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杉良太郎、ストリートダンスで日本を健康に!「FIDA JAPAN」の名誉会長に就任

2020.10.14 Vol.Web Original

 杉良太郎が日本発のダンスにおける国際連盟組織を目指している「FIDA JAPAN」の名誉会長に就任、14日、都内で記者会見した。

 就任のあいさつで、杉は、厚生労働省の健康行政として「FIDA JAPAN」内に新設したダンスと健康をつなげるプロジェクト「ダンス健康倶楽部」について紹介しながら今後の取り組みについて説明。まずは65歳以上を対象にヒップホップのダンスチームを全国47都道府県にそれぞれ1チーム結成する。各都道府県の市町村や加盟ダンススタジオと連携して進めていく。すでにいくつかの県で進行中で、「来年4月ぐらいまでには3チームほど発表できればと思い準備を進めている」(神田勘太朗FIDA JAPAN会長)。その後は、ダンスコンテストを行ったり、祭りやディスコイベントなどを開催、また若いダンサーたちとコラボして交流することなども考えているという。

 杉は「元気で頑張っているのを見た高齢者の方々が自分たちも体を動かせば健康になるかなって、お医者さんにかからない薬を飲まないという健康状態に向かっていったらいいなと考えています」。

 日本におけるストリートダンス人口が爆発的に増加しているなかで、ストリートダンスに取り組む高齢者も増えている。神田会長によれば、ダンススタジオに通う高齢者も年々多くなっているそうで「お孫さんがダンスを始めて見に来るようになって、興味が出て、自分もやれるのかと始めていらっしゃる」。

 杉は日本では祭りでエネルギーを発散して来たとし「エネルギーを発散しないと気が弱ってしまう。発散することは必要」だという。「何十万も何百万人にヒップホップ(ダンス)をお願いしますということではなく、受け皿としてこの協会がある。ひとりでジョギングや散歩もいいけど、大勢で発散していくのもまたいいもの。自分たちのパフォ―マンスを見てもらえるという快感も出てくる」と、アピールした。

「FIDA JAPAN」は日本発のダンスにおける国際連盟組織を目指す一般社団法人。現在は「日本から世界へ、ダンスで切り開く国際交流と社会貢献」をテーマに、国際交流、プロリーグ等の規約制定、ダンスにおける著作権関連、社会貢献、ダンスマーケットの仕組み作りなどを行っている。

【今月の一言】羽生善治九段、座間9人殺害事件、世界保健機関、石破茂元幹事長

2020.10.11 Vol.734

 自民党の石破茂元幹事長が安倍晋三前首相が戦力不保持を定めた憲法9条2項を維持したまま自衛隊を明記する考えを唱えたことについて「(2項削除では)国民投票で2分の1はいかないので(安倍氏は)ガラッと変わった。そんなことが説得できないなら国会議員なんて辞めてしまいなと思う」(10月7日、国会内の講演で)
→か、過激な発言。

 将棋の羽生善治九段「50代なりの将棋を指せていければいいなと思っています」(9月22日、第70期王将戦挑戦者決定リーグ開幕戦で藤井聡太棋聖に初勝利後に)
→いつの間にか50代。頑張れ50代。

 世界保健機関(WHO)で緊急事態対応を統括するマイク・ライアン氏が新型コロナウイルスについて「世界人口の約10%がこれまでに感染した可能性がある」(10月5日、WHOの執行理事会で)
→10人に1人と考えるとちょっと怖い。

 菅義偉首相が日本学術会議が推薦した新会員候補のうち、6人の任命を見送ったことについて「法に基づいて適切に対応した結果だ」(10月2日、記者団に)
→またこれですか…。

 座間9人殺害事件の白石隆浩被告が動機として「働かずに楽して暮らしたい」(10月30日、裁判員裁判の初公判の冒頭陳述で)
→それはそうだったんだろうけどな…。

任命拒否の理由はいまだ語られず

2020.10.11 Vol.734

NEWS HEADLINE<PHOTO OF THE MONTH>2020.9.11〜10.8
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【KEY WORDで見るニュース】承諾殺人罪、ディープフェイク、キッチンジロー、中曽根氏合同葬

2020.10.10 Vol.734

承諾殺人罪

 人の承諾を得てその人を殺害する罪。殺人罪の法定刑である「死刑又は無期若しくは5年以上の懲役」に対し、承諾殺人罪は「6カ月以上7年以下の懲役又は禁錮」となっている。座間9人殺害事件の白石隆浩被告は「承諾はなかった」と話しているものの、弁護人は「承諾は被害者の内心に関わるものであり、白石被告にも分からない部分」と承諾殺人罪の適用を主張。起訴内容を認めた被告の主張とはねじれが生じている。

ディープフェイク

「ディープラーニング(深層学習)」と「フェイク(偽物)」を組み合わせた造語で、人工知能の顏認証技術を悪用した偽動画などのこと。人工知能を使い人気女性芸能人の架空のアダルト動画を作成してインターネットに公開したとして、名誉毀損と著作権法違反の疑いで、熊本市中央区黒髪の大学2年生、林田拓海容疑者と兵庫県三田市三輪のシステムエンジニア、大槻隆信容疑者をが逮捕された。社会問題化しているディープフェイクをめぐる逮捕者は全国初。両容疑者はネット上で「ディープフェイク職人」と呼ばれていた。

ゴーン被告が逃亡先で事業開始へ

2020.10.10 Vol.734

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【今月の“人”】高田賢三(デザイナー)

2020.10.09 Vol.734

 世界的デザイナーの高田賢三さんが10月4日、新型コロナウイルスに感染し入院先のパリ郊外の病院で死去した。81歳だった。

 高田さんは 兵庫県姫路市生まれ。神戸市外大を中退後、文化服装学院で学んだ。1960年、新人デザイナーの登竜門「装苑賞」を受賞。1965年に渡仏し「KENZO」ブランドを設立、パリコレクションで注目を集めた。

 多様な文化や民族衣装などを学び、デザイナーとしてのオリジナリティーを磨き、時代の寵児となった。

 1993年に「モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン」 (LVMH) にブランドを売却。いったん現役を退いた後、独立デザイナーとして復帰。2004年のアテネ五輪の日本代表ユニホームのデザインを担当。今年1月にパリでインテリアの新ブランド「K3」を立ち上げた矢先だった。

 またフランスで「フランス芸術文化勲章シュヴァリエ位」(1984年)、「レジオン・ドヌール勲章シュバリエ位」(2016年)、日本では1999年に「紫綬褒章」を受章している。

いったい何が…?東証システムトラブルで前代未聞の終日取引停止

2020.10.09 Vol.734

 日本取引所グループ(JPX)傘下の東京証券取引所は10月1日、株式全銘柄の売買を終日停止した。取引を終日停止するのは初めてで、世界的にも異例のこと。システムを運用するハードウエアの故障が原因で、機器を交換し2日には取引を再開した。

 東証の宮原幸一郎社長は1日夕、記者会見を開き、「東証の責任を痛感している。多くの関係者に大変なご迷惑をおかけした」と述べ陳謝した。

 東証は昨年11月、富士通が開発・設計した株式売買システム「アローヘッド」を全面刷新。今回はこのうち運用系ネットワークの一部機器が故障しバックアップへの切り替えが正常に行われず、相場情報の配信やシステムの監視ができなくなった。

 この影響で東証と同じシステムを利用する札幌、名古屋、福岡の各証券取引所も同日の株式取引を終日停止。証券各社は異例の事態への対応に追われた。

 東証によると、1日午前7時4分に、IDやパスワードといったシステム全体で使用されるデータを記憶する「共有ディスク装置」内のメモリーが故障。通常ならばバックアップ用の「共有ディスク装置」に自動的に切り替わるが、何らかの不具合で切り替わらず、相場情報の配信や株式売買の監視システムにトラブルが波及した。共有ディスク装置は外部とは直接接続しておらず、ネットワークの常時監視もしており、サイバー攻撃の可能性はないとみられる。

 この事態を受け金融庁は2日、JPXと東証に対し、金融商品取引法に基づいて業務状況の説明を義務付ける報告徴求命令を出した。

RIZIN王者も紛争地に出兵

2020.10.09 Vol.734

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五輪パラの簡素化、削減額は300億円

2020.10.08 Vol.734

 来年に延期された東京五輪パラリンピックの簡素化について、大会組織委員会は10月7日、経費削減を目的に大会の簡素化を進めた結果、全体の削減額が現時点で約300億円に上るとIOC(国際オリンピック委員会)に報告した。

 7日、オンラインで開催された IOC理事会で大会組織委員会は、東京大会の進捗状況に関するプレゼンテーションを行い、簡素化に向けた具体案を報告。理事会後の会見でバッハ会長は「大会の準備が最終段階になっている中でこれだけ削減出来たことは大いなる成果だ」とし、削減案を評価した。

 大会の簡素化を巡っては、先月行われた調整委員会で、52にわたる簡素化項目・内容をIOCと合意した。この中には、およそ5万人の大会関係者の数を10%から15%ほど減らすなどの人員の見直し、仮設施設の見直し、競技会場や選手村の装飾の見直し、聖火リレーの運営方法の見直しなどが盛り込まれた。東京大会は新型コロナウイルスによる史上初の延期で、1兆3500億円の大会経費にさらに数千億円の追加経費がかかると見込まれており、増大する経費の抑制が課題となっている。

 一方、無観客での開催についてはバッハ会長が改めて否定する考えを示した。感染第2波の中でも「(東京大会は)海外からの観客がいることを前提に動いている」とした上で、「ここ数週間、日本国内でいくつかのスポーツが多くの観客を動員していることはとても励みになる」と述べた。ただ「会場を満員にできるか、他の方法を取るべきかは分からない」として、観客数を制限する可能性にも言及。海外からの観客を受け入れるかどうかの判断の時期については「いまは対策を検討している最中で、決定の期限は決めていない」と明言を避けた。

ペンス氏の頭にハエがとまる

2020.10.08 Vol.734

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世界陸連のコー会長が国立競技場での世界選手権の開催を熱望

2020.10.08 Vol.Web Original

「東京で最高峰のパフォーマンスが見られると、今からワクワクしている」

 世界陸連のセバスチャン・コー会長が10月8日、2021年に行われる東京オリンピックの会場となる東京・霞ヶ丘の国立競技場の視察を行った。

 コー会長は「こちらのスタジアムでは私たちの陸上が開催されるということだが、数年前に見た時とは姿が一変していて非常に感銘を受けた。今回、自分の目で確認することができて非常にうれしく思う。また来年の大会に関しては非常に楽しみにしている」と挨拶した。

 競技場については「非常に持続可能性の高いスタジアムで美しいものだと感じた。こちらの会場でアスリートの皆さんが今までで最高のパフォーマンスが実現できるのではないかと思っている」と話した。

 前日の7日にはスペインで行われた「ワールドレコードデー」で2つの世界記録が出たのだが、コー会長は「コロナ禍の中でもアスリートはパフォーマンスを高く維持していて、昨晩、スペインで行われた大会でも世界記録が2つ出た。来年に向けてもっと記録がたくさん出るのではないかと思っている。今から楽しみ」とし「(来年の)東京についてはさらに素晴らしいパフォーマンスが期待できると思っている。最高峰のパフォーマンスが見られると、今からワクワクしている」と話した。

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