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『シング・ストリート 未来へのうた』試写会に15組30名 

2016.05.23 Vol.667

『ONCE ダブリンの街角で』『はじまりのうた』で、映画ファン、音楽ファンの心をわしづかみにしたジョン・カーニー監督最新作! 今度の舞台は再びダブリン。冴えない日々を送っていた少年がバンドを組み、恋や友情を経験して成長していく姿を描く。迷える若者の救世主だった、80年代ブリティッシュ・サウンドにのせて、音楽が寄り添ってくれていた愛しい日々を描き切る、青春音楽エンターテインメント。

 1985年、大不況のダブリン。14歳のコナーは人生のどん底を迎えていた。父親の失業のせいで荒れた公立学校に転校させられ、家では両親がケンカを繰り返し家庭崩壊寸前。音楽狂いの兄とロンドンのMVを見るのが唯一の楽しみ。そんなある日、街で見かけたラフィナの大人びた美しさに心を射抜かれ、思わず「僕のバンドのPVに出ない?」と声をかけてしまう。慌ててバンドを組んだコナーは、無謀にも“ロンドンの音楽シーンを驚愕させるPVを作る”と決意。猛練習と曲作りの日々が始まった…!

7月9日よりヒューマントラストシネマ有楽町他にて公開。

『嫌な女』完成披露プレミアイベントに10組20名

2016.05.23 Vol.667

 女優・黒木瞳が、映画監督に初挑戦した話題作がいよいよ公開。桂望実のベストセラー小説に惚れ込んだ黒木が、映画化したいと自ら映画化権を出版社に取りに行くも、監督がなかなか決まらず、自らメガホンをとることを決意したという。堅物で堅実な人生を送ってきた女弁護士と、男をその気にさせる才能を持つ女詐欺師。境遇も立場も違う対照的な2人の女の出会いがもたらすケミストリーに、笑って泣けて、共感できる人生リセットエンターテインメント! 真面目一徹の堅物弁護士・石田徹子役には吉田羊。派手好きの天才詐欺師・小谷夏子役には木村佳乃。

 石田徹子は才媛の弁護士。一流大学を卒業しストレートで司法試験に合格、28歳で結婚…と絵にかいたような人生を送ってきた。しかしその成功とは裏腹に、なぜか孤独を感じていた。そんなある日、疎遠になっていた従妹の夏子が“婚約破棄で慰謝料を請求された”と相談にやってくる。

 今回は、キャスト・監督登壇予定の完成披露プレミアイベントにご招待! 映画は6月25日より公開。

Short Shorts Film Festival & Asia 2016 6.2(Thu)〜26(Sun)

2016.05.22 Vol.667

 米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2016』(以下:SSFF & ASIA 2016)。グランプリ受賞作が、翌年の米国アカデミー賞ノミネート候補作に選出されるオフィシャルコンペティションをはじめ多彩なプログラムに世界のショートフィルムが集うカーニバル開幕!

 特集ページはPDFにてご覧に頂けます。
https://www.tokyoheadline.com/wp-content/uploads/2016/05/20202100/SSFF2016.pdf

“サプライズ”から逃げ切れるのか!?『素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店』

2016.05.22 Vol.667

 最高にロマンティックな人生讃歌映画『素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店』が公開される。オランダの貴族で大富豪のひとり息子・ヤーコブは、人生に嫌気がさし、『快適な“旅”のお手伝いいたします―』という旅行代理店を訪ねてみた。実はそこ、事故に見せかけ自殺ほう助を行うサービスを提供していたのだ。死ぬ時間・場所・方法が分からない“サプライズ”コースを選んだヤーコブだが、同じサプライズを待つアンネと運命的に出会い…。解約不可、成功率100%の“サプライズ”から2人は逃げ切れるのか!?

岩田剛典&高畑充希の恋に胸キュン! 映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』6月4日公開!

2016.05.22 Vol.667

 EXILE/三代目J Soul Brothersのメンバーとして絶大な人気を誇る岩田剛典と、2016年NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』の主演などで注目を浴びる高畑充希。この豪華タッグが奏でる、最高のラブストーリー『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』が6月4日より公開。『図書館戦争』『フリーター、家を買う。』など数多くの作品が映像化されているベストセラー作家・有川浩。その作品の中でも、最も“胸キュン”度が高いといわれるベストセラー恋愛小説を、三木康一郎監督が映画化。

 何のとりえもないOL・さやかが、ある日家の前で“拾った”のは謎めいた青年・樹。半年という期限付きで同居生活をすることになる2人。名前と野草に詳しいということ以外、謎に包まれている樹に、さやかは引かれていくが…。

 劇中は岩田と高畑が演じる、ドキドキ、ハラハラ、キューンとなる胸キュンシーンの数々も見どころ。2人の“恋する姿”をファンも心待ちにしているようで、今月1日、都内で行われた完成披露試写会にも多くのファンが駆け付けた。舞台挨拶に立った岩田が「一生分くらい、お姫様抱っこをしたシーンがあったんですが監督がばっさり、カットしたので、すごいショックでした(笑)」と明かすと、会場も大盛り上がり。また、岩田演じる樹が植物に詳しい植物系男子かつ料理上手な料理男子、という設定にちなみ、高畑から見た岩田が何系男子かという質問があがると、高畑は「差し入れ系男子です(笑)。とにかく現場に差し入れをしてくださるんです。カレーパンに始まって、土用の丑の日にはうなぎのお弁当。カフェカーを呼んでくれたときはテンションが本当にあがりました」と、岩田の気配りを称賛。

 2人は撮影中も息ぴったりだったようで、思わず照れてしまうようなシーンも、しだいに楽しむようになったとか。そんな2人の姿に、見ているほうも胸キュンが止まらないイチオシラブストーリーだ。

何百年経っても色あせない作品たち『マクベス』

2016.05.21 Vol.667

 狂言師の野村萬斎は世田谷パブリックシアターの芸術監督に就任以来、シェイクスピアを能・狂言の手法を用いて演出することに取り組んできた。

 これまで『まちがいの狂言』(2001年初演)では狂言の手法で『間違いの喜劇』を、『国盗人』(2007年初演)では『リチャード三世』を日本の戦国時代に置き換えた演出で、そして今回再演する『マクベス』と3作品を上演。中でもこの『マクベス』は萬斎が1994年〜95年に文化庁新進芸術家在外研修制度でロンドンに留学していたときから構想を温めてきたもの。大胆な構成と演出を施し、原作では20人以上いる登場人物を5人に絞り、ミニマルな作品に仕上げている。

 2010年に初演し、3度目の再演。今回マクベス夫人を演じるのはシェイクスピア初挑戦となる鈴木砂羽。シリアスからコミカル、映像に舞台にと幅広い役柄をこなす鈴木がどんなマクベス夫人を見せてくれるのか。

 また今回は音楽監修に尺八演奏家の藤原道山を迎え、シェイクスピア×和楽器の生演奏という新しい試みを取り入れる。大きく進化した萬斎版『マクベス』が見られそう。

SSFF2016/PDF

2016.05.20 Vol.0

SSFF2016

TOKYO HEADLINE 編集部オススメMOVIE『世界から猫が消えたなら』『ひそひそ星』

2016.05.13 Vol.666

『世界から猫が消えたなら』

 30歳の郵便配達員“僕”はある日、余命わずかと宣告される。そんな彼の前に現れたのは自分と同じ姿の悪魔。悪魔から、世界から自分の大切なものを一つ消すごとに1日生き延びさせるという取引を持ちかけられた“僕”は電話、映画、時計…と消しながら命をつないでいくが…。

監督:永井聡 出演:佐藤健、宮﨑あおい他/1時間42分/東宝配給/5月14日より全国公開  http://www.sekaneko.com/

TOKYO HEADLINE 編集部オススメMOVIE『すれ違いのダイアリーズ』『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』

2016.05.12 Vol.666

『すれ違いのダイアリーズ』

 フラフラしてばかりのお気楽男子・ソーンは恋人に迫られなんとか定職に就くが、それは電気も電波も無い僻地にある水上学校の先生だった。慣れない環境になじめず失敗続きのある日、前任の女性教師が残した日記を見つけたソーンは彼女の日記に励まされ…。

監督:ニティワット・タラトーン 出演:スクリット・ウィセートケーオ他/1時間50分/ムヴィオラ配給/5月14日よりシネスイッチ銀座他にて公開  http://www.moviola.jp/diaries2016/

TOKYO HEADLINE 編集部オススメMOVIE『ヒーローマニア−生活−』『ヘイル、シーザー!』

2016.05.11 Vol.666

『ヒーローマニア−生活−』

 さびれた地方都市・堂堂市でサエない日々を送るフリーター・中津は、ある日超人的な身体能力を持つ下着泥棒・土志田と出会う。チンピラを倒した土志田の強さを見込んだ中津はともに“ヒーロー”となって街にはびこる悪と戦おうと持ちかける。

監督:豊島圭介 出演:東出昌大、窪田正孝、小松菜奈他/1時間49分/東映配給/丸の内TOEI他にて公開中  http://heromania.jp/

江戸時代、実際にあった庶民の大逆転劇! 『殿、利息でござる!』

2016.05.10 Vol.666

 お上からの重税にあえぐ庶民が考え出した逆転の秘策、それはお上に金を貸し利息を巻き上げること! 今から250年前、江戸時代の仙台藩に実在した人々の歴史秘話を、豪華キャストで描いた痛快な歴史エンターテインメント。

 映画化もされた「武士の家計簿」などの著者・磯田道史の近著「無私の日本人」を『予告犯』の中村義洋監督が映画化。複雑な過去を持ちながら町の将来のため奔走する真面目な造り酒屋の主・十三郎役に阿部サダヲ。町一番のキレ者・菅原屋役に瑛太。十三郎の代わりに裕福な実家を継いだ弟・浅野屋陣内役に妻夫木聡。他、竹内結子、松田龍平、草笛光子、山﨑努ら豪華な顔ぶれに加え、フィギュアスケーター・羽生結弦が殿さま役で登場するのも話題に。

“搾取される側”が“搾取する側”に回ることで生き延びようという、この逆転劇は実際に18世紀後半の仙台藩の宿場町で起きたこと。お上に貸し付けるための莫大な費用を、すべてを投げ打ちねん出しようとする有志たち。命がけのプロジェクトの裏に隠された、現代の日本人に伝えたい大切な教えとは…。彼らが頑なに守った“つつしみの掟”によって長らく知られぬままとなっていた、正真正銘の秘話。当時の人々の姿に感銘を受けつつ、弱者が強者に打ち勝つ痛快さを味わえるイチオシの一本。

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