AWARD オフィシャルコンペティション
アジア最大級の映画祭として、世界各国の才能あふれるクリエイターたちを輩出してきたオフィシャルコンペティション。今年は過去最多となる5000本以上の作品が世界120の国と地域から集まり、そこから厳選された80作品が上映される。インターナショナル部門では27の国と地域から集まった47作品を、アジア インターナショナル部門では17作品、ジャパン部門では16作品を上映。また、コンペ出品作の他、著名な映画人が参加する特別上映作品も用意されているので、こちらも合わせて楽しもう。(会場:原宿/表参道/横浜)
本年度のオフィシャルコンペティション審査員はこの5名!
宝田明(俳優)
アミール・ナデリ(映画監督)
成海璃子(女優)
原田眞人(映画監督)
森理世(モデル/ダンス アーティスティック・ディレクター)※左から50音順
PROGRAM アニバーサリープログラム
今年の目玉の1つが、10周年、15周年ならではの豪華企画・アニバーサリープログラムだ。
〈15人のシネマアイコン〉では世界的な映画人が手掛けた貴重なショートフィルムが集結。巨匠ジョージ・ルーカスや今年の映画祭でオフィシャルコンペティション審査員も務める原田眞人、アミール・ナデリをはじめ、『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』のアン・リーや、『第9地区』のニール・ブロムカンプら話題作の監督たち、テリー・ギリアム、パク・チャヌク、フェルナンド・メイレレス、行定勲、リチャード・リンクレイター、ハーモニー・コリンといったヒットメイカーたち、アキ・カウリスマキやリム・ラムジーらカンヌ国際映画祭で高く評価される監督、さらには『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のドク役でおなじみクリストファー・ロイド、『トランスフォーマー』でブレイクしたシャイア・ラブーフといった俳優たちまで、多彩で豪華な顔ぶれ。
さらに過去の映画祭受賞作品を再上映する〈グランプリ&オーディエンスアワード〉や、映画祭15年の上映作品の中から映画祭スタッフが厳選した〈映画祭セレクト〉にも注目を。過去の映画祭で見たあの作品をもう一度見たいという人はこの機会をお見逃しなく。(会場:押上/原宿/横浜)
AWARD ミュージックShort部門
映画のようにドラマティックなストーリーを楽しめるミュージックビデオ作品の数々や、アーティストの楽曲をモチーフにフィルムメイカーたちがオリジナルの物語を作り上げたショートフィルムなど、音楽と映像のコラボで生まれた作品を満喫できる人気部門。
今年はデヴィッド・ボウイ『The Stars(Are Out Tonight)』PVや、倖田來未×蜷川実花×安野モヨコがコラボした『ピンクスパイダー inspired by バッファロー5人娘』、初公開となる原田眞人監督がメガホンをとったスキマスイッチ『スカーレット』PVフルバージョンなど国内外の豪華作品が勢ぞろい。MAY’SやAIの楽曲を使用した、本映画祭ならではのオリジナルショートフィルムにも注目。他にもケツメイシや湘南乃風らの参加作品も登場する豪華な部門だ。(会場:原宿/横浜)
今年はUULAアワード新設!
今年の映画祭では、スマートフォン向け総合エンタメアプリ・UULAとのコラボで〈ミュージックShort部門〉に、新たにUULAアワードを新設。このコラボのもと、アーティストの楽曲をモチーフにしたオリジナルショートフィルムが製作されることが決定。UULAアワード受賞者は、この製作プロジェクトの監督の1人に選出され、完成した作品はUULAで独占先行配信される。
AWARD 地球を救え!部門
地球温暖化防止のための国民運動〈チャレンジ25キャンペーン〉との連携により設立された〈ストップ!温暖化部門〉が、今年は新たに〈地球を救え!部門〉として生まれ変わり、さらに多彩な映像作品が紹介される。“映像の力を信じて、地球を救え!”をコンセプトに、今年も世界各国からシリアスなものからコメディーまで、バラエティー豊かな作品が集結。155作品の中から厳選された7作品が上映される。優秀賞の他、J-WAVEのリスナー審査員が選ぶ〈J-WAVEアワード〉も選出される。ショートフィルムを楽しみながら、知らなかった事実に触れたり、地球環境について考えることができる有意義な部門だ。(会場:原宿/表参道/横浜)
AWARD CGアニメーション部門supported by デジタルハリウッド
世界各国の優れたCGショートフィルムが集結する人気部門。IT関連およびデジタルコンテンツの人材を育成するデジタルハリウッドとのコラボにより開催される。3年目を迎えた今年は147作品から厳選された20本を上映。ファンタジックな感動作があったり大人向けの作品があったりと、ハイレベルな作品の数々を通して、CGアニメの多様性を再発見できる部門となっている。元ピクサーのトップクリエイターが手掛けた特別上映作品『アルマ』など、すでに国内外で高い評価を得ている作品も少なくなく、作品レベルの高さは太鼓判。コンペ出品作はCG技術だけでなく作品としての魅力など、多角的な視点で審査される。(会場:原宿/横浜)
PROGRAM アカデミー賞プログラム
米国アカデミー賞公認映画祭だからこそできるスペシャルなプログラム。第85回(2013年)の米国アカデミー賞短編実写部門受賞作品『リッチーとの一日』(ショーン・クリステンセン監督作)を含むオスカー受賞作&ノミネート作品5本を一挙上映! 世界有数の映画祭が認めたショートフィルムならではのクオリティーには、クリエイターも映画ファンも注目だ。(会場:押上/原宿/横浜)
PROGRAM 本年度 特別製作作品
世界から集まる出品作とともに注目したいのが、SSFF & ASIAの特別製作作品だ。今年の映画祭で上映されるのは、SSFF & ASIA のコンテンツブランド・ShortShortsとスカパー!の共同製作による初オリジナルショートフィルム『消しゴム屋』、沖縄国際映画祭とのコラボ作品として製作された、なだぎ武出演のコメディー『死神失格』、Jリーグ20周年記念特別製作作品『旅するボール』、東京スカイツリー開業1周年記念のコラボショート『TOKYO SKY STORY』の4作品。いずれもドラマや映画で活躍する俳優が出演。ショートフィルムで輝く彼らの存在感にも注目を!
PROGRAM フットボールプログラム presented by J.LEAGUE
フットボールをテーマにした世界のショートフィルムを紹介し、“スポーツの持つ力”を“映像の力”で発信する人気のプログラム。2011年に始まり3回目を迎える今年は、Jリーグ20周年を記念し豪華作品が勢ぞろい。(会場:押上/原宿/横浜)
EVENT 円谷プロ特撮ナイト
日本で最初の本格的特撮テレビ映画『ウルトラQ』と、その“セカンドシーズン”として新たに製作された『ネオ・ウルトラQ』を中心に、円谷プロの名作の数々をオールナイトで上映。特別ゲストも来場予定。(会場:六本木)
EVENT LEXUS SHORT FILMS &トークイベント
レクサスが「Life is Amazing」をテーマに米映画界のカリスマ、ハーヴェイ・ワインスタインの協力により製作したショートフィルム5作品を国内映画祭初公開。上映後は豪華ゲスト来場のトークイベントも予定。(会場:表参道)
EVENT クリエイターズセミナー
『KAMIKAZE TAXI』『クライマーズ・ハイ』『わが母の記』など数多くの傑作を手掛けた原田眞人監督による、クリエイター志望者、必聴セミナー。現役活躍中の監督ならではの豊富な経験、鋭い視点により、将来の映像ビジネスについて語る!(会場:原宿)
今年は無料上映や共通1日券でお得に楽しもう
1999年の初年度開催日にちなみ、昨年に制定された6月4日の『ショートフィルムの日』には、なんと映画祭開催中のラフォーレミュージアム原宿と、ブリリア ショートショート シアター(横浜会場)で上映されるすべてのプログラムを無料で鑑賞できる。他にも、表参道と押上、原宿と横浜など、同日開催しているいずれの会場でも1日中すべてのプログラムが鑑賞できる共通1日券などもお得!