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東京2020 | TOKYO HEADLINE
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元体操選手の村上茉愛、引退後初めて公に登場。ボーナスは「ドラム式洗濯機」

2021.11.09 Vol.Web original

 元体操選手の村上茉愛が9日、「Indeed Bonus Weekキャンペーン開始発表会」に出席。現役引退後、初の仕事現場に登場した。

 この日は、同社のキャンペーンにちなみ、“一歩踏み出す人”として、村上が登場。東京五輪 体操・女子種目別 ゆかで銅メダルを獲得し、先月24日の世界選手権では、同種目金メダル、平均台銅メダルで終え、現役引退を表明した村上。この日は前日に行われた会見から一晩明け、引退後、初の仕事現場となった。

「体操以外の仕事の経験がないので緊張しているが、新しい一歩踏み出してみたい」と笑顔の村上。

 共に登壇した俳優の斎藤工からは「全然緊張しているように見えない。現役時代は加点・減点の世界だったと思うが、ミスとの向き合い方は」との質問が。村上は「体操は事前に演技を決めているので、何度も練習するしかない。試合が近づいてくると、本番と同じ想定で行うようにしていて、その一発目は、絶対失敗しないようにと決めていた。“出だし”は大切」と心掛けを話した。

 また、今の自分にとってのボーナスを問われると「現役中は寮で生活していたので、引退して一人暮らしを始めた今、家電、特にドラム式洗濯機が欲しい。欲を言えば車も欲しいですね」と村上。新生活を笑顔で踏み出した。

車いすバスケットボール日本代表が新体制を発表。「ジャパン・スタイル」磨きパリへ

2021.10.29 Vol.Web original

 車いすバスケットボール日本代表の新強化体制発表会見が28日、オンラインで行われ、男子代表の京谷和幸ヘッドコーチ(HC)と女子代表の岩野博ヘッドコーチ(HC)が出席。2024年のパリパラリンピックに向けた強化方針や目標を語った。

 東京パラリンピックで男子は自己最高となる銀メダルを獲得。車いすバスケットボール界にとって、初のパラリンピックメダル獲得を果たした。3大会ぶりの出場となった女子も6位に入賞し、強豪国相手に善戦を繰り広げた。

京谷・岩野体制でパリへ始動

 2024年のパリパラリンピックに向けた新体制で、男子は指揮官に京谷和幸氏を再任。女子は新たに岩野博氏を迎え入れた。新任となる岩野HCは、男子車いすバスケットボールでバルセロナ、アトランタ、シドニーと3大会連続のパラリンピック出場経験を持つ。その後、オーストラリアのチームにプロ移籍し、2008年に現役を引退。2010年からは社会人女子チーム「カクテル」のコーチに就任し、チームを7度優勝に導いた。選任の理由について小林順一技術委員長は「女子の指導はトップクラス。選手としての活躍や国内外での指導歴も踏まえ、パリに向けて最も適任な人。メダル獲得に向け、最大限支援していきたい」と期待を寄せた。

五輪メダリストが集結!伊藤美誠「一番練習してきた自負ある」

2021.10.12 Vol.Web original

「第32回オリンピック競技大会 オリンピック特別賞 表彰式」が12日、都内で行われ、卓球の伊藤美誠やソフトボール上野由岐子らメダリストが出席した。

 オリンピック特別賞は、日本オリンピック委員会(JOC)が東京オリンピックのメダリストに対し、その栄誉を讃えるため授与し、表彰するもの。表彰式には14競技、41名のメダリストが出席し、表彰状とともに、金メダルに500万円、銀メダルに200万円、銅メダルに100万円の報奨金が贈られた。

東京パラリンピックが閉幕。「コロナ禍で見せる最高の大会」として歴史刻む

2021.09.12 Vol.745

 東京2020パラリンピック競技大会が9月5日、12日間の熱戦を終え、閉幕した。史上最多の参加人数や、日本勢のメダルラッシュ、国内外から高い評価を受けた開閉会式など、「コロナ禍でできる最高のパラリンピック」として、パラリンピック史に新たな歴史を刻んだ。

無観客開催で東京オリパラの大幅赤字は確実。負担を巡り国と都が綱引き

2021.09.12 Vol.745

 東京オリンピック・パラリンピックは新型コロナウイルス禍での無観客開催でチケット収入が大幅に減少するなどしたため、決算の赤字は確実な情勢となった。

 その赤字をどこが負担するのか、国、東京都、組織委員会の3者による綱引きが、これから本格化しそうだ。

 大会の経費は新型コロナの感染対策費用などを盛り込んで膨れ上がり、昨年末段階で1兆6440億円となった。これを組織委(7060億円)▽都(7170億円)▽国(2210億円)−の3者で分担する。今後、収支を計算する決算の作業に入るが組織委の武藤敏郎事務総長は6日の記者会見で「赤字の規模は今後精査して出てくるが、3者間で解決策を見いだしたい」と述べた。

 これに先立つ7月には、丸川珠代五輪相は閣議後会見で「組織委でチケットも含めた収入の精査に加え、さらなる経費の精査を行っていくべきだ」と述べ、国の負担に一歩引いた姿勢を見せた。招致段階の立候補ファイルでは、赤字は都が穴埋めし、賄えない場合は国が対処するとしている。

 一方、小池百合子都知事は8月の定例記者会見で「取り決めは取り決めである」としながら、負担について「決算時点の話になるので、関係者がそろって協議をしていく仕組みになっている」と述べた。都の負担という流れに予防線を張り、国や組織委と調整が必要だと強調した。

 武藤氏は6日、決算時期について「確定するのは(来年)4月以降だが、大枠はもっと早く決めたい」と述べている。どこが負担するにしても来年度の予算編成に影響してくることから早期の決着が望まれる。

東京都と香取慎吾がコラボレーション! ぬりえでパラリンピックを応援

2021.08.25 Vol.Web Original


 24日に東京2020パラリンピックが開幕、パラアスリートたちの熱い戦いに注目が集まっている。その中で、パラリンピック応援の輪を広げる目的で、東京都とIPCの特別親善大使である香取慎吾がコラボレーションし、SNS企画をスタートさせた。

 企画は、香取が展開している「NURIE de ART」とコラボレーションしたもので、アースリートたちへの応援や、彼らのパフォーマンスから受けた感動をぬりえで広げていこうというもの。

 香取が大会やパラアスリートの応援をテーマに作成したぬりえを、東京都と香取のTwitterアカウントで発信。そのぬりえを完成させて「#NURIEdeART_パラ応援」「#東京2020パラリンピック」のハッシュタグをつけて投稿することで参加できる。

 大会終了後には、投稿作品の中から、香取がセレクトしたぬりえをデジタル上で発表する予定。

 香取は「カラフルな色に塗って、みんなのカラフルなパラリンピックへの思いをSNS上にたくさん咲かせましょう! 是非一緒に楽しんでください!」と呼びかけている。

 実施期間は9月5日まで。

ユニークな多様性の祭典「パラリンピック見どころ総まとめ」【パラリンピックギア&ガイド編】

2021.08.25 Vol.744

 パラリンピックには、さまざまな障がいを持つ選手が参加するため、公平に競い合えるように、義足や車いすなどのアイテム、選手を支えるガイドたちなどが存在する。パラリンピックならではの工夫をのぞいてみよう。

ユニークな多様性の祭典「パラリンピック見どころ総まとめ」【競技編】

2021.08.24 Vol.744

 8月24日に開会式を迎える「東京2020パラリンピック競技大会」。22競技・539種目が行われ、12日間にわたる熱戦を繰り広げる。アジアで初のパラリンピック開催となった1964年の東京大会から57年。再び東京に戻ってきたパラリンピックは、新競技の仲間入りや、競技用車いす・義足などの「パラリンピックギア」の進化、日本人選手のメダル獲得など、見どころが目白押し。注目競技とともに、奥深いパラリンピックの世界をご紹介。

パラスポーツを応援する東京都「TEAM BEYOND」。東京2020パラリンピック開会前に選手の皆さんにエール!

2021.08.23 Vol.web Original

 東京都が展開するパラスポーツを応援する広がりを目的としたプロジェクト「TEAM BEYOND」(https://www.para-sports.tokyo/ )。障がいのある人もない人も、女性も、男性も、子供も、高齢者も、いきいきと生活でき、活躍できる多様性を持った都市「ダイバーシティ」。「TEAM BEYOND」は、この「ダイバーシティ」を実現していくことを目的に、さまざまな視点からパラスポーツの魅力を発信してきた。

 TOKYO FMで放送中のラジオ番組『JAPAN MOVE UP!』は、その「TEAM BEYOND」とコラボレーションし、2017年から2020年にかけてTEAM BEYONDのイベントや番組に出演したゲストの方々にTEAM BEYONDメンバーになるルールである、ユニフォームにつける自分の好きな番号を選び発表してもらった。その97人のメンバーと番号を紹介。

 メンバーと共に東京2020パラリンピックを応援しよう! 

※肩書は当時のもの。順番は宣言順。

根木慎志「2度目の東京パラリンピックは、 世界に何を伝えられるか」

2021.08.23 Vol.744

「パラリンピックの成功なくして、東京大会の成功なし」。障害のあるなしに関わらず、誰もが輝く社会の実現を掲げた8年間、東京2020大会の真価が試される時がやってきた。世界で初めて、同一都市で開催される2度目の夏季パラリンピックが8月24日、開幕する。2度目のパラリンピックが開催されることの意義や、私たちが向き合うべき「多様性と調和」について、東京2020大会選手村パラリンピックビレッジの副村長であり、シドニーパラリンピック車いすバスケットボール日本代表キャプテンの根木慎志氏(日本財団パラリンピックサポートセンター 推進戦略部 あすチャレ プロジェクトディレクター)に聞いた。

石原さとみ、聖火リレーアンバサダーは「覚悟のいる役目だった」。2年9ヶ月の活動フィナーレ

2021.08.20 Vol.Web original

 東京 2020 パラリンピック聖火リレーの集火式が20日、迎賓館赤坂離宮にて行われ、公式アンバサダーを務める女優の石原さとみや、お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきお、富澤たけしらが出席した。

 東京 2020 パラリンピック聖火リレーは、「Share Your Light / あなたは、き っと、誰かの光だ。」をコンセプトに、8月12日に全国各地で聖火の元となる採火がスタートし、20日、47都道府県で採火された炎と、パラリンピック発祥の地であるイギリスのストーク・マンデビルで興した火が一つになり、開催都市・東京に集結した。

 この日、司会として出席したサンドウィッチマンは「(IPCの)アンドリュー・パーソンズ会長が僕らより年下なことに驚きました。あんなに偉くなるんですね」と独特の感想でスタート。

 式典に出席した石原は、「パラリンピック聖火ランナーの皆さんの思いを伺って、本当に勇気をもらいました。ある方は、自分の病気を説明することで、お互いの違いを認め合い、一生涯の友人ができましたと。ある方は、障害があっても可能性があることをアピールしたいと話しました。またある方は、今年自分の足で歩く事ができなくなってしまった。この聖火リレーが新たな挑戦への灯火だとおっしゃいました。困難に立ち向かう姿や前向きな言葉に、本当に胸が熱くなりました。皆さんの志望動機や思いをインターネットやテレビで見ていただき、ぜひ温かいものを感じていただければ」と、ランナーたちが聖火リレーに込めた思いを代弁した。

 東京 2020 聖火リレー公式アンバサダーを務める野村忠宏、田口亜希、石原さとみ、サンドウィッチマンは、この日がアンバサダーとしての最後の活動になるという。

 活動を振り返り石原は、「このチームで2年9ヶ月活動させていただきました。正直、覚悟のいるお役目だったので、緊張する日々でした。でも心からやって良かった。学びのあった時間でした」と感謝を伝えた。「さとみちゃん、いろいろな事があったよね。結婚したし」と伊達に突っ込まれると、「ありがとうございます。申し訳ないです」と話し、満面の笑顔を浮かべた。

 式の終盤には「このあとみんなで打ち上げ行きませんか」と伊達。すかさず「ダメだろ」と富澤の突っ込み。式典のフィナーレには、サンドウィッチマンが聖火を運ぶ大役もあり、「記念なのでかじっても良いですか」と、最後までブラックジョーク全開で会場を笑わせた。

 パラリンピック聖火は今後、都内各所をめぐり、8月24日のパラリンピック開会式へとつながれる。

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