2010年に直木賞を受賞した中島京子原作の同名小説を巨匠・山田洋次監督が映画化。
昭和11年。田舎から出てきたタキは、東京郊外の少しモダンな家で女中として働きはじめる。優しい奥様・時子と旦那様・雅樹、かわいいお坊ちゃんとの穏やかな暮らし。ところがある日、一人の青年が現れ、時子の心が傾いていく。時子を慕い、家族を見守るタキは、ある選択を迫られることに…。それから60年後の現代。タキの親類・健史はタキが残したノートを読み、長く封印されていたある秘密の真相へとたどり着く…。
昭和から平成へ、2つの時代を舞台に描かれる切なくもミステリアスな物語。時子役に松たか子。若きタキ役に黒木華。晩年のタキに倍賞千恵子。他、吉岡秀隆、妻夫木聡ら。1月25日より全国公開。
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『大統領の執事の涙』試写会に15組30名
アイゼンハワー、ケネディ、ジョンソン、ニクソン、フォード、カーター、レーガン…7人のアメリカ大統領に仕えた、1人の黒人執事の知られざる実話をもとにした、感動の物語。『プレシャス』でアカデミー賞に輝いたリー・ダニエルズ監督が、オスカー俳優フォレスト・ウィテカーを主演に迎え、実在した大統領の執事のドラマティックな人生を描いた話題作。オバマ大統領も涙したという注目の映画。
綿花畑の奴隷として生まれたセシル・ゲインズは、1人で生きていくため、見習いからホテルのボーイとなり、ついには大統領の執事にスカウトされる。以来30年間、セシルはホワイトハウスで7人の大統領に仕えることに。キューバ危機、ケネディ暗殺、ベトナム戦争…目の前で時代が大きく揺れ動く中、忠実に、執事としての誇りを胸に働き続けるセシル。しかし長男は白人に仕える父を恥じ反政府運動へ身を投じ、次男は国のためベトナム戦争へと志願する。激動の時代の中で、彼が世界の中心で見たものとは。そして人生の最後に流した、涙の理由とは。
2月15日より新宿ピカデリー他にて公開。
『エヴァの告白』試写会に25組50名
先日〈世界で最も美しい顔100人〉1位に輝いた『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』のマリオン・コティヤール主演最新作。カンヌ国際映画祭コンペティション部門で絶賛された感動のドラマ。
時は1921年。戦火を逃れ、ポーランドからNYへとやってきたエヴァ。しかしそこで待っていたのはあまりにも過酷な運命だった。唯一の肉親である妹のため、カトリック教徒の罪の意識と戦いながらも娼婦にまで身を落としたエヴァ。移民の女たちで商売をする危険な男・ブルーノ、彼女に思いを寄せるマジシャン・オーランド…2人の男を利用して生き抜こうとするエヴァ。彼女が生きるために犯した罪とは。教会を訪れたエヴァの、衝撃の告白が始まる…。
マリオンの美貌に圧倒されたジェームズ・グレイが、彼女のために物語を描き下ろし、監督と脚本を務めたという本作。どん底の中でも曇ることのない、崇高なまでのマリオンの美しさは必見。エヴァに仕事をあっせんし、彼女を愛しながらも利用する裏社会の男・ブルーノ役にホアキン・フェニックス。彼女と一緒に逃げようと手を差し伸べるマジシャンのオーランド役に『ハート・ロッカー』のジェレミー・レナー。2月14日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他にて公開。
山内惠介が映画初主演「銀幕歌謡の魅力を伝えたい」
演歌界のイケメンとして人気の山内惠介が銀幕デビュー。往年の大スターたちのように、時代と人間模様と昭和歌謡を生き生きと描く。
「最初は自分に演技ができるのか不安でした。でも歌手・山内惠介という本人役だったし、挑戦する前からあきらめるのは違うんじゃないかと…。それにこの映画をきっかけに、自分や昭和歌謡のことをもっと知ってほしいと思った。劇中の衣装はほとんどすべて自前ですし、ステージの上で歌っている時より、素の自分自身が出ている気がします。ファンの方は意外な一面に驚かれるかも(笑)」
所属事務所が事業に失敗、歌えなくなった歌手は自分の意に沿わない仕事をさせられそうになる。
「天国と地獄というか、人生の中で、1秒前まで幸せだったのに突然うまくいかなくなったりすることってありますよね。でもそれを乗り越え、人生ってそんなもんだよねって思う事が大事だと思うんです。だから、さまざまな不幸に見舞われた山内が人との出会いの中で、大切なものを見つけていく様子は、見ている方に共感してもらえると思います」
撮影中にはハプニングも。
「カメラマンが車内で蜂に刺されたんですが、一目散に逃げました(笑)。100mぐらい逃げて、すごすごと車に戻る姿は、恥ずかしくて情けなかった(笑)」
そんな山内の野望とこの作品を通じて伝えたいこと。
「朝ドラに出たい(笑)。その時は主題歌も担当して、ついでに大河にも…(笑)。その前に、この映画で僕や昭和歌謡のことを知った人には、ぜひコンサートやキャンペーンに来て、生の演歌や歌謡曲を体験してほしい。僕も映画の世界に飛び込んでみて、いろいろな人とお会いして、世界が広がったので、映画を見てくれた方にも、昭和歌謡の世界を体験していただき、世界を広げていただけたらうれしいです。あと、芸能界にあこがれる人には、芸能界は甘い世界じゃないぞと(笑)。そのへんもリアルに描かれているので娯楽作品としても楽しめます」
今週のオススメMOVIE 1/6〜
『Seventh Code』
松永を訪ねロシアへやってきた秋子だったが再会した彼は秋子を覚えていなかった。再び姿を消した松永を追う秋子だったが…。
監督:黒沢清 出演:前田敦子、鈴木亮平他/1時間/日活配給/1月11日よりシネクイント他にて1週間限定公開 http://www.seventh-code.net/
©2013AKS
『ジャッジ!』
広告代理店の社員・太田は情熱は人一倍あるがお人好しすぎて腕はイマイチのクリエイター。あるとき上司から国際的な広告祭に参加するよう無茶ぶりされて…。
監督:永井聡 出演:妻夫木聡、北川景子他/1時間45分/松竹配給/1月11日より丸の内ピカデリー他にて公開 http://www.judge-movie.com
©2014「ジャッジ!」製作委員会
『インシディアス 第2章』
引っ越しをきっかけに“何か”に襲われたランバート一家。危機は脱したかに見えたが父親・ジョシュの少年時代の秘密によって再び“あの世界”と…。
監督:ジェームズ・ワン 出演:パトリック・ウィルソン他/1時間46分/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント配給/1月10日(金)より渋谷シネパレス他にて公開 http://www.insidious2.jp/
『グォさんの仮装大賞』
家族と暮らしたい気持ちを隠し老人ホームに入ったグォさん。生きる気力を無くしかけていたが仲間とともに人気テレビ番組『仮装大賞』に挑戦しようとするが…。
監督:チャン・ヤン 出演:シュイ・ホァンシャン他/1時間44分/コンテンツセブン配給/1月11日よりシネマート新宿他にて公開 http://guosan.jp/
『大脱出』
世界中の重犯罪者から恐れられる巨大監獄に汚名を着せられた脱獄のプロ・ブレスリンが投獄された。
監督:ミカエル・ハフストローム 出演:シルベスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガー 他/1時間56分/ギャガ配給/1月10日(金)よりTOHOシネマズ日劇他にて公開 http://dassyutsu.gaga.ne.jp/
©2013 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
『キリングゲーム』
アパラチア山脈の山小屋で暮らす元軍人のベンジャミン。ある日、見知らぬ男・コヴァチと知り合いともにボスニアにいたと知り意気投合するが…。
監督:マーク・スティーヴン・ジョンソン 出演:ジョン・トラボルタ、ロバート・デ・ニーロ他/1時間25分/ショウゲート配給/1月11日より新宿バルト9他にて公開 http://www.killing-game.jp/
©2013 PROMISED LAND PRODUCTIONS, INC. All Rights Reserved.
『ソウルガールズ』
1968年、オーストラリア。アボリジニの居住区で暮らすゲイルたち3姉妹は幼いころから歌が大好き。ある日ソウルミュージックに目覚め…。
監督:ウェイン・ブレア 出演:クリス・オダウド他/1時間38分/ポニーキャニオン配給/1月11日よりシネマイクスピアリ他にて公開 http://soulgirls.jp/
©2012 The Sapphires Film Holdings Pty Ltd, Screen Australia,
Goalpost Pictures Australia Pty Ltd, A.P. Facilities Pty Ltd and Screen NSW.
『ブラインド・フィアー』
戦場で失明した元報道カメラマンのサラは帰国後、恋人・ライアンとNYの高級ペントハウスで暮らしていた。ところがある日何者かが侵入、ライアンを殺しサラを監禁する。
監督:ジョセフ・ルーベン 出演:ミシェル・モナハン他/1時間25分/日活配給/1月11日より新宿バルト9他にて公開 http://blind-fear.com/
©2012 PENTHOUSE NORTH PRODUCTIONS INC.
MOVIE 『トリック』シリーズ、ついに完結!
2000年にドラマとして登場して以来、不動の人気を博していた『トリック』シリーズが、ついにファイナル。自称・超売れっ子実力派マジシャンの山田奈緒子と、騙されやすい天才物理学者・上田次郎の“迷”コンビが、不思議な現象の裏に潜むトリックを暴いていくというユニークなストーリーと、堤幸彦ならではの不思議演出でファンの心をつかみ続けた同シリーズ。連続ドラマ3シリーズ、スペシャルドラマ3作(3作目は1月12日放送)、スピンオフドラマ2シリーズ、そして劇場版が本作で4作。その14年の集大成となる完結編は、山田役仲間由紀恵、上田役阿部寛、矢部謙三役生瀬勝久、奈緒子の母役・野際陽子というレギュラー陣に加え、東山紀之、北村一輝、水原希子ら豪華ゲストが参加。トリックワールドならではの独特キャラで盛り上げる。本シリーズならではのカメオ出演者もお楽しみに。
また、これまで深く語られることの無かった奈緒子の出生の秘密や、奈緒子と上田の関係にも迫っているのも、ファンなら見逃せない。さらに本作ではシリーズ最初のエンディングテーマだった鬼束ちひろの『月光』が再び主題歌として登場するのも、ファン感激だ。
まさに『トリック』のすべてが詰まった、泣ける完結編!
SF系&原作系で注目作が続々登場! 2014年公開シネマ Pick Up
今年も何かと話題を呼びそうな注目映画が続々公開! 気になるジャンルや俳優、監督の新作を一足早くチェックしてみてはいかが。
山下健二郎 Monthly Column All the Best!! 「第9回 パフォーマンスが一番の武器」
1月8日から始まるツアー『三代目J Soul Brothers LIVE TOUR 2014 “BLUE IMPACT”』のリハーサルやツアーができあがるまでの話をしたいと思います!!
今回は、いつものリハーサルとは違い、年末年始のタイトなスケジュールを考慮して、約2カ月前から始まりました!! ライヴを作るにあたって、ステージの形や曲順、衣装の相談など、序盤は会議を何回も繰り返して形を決めていきます!! HIROさんはじめ、スタッフ、メンバーで話し合い、ある程度形が決まったら実際にスタジオに入り、イメージしながら動いていきます!! まだパフォーマンスがついていない曲は、分担してみんなでフリを作るのですが、それを4日間ぐらいかけて丁寧に作りました!!
今回のツアーでは、衣装にもこだわっています。最新の技術の3Dプリンターを使っていたりBLUE IMPACTをイメージしたものなど、細部までこだわったので、ツアーに来た際にはぜひチェックしてほしいです!!
これに加えてパフォーマーは、リハーサル終わりに、2時間を踊り抜く体力をつけるためにトレーニングをしたりパフォーマー曲の構成を考えたりして、1日中頭と体を使ってます!! それだけライヴにかける想いは強いんです。僕たちの一番の武器がパフォーマンスだと信じてやってます!!
ツアーはベストアルバムと4thアルバム『BLUE IMPACT』を意識して構成しているので、ぜひ隅々まで聞いてからライヴに来てほしいですね!!
今回はまだ行った事のない地方にもいけるので楽しみです。全身全霊でパフォーマンスするので応援よろしくお願い致します!!
【剛力彩芽 × 優香 × 山本美月】映画『黒執事』豪華女性キャストが“黒”ドレスで集結
2014年の始まりは、性格以外は完璧な執事が日本中を“おもてなし”いたします! 日本のみならず世界にも熱狂的ファンを持つ大人気コミックを映画化した話題作『黒執事』がいよいよ公開。映画ならではの見どころから撮影現場のエピソードまで、主要キャストの女性陣3人がゴージャス&セクシーな『黒執事』ファッションで、ここだけの女子トークを繰り広げてくれました!
東京タワー55周年! 記念イベントに高橋愛、DiVAら出演
東京タワー開業55周年記念イベントが23日、東京タワーにて行われ、元モーニング娘。の高橋愛やDiVAらが出演した。
東京タワーは1958年(昭和33年)12月23日にオープン。開業55周年を記念したこの日のイベントでは、5555枚の写真で作成した東京タワーのモザイクアートが公開された。ゲストとして登壇した高橋は「水族館が好きでよく来ていました。タワースタジオにもミニモニ。時代に来たことがあります」と東京タワーの思い出を語った。
さらに、AKB48発のダンス&ボーカルユニット・DiVAも、全4曲の熱いステージを披露。メンバーの1人で、2010年度・2011年度の東京タワーイメージガールを務めた梅田彩佳は、この日出席できず「またプライベートで遊びに行きます」とビデオメッセージを寄せた。
他にも東京タワーにまつわるエッセイコンテストやキッズダンス、2013年度東京タワーアンバサダーのヴァイオリニスト・Mei、シンガーソングライター・宮崎菜穂子 らのライブが行われ、記念ステージを盛り上げた。
『ラッシュ/プライドと友情』試写会に15組30名
F1史上最も衝撃的にしてドラマチックな実話を、『アポロ13』の名匠ロン・ハワード監督が映画化! 1976年、命を賭して競ったニキ・ラウダとジェームズ・ハントの奇跡のようなエピソードを、臨場感にあふれるレースシーンと感動的なドラマを織り交ぜて描いた一級のエンターテインメント。
1976年、F1黄金時代。世界は、情熱型のジェームス・ハントと頭脳派のニキ・ラウダの熾烈なライバル対決に熱狂していた。しかしチャンピオンが確実視されたラウダが壮絶なクラッシュを起こし、瀕死の重傷を負ってしまう。事故の一因は自分だと自責の念を抱きながらレースに挑み続けるハント。彼がチャンピオンの座に手をかけたとき、ラウダが再びサーキットに戻ってくる。最終決戦の地は富士スピードウェイ。ポイント差はわずか。果たして2人の勝負の行方は—。ハント役に『アベンジャーズ』のクリス・ヘムズワース。ラウダには『イングロリアス・バスターズ』のダニエル・ブリュール。辛口批評家の絶賛が続出している必見の一本。2014年2月7日(金)よりTOHOシネマズ日劇他にて全国公開。