・エドガー』など毎年立て続けに作品を発表。そんな彼が今回は、長年ともに映画製作に携わってきた愛弟子、ロバート・ローレンツにメガホンを託し、イーストウッド自身は主演に専念した、久しぶりの主演作。家庭よりも球界スカウトの仕事を優先して生きてきた男が、最後の仕事と決めたスカウトの旅のなかで、疎遠だった娘との絆を取り戻して行くハートフルストーリー。
スカウトの旅の中で絆を取り戻していく娘・ミッキーを演じるのは、米アカデミー賞に3度ノミネートされた実力派女優、エイミー・アダムス。家庭を顧みずに生きてきた父親と、そんな父親に距離感を抱いたまま大人になった娘という関係を、イーストウッドとアダムスが共感度たっぷりに演じている。ときに笑いを、ときに涙を誘う、父と娘ならではの会話も印象的。
『東京家族』試写会に25組50名
『幸福の黄色いハンカチ』『男はつらいよ』シリーズなどで、その時代、時代の家族を見つめ続けてきた山田洋次監督が、81作目となる最新作『東京家族』を公開。瀬戸内海の小島で暮らす老夫婦が、子供たちに会うために上京する旅を通して、家族の絆と別れ、そして希望を優しく切々と描いた物語。老夫婦役を演じる橋爪功、吉行和子をはじめ、西村雅彦、夏川結衣、中嶋朋子、妻夫木聡、蒼井優ら新旧の実力派が揃う。2012年5月、瀬戸内海の小島で暮らす平山周吉と、とみこ夫婦が上京してきた。 東京の郊外で個人病院を営む長男の幸一、美容院を経営する長女・滋子、舞台美術の仕事をしている次男・昌次たち家族が、久しぶりに顔を合わせた。東京滞在中は両親に楽しく過ごしてもらいたいと思う子どもたちだったが、のんびりと暮らしてきた老夫婦はリズムが合わず、家族の間に違和感が生じ始め…。
2013年1月19日より全国公開。