映画『ワーキング・ホリデー』の先行上映プレミアイベントが24日、都内にて行われ、主演のAKIRAをはじめ、林遼威、逢沢りな、ほんこん、ゴリ、岡本浩一監督が登壇した。
同作は、AKIRA演じる元ヤンでホストの主人公のもとに、息子だと名乗る少年が現れ、騒動を巻き起こしながらも親子の絆を築いていくハートウォーミングな感動作。
「物語の設定が春休みということもあり、(息子役の)遼威くんと出会って撮影を重ねていくその過程が、まんま映画のようでした」と撮影を振り返ったAKIRA。「遼威くんと日々を過ごしたことでちょっと父親の気持ちがわかりましたね」と、父親のまなざしを見せた。一方"息子"の林は、クランクアップの日に涙した理由を聞かれ「このシーンの撮影が終わったら、全部が終わっちゃうと思って、でも絶対に泣かないようにしようと思ってたんです。なんですけど、最後にAKIRAさんの顔を見ちゃったらダメでした(笑)」と、AKIRAとの深い絆を感じさせるコメント。
寒い中での撮影で、ほんこんとゴリの存在が助けになったと語るAKIRAに、ほんこんが「ええ青年すぎやねん! 休憩でも椅子に座らへんから、オレも座られへんで、おかげで腰が痛くて痛くて...高倉健か!」。そこへゴリも「ですよね! 僕も屋上の撮影のときに、AKIRAがスタッフさんのじゃまになるからってストーブに当たらず端っこにいたとき『高倉健か!』って思いましたよ」と、撮影現場のAKIRAの様子を暴露。さらにゴリが「それに、おかまの私をすごく意識してたんじゃないかなと思うんですよね。足を組みかえるときに覗いてたり...」と続けると、さすがにAKIRAも「してませんよ!(笑)」と反論し、会場の笑いを誘っていた。
イベントの最後には、劇中のホストクラブさながら本物のホストたちが登場。ヒット祈願のコールが鳴り響くなか、シャンパンタワーにシャンパンが注がれた。
『ワーキング・ホリデー』は11月17日よりシネマート新宿他にて公開。