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東京都で新たに55人感染。職場での感染広がる

2020.06.24 Vol.Web original

 東京都は24日、都内で新たに55人が新型コロナウイルスに感染していると明らかにした。1日で50人を上回る感染者は5月5日ぶりで、緊急事態宣言後としては最多となる。これで都内の感染者数は5895人となった。

 東京都の小池百合子都知事は午前、都内の感染状況について、「今日はかなりの数字になる」と記者団に語り、夜の繁華街の関係者を対象に行われた集団検査で10人超の陽性者が確認されていることや、「職場内のクラスターが大変問題になっている」と、職場での感染増加を明らかにした。

 都では、今月12日に休業緩和に向けたロードマップの「ステップ2」から「ステップ3」へ移行し、接待を伴う夜の飲食店やライブハウスなど3密リスクのある施設をのぞき、ほぼ全ての施設が営業再開したほか、19日には全業種での休業要請を解除。「ステップ3」へ移行してから2週間となる今週末以降の感染動向に注目が集まっている。

車いすバスケ、東京パラ除外問題のその後。連盟が現状を報告

2020.06.22 Vol.Web original

 日本車いすバスケットボール連盟(JWBF)は22日、報道関係者向けにリモート説明会を行い、同競技が東京パラリンピックから除外される可能性がある問題や、その要因となったクラス分けについて、現在の状況を報告した。

車いすバスケのパラリンピック除外問題の経緯

 車いすバスケットボールのクラス分けを巡っては、今年1月、国際パラリンピック委員会(IPC)が国際車いすバスケットボール連盟(IWBF)のクラス分けがIPCの定める基準を順守していないとして、同競技を東京パラリンピックの実施競技から除外する可能性があると発表。IPCは障害の軽い4.0と4.5のクラスについて、IWBFの定める基準を問題視しており、5月29日までに東京パラリンピックに出場する可能性のある同クラスのすべての選手を再評価するよう求めた。

 発表を受け、IWBFのメーレンス会長は「あらゆる手段を講じる」などと談話を発表し、基準に適応する考えを表明。3月にはIPCとIWBFが共同で声明を発表し、再評価へのプロセスは順調に進行しているとした。その後、新型コロナウイルスの影響で再評価の手続きに遅れが生じていたため、期限を5月29日から8月1日に延期。IWBFによれば、現在、各国の対象選手134名のうち75%の選手の手続きが完了しているという。

 説明会では、まずJWBFの宮本事務局長が現在の状況を報告した。1月のIPCの発表を受け、JWBFでは2月、全国の医療機関と連携して対象となる選手の医学的な書類や検査結果などをIWBFに提出。6月18日には、手続きが完了した選手の再評価の結果通知をIWBFから受け取ったとした。対象となった選手の人数や、結果の内容については、選手の気持ちやプライバシー配慮の理由から公表されなかった。

ブラサカ男子日本代表が活動再開。活動休止のコロナ禍で見えたもの

2020.06.20 Vol.Web original

 日本ブラインドサッカー男子日本代表の高田敏志監督が19日、報道陣に向けたオンライン説明会に出席。現在の男子日本代表チームの活動状況や、感染症対策、パラリンピックに向けた思いなどについて語った。

 新型コロナウイルス感染防止のため、3月より活動を休止していたブラインドサッカー男子日本代表チーム。今月から協会が策定したガイドラインのもと、一部のメンバーで屋外トレーニングを再開した。

都、レインボーブリッジや都庁点灯を今夜終了へ。モニタリング指標を今月末めどに再設定

2020.06.19 Vol.Web original

 東京都の小池百合子都知事は19日、都庁で記者会見を開き、休業要請の全面解除と「東京アラート」について、ここまでの評価を語った。

 東京都では、19日午前0時をもって、全業種の休業要請を解除。他の道府県をまたぐ不要不急の移動自粛要請も終了した。小池知事は「“Withコロナの時代”に入っている中で、適切な感染防止策を講じること、また、本格的な経済社会活動や都民生活を営んでいくことが必要となっていく」と説明し、感染拡大を抑制しながら経済活動との両立を図る方針を示した。

 また、感染のモニタリング状況を伝えるために行なっていたレインボーブリッジや都庁のライトアップを、本日をもって終了することを報告。感染再拡大への警戒を赤色の点灯で呼び掛ける「東京アラート」については、「(点灯によって)“東京アラート”とはどういうものか、お知りいただいたと思う。また、それを(再び)灯さないように、いい形で皆様のご協力をいただきたいと思う」と振り返った。

 モニタリング指標を巡っては、これまでの基準を見直し、新たな判断基準を設ける。理由について小池知事は、「これまでは1日1日の動きを捉えること、傾向全体を捉える必要があった。これについて変わることはないが、一方で、最近は集団的にあえて検査を受けていただいていることで、数字の背景も変わってきている。数字的な定量的な部分と、医療提供の充実など定性的な部分。両方を鑑みていく」と説明。専門家らの意見を踏まえ、今月末をめどに、新たなモニタリング指標を設定する方針を明らかにした。

ここまでやるか!?業界最高の感染対策を目指す「KICHIRI新宿店」の挑戦

2020.06.18 Vol.Web Original

 新型コロナウイルス感染症を想定して社会経済活動を行う「新しい生活様式」。試行錯誤しながら通常営業を再開する飲食店が多い中、「KICHIRI」「いしがまやハンバーグ」などを展開する株式会社きちりホールディングスでは、スタッフとの接触を従来より8割削減した新居酒屋様式のモデル店舗「KICHIRI新宿店」を発表した。“業界内最高レベルの安心空間”を謳うそのサービスの内容とは?

 JR新宿駅東口からほど近い商業ビルに店舗を構える「KICHIRI新宿店」では、グループ会社のウィルス予防除菌コンサル設計施工のサニタイズ社の監修・指導で、飲食業界内最高レベルの予防策を目指す「新しい生活様式」対応店舗を開発した。株式会社きちりホールディングスのゼネラルマネージャーである城所将太さんは「政府の発表した『新しい生活様式』と『人との接触を8割減らす』をもとに店舗の中での感染対策と、お客様とスタッフとの接触機会および時間を8割削減する取り組みを行なっています」と語る。

エイベックス株式会社代表取締役社長・黒岩克巳氏「こんな時だからこそ、全世界に向けたコンテンツを創っていく」【BEYONDコロナ~日本を元気に~】

2020.06.18 Vol.web original

 業界、世代を超えた有識者ネットワークである「BEYOND 2020 NEXT FORUM」は2019年にスタートし、2020年以降の日本を活性化するためのさまざまな活動を行ってきた。それは2020東京オリンピック・パラリンピックという大きなイベントの後の日本を「祭りの後」にすることなく、長く元気にすることを目標としたものだったのだが、新型コロナウイルスの猛威により、2020東京オリンピック・パラリンピックは1年間延期されることとなった。

 単なる大規模なイベントの延期にとどまらず、劇的なパラダイムシフトが求められることとなった今、「BEYOND 2020 NEXT FORUM」は今後は「BEYOND コロナ」をテーマに、日本から新しいモノやコトを創り出すべく、有識者メンバーの知恵を借り、そして早稲田大学グローバル科学知融合研究所と連携してさまざまな提言をしていきます。

 今回はエイベックス株式会社代表取締役社長、黒岩克巳さん。

ショートフィルムを通してWithコロナ & Afterコロナの映画業界を考える

2020.06.18 Vol.730

 新型コロナウイルスの影響により、恒例の6月開催を秋開催へと変更した国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)」が「Withコロナ & Afterコロナの映画業界を考えるオンライントークセッション」を公式YouTubeチャンネルにて配信していく。

「ショートフィルムの日」として記念日登録されている6月4日に行われた第1回のトークセッションでは「映画祭のニューノーマルとは? クリエイター目線での価値を考える」と題し、行定勲監督らがホストを務める別所とともに、コロナ禍での映像制作や今後について語り合った。

日本写真判定株式会社代表取締役社長、公益財団法人日本自転車競技連盟 常務理事・渡辺俊太郎氏「ズイフトを盛り上げます!」【BEYONDコロナ~日本を元気に~】

2020.06.17 Vol.Web Original

 業界、世代を超えた有識者ネットワークである「BEYOND 2020 NEXT FORUM」は2019年にスタートし、2020年以降の日本を活性化するためのさまざまな活動を行ってきた。それは2020東京オリンピック・パラリンピックという大きなイベントの後の日本を「祭りの後」にすることなく、長く元気にすることを目標としたものだったのだが、新型コロナウイルスの猛威により、2020東京オリンピック・パラリンピックは1年間延期されることとなった。

 単なる大規模なイベントの延期にとどまらず、劇的なパラダイムシフトが求められることとなった今、「BEYOND 2020 NEXT FORUM」は今後は「BEYOND コロナ」をテーマに、日本から新しいモノやコトを創り出すべく、有識者メンバーの知恵を借り、そして早稲田大学グローバル科学知融合研究所と連携してさまざまな提言をしていきます。

 今回は日本写真判定株式会社の代表取締役社長、公益財団法人日本自転車競技連盟 常務理事でもある渡辺俊太郎さん。

都知事選2020、争点は「大東京を誰に担わせるか」。小池知事が政策発表

2020.06.15 Vol.Web original

 東京都の小池百合子都知事は15日、東京都知事選挙へ向けた政策を発表。再選を目指す今回の選挙戦では、4年前のスローガン「東京大改革」をバージョンアップした「東京大改革2.0」を掲げ、感染拡大防止と社会経済活動の両立を目指す。

 「東京大改革2.0」では、3つの柱となる「都民の命を守り“稼ぐ”東京の実現」、「“人”が輝く東京」、「“都民ファースト”視点での行財政改革・構造改革」を掲げ、新型コロナウイルスの感染防止対策、国際金融都市としての経済再建、“人”を中心とした予算編成などに触れた。

選挙の争点は?

 選挙の争点は「大東京を誰に担わせるのが最適か。これに尽きると思う」と語った小池知事。現職として新型コロナウイルスの感染防止対策に当たる中、感染症対策を軸にした政策も目立った。

 感染第2波への備えでは「東京版CDC(疾病対策予防センター)」の創設によって、機能を集約しながら平時と有事の医療提供体制を整えていくとしたほか、PCR検査体制の強化、重症・軽症患者の医療体制の整備、マスクや消毒液などの衛生資材の備蓄、ワクチン・治療薬の開発支援へ力を注ぐ姿勢を表明。また、日常生活では、テレワークや時差出勤の定着、行政手続きのオンライン化、ペーパーレス、はんこレス、キャッシュレス、タッチレスの4つのレス推進などによる「新しい日常」の確立にも言及した。

大迫や桐生が高校陸上界にエール!今こそ「追い抜くチャンス」

2020.06.14 Vol.Web original

 陸上競技選手の大迫傑や桐生祥秀らが12日、陸上に取り組む高校生を応援するライブ配信イベント「高校陸上オンライン・サミット・ウィズ・アスリーツ」を開催。インターハイ中止に直面する高校生にエールを送った。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、全国高等学校体育連盟は、今年夏に開催予定だったインターハイの中止を発表するなど、異例の夏を迎えることとなった高校陸上界。現在、様々な状況に置かれる高校生に向け、モチベーションの向上や競技に取り組むきっかけづくりを支援しようと、大迫傑、桐生祥秀、ハードル選手の寺田明日香が「日本生命 高校陸上ウィズ・アスリーツ・プロジェクト」を発足した。

 プロジェクトの第一弾として12日、「高校陸上オンライン・サミット」が開かれ、発足メンバーの3人が登場。それぞれの現在の状況や、高校時代、また、現在の高校生に向けた想いや支援の方法についてディスカッションした。

出馬表明の小池知事、「オンライン選挙」でコロナ時代の新しい選挙モデル目指す

2020.06.12 Vol.Web original

 東京都の小池百合子都知事は12日、東京都知事選挙への出馬を正式に表明。3密回避のため、インターネットを主戦場にした「オンライン選挙」で2期目の当選を目指すとした。

 出馬会見に出席した小池知事は冒頭、「ちょうど4年前、崖から飛び降りる覚悟で都知事選に挑みました。結果として291万票をいただいて、4年間都政に携わらせていただきました。今も同じ気持ちであります」と決意を語った。

 スローガンには、4年前に掲げた「東京大改革」をバージョンアップした「東京大改革2.0」として、3つの柱を表明。「都民の命を守り“稼ぐ”東京の実現」、「“人”が輝く東京」、「“都民ファースト”視点での行財政改革・構造改革」を掲げ、新型コロナウイルスの感染防止対策、国際金融都市としての経済再建、“人”を中心とした予算編成などに触れた。

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