ロバート・レッドフォード、5年ぶりの監督作は、リンカーン大統領暗殺事件の裏に隠された1人の女性の秘密を描いた、史実に基づく衝撃作。アメリカ合衆国史上、初めて死刑に処された女性が最期まで守り抜いた秘密とは…? 強く生きようとする女性が、時代の犠牲になっていく様を描きだす、感動の物語。
南北戦争終結直後、アメリカ合衆国大統領リンカーンが暗殺される。すぐに犯人グループが捕らえられるが、犯人一味にアジトを提供したという理由で捕らえられたメアリー・サラットは無実を主張する。彼女の弁護を引き受けた北軍の英雄フレデリックは、しだいに彼女がある秘密を守るため自ら犠牲になろうとしているのではと考え始め…。10月27日より銀座テアトルシネマ他にて公開。
『のぼうの城』豪華キャスト&W監督で出陣!
映画『のぼうの城』のジャパンプレミアが20日、都内にて行われ、本作で7年ぶりの映画主演を果たした野村萬斎をはじめ、榮倉奈々、成宮寛貴、山口智充、上地雄輔、山田孝之、佐藤浩市ら豪華キャストが、W監督を務めた犬童一心と樋口真嗣とともに登壇した。
本作は和田竜のベストセラーを原作の映画化。"のぼう様"との呼び名で領民たちからも慕われる忍城(おしじょう)の城代・成田長親(野村)が、豊臣秀吉の2万の大軍を相手にわずかな兵で迎え撃つ、奇跡の籠城戦を描く歴史スペクタクル。
本作は、昨年9月に公開を予定されていたものの、東日本大震災の発生を受け、劇中に"水攻め"の描写があることを考慮し公開を延期していた。主人公の"のぼう様"を演じた野村は「公開が1年延びましたが、こうして皆さんのお目に触れることになり素直にうれしい」と感激を口にした。
プレミアでは、見どころのスペクタクルシーンになぞらえ、水や炎を使った演出が用意。ド派手な火攻め、水攻め演出に観客も大きな歓声を上げていた。
『のぼうの城』は11月2日より全国公開。
ローラ、恐怖映画を「おじいちゃんやおばあちゃんに見てほしい」
映画『パラノーマル・アクティビティ4』のCM撮影会見が19日、都内にて行われ、CMに出演したタレントのローラが登場した。
本作は、世界中でヒットした『パラノーマル・アクティビティ』シリーズの最新作。CMでは"恐いもの知らず"のローラが"あまりに怖すぎる"という口コミで知られる本作を鑑賞する姿が見どころ。
ホラーや恐い映画が大好きというローラだが、鑑賞した感想を聞かれると「とにかくすっごいこわかった! 最初から最後までドキドキしてて、恐怖体験!って感じ!」と大興奮。さらに「これはね、おじいちゃんやおばあちゃんに見てほしいの!」とコメントし、記者から「怖い映画は心臓が弱いお年寄りには向いてないのでは」という突っこまれる一幕も。そんなローラに怖いものは、という質問には「ヘビ! あのベロがシューってなるとこが怖いの!」という答え。ところが「この間ね、シンガポールに行ったときヘビとね、たわむれたのー。うふふ」と続け、これには会場も大爆笑。再び記者から「それは怖くないということでは...」とツッコミが入るも「うーん、その時はベロをしまってたから大丈夫だったー。うふふー」。
最後は「とーっても怖いけど面白いから、子供から大人までみんなで楽しめるよ!女の子友達とワイワイ行っても楽しいかもー! OK?!」と終始、ローラ節を炸裂させていた。
『パラノーマル・アクティビティ4』は11月1日より全国公開。
映画『アウトレイジ ビヨンド』豪華な”悪人大集結”で「ギャラがかかった」
映画『アウトレイジ ビヨンド』のジャパンプレミアが18日、都内にて行われ、北野武監督と、俳優の西田敏行、三浦友和、加瀬亮、中野英雄、松重豊、小日向文世、高橋克典、新井浩文、塩見三省、中尾彬、神山繁が登壇した。
同作は、2010年に公開されたヒット作の続編。北野監督作では初のシリーズものとなる。劇中の役どころさながら、ダークスーツに身を包んで登壇した豪華な俳優陣について、北野監督は「みなさん主役級だから、ギャラが相当かかりました。これだけ並んじゃったから、ウチの事務所も大変ですよ」と冗談混じりにぼやき、笑いを誘っていた。関西ヤクザを演じた西田は「大声でどなってスッキリした。血圧も正常に戻った」と、北野作品に初参加した喜びを表現。続投となった三浦は「頂点に上り詰めた男の末路を見てください」、加瀬は「若頭になったんですが器じゃなかったようで、ひどい目にあいました」と語り、前作からの生き残り組の、波乱の運命をにおわせた。
また、本作は第69回ベネチア国際映画祭コンペティション部門にも出品。惜しくも賞は逃したが「向こうではやたらウケた」と、北野監督は海外ファンからの好評価を喜び「任侠映画の新しい時代を築く映画になったと思う」と自信をのぞかせた。
映画は10月6日から全国で公開。
したまちコメディ映画祭”全員集合!!”で閉幕
国内外のコメディー映画が集結する映画祭『第5回したまちコメディ映画祭in台東』が17日に閉幕。クロージングイベントとして開催された『ザ・ドリフターズ リスペクトライブ ライブだヨ!全員集合!!』では、浅草ジンタ、ポカスカジャン、OKAMOTO'S、怒髪天、ホフディラン、レキシといった豪華アーティストが登場し、白熱のライブを披露した。
さらに、クロージングセレモニーコメディ栄誉賞授賞式には、ザ・ドリフターズの加藤茶、高木ブー、仲本工事が登壇。加藤は「忙しいときに撮ってた映画で、こうやって召集されるのはとっても嬉しい」、高木は「夜の撮影が多かったから、居眠りして監督に怒られましたね」と過去の主演作について振り返った。さらに仲本が「みなさん、いかりやさんのこと覚えていますか? いかりやさんに代わって挨拶します。オッス!」と呼びかけると観客も大声で答え、盛り上がっていた。
また、前日のコンペティション『したまちコメディ大賞2012』の授賞式では、天野千尋監督の『フィガロの告白』がグランプリと観客賞の二冠に輝いた。
『ザ・レイド』試写会に15組30名
世界の映画祭で話題沸騰中の、ハリウッドも認めた“10年に1本”のアクション映画がついに日本上陸! 麻薬王が住む高層マンションへ強制捜査に入ったジャカルタ警察SWATチーム。ところが突入の情報は筒抜けのうえ全フロアの住人が構成員。チームは難攻不落の犯罪ビルから脱出できるのか…。ジャカルタのスラム街に立つ高層マンションという閉鎖された空間を舞台に、ガンアクション、ソードアクションに加え、究極の拳法“シラット”が炸裂!すでにハリウッドのリメイクも決定したインドネシア発の超話題作。リンキンパークのマイク・シノダが音楽を担当している。
10月27日より渋谷シネマライズ他にて公開。
プロ野球選手会がWBCへの不参加を一転撤回
来年3月に開催される野球の国・地域別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)への不参加を表明していた労組・日本プロ野球選手会は4日、大阪市内で役員会を開き、協議した結果、これまでの不参加方針を撤回し参加する、と発表した。日本は2006、09年のWBCで連覇しているが、3連覇を懸けた第3回大会への出場が正式に決まった。
選手会では7月20日の臨時大会で、日本代表のスポンサー権やライセンシング(商品化)権などが日本側に帰属することを求めて不参加を決議。その後、選手会とは別に、WBCへの参加を決めていた日本野球機構(NPB)との協議を継続していた。
NPBでは8月に入り、交渉担当者が渡米。WBC大会期間中は、WBCのロゴを使用しなければ独自のスポンサー活動ができることを大会主催者側との再交渉で確認した。また、NPB内部に日本代表に関する専門部局を設置し、事業を積極的に展開することも決まった。
これを受けて、この日の選手会役員会で「積極的な事業展開など、選手会が要望してきたことがおおむね実現していると判断できる状況が整った」などとして、不参加の方針を撤回した。
WBCへの参加が正式に決まったことで、これまで膠着状態にあった監督人事も本格化。NPBでは今月中の監督発表を目指している。前回大会で連覇に導いた現巨人監督の原辰徳氏(54)、中日で指揮を執った8年間で4度のリーグ制覇を達成した落合博満氏(58)らを軸に選考が進みそうだ。
定番から個性派までが勢ぞろい! 秋のTOKYO映画祭
9/18〜 第34回PFF ぴあフィルムフェスティバル 今年で34回を迎える「PFFぴあフィルムフェスティバル」。映画祭のメインプログラム「PFFアワード」は1977年から続く、世界最大の自主制作映画のコンペティションでもある。今年は応募522作品より16作品が入選。審査員は、映画監督の高橋伴明、行定勲、写真家・川内倫子、俳優・新井浩文、映画プロデューサーの川村元気の5名。映画祭最終日の表彰式でグランプリ他各賞が発表される。 「追悼 森田芳光監督 幻の8mm作品たち」など多彩な招待作品部門にも注目だ。

9/14〜 第5回したまちコメディ映画祭in台東 浅草・上野という東京随一の下町の魅力を、コメディー映画を通じて楽しむ、いとうせいこう総合プロデュースによる、毎年人気の映画祭。今年も"したコメ"ならではの魅惑のラインアップ&豪華イベントが続々! 15日には豪華ゲストが登場するレッドカーペットイベントとオープニング・セレモニーを開催する。クロージングではユニークなアーティストが集結する「ザ・ドリフターズ リスペクトライブ」を開催!

特別招待作品としてジャパンプレミア上映される『レミントンとオカマゾンビの呪い』 【会期】9月14日(金)〜17日(月・祝) 【会場】浅草地区:浅草公会堂他/上野地区:東京都美術館講堂他 【URL】http://www.shitacome.jp/
9/29〜 第7回UNHCR難民映画祭 世界に暮らす4300万人の難民たちの現状を、映画を通して伝える映画祭。主催は、難民支援を行う国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)駐日事務所。入場料は無料で、会場入り口などで寄付金を受け付けている。今年は、UNHCR特使として活動するアンジェリーナ・ジョリーの監督デビュー作をはじめヴェネチアやカンヌの受賞作も多数。

【会期】9月29日(土)〜10月8日(月・祝) 【会場】イタリア文化会館他 【URL】http://unhcr.refugeefilm.org/2012/
9/14〜 第21回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭 劇場公開されることの少ない"レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー"をテーマに個性的な秀作を上映する名物映画祭。

9/27〜 第9回ラテンビート映画祭 日本で唯一のスペイン&中南米映画の映画祭。公開前の話題作から過去の名作までイチオシのラテン映画が大集合!

10/20〜 第25回東京国際映画祭 多くの映画祭が開催される9月、10月の中でも見逃せないのがこちら。六本木のケヤキ坂に敷かれたレッドカーペットならぬグリーンカーペットの上を国内外の著名な映画人たちが歩くオープニングイベントは、もはや秋の東京の風物詩だ。 世界を熱狂させた"シルク・ドゥ・ソレイユ"を3Dで撮影した『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』が公式オープニング作品に決定。今後、続々と豪華なラインアップが発表される予定だ。また、今年のコンペティション国際審査委員長は、ハリウッドの伝説的映画人、ロジャー・コーマンが務めることが決定した。コーマン委員長率いる審査員が選ぶグランプリに大注目だ。


10/6〜 第3回東京ごはん映画祭 "おいしい映画"が大集合するユニークな映画祭。映画を見るだけでなく、食を体験したり音楽を聞いたり交流したりと五感で楽しめる企画も満載。3年目を迎える今年は青山・渋谷で開催。『かもめ食堂』『バクダッド・カフェ』など"おいしい映画"の名作も多数上映される。

10/6〜 中国映画の全貌2012 文化大革命直後に製作された中国映画不巧の名作から、最近作まで約50作品を特集上映! オープニング上映は、中国のヘレン・ケラーといわれる中国障害者連合会の女性会長、チャン・ハイディーの実話を映画化した『私の少女時代』と、ベルリン国際映画祭で上映され話題を呼んだ『ロスト・イン・北京』。他にも、急速な発展を遂げ移りゆく中国の様子を見て取ることができる秀作が集う。

原作ゲームの人気キャラクターが大集合!!
『エクスペンダブルズ2』試写会に25組50名
世界的アクションスターが集結した『エクスペンダブルズ』から2年。待望の続編がついに登場! 自らを消耗品と名乗る命知らずの傭兵軍団エクスペンダブルズ。今回の仕事は、東欧バルカンの山岳地帯に墜落した輸送機に積まれていたデータボックスの回収。しかしそこにデータを狙う凶悪集団が現れ…。シルベスター・スタローン、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ドルフ・ラングレンの続投に加え、前作ではアクションが無かったブルース・ウィリスとアーノルド・シュワルツェネッガーも本格参戦。さらにチャック・ノリスとジャン=クロード・ヴァン・ダムが新たに加わる。
10月20日より公開。