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LDH、新会社「HIAN」を設立 韓文化コンテンツ専門投資VCと共同で

2021.02.26 Vol.Web Original

 EXILEや三代目J SOUL BROTHERSらが所属する株式会社LDH JAPANは、26日、韓国の文化コンテンツ専門投資ベンチャーキャピタルのTGCKパートナーズと組み、コンテンツ専門の新会社「HIAN(ハイアン)」を設立したことを発表した。これによって、LDH JAPANは、HIANを通じてコンテンツビジネスを拡充し、日韓のマーケットをリードして、グローバルマーケットに本格的に進出する総合エンタテインメントグループとして飛躍する。

 新会社の事業は、① LDH JAPANおよびTGCKパートナーズ両者が共同制作する映画、ドラマ、ミュージカル、アニメ、音楽、ゲーム、漫画、放送映像物等のコンテンツを制作するための提案/企画/開発/配給、②韓国および日本のコンテンツIPを活用したニューコンテンツの共同開発、③ 韓国および日本の企業、およびコンテンツIP、そしてアーティストや俳優らのグローバル市場進出、マーケティング協業など。

 TGCKパートナーズは、2014年に韓国で初めて外国資本が参画して設立されたベンチャーキャピタル会社。ブルーノ・マーズ、クイーン、リンキン・パーク、スティーヴィー・ワンダー、メタリカなど数々の海外アーティストの韓国におけるライブ活動に投資し、韓国初の公演ファンドを結成、運営している。『ジキルとハイド』『ラマンチャの男』『三銃士』『ジャック・ザ・リッパー』など韓国へのミュージカルコンテンツの導入及び活性化に寄与し、映画コンテンツ業界においても『オールド・ボーイ』『グエムル-漢江の怪物-』『10人の泥棒たち』『82年生まれ、キムジヨン』を筆頭に多数の有名作品をプロデュースしている。

 今後は、韓国で680万人以上を動員した大ヒット映画『犯罪都市(原題:The Outlaws)』の続編で、2022年日韓同時公開予定の『犯罪都市2(原題:The Roundup)』の配給を行うことが決定している。また『犯罪都市』の主演を務めた俳優でプロデューサーのマ・ドンソクと同作のオリジナルプロデューサーが共同で参加し、日本版リメイクの制作も決定している。また、アクションコメディ映画『Uncles』も韓国版・日本版の制作を検討中だ。

 また、チェコ原作のミュージカルとして日本や韓国でも絶大な人気を誇る「ミュージカル三銃士」も10年ぶりに日本でリメイク予定だという。

五輪聖火リレーの感染症対策、観覧の事前予約やライブ中継で3密避ける

2021.02.25 Vol.Web original

 東京2020組織委員会は25日、1ヶ月後の3月25日にスタートする五輪聖火リレーの感染症対策について、3密回避のためのセレブレーションの事前予約制や、オンライン観覧の推奨など具体的な対応策を発表した。

 発表された感染症対策では、聖火ランナーへ実施 2 週間前から当日までの間、体調管理チェックシートの記入や、会食や密集する場所への外出など感染リスクの高い行動を避けるよう呼びかける。海外から参加する聖火ランナーは、その時点における政府の入国管理方針に従うこととし、入国での特別な対応はないとした。また、走行時点において緊急事態宣言または、まん延防止等重点措置の地域に住んでおり、都道府県を越えて走行する聖火ランナーについては、走行1週間前以内のPCR 検査あるいは抗原定量検査を組織委が費用負担の上、推奨する。当日、体調不良など直前のキャンセルが発生した場合は、前後の走者が引き続き走行することで、聖火をつなぐとした。

 沿道に人が集まることが予想される著名人ランナーについては、セレモニー会場や競技場、学校の敷地内など観客の立ち入りが制限できる施設、また公道であっても、通行止めを行うなどで密集を避ける可能性を示した。

村上虹郎、見たいものは「ライブ!」新CMでザ・ブルーハーツの『夢』熱唱!

2021.02.25 Vol.Web Original

 

  俳優の村上虹郎が24日、都内で行われたメガネブランド「Zoff」の新CM発表会に登壇した。

 CMでは、ロックバンドのTHE BLUE HEARTSの名曲『夢』をアレンジし、力強く熱唱している。THE BLUE HEARTSは大好きなバンドだそうで、「甲本ヒロトさんのモノマネをしようとしてもできない。モノマネをしちゃいけないなと思って、自分の声と自分の丈にあったことで歌いました」。ちなみに、ボーカルの甲本ヒロトとは誕生日が同じだという。

 CMでは「見たい」というフレーズが印象的。いま一番見たいものはあるかと聞かれると、「ライブですね」と、村上。「ボン・イヴェール(Bon Iver)というアメリカのアーティストがいるんですけど、その人のライブとかみたいですね。も~う、コロナいいでしょって思います……まだ、続くと思いますけど」

プラネタリウムで恐竜体験! 文化芸術収益力強化事業の実証実験

2021.02.22 Vol.Web Original

 

 迫力たっぷりの恐竜映像コンテンツをプラネタリウムで体験する実証実験が21日、有楽町の「コニカミノルタ プラネタリア TOKYO」で開催された。この日は、世界初のリアル恐竜体験プロジェクト『LOST ISLAND DINO-A-LIVE(ロストアイランド ディノアライブ)』を4回上演、参加者は公募され25名ずつ合計100名が体験した。

 いつもは東京ではなかなか見られない満天の星空が広がるプラネタリウムに、ドスンドスンという恐竜の足音と、ガイド役の「動かないで!」という声が響いた。恐竜たちが生き生きと生活している島の道なき道を、レンジャーたちに守られて歩いて行く。途中、恐竜たちが突然視界に入ってきて驚かされたり、大きく開いた口が迫ってくるのにドキドキしたり。頭上から恐竜が覆いかぶさってくるような感覚、プラネタリウムの本領を発揮した星空など、映画館の大きなスクリーンや、VRゴーグルを通して見る映像から受けるのとは別の感覚で、小さな子どもから大人まで幅広い世代の人が、つかの間の冒険を楽しんだようだった。

 実証実験ため今後の上映予定は未定だが、来年度の展開を考えていきたいという。

パラ陸上・佐藤がプロ転向会見。新チーム名は元SMAP香取が名付け親

2021.02.22 Vol.Web original

 リオパラリンピック銀メダリストのパラ陸上・佐藤友祈がプロに転向し、22日、所属先の株式会社モリサワとオンライン会見に出席。プロ転向の経緯や東京パラリンピックに向けた意気込みを語った。

 2016年のリオパラリンピックで400mと1500mの2種目で銀メダルを獲得した佐藤。現在、4種目で世界記録を保持し、東京パラリンピックでは「最も金メダルに近い選手」として活躍が期待されている。5年半に渡り岡山県の実業団に所属していたが、大会半年前のプロ転向で、さらなる飛躍を目指す。

 「今までは企業に勤めて実業団選手として活動していましたが、今は練習に割ける時間が2倍になりました」と佐藤。練習拠点は岡山のままで、1ヵ月に1〜2週間、東京の競技場を使って個人合宿を行う予定だという。

車いすバスケットボール 香西宏昭「車いすバスケ界のエースが 競技20年で気づいたこと」

2021.02.22 Vol.738

TOKYO 2020 COUNTDOWN
 日本で唯一、車いすバスケットボールのプロ選手である香西宏昭は今年、競技生活20年を迎えた。小学6年生で車いすバスケと出会って以来、めきめきと頭角を現し、北京、ロンドン、リオと3大会連続でパラリンピックに出場。名実ともに国内エースとして活躍する彼が見つめる、車いすバスケの現在そして未来とは。

橋本聖子新会長が「女性理事40%」「東京モデル」など目標掲げる

2021.02.18 Vol.Web Original

就任会見で開催に向け意欲

 東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会が2月18日、東京都内で会見を開き、女性蔑視発言で辞任した森喜朗前会長の後任に橋本聖子五輪担当大臣が就任することを発表した。

 森会長の後任を選ぶ「候補者検討委員会」は16日に第1回を開催して、新会長に求められる5つの資質を決定。17日の第2回で各委員が具体的な候補者を挙げたうえで審議を行い、橋本氏に一本化され就任を要請した。18日の第3回では橋本氏が受諾の意思があることを確認したうえで、改めて全員一致で理事会に新会長候補として橋本氏を推薦することを確認した。

 組織委は18日に理事会を開催。午後に行われた臨時評議員会で橋本氏を理事に選任した。

 非公表とされていた検討委員会のメンバーについてはこの日改めて、座長であるキヤノン会長兼社長最高経営責任者(CEO)で組織委名誉会長の御手洗冨士夫氏(以下、日本オリンピック委員会(JOC)会長の山下泰裕氏、都副知事の多羅尾光睦氏、元バレーボール選手の荒木田裕子氏、元体操選手の田中理恵氏、元柔道選手の谷本歩実氏、パラリンピック競泳選手の成田真由美氏、スポーツ庁長官の室伏広治氏の8人であることが発表された。

 夕方から行われた会見は2部制で行われ、まず新会長となった橋本氏が出席。

 冒頭、橋本氏は理事会で「コロナ対策について、ジェンダーについて、そして延期に伴った初めての経験となる東京大会に向けての抱負などをお話させてもらった」としたうえで「オリンピック・パラリンピックも社会の一部であり、何よりもコロナで厳しい状況にある社会の1日も早い回復を願っているところ。政府、東京都、関係自治体による一連の対応で状況が改善することを期待しながら、オリンピック・パラリンピックの在り方というものをしっかりと進めていきたいと思っている」などと抱負を語った。

 そして「1月からのコロナの状況により、今年の開催を不安に思う方も増えていると思う。加えて今回の新会長を選ばざるを得なくなった一連の経緯はさらに国民の皆さん、都民の皆さんの気持ちを困惑させるものだったのではないかと思う。コロナを取り巻く状況はまだ厳しいが、これまでオリンピック・パラリンピック担当大臣として、政府の立場から大会のコロナ対策に取り組んできた。今後は組織委員会の会長の立場で引き続き万全な体制を敷き、どのように安全を優先する大会であるかということをしっかりと大会関係者だけでなく、国民や都民の皆さんに丁寧な説明をしていきたいと思う」と開催に向けての意欲を見せた。

外出困難者が遠隔操作で接客!「分身ロボットカフェDAWN ver.β」常設実験店が6月オープン

2021.02.15 Vol.Web Original

 何らかの理由で外出が困難な人が、分身ロボットを操作して接客する「分身ロボットカフェDAWN ver.β」。これまで期間限定で出店してきた同店が今年6月、常設実験店を日本橋エリアでオープンすることが発表された。

森会長の辞任に川淵氏の辞退。白紙となった選考で、検討委員会が発足

2021.02.12 Vol.Web original

 東京2020組織委員会の森喜朗会長は12日、女性蔑視発言問題の責任を受け、正式に辞任を表明した。また、後任候補とされていた元日本サッカー協会会長の川淵三郎氏が候補の辞退を表明。白紙に戻った会長選びで、この日開かれた評議員会・理事会合同懇談会では、後任の選任手続きについて選考検討委員会を発足することが決まった。

 森会長は冒頭の挨拶で「私の不適切な発言が原因で混乱を与えてしまいました。報道の通り、本日を持ちまして会長を辞任いたそうと思っております。大事なことは五輪を7月に開催するということ。その準備に私が妨げになってはならない」と説明した。

後任候補「できるだけ早く」

 懇談会後に開かれた記者会見で、武藤敏郎事務総長は、一連の問題について「森会長の発言は極めて不適切だったと思う。組織として重く受け止めたい」と説明。「後任の選考は国民にとって透明性があるプロセスでなければならない。評議員の中から、“選考検討委員会”を立ち上げてはどうかとの意見があった」とし、男女ほぼ半々の理事会メンバーで構成される検討委員会を立ち上げる方針を示した。委員長は御手洗冨士夫名誉会長に決定し、そのほかの人選はこれから行うとした。

 最終的な会長選任の時期は「できるだけ早く。時間的にゆとりのない状態での交代なので、五輪パラリンピックに関する何らかの経験、また我々はジェンダー・イクオリティーやダイバーシティを掲げてやってきたので、こうしたことに認識の高い方であることも必要」と新たな会長像を示した。後任の具体的な名前については「今日は選考のプロセスを決めることが議題だった」とし、候補の名前は挙がらなかった。

【今月の“人”】トム・ムーアさん

2021.02.09 Vol.738

 英国で新型コロナウイルス対策に尽力する医療従事者らを支援しようと、約3300万ポンド(約47億円)の寄付を集めた退役軍人のトム・ムーアさんが2月2日に亡くなった。100歳だった。新型コロナに感染し、1月31日に入院していた。

 ムーアさんは99歳だった昨年4月、100歳の誕生日までに歩行器を押して英南部の自宅にある幅25メートルの庭を100往復すると宣言。自身の挑戦と引き換えに寄付を募った。当初は1000ポンドを集めることを目標としていたが、懸命に歩く姿がメディアで取り上げられると、国内外で賛同者が急増。150万人以上から約3300万ポンドが集まった。英王室のウィリアム王子らも寄付したという。

 ムーアさんが募金を呼びかけた昨年4月は、英国で厳しい外出制限を課す「ロックダウン(都市封鎖)」が初めて敷かれていた。国内で不安が広がる中、ムーアさんの行動は「希望の光になった」(英メディア)と称賛され、同年7月にはエリザベス女王からナイトの爵位を授与された

 ムーアさんは生前、新型コロナの感染拡大を戦時中と同じ深刻な状況だと認識し、「私たちは今、戦争をしているようなものだ」と指摘。逼迫(ひっぱく)する医療現場の最前線で奮闘する医師や看護師に敬意を示し、「彼らが今以上に良い仕事ができるように必要なものを補給してあげなければならない」と語っていた。
 ムーアさんの訃報を受け、ジョンソン首相は声明で「ムーア氏は真の意味で英雄だった」と表明。「大戦の暗黒の日々に自由のために戦い、(新型コロナという)戦後最も深刻な危機においても私たちを団結させた」とたたえた。英首相官邸はこの日、半旗を掲げ、女王も哀悼のメッセージを贈った。

【今月の一言】政府分科会・尾身茂会長、菅義偉首相

2021.02.09 Vol.738

 政府分科会・尾身茂会長「オリンピックのことは、私は特に答える立場じゃないと思うんで」(2月2日、記者会見で)
→東京オリンピック・パラリンピックについての質問に答えた菅首相に最後に「これも会長からお願いできますでしょうか」と振られ…。

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