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新時代のターザンは知性と野生を兼ね備えたハイパーイケメン!

2016.07.23 Vol.671

 誰もが知る“ジャングルの王者”ターザンが、まったく新しいヒーローとなって帰ってきた! この夏、公開される映画『ターザン:REBORN』のタイトルロールを演じる俳優、アレクサンダー・スカルスガルドが、いま熱い注目を集めている。何しろ北欧系の気品あふれる顔立ちに、194cmの長身、そして鍛えあげられた肉体美! その“セクシーボディー”にメロメロになる人が続出しているとか。

「自分のことをググッたりしないからそういうことは分からないな(笑)。僕はただターザンはどうあるべきかイメージして必要なことをやっただけだからね」とアレクサンダー。「気を付けたのはボディビルダーのような肉体にはしないこと。彼はジャングルで生まれ育ったんだ。密林を敏しょうに動き回らなきゃいけない。僕自身は敏しょうとは程遠いので大変だったけど(笑)」
 8カ月間ものトレーニングで磨き上げた肉体は、よりリアルに新時代のターザンを物語る。

「本作の脚本を読んだとき、とても有名なストーリーだけど、まったく違う語り方だと感じた。脚本の1ページ目では、彼はロンドンで首相とお茶を飲んでいる。紳士的な身なりでね。彼はロンドンで妻のジェーンとともに10年近く暮らしていて、ジャングルに戻ることはもう無いと思っている。それどころか自分の中の野性を恐れているんだ。しかし冒険が始まるにつれて少しずつ、ヴィクトリア朝の紳士からジャングルのターザンになっていく。人間でありながら、また動物でもあるという二分したものを演じるのはとても楽しかったね」

“腰巻き”を履かない、クールなターザンにもう夢中。でも“雄叫び”は?
「それについては言っちゃいけないだろう(笑)」
 それは映画を見てのお楽しみ!

キスマイ玉森裕太と永野芽郁が初体験「苦労しました」

2016.07.21 Vol.671

 映画『キング・オブ・エジプト』の公開アフレコイベントが20日、都内で行われ、日本語吹き替えを担当する、Kis-My-Ft2の玉森裕太と、永野芽郁が出席した。玉森も永野も、本作で声優に初挑戦だが、「声だけの芝居は初めてで、アクションシーンや息の使い方など苦労しました」と玉森。吹き替え前には参考のためになぜか『ファインディング・ニモ』を見たそうだが「普通に楽しんじゃいました」。永野は「自分らしくできればいいな、と声をあてました」と振り返った。公開アフレコでは、ともに初めてとは思えない声の演技を披露。堂々としたパフォーマンスをほめられ、玉森も永野も照れ笑いだった。

 映画は、古代エジプトを舞台にした冒険スペクタクル。玉森は盗賊の青年ベック、永野はベックの恋人のザヤを演じる。

 9月9日からTOHOシネマズ スカラ座ほかで全国拡大ロードショーされる。

“ゴジラ”のせいで“ヱヴァ”が遅れた!?『シン・ゴジラ』会見で庵野監督が謝罪

2016.07.20 Vol.670

 特撮怪獣映画の金字塔ゴジラシリーズの最新作『シン・ゴジラ』の完成報告会見が19日、都内にて行われ、庵野秀明監督をはじめ、主要キャストの長谷川博己、竹野内豊、石原さとみも顔を揃えた。

 会見の冒頭、庵野監督は「最初に謝っておきたいことが。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』のファンの方には本当に本当に…すみません」と、自身が手掛けるアニメ映画『エヴァンゲリオン』の新作が遅れていることを謝罪。一方で「その分、本作を頑張ってやっていました。ゴジラファンや特撮ファンの方々に満足いただけるものになったと思う」と胸を張った。

 本作はオリジナル第1作同様、ゴジラが初めて現れる設定。それについて監督は「怪獣映画の面白い部分は、現代に“異物”として最初に現れたとき」と語り「こだわったのはゴジラの視線。下を向いているのは今回と初代ゴジラだけなんです」と解説。シリーズの過去作品では、さまざまな巨大な敵と戦ってきたゴジラだが今回、目線の先にあるのは“人間”。シリーズ史上最大となる118・5メートルのゴジラが、敵である人間たちを見下ろすために下を向いていると明かした。
 そんな監督の情熱をキャストたちも絶賛。主演の長谷川は「誰にもまねできな、新しいゴジラ、新たな日本映画です」。「撮影中は胃が痛い毎日だった。プレッシャーに押しつぶされそうだった」と語る石原は「自分が生きる未来についても学びたいと思うきっかけになった」とテーマの深さについても感嘆していた。

 また会見ではシリーズ過去最大規模となる世界100の国と地域で公開されるこも発表。「もう日本だけのゴジラじゃない」という竹之内らキャストたちも誇らしげな表情を見せていた。
 映画は7月29日より全国東宝系で公開。

TOKYO HEADLINE 編集部オススメMOVIE『ZOOMBIE ズーンビ』『AMY エイミー』

2016.07.15 Vol.670

『ZOOMBIE ズーンビ』

 絶滅危惧種の保護を目的とし、動物たちのありのままの姿を見ることができるエデン野生動物園。一般公開を控えたある日、治療中に死んだ猿が突然蘇生し獣医に襲い掛かかりパークに逃げ出してしまう。

監督:グレン・ミラー 出演:アイオン・バルター他/1時間29分/「ZOOMBIE ズーンビ」上映委員会配給/7月16日より新宿シネマカリテ『カリコレ2016』にて公開  http://qualite.musashino-k.jp/quali-colle2016/

TOKYO HEADLINE 編集部オススメMOVIE『太陽の蓋』『ファインディング・ドリー』

2016.07.14 Vol.670

『太陽の蓋』

 2011年3月11日午後2時46分。東日本大震災が発生。全電源喪失の事態に陥った福島第一原発では冷却装置を失った原子炉の温度が上がり続け、チェルノブイリに匹敵する最悪の事態が迫っていた。打つ手も無いまま翌日、1号機の原子炉建屋が水素爆発を起こす。続けて3号機、2号機と異変が起こり…。

監督:佐藤太 出演:北村有起哉、袴田吉彦他/2時間10分/太秦 配給/7月16日より渋谷ユーロスペース他にて公開  www.taiyounofuta.com

妻夫木&綾野剛はイチャイチャ!広瀬すずは「バカヤロー」と叫ぶ!?

2016.07.12 Vol.670

 映画『怒り』の完成報告会見が11日、都内にて行われ渡辺謙をはじめとする超豪華キャストが登壇した

 同作は、東京・八王子で夫婦を惨殺し顔を整形して逃亡した犯人と疑われる3人の男と、その男に出会った人々の苦悩を、千葉、東京、沖縄を舞台に描いた作品。同じく吉田修一の原作小説を映画化し大ヒットした『悪人』の李相日監督がメガホンをとった。

 この日登壇したのは渡辺謙、妻夫木聡、綾野剛、森山未來、松山ケンイチ、広瀬すず、佐久本宝、ピエール瀧、三浦貴大、高畑充希、原日出子、宮崎あおいという、そうそうたるキャストと、川村元気プロデューサー、原作者・吉田修一、そして李監督。

 渡辺は「肉弾相打つ、魂をぶつけ合う作品になりました」、原も「映画3本分を1本にした作品」とベテラン組も出来栄えに自信。『悪人』のときから、この役をやりたいと監督に伝えていたという妻夫木は、本作では綾野演じる“疑わしき男”と同性愛の関係となる会社員役。「役作りでこんなにお金を使ったことがないというくらい“2丁目”に通ったり、ゲイの友達と一緒にパーティーしたりしました。剛と一緒に住んだりもして、もう親族みたいな感じ。剛がテレビに出ていると画面に向かって手を振っちゃう」と語り「スミマセン、イチャイチャするのはもうやめます(笑)」。綾野も「本当に愛おしい時間でした」と振り返った。

 一方で李組初体験となった役者たちの話題はもっぱら、かなり厳しかったという監督の“しごき”演出について。オーディションで役を得た広瀬が「お昼ご飯を食べている監督を見ながら“監督も人間だ、人間だ…”と自分に言い聞かせていました」と明かすと会場も爆笑。「何も分からなくなってしまったとき、監督が“監督のバカヤロー”って叫んでいいよ、と言ってくださって、本当に叫んだら落ち着きました」というエピソードを披露した。松山が「李監督は厳しいという噂は僕も聞いていたけれど、誰も嫌そうに言わない。監督が作品を本当に愛している人だから、皆からも本当は愛されているんだなと思いました」と言うと、渡辺は「スタッフはボロボロなのに監督だけピンピンして夜中にステーキを食べている。人間じゃないかも(笑)」と笑いをとりつつ「でも作品が出来上がると、くやしいけどやっぱりいいよなと思わせられる」と、笑顔を見せた。
 映画『怒り』は9月17日より全国公開。

「日本のファンは想像力豊か!」映画プロデューサー スザンヌ・トッド

2016.07.11 Vol.670

「東京は、まさに“ワンダーランド”ね。古いものと新しいものが同時に存在している。今回、息子も連れてきているんだけど長い“日本でやることリスト”を実行するのに大忙しよ(笑)」と語るのは、現在公開中の映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の敏腕プロデューサー、スザンヌ・トッド。

「日本ではルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』はずっと愛されてきたし、前作も大ヒットしました。日本は最先端のテクノロジーを持つ国である一方、日本人は想像力豊かでファンタジーをすごく楽しんでくれるという印象を持っています」

 そんな日本人の想像力をとことん刺激してくれる本シリーズ。待望の第2弾では、少し成長したアリスがマッドハッターを救うため時間の旅に挑む。アリス役ミア・ワシコウスカ、マッドハッター役ジョニー・デップに加え、“時間”の管理人タイム役にサシャ・バロン・コーエンが参加。

「ジェームズ・ボビン監督はサシャとは旧知の中で、最初からタイム役にサシャを考えていて、すぐに決まりましたね。あの衣装もサシャ自身がいろいろなアイデアを出したものなんです。彼の足は太ももから足首まで同じ細さでまっすぐなの(笑)。その足を見せるためタイツを履かせ、さらに高いブーツと帽子を加えて、あのキャラクターが出来上がったんです」

 劇中、マッドハッターがタイムをおちょくってイラッとさせるお茶会シーンでは2人の“濃いキャラバトル”も見どころ。

「サシャは常にアドリブをするので、とても楽しい撮影になりました。2人のキャラはそれぞれ特徴的なアクセントで話すのでアドリブをするのは大変なんです。実際には、サシャのアドリブにジョニーがイラッとしたかもね(笑)」

味わい堂々の新作舞台は池田鉄洋作・演出の枯山水ミステリー!?

2016.07.11 Vol.670

 味わい堂々は岸野聡子、宮本奈津美、浅野千鶴の3人の女優による劇団。

「高校時代の同級生。高校では珍しい演劇の授業がある学校で、当時としてはちょっと特殊な高校でした」(岸野)
 高校で演劇活動をしていた3人は卒業後、別々の場所で演劇を続けることとなる。空白の3〜4年を経て、その後、岸野と宮本が「劇団作ろうか? 千鶴に声かけよう」ということで結成。2007年5月に旗揚げ。

「昔は頻繁に公演をやってたんですが、最近はふんわりした感じでやってます」(宮本)とマイペース。これは3人の外部活動が忙しくなってきたからなのだが、「3人とも無精なんです」(浅野)という面もあるらしい。

 というわけで今回は1年半ぶりの公演。 作・演出に池田鉄洋(イケテツ)を招いての番外公演。イケテツといえば最近では今秋に舞台化される『パタリロ!』で脚本を担当することがニュースとなっていた。

「私がイケテツさんが主宰する『表現・さわやか』に出た時に“僕は味わい堂々が好きだから書きたい”って言ってくださったんです。もしかしたらお世辞だったのかもしれないんだけど、言ったからには書いてもらおうよ、って(笑)」(浅野)

「イケテツさんの作品は情緒のある台詞とか哀愁があって、そのへんが私たちと合っている気が勝手にしています」(岸野)

 で、どんな話?

「京都の龍安寺の枯山水を舞台としたコメディーミステリーです」(宮本)、「スタジオ公演の割には美術が凝っていると思います」(岸野)、「あっと驚く仕掛けがあるかもしれないし、ないかもしれないです(笑)」(浅野)とのこと。
 イケテツがこれだけ自由度の高い脚本を書くことはしばらくなさそうなので、そんな意味でも必見の作品。

味わい堂々 隠し味公演『枯山水』
【日時】7月21日(木)〜26日(火)
【会場】スタジオ空洞(池袋)
【料金】日時指定・全席自由 前売2500円、当日3000円
【問い合わせ】味わい堂々(TEL:080-4007-5647 [HP] http://www.geocities.jp/ajiwaidou/ )
【作】池田鉄洋(表現・さわやか)
【演出】池田鉄洋と味わい堂々
【出演】浅野千鶴、岸野聡子、宮本奈津美、細川洋平、堀靖明 ※回変わりゲストあり

渡辺麻友 AKB48の第5弾ドキュメンタリー映画が公開

2016.07.11 Vol.670

 今年11年目を迎える国民的アイドルグループAKB48。数々の記録を更新し続けてきた彼女たちの5作目となるドキュメンタリー映画『存在する理由 DOCUMENTARY of AKB48』が公開中だ。毎回メンバーたちのリアルな姿と壮絶な舞台裏が衝撃を与える同作品と、現在の自分自身について渡辺麻友がその本音を語る。

『少女』試写会に15組30名 

2016.07.11 Vol.670

 17歳という年代を生きる少女たちは、暗闇のなかで綱渡りをしているのような、そんな危うい毎日を生きている…。ベストセラー作家・湊かなえの衝撃作を実写化! 同級生のある“告白”から「人が死ぬ瞬間を見てみたい」という願望にとらわれた、2人の女子高生の衝撃的な夏休みを描く、禁断のミステリー。主演は『鋼の錬金術師』実写映画化への出演が決定した本田翼と『貞子vs伽椰子』で話題の山本美月。2人の旬な若手実力派女優が“死”に引かれていく17歳という難しい役どころを、繊細ながらも奥深い表情で演じ切る。監督は『ぶどうのなみだ』『繕い裁つ人』の三島有紀子。10月8日より全国公開。

『君の名は。』試写会に25組50名

2016.07.11 Vol.670

『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』など、珠玉のアニメーション作品を生み出し続け、次世代の宮崎駿、ポスト細田守と称されるアニメーション映画監督・新海誠。美しい色彩、繊細な情景描写で、すれ違う男女の物語を紡ぎだす“新海ワールド”は世代や業界、国内外を問わずファンを生んでいる。

 出会ったことも無い少年と少女が、不思議な夢の中で心と体が入れ替わるという、すれ違いの“出会い”を通して引かれ合っていく物語。男子高校生の瀧(たき)役に同世代の中でも異彩を放つ演技派俳優・神木隆之介。女子高校生・三葉(みつは)役に『舞妓はレディ』で第38回日本アカデミー賞 新人俳優賞に輝いた上白石萌音。

 1000年ぶりとなる彗星の来訪を1カ月後に控えた日本。山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は、小さく狭い町での毎日に辟易し都会に憧れていた。そんなある日、三葉は自分が東京で暮らす男の子になる夢を見る。戸惑いながらも三葉は憧れの都会を満喫。一方、東京で暮らす男子高校生・瀧は、行ったこともない山奥の町で、自分が女子高生になっている夢を見る。不思議な夢が繰り返されるうち、2人は“入れ替わり”に気付いて…。
 8月26日より全国東宝系にて公開。

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